清瀬市議会 令和6年第4回定例会
城野けんいち 一般質問
学校図書館の環境整備を
社会問題として読書離れが危惧されています。読書活動の意義は、言葉を学ぶことや論理的な思考力、豊かな感性を育むものとして重要で、学力との相関関係も明らかです。子どもたちの読書環境を充実させるために蔵書数や司書の配置拡充など学校図書館の整備を求めます。
教育部参事 蔵書については、冊数だけでなく、どのような本が求められているのかという観点の吟味が必要だと考えています。また、図書館支援員の拡充やタブレット端末を使用した読書記録アプリの活用など様々な取り組みについて、モデル校を指定した試行的な実践などを検討しています。
読書活動の推進について
清瀬教育の日では、ビブリオバトルが開催されてきました。文部科学省の計画で示されているように子どもたちの読書活動の推進の一翼を担う取り組みとなっています。これまでを踏まえ、清瀬市における読書活動の推進について教育委員会の見解と今後の取り組みを伺います。
教育部参事 教育委員会ではこの取り組みに参加した子どもたちの力を市立学校全体の読書活動の活性化に生かせないかと考え、参加生徒の中から希望者に集まってもらい、読書に関して議論する子ども読書会議の開催を検討しています。教育委員会への提言等を行うことも計画しています。
服装の自由化について
公務員の服装はクールビズをはじめ、今日では自律性の向上や職場環境の改善で通年軽装勤務の取り組みが民間企業に留まらず自治体でも進んでいます。働き方改革の一環、市民に親しみを感じていただくために清瀬市でも市職員の服装の自由化を導入できないか見解を伺います。
統括監経営政策部長 我々職員は市民の皆様に不快感を与えることのない服装でいることが必要だと考えています。職員の服装の自由化は、他の自治体の先進的な取り組みを参考にし、社会情勢や世論の動向、近隣自治体での実施状況を踏まえながら研究をしていきたいと思います。