こんにちは
今回は薬剤科が担当致します
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一を奪取した侍ジャパンの活躍は感動しましたね
後日、決勝戦試合後の出来事について、気になる記事を見つけました。内容は、『試合後にシャンパンファイトが行われたが、決勝戦が開催されたアメリカの飲酒は21歳以上と定められているため、最年少20歳の高橋宏斗投手は参加できず。』というものです
今回は、国ごとに異なる飲酒の法律について紹介させていただきます
世界の国々を見ると各国の風土や文化、宗教などにより、飲酒に関する法律もさまざまですが、若年者の飲酒は多くの国々で禁止されています。さらに、宗教によって大人の飲酒も禁止している国もあります。一部を下記にまとめてみました。
アメリカでは一部の州を除き、飲酒・喫煙は21歳からと法律で規定されています。
アメリカでは州によって法律や条例が異なる為、すべてというわけではありませんが、日本より1年も遅いという事はとても意外でした。アメリカでは一般的にお酒やタバコも、恐ろしい薬物や犯罪に繋がる、ゲートウェイドラッグ(入門薬物)と認識されているからと言われています
犯罪から、未成年を守るために規制が厳しいという事なんですね
他にも、日本と異なる飲酒事情として、公共の場での飲酒の禁止などがあります
日本では珍しい光景ではない花見酒も、海外では公園や河原、道端など「公共の場」でお酒を飲むことが禁止となっています
日本でも、区域や公園によっては路上飲酒の禁止を始めたところもあり、あらためて世界と比べると日本はお酒に寛容な国なのかな、と思います
県内も桜が満開となっていますが、公園や路上は公共の場所である事を意識して、マナーを守った飲酒でイベントごとを楽しんでほしいですね