調理訓練は退院後に自宅で調理を行う方を対象に実施します。実際に火の管理はできるのか、下方からのものの取り出しはできるのか、など様々な場面で評価を行います。
今回は、患者さんが自宅でよく作るという「豚肉のすきやき」を作りました。
実際の調理場面では、日々のリハビリ中には確認することのできない動作を数多く評価することができました。例えば、鍋に火をかけながら一方で皿洗いをする時、手を動かしながら多方向へ注意を向けなくてはなりません。これができなくては、調理中に火事を引き起こす可能性があります。また、自宅を想定したキッチンにて、下方から物を取り出す際に腰に負担のかからないような姿勢で行えているか、長時間立ち仕事を行なっても腰に負担無く行えるか、などの視点を持ち訓練にあたりました。
今回は、問題なく調理訓練を終えることができました。そして、とても美味しく作る事ができました。美味しく頂きました!
リハビリテーション部