こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
今週の相場は先週の上昇基調の相場とは一変して、方向感がないといった感じの印象でした。
僕はこういった「方向感がない相場」でのトレードはかなり苦手意識があるため、分かりやすいポイントでしかトレードをしませんでした。
また、今週のトレードについては「2024.01.23(火)今日のトレード」で解説しているので良かったら参考までに読んでみてください!
それではドル円の環境認識を行っていきたいと思います!
ドル円環境認識
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
週足は先週に前回高値の水準をブレイクした際の上昇の勢いが継続するかと思ったが、レートが伸びず高止まりをし、陰線でチャートが止まっている状況。
ローソク足を見ると、始値と終値が近いことから、この1週間は方向感がなかった相場であったと推測することができる。
→目線は上。
日足は週足でいう前回高値のあたりから詳細に見ていくイメージ。
日足は先週付けた、最高値の水準をローソク足実体で更新することができず高値圏で方向感がなくなっているように見える。
また、過去に最安値の起点(=下落の起点)となった147.500円の水平線をヒゲでは抜けているがローソク足実体で何度もサポートされているのがわかる。
このことから、日足レベルでは最高値(148.522円)を上限、147.500円を下限としレンジ?になっていると判断できる。
→目線は上。(レンジ)
4時間足は日足でいう最安値の付近から詳細に見ていくイメージ。
4時間足は最高値を更新した後、上目線ながら最高値と起点の間でレンジになっていたが、最高値起点(レンジ下限)を下にブレイクし目線が下に転換。
レンジ下限ブレイクがファンダ要因によるものだったことからか、ある程度下落したあとレンジ内に戻し、最安値起点に向けて「調整の買い」のような形で上昇している最中でチャートが止まっている。
→目線は下。
1時間足は4時間足の高値圏でレンジになっている辺りから詳細に見ていくイメージ。
1時間足は最安値と起点の箇所については4時間足と一致し、最安値を付けた後の動きは安値を切り上げ、起点に向けて上昇しているようにも見えるが、ローソク足の上ヒゲ、下ヒゲがかなり目立つことから相場に方向感がない。
→目線は下。
トレード戦略
以上を踏まえてトレード戦略を立てると
目線は上位足から週足、日足は上で、その中でも日足はレンジ、4、1時間足は下(方向感がない)である。
各足の環境認識でも述べたように、上位足の日足がレンジで、その下の4、1時間足で方向感がない状態であることから、トレード時の売買の方向性も定まらないといえる。
また、今週はレンジの下限をブレイクし、レンジが終了したかと思えば、またレンジ内にレートを戻すなどテクニカルが機能しにくい相場?だと判断できる。
そのため、最安値や起点の水平線など分かりやすい箇所でのプライスアクションを見て短期的なトレードを行うか、注目度の高い経済指標の発表などファンダ要因を受けて相場の雰囲気が変わるまでトレードはなるべく行わないなど、目先の利益よりもリスク管理面を徹底し、無駄な損失を避けたいと思う。
といった感じで以上になります!
先週の投稿の最後の方にも書きましたが
こういう方向感のない相場の場合、直近で注目度の高い経済指標の発表があるまで、相場はあまり大きく動かなく方向感がない状態が続く傾向にあります。
「今日は経済指標の発表がないからここら辺でトレードしよう」と言った感じで値ごろ感でトレードすると、運良く思惑通りにチャートが動いてもなかなか伸びなかったり、急に反対方向に動き出したりと危険な場合があります!
また、来週は週末2/2(金)に米雇用統計など注目度の高い経済指標の発表も控えています!
経済指標の発表はいざトレードしようとするときには厄介ですが、こういった方向感のない相場の解消にはすごく役に立つため、発表後の動きが楽しみです!![]()
このブログを読んでくれているみなさんも相場状況を感じながら資金管理を徹底して、トレードを楽しみましょう!
それでは!![]()
※あくまで著者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく
環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。




