の最後に触れた苦い思い出について書こうと思います
当時も下校は集団下校
帰る方向が一緒の子がまとまって帰る集団下校
その時は男の子が3人と女の子が私を入れて3人だったと思う
6人だけど女の子と男の子は距離をとって歩いていたよね
一緒に帰っている女の子の中の1人が
大人しくて当時の女の子の中ではわりと背が高くて
たぶん本人が背が高くて目立つのを気にしていたのか
いつも下を向いていて、ちょっと猫背な感じで
あまり自分の意見を積極気に言うタイプではなかった
だからかもしれないが、
今で言ったら完全にいじめなんだろうけど
男の子に汚いとか臭いとか言われてたと思う
全くそんなことなかったのに
この頃はスカートめくりとかも流行っていて
休み時間になると女の子はみんな逃げ回っているような状況で
振り返ると なんてことだ!! と言いたくなる日々だった
今の時代そんなことしたら完全にいじめだよね
でも 複数対1ではなく複数対複数なんだよね
体育の授業でも、その時間はずっとマラソン・・
校庭のまわりギリギリをひたすら走る
という日もあったりして
(今なら考えられないし、よく走れたもんだわ)
この1年はとにかく走った・・というのが一番の記憶かも
話しは下校に戻るけど
その子と私ともう一人の女の子だいたい3人で帰ってたかな
毎日ちゃんと縦1列に並んで帰ってた
順番は毎日交代
今考えると真面目だなぁ・・
今の小学3年生位の子なんて歩道いっぱいに並んで歩いてたりするのに・・
(こんな状況を見た時は注意してください
)
まあ、歩道らしい歩道がなく
車道の端を歩かないといけなかったので
危険だから縦1列なんて当たり前だけど
私の記憶が確かなら、昔は傘の持ち方まで指導されていたと思う
傘の柄を持って歩くと
歩いている時に傘がフラフラして
周りにぶつかって危険だから
傘の本体を持つように言われていた気がする
(持ち方も決まっていたはず)
私が一番後ろ
背の高い子が真ん中
もう一人の子が一番前
で並んで帰っていた時だった
今でもなんでそんなに厳しく言ったのかわかりません
真ん中の子がちょっと横にそれただけで
「曲がってる!!ちゃんとまっすぐ歩いて!!」
傘がちょっと斜めになったからといって
「傘まっすぐ持ってない!!」
などと
厳しい口調で細かい指摘をしながら帰った
記憶があるんだよね
なんでそんな事言ったのか今でもよくわからない
ただ振り返ると、私にはないものを持っていたので
嫉妬心だったのかもしれない
私にないもの
1.背が高い
2.自分の気持ちははっきり伝えてた
1の背が高いというのは、
私にとってはコンプレックスで背が高くなりたいな・・
とずーっと思っていた。決してものすごく低いということではなく
だいたい、いつも真ん中あたりだったけど、
自分ではもっと背が高くなりたいと思っていた
背の高い子にしてみれば目立つから嫌だというのは良く聞くけど、
背の低い私にしてみればうらやましい・・のなにものでもなくて、
ただのないものねだりなんだけど
もっと堂々とすれば良いのに・・という思いも重なって、
見ていてイライラしていたのかもしれない
2の自分の気持ちをはっきり伝えていたというのは、
前にも書いたようにクラスの何人かの男の子から
不快な言葉を浴びせられても
自分ではっきり「やめて」と言って対抗していたんだよね
自分が言われて嫌なことをきちんと
「言わないで」という自己主張をしていた
私にはきっと出来ないと思うし正直「すごいな」と思っていた
あんなにしっかり言えるんだから、
もっと堂々としていれば良いのにとも思ってた
(自信なさそうに見えていたんだよね)
厳しい口調で私も言ってたけど、
彼女も黙ってはいなくて、ちゃんと文句は言ってきてた
その日の後だって普通に話したりしてるし、
私のイライラを受け止めてくれた彼女の方が大人だったよね
なんでこの出来事が自分の中で引っかかっているのか
そこが自分の中で一番気になったところで
休み時間の落ち着かないクラスの雰囲気にイライラ
嫉妬心
ふだん言いたいことを我慢している自分へのイライラ
自分自信のイライラへの八つ当たり
申し訳なさもあるが、
それ以上に
自分の感情をコントロールできなかった恥ずかしさ
が残っていたのだと思う
今でこそ冷静に物事を捉えられるけど、昔の私はかなり短気だった
それは言いたいことを我慢してイライラしていたからだな
いつから我慢していることを意識しなくなったのか・・
たぶん中学に入ってからだと思う
とにもかくにも
この場を借りて あの時はごめんなさい・・・