リハビリテーション・ケア合同研究大会広島2023で発表させていただきました。 | 花川病院のブログ

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広島市で開催されたリハビリテーション・ケア合同研究大会広島2023に参加・演題発表を行なってきました。演題はCOVID-19のセッションで、COVID-19感染後に両手の失行など多彩な高次脳機能障害を呈した症例」を発表いたしました。多職種の発表のセッションで、他県のセラピストや看護師さんから質問頂きました。!!

 

 

また同セッションの発表では、医師による耳朶に経皮的に血中の二酸化炭素を測る機器を使用して息切れの原因を探りながら運動療法を行う取り組みなど、興味深い演題が多数ありました。

 教育講演や機器展示などではAI技術やバーチャルリアリティなど最新の技術を駆使したり、従来の機器にさらに工夫や改良を凝らしたものなど多くの学びや発見がありました。

 一方で、こういった新規の技術を全面に出した会社の方が「最終的に身体介助が上手い人はこのような機器を使いこなすのも上手い」「こういった技術を上手く利用し、セラピストは最終的に重傷者に関わる時間を増やして欲しい」など、人の手によるケアや治療の意義を尊重して話をされていたのが印象的でした。

 今後も、愛情を持って親身な対応を心掛けながら専門職として質の高い治療を提供するよう研鑽していきたいと思います。アップアップアップウインク

 

リハビリテーション部