五月も終わり、梅雨を迎える6月がやって来ます。梅雨から夏場にかけて高温多湿の時季は、食中毒だけではなく水虫の菌も活発に活動します。
「これ、水虫かも?」となんとなく気づいていながら、即座に生命に関わるものではないと思われがちなため、放置していたり、治療を受けずにそのままにしている方も少なくないのではないでしょうか。
日本人の4人に1人が患っていると言われる水虫です。一度感染してしまうと、完治させることが難しい病気で、治療途中で諦めてしまう方も多いのが実情のようです。
水虫の予防には「水虫が活動しにくい環境づくり」「水虫にかかっている人からの感染防止」が重要です。
●少なくとも1日1回は足を石鹸で丁寧に洗う
・足の裏や指と指の間などきちんと
洗いましょう。
・足を洗った後は、すぐにしっかりと
乾かしましょう。
●足が蒸れた状態を長時間続けない
・同じ靴を続けてはかず、靴はこまめに
干して乾燥させましょう。
・通気性のよい靴や靴下を履きましょう。
●家庭内などでの水虫の感染を防ぐよう工夫する
・スリッパなどの共有はやめましょう。
・浴室の足ふきマットはこまめに洗濯し
乾燥させて使用しましょう。
・掃除機をかけて、白癬菌の混ざった
ほこりやゴミを取り除きましょう。
ちょっとした心がけと正しい治療で水虫対策を行いましょう。