清瀬市議会 令和5年 第1回定例会(1) | 清瀬市議会議員 城野けんいち オフィシャルブログ

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清瀬市議会議員(無所属・最年少)の城野けんいちです。2019年4月の清瀬市議会議員選挙で初当選しました。市議会の一般質問などを中心に、一議員としての活動を記録していきます。

清瀬市議会 令和5年第1回定例会

城野けんいち 一般質問

 

 それでは、通告に従いまして一般質問をいたします。

 まず初めに、緑地保全と樹木管理についてお伺いをいたします。

 清瀬市の魅力の一つでもある緑、緑地などの自然環境は比較的多く残っています。清瀬市長期総合計画の理念である、「手をつなぎ 心をつむぐ みどりの清瀬」にも示されているように、清瀬市にとって緑とは欠かすことのできない、まちづくりのメルクマールであることは、この議場内にいる皆さんの共通認識であろうと思っております。

 さて、その緑を緑地保全などと考えるならば、どのようにしてその緑を後世に残していくかということですが、樹木管理をいかに行うか問われるわけであります。緑地保全は何も人が手入れをしないという意味ではなく、樹木管理をすることが前提であり、剪定や萌芽更新、伐採なども行うことがあります。

 ここで木を切るということだけを言及すれば、個人的な意見も申し上げれば、極力避けたいことですし、大変心が痛む思いです。しかしながら、こうした感情論を抜きにして、道路整備の一環で、人工的に植えられた街路樹は景観に配慮しつつも、市民の皆さんの安全を十分に考え、また、周辺地域にお住まいの方への影響も加味して、適正に管理されるものだと思いますし、その樹木管理の在り方については、樹木医などの専門家の指導や、まちづくりの方向性や計画に基づいて行われるものだと思います。雑木林についても、カシノナガキクイムシによるナラ枯れの問題などもあり、緑地保全は無策ではあり得ません。

 去る1月27日に野火止用水保全対策協議会の研修会に、公明党の原和弘議員、日本共産党の香川やすのり議員と参加をしてまいりました。その中で、新座市の野火止用水と平林寺を散策する中で、講師の方から武蔵野における雑木林の本来の在り方や歴史的な背景、萌芽更新を含めた樹木の適正な管理と植生の在り方について、学びから共通理解を得てきたところであります。手が入ることで、武蔵野の雑木林が人と共存してきたことは改めて確認されたわけです。

 こうしたことを踏まえ、雑木林の適正な管理について、清瀬市の見解と現状についてお伺いをいたします。

 

 続いて、自然保護と市民協働についてお伺いをいたします。

 さきにも申し上げました清瀬市の緑を次世代に残していくためには、自然環境への理解促進はもとより、こうした取組への市民の皆さんへの共感、またお力添えは必要不可欠であると考えています。

 現在、清瀬市内では様々な自然環境を保存するための活動を展開しているボランティアの市民団体や個人がいらっしゃいます。多くの場面において、1人でも多くの方にご関心を持っていただき、また協働いただくことが求められているとはいえ、現実的には多くの課題もあると思われます。

 現在、清瀬市における自然環境保全と市民協働の現状について、今後の在り方も含めてお伺いをいたします。

 次に、河川水辺の環境についてお伺いをいたします。

 清瀬市における河川水辺の環境、柳瀬川と空堀川も多くの市民の皆さん、また近隣の市民の皆さんからも愛されている場所であります。

 今定例会でも、柳瀬川回廊について、公明党、鈴木たかし議員、清瀬自民クラブ、森田正英議員からもご意見やご要望もありましたが、清瀬のまちづくりを進めていく中においても、それだけ注目度が高い、また、次世代に残していきたい風景、そして、自然を感じる中で散歩などの健康づくりにも寄与している大切な存在であることを再認識しているところであります。

 現在、豊かな自然を感じることができるこの水辺環境、柳瀬川と空堀川の環境について、本市の見解と今後の取組をお伺いいたします。

 

 次に、アーバンスポーツについて、施設環境の整備を含めて検討できないかお伺いいたします。

 こちらも過去の定例会で、スケートボードの環境整備については、西上ただし議員、清水ひろなが議員からも、練習ができるような環境整備ができないかというご意見とご要望がありました。

 今回アーバンスポーツということで、もちろんスケートボードも含むのですが、再度取り上げさせていただきたいと思います。

 昨年秋に、新座市にてBMXに関する議員研修会に参加をしてまいりました。そこで試乗体験を私もしてまいりました。BMXとはバイシクルモトクロスの略で、いわゆる自転車競技の一つであります。東京オリンピックの競技種目でもありましたが、若い世代を中心に広がりつつあり、また、競技人口の増加も見込まれているスポーツであります。

 実際に私も体験をしましたが、とても面白く、生活に身近である自転車、大きな技はできなくても乗ることは誰でもできますから、そこから始めてみると、体のバランスの取り方一つで、コツをつかめば幾つもの技を短時間で覚えることもできました。

 どのくらいの競技人口が清瀬市にあるのか、正直なところ把握はしておりませんが、清水議員が路上で練習をしている姿を目撃していることや、近隣でも公園の整備などが行われていることからも、若者たちを中心に一定の需要があるのではないかと認識をしております。つきましては、現状において清瀬市の認識をお伺いいたします。

 

 続いて、eスポーツの推進についてお伺いをいたします。

 既にeスポーツについては、世間的な認知も含めて浸透してきているところであります。地方創生の文脈で語られる中でも、自治体におけるeスポーツの取組は自治体レベルでも様々行われてきていますが、eスポーツを推進したからといっても、直ちに地域活性化し、また経済効果を生み出すようなものではありません。

 しかしながら、大手企業がスポンサーとして参入をしたり、幾つもの分野で利活用が進んでいることは、今後さらなる発展が見込まれる可能性があるからだろうとも言えます。

 例えば、近隣市における具体的な事例を紹介しますと、所沢市では先行した取組を実践しています。昨年、夏休みにぷよぷよeスポーツ講習・交流会を開催し、小学生の皆さんに実際にeスポーツを体験していただくという機会をつくり、プロ選手から直接指導が行われたようです。

 また、東所沢にあるKADOKAWAサクラタウンは、2021年に設立された埼玉県eスポーツ連合の本拠地であり、国際大会が開催される会場ともなっています。

 eスポーツの魅力としては、年齢や性別にかかわらず、どなたでも楽しめるという点ではバリアフリーでもありますし、ポップカルチャーの一つでもあります。今回はニュースポーツの一つとして取り上げていますが、清瀬市においてeスポーツの取組を推進できないか、見解をお伺いいたします。

 以上で最初の質問を終わります。