幼稚園、小学校の友人から再び著書をいただく | けんじいのイージー趣味三昧

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けんじいの3大趣味である山歩き、鉄道模型製作、オカリナ・ハーモニカ演奏を中心に好きなことを書くブログです。Yahooからの移行ですが、よろしくお願いします。

 2020年の秋に幼稚園、小学校の友人から60年ぶりくらいの連絡があり、けんちゃん(けんじいのこと)のことも書いてある彼の自分史をいただいた。以来付き合いがあり、去年4月には一緒に小学校の同期会を企画、名古屋で実行した。

 

 その友人が自分史に続き、愛知県の3英傑、すなわち織田信長、豊臣秀吉、徳川家康について自分史と重ねつつ調べたことをまとめて自費出版したのでプレゼントしたいと連絡があった。けんじいも同じ愛知県の出身で、生まれも育ちも小学校も同じ尾張中村なのだから、豊臣秀吉の名前は子供の頃からなじみがある。また信長と秀吉は海外に目を向けたことで、この時代の世界史における3英傑と日本というテーマで研究したいとさえ思っている。

 

 だから一刻も早く読みたいと、連絡があったその日(先週金曜日)の午後お茶の時間に会った。彼の本は郷土の英傑3人に1章ずつ割り当て、それぞれの生涯の紹介に続き、主な戦い、作ったり住んだりした城、そして著者自身がそれぞれの地を尋ねる旅が書かれていた。桶狭間への旅は、桶狭間の戦いにおける信長と今川義元の行動を時間を追って描くとともに、自らの移動時間も克明に記されて臨場感溢れるものだった。

 

 

 けんじいが全く知らなかったのは、秀吉の生誕地とだけ理解していたけんじいと友人のふるさと、名古屋市中村区稲葉寺学区内に、信長が手習いを学んだ凌雲寺という寺があったことだ。これでますます信長と秀吉への親近感が強まった。何しろけんじいは2005年1月、安土城址のある安土山に登った時、下の方にあった秀吉の居宅跡では「先輩はこの頃まだ下っ端だったんだね」と話しかけ、山頂にあった信長の本廟跡では「明智にやられてどんなに悔しかっただろうね。」と話しかけたくらいだ。

 

 また学区のすぐ隣に、秀吉の生誕地と言われる常泉寺、加藤清正の生誕地と言われる妙行寺などがあることも知った。本当に清正を含めて3人がけんじいと同じ地面を走り回っていたと思うと感慨深い。自分とこの友人の思いだけで言うのもなんだが、愛知県人の3英傑に対する思いは、やはり並大抵ではない。立派な研究成果をプレゼントしてくれた友人に感謝。