みなさん、こんにちわ
手稲山には雪が降りましたが、平野部もそろそろでしょうか。
来たる11月17日、18日、第30回日本慢性期医療学会が国立京都国際会議場で開催されます。
この度、予演会を行いました。看護部は2題発表します。
1演題目は認知症があり、独居で家族の支援が得られず、転倒を繰り返し、
今回も左上腕近位端骨折で保存的治療になった患者さんの事例です。
仮骨形成がなく装具を付けたままでADLに支障があり、医療者側は施設入所を勧めましたが、
本人は自宅退院の希望が強く、何度も話し合いましたが、自己決定を尊重し、
サービスを調整し自宅退院となりました。
2演題目は脳出血により左不全麻痺、左空間無視、重度感覚障害、運動失調が残存している患者に対して、ICFの視点で患者本人の意思決定の思いを汲み、チームで支援しました。
本人の自宅退院への思いが強く、再び妻との生活に戻ることが出来た事例です。
入院時は座位バランスもとれず、すぐに崩れてしまう患者さんでしたが、自分らしさを取り戻しながら、歩行できるまでになりました。
2演題とも本人の思いを尊重し退院支援ができました。
コロナが感染拡大してきていますが、現地発表です。
予演会でアドバイスや指摘されたことを修正し、本番でしっかり発表してきます。
看護部 丹羽