娘とのバスタイム。
浴室暖房機能を使い、
バスルーム全体を暖め、
40℃のお湯に浸かる。
娘の好きなおもちゃを浴槽に浮かべ、
一緒に遊びながら入る。
おもちゃそっちのけで、
浴槽に張られたお湯の水面を手で、
ピチャピチャと叩いて無邪気に笑う娘。
そんな微笑ましい姿を見ながら、
ゆっくりと身体の芯を温めていく。
バスタイムは身体と心を温めてくれる、
自分にとって大事な時間なのだ。
■「副交感神経」を活用する
冬。
気温は下がり、身体は冷える。
そんな時は熱めのお湯に
浸かりたくなるのではないだろうか。
疲労回復の面から見ると、
お風呂のお湯の温度は、
40℃より低い方がいいようだ。
その理由は、
「副交感神経」が働き始めるから。
我々の身体には自律神経といわれるものが存在する。
それには2種類あり、
1つは「交感神経」、
もう1つは「副交感神経」と呼ばれている。
それぞれ担っている役割が違い、
「交感神経」は身体を活動的に整え、
「副交感神経」は身体を休息モードに切り替える働きがある。
「副交感神経」がONになると、
血管が開いて血圧が下がり、
心身の緊張が解かれる。
更に消化管の血流が増え、
食事から取り込んだ栄養素が
効率的に吸収されるようになる。
疲労回復をスムーズにするためには、
「副交感神経」の力(ちから)を使わない手はないのだ。
■気持ちよくなりすぎて・・・
自分は娘と一緒に入浴するため、
お湯の温度は40℃以下に設定している。
あまり熱いと娘が入れないからだ。
その温度で入浴していると、
娘は眠くなり、自分に抱っこされながら
寝てしまうときがある。
それを見ていると、
40℃以下のお湯に浸かることで、
眠りへ誘う「副交感神経」がONになるというのは、
間違っていないことがわかる。
疲労回復には「副交感神経」の活躍は欠かせない。
上手に切り替えるためにお風呂を活用することは、
これからも続けていきたいと思う。
あとは娘と一緒に、
自分も寝てしまわないように、
気をつけるだけだ。