脱水について

こんにちは

ひまわり訪問看護ステーションの菊地です

今年は梅雨でも気温が高く

蒸し蒸しと暑い日が多かったですね

またこれからは、夏に向けて

どんどん気温が上がってくるので

脱水には注意していきたいですね

そこで今日は脱水についてです

脱水とは、

たくさん汗をかいたり、

体調不良(発熱や下痢)で水分が失われることで、

体内に必要な水分量が

十分でなくなる状態を言います

健康な状態を維持するには、

食事や飲水などで補われる水分量と

発熱や皮膚や排便などで失われる水分量が

一致している必要があります

ご高齢の方など、もともと水分摂取が

少ない方ではこのバランスが既に崩れていたり、

崩れやすい状態にあるのです

しかし、早めに脱水傾向に気づけると、

対処も変わってきますね

そこで脱水状態を見逃さないサインを

ご紹介します

1.痰が絡んだ咳を繰り返す

水分の摂取が極端に少なくなると、痰がからみやすくなります。

水分摂取により、絡んだ痰を出しやすくなります。

2.脇の下に汗をかかない

脇の下は湿っているのが普通ですが、脱水状態になるとその湿り気がなくなります。

3.ハンカチーフサイン

手の甲の皮膚をつまみ上げて脱水状態をチェックする方法です。

正常な状態ならすぐに戻りますが、脱水を起こしていると、

ハンカチをつまみ上げて離したようにしばらく戻りません。

 

このサインは周りの方でも、

気づくことができるサインです

みんなで脱水に気をつけながら、

暑い夏を乗り切りましょう