福岡県の福岡国際会議場で開催された第6回日本運動器理学療法学会学術大会に理学療法士の手塚、往田が参加・発表させていただきました。
今回の学会のテーマは「挑む 運動器理学療法の核心と革新」でした。
キーワードとして【挑む】と【核心と革新】が入っており、【挑む】には、理学療法に必要な治療技術や評価技術を高めるなど職能、そしてエビデンスの構築を目指して学術を究めるという意味があります。【核心と革新】には核心：エビデンスの尊重、革新：リーズニングを重視した診療への強い推進と、基礎研究、臨床研究、トランスファー研究による理学療法学を構築という意味を含んであります。
多くの講師の先生方から貴重な講義を聴講させていただき、基礎的な内容に加え、実際の治療内容や徒手的なアプローチ方法だけではなく、運動器の主な構成器官である骨・関節・筋は勿論のこと、呼吸器や循環器、心理、神経学など多くの学問領域の知見を基に評価し、治療を組み立てることの大切さを再確認することができました。
今回の学術大会で、当院から理学療法士の往田が、「部分免荷による平地歩行とトレッドミル歩行練習が大腿骨近位部骨折患者の歩行に与える影響」という演題名でポスター発表させていただきました。
数多くの質問やアドバイスを頂き、研究方法や設定方法を検討することで、今後の研究がより深いものになると感じました。
今回学んだことをリハビリ部門で共有し、より質の高いリハビリテーションを患者様に提供できるように日々研鑽していきたいと考えています。
リハビリテーション部