我がオカリナサークルはこの10年以上7人の固定メンバーでやってきたが、昨年6月1人が退会し6人になっていた。そこにうまくというか、メンバーが不足して解散した他のグループから1人が今回から加わることになった。これで7人に戻ったわけだ。
（これはオカリナセブン。人数と男女構成は同じだが、もちろん我々の写真ではありません。）
今月も病気療養中の先生が元気な姿を見せてくれた。前回、5月に予定している内輪の演奏会の全員合奏用に「歓喜の歌」をするという話だったが、先生だけでなく次々と故障者や配偶者の病気などが発生し、歓喜の歌どころではないとのことで、我々が練習していた曲の1つ「君をのせて」が全員合奏曲に決まった。
これで我がサークルの演奏曲がほぼ固まった。「モーツアルト40番-けんじいのハーモニカ演奏付き」、「マスカーニのアベマリア」、「仕事始め」、そして「人生のメリーゴーランド」を間奏曲に仕立てた「世界の約束」の4曲。先生は約束通りこの2曲をうまく繋いで1曲にする楽譜を用意してくれた。
先生の様子を見ていると、好きな音楽が命を繋いでいるという感じがする。「こうしてみんなと演奏していると楽しくて元気が湧いてくる」と。人生百年時代とはいえ70歳を越えればみんな何やかや健康上の心配やリスクから無縁ではいられない。人生のメリーゴーランドではないが、嫌でも人生というものを考えざるを得ない。