購入しました。
2008年にPC-Eレンズを二本ヨドバシカメラで購入して以後は、ずっと
ニコンのエクスチェンジオファーでレンズ購入をしていました。なので、店舗での
レンズ購入は久しぶり。
ヨドバシカメラは以前とはポイントや値引き方法が異なるようですが、
なかなかいい価格で購入することが出来ました。
先日D600とD800をお借りする機会があり、普通の流れならばD600を購入すると思うのですが、
風景写真の幅を広げる必要を数年前から感じていたこともあり、
まずはAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRの購入となりました。
私は建築撮影用にAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDを使用しています。
![$KEN五島のブログ KenGoshima Photography 北海道の建築写真・炭鉱遺産etc.](https://stat.ameba.jp/user_images/20120326/14/kengoshima/ff/4a/j/o0800053111875552845.jpg?caw=800)
D3 PC-E Micro NIKKOR 45mm f/2.8D ED
何かと比較されているらしいAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDと
AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR。焦点距離の始まりが近いので似ているように
見えますが、用途は異なるように見えます。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDは、オーパーツとも言われるほどの高性能のレンズ。
建築でF8~11あたりに絞って使用していますが、画面中央から四隅まで、全く破綻の無い
見事な描写が売り物です。ナノクリスタルコーティングの効果はばっちりで、
とてもヌケのよい画像を提供してくれます。仕事には無くてはならないレンズです。
反面、フロントヘビーで巨大な前玉を持つボディは少々扱いに気を使う必要があり、重量も
一キロ近く。スナップなどで使用するにはちょっと不便で、望遠側も24ミリと足りません。
AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRは手ぶれ補正付き、重量も軽いです。
16-35と、伝統的な広角ズームの発展版。どちらかというと、気軽な広角スナップを
指向しているレンズなのでしょう。
建築ではAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDが活躍しており、歪曲収差がより巨大な
AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRが建築業務に関わることはありません。
では何故購入したかというと、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDでは装着出来ない
フィルターを、AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRは気軽に使用出来るからです。
私の風景撮影では、ND400など使用して動感を出すことが多いので、フィルター装着機能は必須。
今まではPC-E NIKKOR 24mm f/3.5D EDを主に使用していましたが、適宜
PC-E Micro NIKKOR 45mm f/2.8D ED、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDも併用しており、
機材がちょっとだけかさばっていました。
しかしAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRがあれば、風景撮影のほとんどは
この一本で済んでしまいます。
海岸の砂嵐の中など、なるべくレンズ交換をしたくないですからね。
そんな訳でのレンズ購入。お店を出て、早速石狩浜へ行ってきました。先日よりは波が荒いです。
マイナス10度の海風の中、すっかり凍えました。
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スマホで撮影
まずは16ミリ側。
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D3X AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
ハイライトの粘り、蒼のグラデーション。イメージ通りに仕上がりました。
ナノクリスタルコーティングによるヌケの良さを感じます。
次は日没後結構時間が経った35ミリ側。
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D3X AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
空と地面との明暗差がある状況ではありますが、両方ともデータは豊富な感じ。
50秒ほどの露光で、雲が流れています。
どちらの蒼も私好み。発色とヌケの良さ、使用しやすいズーム画角、使用しやすい大きさのボディ。
今までは画角の自由度があまり無かったですが、今後、風景撮影のコンビはD3XとAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRになりそうです。
また近日 NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRの外観写真や、風景作品、
先日のD3X、D800、D600のレビューを行って行きたいと思います。