「八ヶ岳スーパートレイル」の第7回、甲斐小泉駅から清里駅まで歩く | けんじいのイージー趣味三昧

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 前回甲斐小泉駅まで来たので、いよいよ清里駅を目指す。どちらも小海線の駅なので、今回は車2台を使わず、1台で甲斐小泉駅まで行き、清里駅に着いたら2駅分列車に乗って戻ることにする。

 

 

 けんじい車で岳友の家に迎えに行き、燃費がよいという理由でけんじい車でそのまま甲斐小泉駅(標高1044m)へ。9時半前に前回は使わなかった市民駐車場に車を停めて出発。すぐに前回見学した平山郁夫シルクロード美術館の前を通る(上)。

 

 

 泉ラインという小海線に沿った歩道のない舗装道路を歩く。小海線は沿ってはいるが木々に覆われているので見えない。ただ列車の轟音や踏切の音が聞こえる時があり、ごく稀に見えるときもある(下は踏切で)。

 

 

 この泉ライン、清里に行くのに他にルートはないし土曜だし車にビュンビュン飛ばされるのはかなわないなあと思っていたが、車はとても少ない。ところどころに泉郷の別荘が建っていて、それ以外に用事のある人はいないかのようだ。

 

 

 長野県は、美術館や博物館が日本一たくさんあるそうだが、この道沿いにも竹の造形館とか清里駅近くには清里現代美術館とかあるほか、少し入れば湧水地もいくつかあるようだが、一切立ち寄らず歩いた。

 

 

 予定通り2時間弱で甲斐大泉駅(標高1158m)の南に出た。幸いトイレがある。ここからは舗装道路とは言えぐっと狭くなり、ほとんど車が来ない。そのうえ途中から車の通行禁止の表示があった。クサギの実(下)やアサギマダラを撮っているうち、この日のハイライト「吐竜の滝」への山道が近づく。

 

 

 「吐竜の滝」は昨秋紅葉の時期に川俣川東沢を歩いたときに見た素晴らしい滝。桐朋学園の寮を通り過ぎると間もなく吐竜の滝への入り口だ。甲斐大泉からはほぼ1時間。駐車場にはたくさんの車が停まっている。

 

 

 小海線が川俣川トンネルを出て鉄橋にかかるところを撮影しようと構えたが、木々に遮られて上手く撮れなかった。そこから滝はすぐで、錦秋の滝とはまた違った素晴らしい姿を見せてくれた。初めてと言う岳友も喜んだ。

 

 

 滝を前に30分のランチタイムとし、また小海線沿いの道を清里駅に向けて歩く。ここからはそれまで曇っていた空に青空が見え始めたのと、ずっと緩やかな上り坂だったため少々汗をかいた。

 

 

 ランチタイムを除いてこの日も4時間、23千歩、単純標高差230mのウォーキングを終えて、清里駅(標高1270m、上)から2区間だけ電車に乗って帰った。あと4回程度で八ヶ岳のまわり一周完歩となる予定だが、今年はこれでおしまい。

 

 

 鉄道ファンの端くれとして、清里駅前に置かれたC56蒸気機関車(戦前、支線用に160両作られた、上)と、帰りに乗った世界初のハイブリッド車だというキハE200型(下)を掲載する。ハイブリッドとは、ディーゼルエンジンと屋根上のリチウム蓄電池を組み合わせているからとのことだ。

 

 

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