日本言語聴覚士協会主催 第5回実務者講習会 「回復期リハビリテーションにおける言語聴覚療法」に参加させて頂きました。本講習会は11月17日~11月18日の2日間で開催され、回復期リハビリテーション病棟で働くSTに必要な実践的なスキルを身につけるべく充実した内容で講習が進められました。
回復期における高次脳機能障害の理解というテーマでは認知関連行動アセスメントCBA:Cognitive-related Behavioral Assessmentを開発された森田秋子先生のご講演を聴くことができました。これまでの机上検査では十分に評価することが出来なかった高次脳機能障害について、CBA用いることで、患者様の全体像や問題点を明確に捉えることができます。ADL改善に向けたアプローチを検討する上で、非常に有用なツールであると感じました。
当院でもCBA導入に向けた取り組みを開始しています。行動から見た高次脳機能障害の理解を深め、ADL改善に繋がる高次脳機能障害へのアプローチを強化していきたいと思います。
花川病院リハビリテーション部では今後も多くの学会や研修会に参加し、常に新しい知識を取り入れ、患者様に満足いただける質の高いリハビリテーションを提供できるよう努めていきます。
リハビリテーション部