前浜海岸の夕暮れ / 宿で迎える朝【東海汽船で離島巡り⑥】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き)


(神津島前浜港)




神津島 前浜海岸の夕暮れ
伊豆諸島・神津島の中心集落へ。


神津島(前浜)港

神津島漁港

後ろには神津島の主峰・天井山


土産物店「おみやげ黒潮」
入口にはカラフルなギョサン(元々は漁業従事者用サンダルを一般人向け商品として販売)

島には昔ながらの土産物店が健在。昭和時代の離島ブームの海水浴シーズンには大いに賑わったと思われるカラフルな店内。


神津島は寒天の原料となる天草も特産


土産物店で購入した、神津島特産のパッションフルーツを使ったジェラート

東京都のパッションフルーツ生産量は、鹿児島県、沖縄県に続き第三位。これは東京都の伊豆諸島(神津島など)や小笠原諸島で生産が盛んなため。

集落の目の前にある海岸へ。


伊豆諸島は、島によって地質が異なり、砂浜等の色が異なる。例えば、新島、式根島、神津島は主に白砂だが、大島、三宅島、八丈島は黒砂。


白い砂浜

夕暮れの海岸


沖には恩馳島(おんばせじま)


集落に近い前浜海岸

神津島港のすぐ南側、島の中心部に位置する。約800mの白砂が続き、夏は海水浴客で賑わう。 




夕方は、正面の海に沈む日が素晴らしい。















静かな砂浜



カニの幼生






太平洋に沈みゆく太陽







前浜海岸から集落の坂道を上り、ホテル神津館へ。

宿から見た日没

ホテル神津館は、全室から雄大な海を一望でき、太平洋に沈む夕日が眺められるオーシャンビューの宿。民宿やペンション主体の神津島で唯一のホテル(旅館)。


集落の向こうの夕日



水平線に沈みゆく太陽



18時29分日没

日没後の残照、トワイライト


夜の帳が下りる。

残照

宿の夕食
焼酎が主体の伊豆諸島で、神津島には唯一クラフトビールがある。

島の御馳走

キンメダイなどの地魚

神津島を代表する旬の地魚「タカベ」の塩焼き。漁獲量の減少で今では貴重な魚。

神津島サイダー


静かな夜の集落

日本で2番目の「星空保護区」に認定された神津島

空には無数の星が煌めき流星も。(※スマホ画像のため撮影は困難)




晴れ渡った翌朝(宿からの風景)

神津島は、名探偵コナンの劇場版第11弾「紺碧の棺」に、「神海島」として登場


東京都立神津島高校。
新海誠監督のアニメ映画「天気の子」の舞台にもなった。主人公・森嶋帆高の出身地として描かれている。

映画では、この神津島高校の他、はるか展望台(前浜)、多幸湾、東海汽船(先代 さるびあ丸)などが登場。


神津島村立神津島中学校

宿の朝食

天井山と神津沢


宿の送迎車で、神津島(前浜)港へ。

桟橋の下の海も透明度が高い。


前浜海岸

煌めく海面

前夜22時に東京竹芝桟橋を出港した東海汽船の大型貨客船「さるびあ丸」が、伊豆諸島の島々を経由し、最終港の神津島(前浜)港に午前10時到着

大島、利島、新島、式根島を経由し、最終港の神津島にやって来た。

神津島港で約30分停泊した後、折返し上り便の東京行きとなる。

ここから大型貨客船「さるびあ丸」に乗船

船体の特徴的なデザインは、東京オリンピック2020のエンブレムを手掛けた美術家の野老朝雄氏によるもの。

《東海汽船大型貨客船さるびあ丸時刻表︰東海汽船HPより》
※ゴールデンウィーク期間中はA,Cダイヤで運行



※2024年(令和6年)5月上旬


(次回へ続く)