第26回石狩リハビリテーション地域連携懇話会を開催しました。 | 花川病院のブログ

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令和5年10月12日(木)、札幌パークホテルにて第26回石狩リハビリテーション地域連携懇話会を現地およびオンラインで同時開催しました。!!

 

 

 

医療法人喬成会副理事長の生駒医師が開会と閉会の挨拶を行いました。合格

 

座長は花川病院院長の菅沼医師が務められました。合格

 

今回は、藤田医科大学教授 藤田学園最高顧問 才藤 栄一先生をお招きし、「リハビリテーション医療において動機づけを考える」というテーマにてご講演いただきました。ひらめき電球

 

講演内容の一部を紹介します。

ベル【講演内容】ベル

・リハ医療と心理学的知恵

・動機づけと心理学的観点

・欲求と動機づけ

・役割と動機づけ

・練習と動機づけ

・低行動問題の臨床

 

 

 

 リハビリテーション医療に携わる私たちは「臨床家」と呼ばれる専門職です。また、リハビリテーション医学は活動に焦点を当て、活動を使用することで生活を再建する学問です。つまり、リハビリテーション医療の成功には対象者の能動性が鍵となり、その能動性を引き出すためには、各種専門知識とコミュニケーション能力、優れたチーム医療が重要となります。メモ

 

 

 

 

 様々な要因により能動性が低下した状態である「低行動問題(Hypo-behavior problem)」が生じている場合、臨床において何をどうしたら良いか、悩むことが多くあります。そのような実臨床でどのように解決していくか、多くの示唆をいただきました。低行動問題への対処法および動機づけ対処リストを参考に、患者様お一人お一人に対し、親身にチームで対応していきたいと思います。メモ

 

 

 

今回のハイブリッド開催(現地+オンライン)の懇話会には250名を超える方々に全国から参加いただくことができ、皆さん熱心に先生のお話に耳を傾けられていました。質疑応答においても才藤先生は丁寧に答えてくださいました。リハビリテーションの今後のあり方について再確認し、より効果的なリハビリテーションについて再考することができました。アップ合格合格合格ウインク