第23回日本慢性期医療学会で発表しました | 花川病院のブログ

花川病院のブログ

花川病院のブログです

皆さんこんにちは
第23回日本慢性期医療学会が名古屋国際会議場で開催されました。
ちょうど、台風18号の接近があり心配しましたが、スムーズに移動でき安堵しました。 
(鬼怒川の氾濫、宮城県など被害を受けられた皆様には心からお見舞い申し上げます)

参加者のみなさんです。 看護部とリハビリテーション部からそれぞれ3名です。  
(Mさんは着慣れないスーツとパンプスで足に水膨れができました  ) 

当院看護部の発表テーマは
「地域における在宅生活を支えるために医療療養病棟ができること~ショートスティとしての活用」

誰もいない会場で練習をするTさんでしたが、本番は堂々としっかりした発表でした 
当院の医療療養病棟では医療区分がなくても重介護やケアが必要な方やレスパイト的な短期入院を受け、住み慣れた地域での患者さん、ご家族の生活を支えています。今回、14年にわたり在宅生活を送ることができた症例について発表しました。
地域包括ケアシステムの導入にあたり、重度の症例のレスパイト的受け入れが大きな問題で、今回もその関心の高さが伺えました。当院も、今後、受け入れを継続しながらも方向性を考えていきます

花川病院リハビリテーション部からは、「維持期リハビリテーションにおける高齢者の転帰先決定要因の検討」について理学療法士のTさんが発表しました

当院の医療療養病棟にてリハビリ介入していた方々の身体機能・構造、活動レベル、社会的背景から転帰先がどのように決定されるのかを検討しました。回復期では同じような研究が多いのですが、維持期となるとなかなか見当たりません。今回の研究発表では過去3年間を振り返り、維持期のリハを行っていく上で転帰先、特に在宅復帰を目指す為にはどんな要素を必要とするのかを調査することでした。初めての研究発表で準備からとても大変でしたが、リハ部長をはじめ看護師、ソーシャルワーカー等々いろんな人に助けられ今回の発表に至りました。発表の際はとても緊張しましたが、無事に発表できました(理学療法士 T)

学会に参加して、リハビリ部門だけでなく、様々な職種の発表があり、とても刺激になりました。特に、地域包括ケアなど、医療と介護の連携についての内容も多く、それぞれの病院や施設、地域へと当たり前に隔たりなくつながっていける大切さを改めて感じました。回復期リハビリテーションのセクションでは、実践できそうな内容も多かったので、今後に生かしていきたいです(作業療法士 G)

せっかく名古屋まで来たので、少しだけ観光もしてきました

 名古屋といえば、名古屋コーチンとひつまぶし、ボリューム、味も満点、満足満足でした

え え これで5人前、思わず数えました。ひとり5本 

1膳目はそのまま、2膳目は薬味で、3膳目でだしをかけて、4膳目はお好みで、私の好みはさっぱりした薬味でした。完食

また、広い会場を走りながら全国の発表に参加してきました
 
認知症ケア、褥瘡など取り入れていきます。また来年に期待して