日本語学校の全面zoom化でラストベルトの労働者気分のけんじい | けんじいのイージー趣味三昧

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 日本語学校では、ここ3か月ほどコロナ禍で密を避けるため、学生をzoom組と教室組の半分に分けて同時に授業をしている。それがさらに、緊急事態宣言でもっと出歩く人を減らそうという趣旨に合わせ、来週から全員zoomの授業になった。しかし先生は学校に来て学校の機器や教材を使うのでけんじいが在宅勤務になったわけではない。

 

 学生が1日置きでも登校していた時期にはペーパーの追加教材を手渡すチャンスがあったが、全く来ないとなると教材を手渡すことができない。すると手元にある教材やネットの動画を見せる時、これらをzoomの画面共有の機能を使ってzoomの中に取り込む必要がある。

 

 

 簡単なzoom飲み会と授業しかやったことがない身には手順に不安がある。経験者の先生に聞いてメモを作ってやることになり、一度体験した。言われた通りにうまくアップできたのだが、実は時々起きる通信状況の切断がこの時起きてしまった。

 

 再開できていると思ったら、zoomの向こうで「先生聞こえません」という声。教材の動画を送っているパソコンからの画面の「音声をONにする」のチェックが初期状態に戻ってしまって入っていなかったのだ。隣の教室の先生に教えてもらって授業を再開したが、デジタルデバイドという言葉を痛感させられた出来事だった。

 

 

 もちろんネットを探せばいくらでもやり方は書いてあるが、それを読んでいるより、その学校の環境に合わせて慣れる方が早い。zoom必須時代には学校で大至急研修会を開いてくれるべきだったと思う。しかし多くの若い女の先生はスイスイとやっているように見える。ラストベルトの労働者の気分を味わっているけんじいである。