薬局定期勉強会 ~その8~ | 花川病院のブログ

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今回の薬局勉強会は、医薬品メーカーの大塚製薬さんをお招きして、

抗てんかん薬であるイーケプラ錠の特徴を中心にご説明頂きましたニコニコひらめき電球

 

 

てんかんは、脳内で神経が異常に興奮することなどによっておこり、その症状は、全身のこわばりやけいれん、意識の消失、体の一部に症状があらわれるなど多種多様となる病気ですゲホゲホあせる

 

イーケプラ錠は、すでに100ヶ国以上の国や地域で使用されており,2010年に日本で発売された新しい抗てんかん薬です。イーケプラ錠の特徴は以下の通りですアップ

 

 

・4歳以上の小児から成人までのてんかん患者に適応がある。

・錠剤とドライシロップ剤、注射があり、用量調節が必要な小児から高齢者まで患者の状態に応じた継続治療が可能。

肝臓で代謝されずに排泄されるため,他の薬剤の影響を受けにくい。

他の抗てんかん薬にみられることのある認知機能低下作用が少ない。

  ・てんかん診療ガイドライン2018において、部分発作の第一選択薬である。

 

このように、イーケプラ錠は、副作用が比較的少ない一方、治療効果が高いお薬です高齢者などの合併症がある患者さんに対しての使用に適していると考えられており、当院でも使用頻度が高いお薬となっていますニコクラッカー

 

安全・安心なお薬を飲んで頂くために、花川病院薬局では、これからも医薬品の情報収集をしっかりと行い、薬物治療の一端を担っていこうと思います合格薬局 長谷川)