Z9に新規導入したLAOWA 15mm F4.5 Zero-D Shiftを装着し、外観写真を撮影してみました。
6枚合焦点をずらしながら撮影し、深度合成しています。
ニコン純正以外のレンズはシグマを少しの期間使ったことがあるくらいで、LAOWAも初めての
導入となります。15ミリの超広角でシフト機構が組み込まれており、現在のところこの焦点距離での
シフトレンズはこのLAOWA 15mm F4.5 Zero-D Shiftのみかと思われます。
使用したことがないメーカーのレンズで、札幌では実機が見られないので耐久性や性能も想像がつかず、
何度か購入しようと決意しかけて見送っていました。しかし歪曲がほぼなく解像度も出ているとの
海外含めたサイトの情報などもあり、この度導入となった次第です。
既に建築写真撮影業務で使用を開始しており、15ミリでの光軸調整による、多彩な表現が可能なことに
喜びを感じています。今まで14ミリあたりの超広角が必要な時には三脚の上げ下げや画像処理で
対応していましたが、撮影現場での機構操作で可能になりました。
ギアの精度や耐久性、広いイメージサークルや高い性能が要求され、数はそんなに出ない、メーカーさんにとっては
なかなか扱いづらいシフトレンズ。さらに超広角シフトとなると唯一無二であり、企画発売されたのは
素晴らしいことと感服致します。
D6 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR