高原列車「八ヶ岳高原線」に乗って小淵沢へ【さよなら野辺山SLランド 4】 | 湘南軽便鉄道のブログ

湘南軽便鉄道のブログ

「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。





※撮影日:2018年(平成30年)8月25日(土)
※スマートフォン撮影





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2018年(平成30年)8月31日(金)をもって閉園となった野辺山SLランド🚂

JR小海線よりさらに高い、
日本一標高の高い所(標高1386m)を走る鉄道でした。





最後の夏、もう一度、
軽便鉄道サイズ(軌間762mm)のSL列車に乗車し、350mの周回路線を一周。

天井の高いパノラマ客車
冷房などはなく、高原の涼風を浴びながら走る。




後方展望
大きな汽笛を鳴らし、ゆっくりホームを発車



762mmのナローゲージ


SL列車は歩く程のゆっくりした速度で走行


踏切はホームの前後に2か所。遮断機はありませんが警報器は鳴ります。


カントの付いたカーブ。
パノラマ客車後部の開け放たれた横開き開閉窓が、車体が内側に傾くため動いてしまうぐらい。




車庫に向かう線路が分岐




右側の小さな線路は7.5インチゲージ(軌間191mm)のスイスレーティッシュ鉄道


スイスレーティッシュ鉄道のミニ車両とすれ違い


両端が周回線路になっている小さなスイスレーティッシュ鉄道


小さなスイスレーティッシュ鉄道の列車の方がSL列車より速度が早く、SL列車は追い抜かれます。


関係者用の小さな踏切



右側の花畑の中に埋もれたスイスレーティッシュ鉄道の線路🌻




再びカントの付いた急カーブ


線路の内側にはガードレールも。


左側には小さな作業用車両


夏草生い茂る軽便サイズの鉄道・最後の夏☀️


輝く青い空・白い雲・最後の夏⛅️


SL列車と右側のゴーカート道路の間には7.5インチゲージのスイスレーティッシュ鉄道の線路がありますが、夏は花畑に埋もれて、横からは線路が見えないほど。


コスモス畑の中のスイスレーティッシュ鉄道の線路


コスモス咲く野辺山SLランド最後の夏



右側はスイスレーティッシュ鉄道乗り場の周回線路


警報器付き踏切を渡ると終点


一周350mの周回線の終点


ホームに到着したSL列車の最後尾





ベルギー製で、台湾で活躍していた362号蒸気機関車



1948年(昭和23年)にベルギーで製造したSLであることを表す「アングロ・フランコ・ベルジ 1948」の銘板


「台糖」の銘板。今から50年程前に台湾の国営精糖工場で活躍していた証し







8月31日の閉園後、園内の鉄道車両、資材、遊具など全て「せんろ商会」を通じて譲渡(売却)し、譲渡先が決まったものから撤去予定。


野辺山SLランド最後の夏が終わる

野辺山SLランド閉園後の2018年(平成30年)9月15日(土)・16日(日)の2日間、
野辺山SLランド内の、敷地外からは見えない場所にて、SL362号機と酒井工作所製7トンDL他の車両含む撮影会を愛好家向けに開催予定(「せんろ商会」に事前申込み、定員制、有料)。
主催:野辺山SLランド
協力:せんろ商会




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野辺山SLランドを後に、
レンタサイクルで緩やかな坂を下り、JR小海線の野辺山駅へ🚲️



JR小海線・野辺山駅
JRで一番標高の高い駅。標高は1345m。
今も「国鉄」と表記のまま。




乗車したのは、キハ110系気動車2両編成の小淵沢行き。
多くのハイカーを乗せ、野辺山(のべやま)駅 13時47分発車


向こうは、小諸行きキハE200形ハイブリッド気動車


野辺山駅を過ぎると、さらに上り勾配




そして、この踏切付近がJR鉄道最高地点。標高は1375m。



鉄道最高地点を過ぎると、今度は下り勾配。
そして、列車は県境を越え、長野県南佐久郡南牧村から山梨県北杜市へ


山間部に入り、さらに下り勾配






清里(きよさと)駅


清里高原のある清里駅では、若い女性グループなどレジャー客が大勢乗り込み、車内は一気に混雑




谷を大きく迂回して33‰勾配を下る。




甲斐大泉(かいおおいずみ)駅






甲斐小泉(かいこいずみ)駅



前方には南アルプスの山々
日本で富士山に次いで高い、標高日本第二位の「北岳」の山頂(標高3193m)は雲の中。



雄大な南アルプスの山々を目の前に望む
大カーブを列車は下る。


後方展望。大カーブを下ると、左下のJR中央本線(中央東線)と合流





小淵沢(こぶちざわ)駅 14時20分到着


JR小海線キハ110系気動車の向こうには、
JR中央本線(中央東線)の普通列車用の211系電車。



JR小海線・小淵沢方の列車本数は一日10本。
この他、週末を中心に小淵沢~野辺山間の「八ヶ岳高原列車」や、観光列車「HIGH  RAIL 1375」などの臨時列車を運行。



JR小海線ホームにある駅弁屋「丸政」。
改札外の駅舎一階の土産物店でも駅弁を扱っています。


「元気甲斐」、「高原野菜とカツの弁当」などで有名な小淵沢駅弁

小淵沢駅弁「信州味噌の西京焼き」

おかずの魚は鰈(カレイ)




行き止まりの小淵沢駅3番線ホーム





新造の小淵沢駅舎から望む南アルプスの山々






発車を待つJR小海線気動車




★動画はこちら🎥
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(終わり)