おはようございます
湘南慶育病院 広報室の大金です。
いつも、お読みいただきありがとうございます
昨日は、第24回市民公開講座を開催しました
今回は「ココが重要!健診結果でわかる病気のサイン」と題しまして
当院、総合診療内科 椎橋元医師にお話しいただきました。
今回もお暑い中のご参加ありがとうございます。
健康診査の項目として「身体計測」「血液検査」「尿検査」などがありますが
その結果で分かる病気のサインを見逃さないようにしましょう。
※身体計測で分かる「肥満のチェック」をしましょう。
BMI=体重÷身長÷身長で計算し、BMIが25以上の場合は肥満になります
腹囲は男性84.9cm以上、女性89.9cm以上となります。
肥満はどうしていけないの
高血圧、糖尿病、脂質異常症、痛風、動脈硬化になりやすく
動脈硬化は心筋梗塞、脳梗塞といった恐ろしい病気に
血管内に血栓ができないように食生活に気を付けましょう
※「脂質検査」ではコレステロール、中性脂肪、脂質のチェック
・LDL-コレステロールは悪玉コレステロールと言われています。
➡肝臓に蓄えられたコレステロールを全身へ運びます。増えすぎると「動脈硬化」の原因に
・HDL-コレステロールは善玉コレステロールと言われています。
➡余分なコレステロールを回収します
・中性脂肪
➡増えすぎるとLDL-コレステロールを増やし、HDL-コレステロールを減らします
・脂質異常症
➡高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高中性脂肪血症などが「動脈硬化」そして
「心筋梗塞、脳梗塞」を起こしやすくなります。
脂質異常症の危険因子として
・食べ過ぎ、多量の飲酒、運動不足、脂質のとりすぎ、高カロリー食、喫煙、
高血圧、糖尿病、遺伝的要因・・・などが挙げられます
食生活の改善で「コレステロール、中性脂肪」を下げましょう
・食べ過ぎない、飲酒は適量、適度な運動習慣、禁煙、動物性脂肪を控え、青魚を摂取、
コレステロールを多く含む食品を控える、野菜・果物を積極的にとる。
改善しない場合は薬物療法
薬物療法は医療機関で診療を受けてからです
続きは次回でご報告します。しばらくお待ちください。
市町村では現在「特定健診」を実施されているかと思いますが、
その結果で気になる事がございまましたら是非受診をお勧めいたします
次回は8月29日(水)14時~15時
今回と同じ内容です。
是非ご参加をお願いいたします。