花川病院では年2回、全体避難訓練を行っています
今回は昼間想定の訓練を実施しました
以前は出火階を公開しての訓練でしたが、今回から出火階も前もって明らかにしない状況での実施としました
近年電気火災が増加していることを踏まえ、洗面所設置の洗濯機・乾燥機から出火したと想定
ここ数年ハードルを上げた訓練のおかげか、防火区画の形成が早く基本的な動作がしっかりできていたとの講評をいただきました
今後もまず「火を出さないこと」に注意し、万が一が起きたときにきちんと行動できるよう充実した訓練を実施していきたいと思います
ところで、今回の避難訓練でも使用した「屋内消火栓」 皆さんは実際に放水するところを見たことがありますでしょうか
避難訓練後に消防署からいただいた講評の中で、「屋内消火栓は3~4名で操作しないと扱いが難しい」とのお話がありました。水圧でホースが暴れるのと、ホースが曲がってしまい水が出ないなどの現象が発生するからだそうです
もちろん避難訓練でも実際に放水することはありませんが、今回放水の圧力がどれくらいなのかを体感するべく専門業者さん立ち合いのもと屋上にて放水体験をしました
バルブを開けると一気にホースが硬くなり、相当の圧力がかかっていることがわかります
実際に体験してみると、ホースの取り回しもさることながら放水口の扱いの難しさも痛感
屋内消火栓を使わないに越したことはありませんが、今後はこのような体験型の訓練も取り入れて、職員の防災意識の向上に努めていきたいと思います