こんにちは
3月も後半に入り、石巻でも少~しずつ春風を感じるようになってきました
今回は総務課より
排泄ケアのスキルアップについてご報告致します
といっても今回スキルアップしたのは私ではなく、
看護師や患者さんの生活介助を行うケアワーカーさんです(σ・∀・)σ
石巻健育会病院は排泄ケアのスキルアップを目指し定期的に勉強会を実施しております。
今回は当院で排泄ケア用品を使用しているメーカーのユニチャームさんに講師をお願いしました
勉強会の内容としては、
基本的な排泄ケアについて
当院で使用しているオムツの種類と特長について
おしり人形を使ってのオムツ装着時の実験
まずは新人職員もいるので基本的な排泄ケアについて学び、その後は当院で実際に使用しているオムツの装着ポイントを聞き、吸収スピードの実験をしました
同じ量の擬似尿を同時にオムツに流します
あれ吸収のスピードが違うと疑問に思いますよね
なぜスピードが違うかというと、写真左のオムツには引き込み吸収ラインという特長があるそうです
吸収を早くすることでモレを防ぎ、臭いやスキントラブルも軽減されるそうです実際に自分の目で見ると本当に勉強になります
続いてはオムツの中で尿がどういうふうに流れ広がるかの実験です
ユニチャームさんに用意して頂いた、おしり人形の出番でございます
いでよ、おしり人形~}(´∀`)
ということで、透明の人形にオムツを装着。尿道の代わりにゴムチューブをつけて、擬似尿を流します
ちなみに・・・お年寄りの平均排尿時間は15~30秒、1回あたりの平均排尿量は100cc~150ccといわれております。
平均値での実験をするため、擬似尿150ccを25秒で流しました
透明の人形なので普段見えない流れ方がわかります
きちんと装着した場合はモレませんが…
装着を正しくしないで横向きになったりすると…
横モレしてしまいます(今回はあえてモレを見るために緩めに装着)
適切に装着すること、1人1人に合うサイズを選択すること、
時間帯や尿量によって使用するオムツを変えることでより良い排泄ケアに繋がることを学びました
今後も職員1人1人の排泄ケアのスキルアップとケアの統一を目指し、勉強会を実施していきます
ユニチャームさん、ありがとうございました