こんにちは!
摂食・嚥下障害看護認定看護師のWです
当院では毎週、リハビリテーション専門医が来院して、患者さんを診て下さっています
そのうち、毎月第1・3木曜日の午前中は、東北大学病院から海老原覚先生が来て下さり、
摂食嚥下障害のある患者さんを中心に診察していただいています。
海老原先生は嚥下反射が起こりやすい水の温度や、嚥下反射を活性化するカプサイシンなどの臨床研究をされており、
摂食嚥下障害の専門の先生なのです。
私たち、摂食嚥下支援チームのメンバーもラウンドに参加し学ばせていただいています
海老原先生の嚥下ラウンドの様子です
白い巨塔のように、海老原先生を先頭に行列でぞろぞろ・・・ではありません。
明るく楽しいお人柄の先生と、たくさん意見交換しながら、毎回楽しくラウンドさせていただいています。
先生は患者さんにも大変優しく、診察を楽しみにしている患者さんもいらっしゃいます。
食べることで困っている患者さんがいると、先生はすぐ「じゃあ、試してみよう!」と、
水飲みテスト、フードテストなど色々なテストをして下さいます
「食べる」行為には誤嚥や窒息のリスクがありますが、専門の医師が同席していることで、より安全にテストできます
嚥下評価のセカンドオピニオンとしても大変ありがたいです。
多職種で嚥下の評価を行います。
嚥下評価には、検査した嚥下内視鏡の動画も活用します
全粥を食べている患者さんから「ご飯を食べたい!」と強い希望があり、
ご飯を安全に食べられるかテストをしているところです
摂食嚥下支援チームのサポートメンバーの薬剤師も同席し、内服薬について話し合いをしています
海老原先生を囲んで一枚(言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、看護師)
先生のおかげで、着々と力を付けている(はずと思う)摂食嚥下支援チームなのでした
それでは、また