富山地方鉄道へ。【北国の冬列車 富山地鉄編①】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。


(富山地方鉄道 稲荷町)


富山地方鉄道
JR富山駅前のビルにある電鉄富山(でんてつとやま)駅

本線、立山線、不二越・上滝線各方面への列車の始発駅



(富山地方鉄道路線図︰ウィキペディアより)



電鉄富山駅改札前の昔ながらの売店


電鉄富山駅ホームへ。
10030形電車(元・京阪電鉄3000系)。塗装は富山地鉄オリジナルの黄色と緑色のツートンカラーに変更。宇奈月温泉行き普通列車。


17480形電車(元・東急電鉄8590系)。近年徐々に数を増やしている。車内はロングシートであるが、特急運用もこなす。


頭端式の電鉄富山駅ホーム


午前10時16分、宇奈月温泉からの特急「うなづき2号」が到着。16010形電車(元西武鉄道5000系レッドアロー)第一編成。

特急列車もワンマン運転。


西武鉄道の初代レッドアロー時代のままの車体。

16010形電車は、この「第一編成」のほか、「第二編成」もあり全部で2編成がある。「第一編成」は車内もほぼ西武レッドアロー時代のままとなっている。
一方、「第二編成」は、工業デザイナー水戸岡鋭治氏の手により内外装がリニューアルされ、主に観光列車「アルプスエキスプレス」として使用される。(アルプスエキスプレスは冬季運休)

















回送列車で稲荷町の車庫へ向かう。





電鉄富山駅ホームには様々なヘッドマークが飾られている。






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電鉄富山駅 午前10時29分発の不二越・上滝線経由 岩峅寺行き普通列車に乗車。

富山地方鉄道オリジナルの14760形電車。塗装は地鉄伝統の雷鳥色。



  

電車富山駅から一つ目、稲荷町(いなりまち)駅。午前10時32分到着。

稲荷町駅不二越・上滝線ホーム


岩峅寺へ向け走り去っていく。

稲荷町駅不二越・上滝線ホームは一面一線。車庫を挟んで本線ホームがあり、地下通路で結ばれている。


不二越・上滝線ホームの屋根がない部分は板張り

地方私鉄らしい古いベンチ

年季が入った屋根の鉄骨

ホームの目の前は車庫

10030形(右)14760形電車(左)

10030形のうち、「ダブルデッカーエキスプレス」を名のるこの編成のみ、元・京阪電鉄3000系当時の塗装。










「ダブルデッカーエキスプレス」は、3両編成で中間車にダブルデッカー車を組み込んでいる。3両編成のため観光列車メインで運行され、観光列車が運休する冬季は出番が少ない。




デキ12020形電気機関車「デキ12021」

「デキ12021」は、1958年(昭和33年)に東芝で1両のみ製造された機関車。黒部川第四発電所建設資材輸送のため、富山地鉄を走る関西電力所有機関車として製造。発電所完成後は富山地鉄の所有に。富山地鉄の貨物列車廃止後は、ここ稲荷町テクニカルセンターに留置され、たまに保線用等として使用される程度。



朝の運用を終えた10030形電車が車庫に入線。



稲荷町駅の駅舎は、不二越・上滝線ホームを降りたところにある。

本線ホームへは、駅舎から地下道を通って行く。


本線ホームは二面二線。


車庫には、16010形(元・西武鉄道初代レッドアロー)2編成のほか、先日新たに西武鉄道から譲受し、2021年度(令和3年度)運行開始予定の、元・ニューレッドアロー10000系特急用電車(富山地鉄での形式は現時点で未定)も留置されていた。




稲荷町駅から電鉄富山駅へ。(午前10時53分→10時57分)

電鉄富山駅


日車(日本車輌)ロマンスシートが並ぶ14760形電車



折返し、普通列車 上市行きへ。


※2020年(令和2年)12月29日(火)


(続く)