こんにちは、検査科です
みなさんは肺機能検査を受けたことがありますか
肺機能検査は、
肺が空気を出し入れする換気機能や、
肺の容積などを調べる検査です
肺の病気を調べる以外にも、
手術を受ける前に手術に耐えることが
出来る状態かどうか、などを判定するために行います
また健診や人間ドックで経験したことが
ある方もいらっしゃるのはないでしょうか
一般的には鼻をクリップで挟んで、
マウスピースをくわえ、検査者の声掛けに
合わせて息を吸ったり吐いたりして、
肺に出入りする空気の量や速度の測定などを行います
日常生活では深呼吸を行うことも少ないので
実感が湧かないと思いますが、最大限まで息を吸ったり、
その息を一気に吐き出すことは、かなり大変な作業です
呼吸機能検査室の前を通る時、
かなり大きな声で「はい!息を大きく吸って~!一気に吐いて~!」と
聞こえてきたことはありませんか?耳が遠い患者さんのために、
大声を張り上げているわけではありません
検査者の声のかけ方で結果が大きく変わることのある検査なので、
ある程度大きく・素早く声をかけれるように心がけています
全ての項目で大きな声を出すわけではありませんが、
少ない回数で正確な測定を行うために肺機能検査では
検査者の声が大きくなることが多いです
患者さんも大変だと感じることがあると思いますが、
なるべく少ない回数で検査を終えれるように
検査者も頑張りますので、一緒に頑張りましょう
(検査科)