【脱水症】 | 大泉学園複合施設オフィシャルブログ

大泉学園複合施設オフィシャルブログ

大泉学園複合施設は、練馬区の地域包括ケアモデルの中核を担うことを目指した病院・施設です。

こんにちは 薬剤部です💊

 

みなさま、ゴールデンウイークはいかがお過ごしだったでしょうか?

 

最近では夏のような陽気なもあり、暑い日も増えましたね💦

 

そこで今回のブログは、

暑い季節に注意していただきい脱水症についてお話しします上差し

 

脱水とは、単なる水の不足ではなく、

 

体から電解質を失うことをいいますびっくり

 

 

体の半分以上は、水分でできている 

と、よくいわれます口笛

 

が!

 

この水分とは、

 

水 + 電解質(塩分など) でできていて、

 

これを「体液」 といいますひらめき電球

 

体液の働きは大きく分けて3つありますニコニコ

①体温調整

 

➁必要な栄養素や酵素を運び込む

 

➂不要な老廃物を運び出す

 

暑くなると、

 

水分をしっかりとろうとテレビやニュースなどで言われていますが、

 

このような重要な役割があるわけなのですウインク

 

この体液の割合は年齢によって、違います(数値は体重あたりの割合(%))

 

新生児は80%

小児は70%

成人は60%

高齢者は50%

 

 

体重の2%以上の体液は失われると、脱水症に陥りますえーん

 

代表的は症状としましては、

微熱

口喝感

体重減少

尿や汗の減少  など。

 

 

また、脱水の度合いは、

 

体液が失われることによる体重減少の割合で、3段階に分けられますメモ

 

<体重50kgの場合>

軽度:2%以上-5%未満 (1.0kg以上-2.5kg未満)

中等度:5%以上-10%未満 (2.5kg以上-5.0kg未満)

重度:10%以上 (5.0kg以上-)

 

そして、この脱水によって、さまざまな異変が起きてきますびっくり

 

めまいや立ちくらみ

意識消失

食欲低下や悪心

嘔吐

筋肉痛

こむら返り      などなど。

 

このようなことが起こらないようにするためにも、

暑くなる時期には

 

こまめな水分補給をしていきましょう!!