こんにちは、本田健です。
人は好きなものと得意なものを混同しがちです。
得意なことをやり続けていると、いつかしんどくなってしまう人が世界的に見ても多いと感じています。
なので今日は「好きなもの」と「得意なもの」の違いについて解説していきます。
大好きなことをやっているように見えて、実際は得意なことをやっている『ワクワク病』の人が多いと感じています。
ワクワク病の人は、アドレナリンが出ていてワクワクした高揚感でパッと見では、大好きなことをやっているように見えます。
ただしそこには「大物に見られたい」、「人生を生きる躍動感を感じたい」という動機が隠されています。
そんな人は自分が好きなことではなく、得意なことをやっているんです。
これがどんどん進んでいき成功していくと、社会的には成功者に見えても、実際には不幸への特急切符をもらって進んでいます。
社会的に成功している人が急にうつ病になったり、自殺してしまうのもコレが原因です。
彼らは小さい頃から自分に鞭を打ってやってきて、社会的に認められても、全然喜べていない自分に、どこかで気づいてしまいます。
社会に認められているから喜んでいいと自分に言い聞かせれば、言い聞かせるほどギャップに苦しんでしまうんです。
「自分が好きなこと」というのはもっと静かで落ち着いたものです。
周りの人間が評価してくれなくても、それをやるだけで楽しくてしょうがなくて、時間を忘れてしまいます。
だからもう一度今やっていることが「好きなもの」か「得意なもの」かを自分の心に聞いてみてください。
もしかしたら、自分が今ワクワクして興奮していることは、実は好きなことではないのかもしれませんよ。
本田健