こよみの話3(ごうのトラ) | けんじいのイージー趣味三昧

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 ところで「ごうのトラ」という言葉がある。そもそもこの「こよみの話」も「私、ごうのトラの生まれです」という自己紹介から始まった。トラはもちろん寅年生まれということだが、「ごう」って何だ。

 こどもの頃は「強」か「豪」か「剛」か、どっちにしてもこの年に生まれた女性はとても強いと聞いていたので、そんなイメージで受け取っていた。けんじいの妹も昭和25年12月末の生まれだったが、「ごうのトラ」ではまずいということで父親が昭和26年1月生まれにしてしまった。お蔭で妹は優しい性格に育ったのだが。
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 で、「ごう」はそうではなく「五黄」だ。この機会に調べてみたら、中国では10干12支とは別に星の運行と関係するのか、数字と色彩からなる9星という順番があるらしい。一白、二黒、三碧、四緑、五黄、六白、七赤、八白、九紫で、どうして白だけ3回も出てくるのか不明だし、にわか勉強なので意味は全く分からないが、五黄が強運の星であることになっている。

 とにかくこの9星の順番というものがあり、その「五黄」と12支の「寅」とが組み合わさった「五黄の寅」は、格別に強いことを示すようだ。それで巡り合わせの頻度だが、例の最小公倍数で計算すると、9と12だから36年に一度現れるということになる。

 そんなに強運で気が強いのなら、五黄の男の子は何かとよい意味で言われるのかと思うが、それは余り聞かない。それを言うと妻が冷ややかに言い放った。「丙午と同じで、そんないわれのないことは女性だけが言われてきたのよ。」