回復期リハビリテーション病棟協会研究大会の予演会を開催しました。 | 花川病院のブログ

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回復期リハビリテーション病棟協会研究大会の予演会を開催しました。リハビリ部か

ら3題の演題があり、1月16日に森谷PTと丸谷PTの演題、1月18日には後藤OTの演題について発表がありました。!!

                     

演題名①:「回復期リハビリテーション病棟における脳血管疾患患者の経口摂取可否

の予後予測」(発表者:森谷PT

 

 

 

遠題名②:「回復期リハビリテーション病棟の重症脳卒中患者のFIM改善

に影響を及ぼす因子の検討」(発表者:丸谷PT

 

 

           

演題名③:「当院回復期リハビリテーション病棟における入院患者の栄養状態と

リハビリテーション効果の検討」(発表者:後藤OT

 

森谷PTからは、脳血管疾患患者の経口摂取可否の予後予測についての発表でした。経口摂取の予後に有意に影響を与える因子は入院時FILS(嚥下の評価項目)であり、予測式において、入院時FILS Gr3である患者が退院時に経口摂取可能となる確率は91%という結果が示されました。ベル

丸谷PTからは、退院時FIMFIM実績指数に影響する因子を、BMI,血清アルブミン値などの栄養指標を含めて検討するという内容の発表でした。重症脳卒中FIM改善効率(実績指数)は、従来から報告されている入院時FIMや年齢などの要因に加えて,栄養障害が有意に影響することが示されました。ベル

後藤OTからは、当院入院患者の栄養状態と運動負荷量の関係がどうなっているのかを、体組成計などを用いて現状を検討するという内容でした。結果として体脂肪率は減少、筋肉量は増減なし、血中アルブミン値は増加していました。栄養状態は改善、運動負荷は異化が進むほどの量ではないことが示されました。ベル

質疑応答では「経口摂取」や「重症度」に関する言葉の定義について質問、統計処理に関するものや、考察の内容に関する質問、スライドの見やすさに関する指摘などが参加者から出され、討議されました。アップキラキラキラキラ

 

リハビリテーション部