みなさん、こんにちわ
今日は雨降りです。毎日暑い日が続いています。
今年度、花川病院では研修について職員アンケートを実施し、希望が多いテーマで多職種研修を計画しました。
講師は医師６テーマ、セラピスト2テーマ、看護師１テーマ、管理栄養士1テーマ、薬剤師1テーマです。
第1回目は4月から当院へ入職しました医師へ、自己紹介を兼ねて講師を依頼しました。
講義の前に先生の自己紹介、世界中を旅しての様子や趣味の音楽などエッと驚き
フロアから拍手も起きました。
そしてテーマは「間歇的経口経管栄養法について」です。
当院は経鼻経管栄養ばかりでした。自己抜去や挿入時の苦痛、鼻粘膜を傷つけることなどの問題がありました。
間歇的経口経管栄養法は口から食道や胃へチューブを挿入します。
メリットは①人間の尊厳の保持、留置しないので自己抜去はなく、抑制もしません。また見た目もです
②積極的なリハビリの促進、毎日チューブを飲み込むことで嚥下訓練につなあがります。
意識障害がなく、協力が得られる方が対象で、先生が実際に関わった方の動画を見せていただき、
イメージがつきました。
たくさんのスタッフが受講しました。当日参加できない職員へはビデオ配信もあります。
開始のタイミングなど質問がありました。
また、研修終了後のアンケートで「口からの経管栄養が思いもよらない方法でした」
「胃瘻にせずも社会復帰に向けた支援が考えられた」「ある程度理解力がある方で嚥下訓練として効果に期待して最終的に経口摂取が可能になれたら素敵だなと思った」「先生の自己紹介が素敵でもっと先生のお話を聞きたい」「医師の勉強会、今後も楽しみ」など多数感想が寄せられました。
私たちは、全ての患者さんのために、愛情をもって親身な対応ができるように、多職種研修で学びを深めていきます。
今後10テーマがあります。お楽しみに・・
花川病院 教育研修委員会