前立腺がんの治療を受ける(5)(初めてのホルモン注射) | けんじいのイージー趣味三昧

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 前立腺がんの治療のためにホルモン薬を投与し始めて1か月経った。地元の病院に行って血液検査をする。PSAの値は昨秋の7.5から1.162へ顕著に低下していた。血液検査からは副作用は見られないとのことで、ホッとする。

 

 先生は初めてだからと投薬と注射は同時に開始しなかったが、問題なさそうということで今回初めてホルモン注射を打った。お腹の脂肪のついたあたりに、これから毎月1回のペースで打つことになる。

 

 

 それ以外に特記することはないが、自分の行動を含めてあれれと思ったことを付け加える。

 まずは、いつも2千円程度で終わる医療費が、注射を打っただけで1万円近くかかったこと。これを2年間続けるとそれだけで24万円か。

 

 そこで帰宅後アフラックに電話してみると、「投薬治療も注射も保険金は出ない。放射線治療の分は出るが、60日間に何回やっても1回分しか出ない」と言う。いくらなのかと聞くと5万円らしい。何年にもわたって10万円単位で支払ってきたのに、アフラックのぼったくり、これでは「がん保険」とは名乗れないと思う。

 

(看板に偽りありだ)

 

 薬局では「前回ジェネリック(ビカルタミド)ですが、今回は先発薬(カソデックス)をご用意しました」と言う。同じ先生の処方箋のはずなのに不思議だ。よく考えたら前回は病院の敷地内にある薬局が混雑していたので自宅近くの薬局で薬をもらった。昨日は雨がひどかったので、敷地内の薬局に行ったのだが、「お客さまは以前、ジェネリックでない方がいいと仰ったようなので」と言う。前回の記録のあるお薬手帳まで持っていったのに、何だかなあ。まあ「薬が手に入らない日本」(NHK)らしいからあるだけマシか。

 

 帰宅の道すがら、何か忘れたことがあるような気がして思い出した。「お腹の注射は初めてなのでアナフィラキシーに備えて20分ほど病院内にいてください」と言われたのにすっかり忘れていた。しかし病院の支払いと薬局の両方で待たされたので、とうに20分は過ぎていた。結果オーライだが、最近、言われたことをすぐ忘れると心配になった。これは副作用の結果ではなさそうだ。