芝浦埠頭着発〜竹芝桟橋到着【あおがしま丸で冬の東京湾半日船の旅⑥最終回】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き)

(東京港竹芝桟橋と「あおがしま丸」)



普段なかなか乗れない離島航路の貨客船「あおがしま丸」に乗船し、東京湾を半日かけて周遊する団体ツアー

ツアーを企画したのは、小笠原諸島専門の旅行会社「ナショナルランド」

今回乗船する「あおがしま丸」は、
太平洋に浮かぶ伊豆諸島最南端の有人島で絶海の孤島・青ヶ島定期航路向け(八丈島〜青ヶ島)の貨客船として建造され、伊豆諸島開発(株)が運行。
現在は、青ヶ島航路に新船「くろしお丸」が投入されたため、「あおがしま丸」は予備船となり、主に東京港・伊東港等と伊豆諸島を結ぶ貨物船として活躍。また、新船「くろしお丸」の代船としてたまに青ヶ島定期航路に復帰する。
この「あおがしま丸」を貸し切り、ツアーを実施。

(行程)




貨物船が発着する芝浦埠頭着岸
乗船中の「あおがしま丸」は、
レインボーブリッジの袂(たもと)にある東京港芝浦埠頭へ。

東海汽船の芝浦埠頭

ここは、東海汽船系列の伊豆諸島開発や伊豆七島海運の貨物船が発着する。

伊豆諸島方面の、客扱いをしない貨物船は、ここ芝浦埠頭と辰巳埠頭に発着


「あおがしま丸」は、普段旅客船が着岸しない、この芝浦埠頭に16時25分頃着岸



東海汽船芝浦営業所

東海汽船や伊豆諸島開発などのコンテナが積まれた岸壁



芝浦埠頭に体験着岸した「あおがしま丸」は、すぐに出港











芝浦埠頭の岸壁では、「あおがしま丸」を運航する伊豆諸島開発(株)の社長が見送り

「伊豆諸島開発」プレートを手にあおがしま丸を見送る伊豆諸島開発社長








品川埠頭には、栗林商船の内航貨物船(RORO船)・神珠丸が停泊







日暮れの芝浦埠頭を後に。





レインボーブリッジをくぐる。






すれ違うレストラン船

東京港日の出桟橋に発着し、東京湾を周遊するレストラン船「シンフォニー モデルナ」


間もなく、離島航路貨客船「あおがしま丸」を貸し切った東京湾周遊ツアーも終わり。


街の華やかなクリスマスイブから離れた、静かな東京湾の船旅の最後





辺りが薄暗くなり、月が輝く。




水産庁の、「開洋丸」(右手前)と練習船「銀河丸」(左奥)。右奥には「照洋丸」も係留。




練習船「銀河丸」












船内案内放送を担当した小笠原古謡唄うたいのokeiさんによる最後の船内放送。最後に「メリークリスマス」で締めくくり案内放送を終える。


東京海洋大学「神鷹丸」

水上バス


隅田川河口

東京スカイツリー




東京湾周遊ツアーの終わり
「あおがしま丸」は、東京港竹芝桟橋に戻ってきた。

桟橋への接岸作業








予定より10分程早く、16時50分頃、東京港竹芝桟橋に到着

着岸完了の笛の合図とともに、船にタラップが取り付けられる。



下船


空には月が輝く。



ナショナルランド主催の「あおがしま丸で冬の東京湾半日船の旅」は、ここで解散











夕方から夜の竹芝桟橋には、伊豆諸島から戻って来る東海汽船の高速ジェット船や大型貨客船「さるびあ丸」「橘丸」が続々と着岸する。

そのため、ツアーを終えた「あおがしま丸」は、
17時00分頃、すぐに竹芝桟橋を離れる。

「あおがしま丸」は、東京港における同船の拠点である辰巳埠頭に向かう。



竹芝桟橋を後にする「あおがしま丸」




夜の帳の降りた東京港

隅田川河口の夜景

「あおがしま丸」は、2024年(令和6年)2月現在、普段、青ヶ島航路用の貨客船「くろしお丸」がドック入りと母島航路に貸出のため、「くろしお丸」の代替運航船として、1月5日(金)(1/5は海況悪く欠航)〜3月13日(水)(予定)の間、青ヶ島航路(八丈島〜青ヶ島)に就航。
また、昨年末に火災を起こし運航不能の鹿児島県十島村の村営船「フェリーとしま2」の代替運航船として、「あおがしま丸」が吐噶喇(トカラ)列島航路(鹿児島〜吐噶喇列島〜奄美大島)用にチャーターされ、3月14日(木)〜27日(水)の間に4回の運航を見込んでいる。

「あおがしま丸で冬の東京湾半日船の旅」終わり

※2023年(令和5年)12月24日(日)


★動画↓↓








(終わり)