疲労のメカニズム | 失敗続きの自分が見つけた成功への道しるべ

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引き締まった身体でいたい。

その想いを具現化するため、
日々トレーニングに励む。

想いの強さが増す事に、
激しくなっていく運動。

その一方で自分の意志とは逆行するように
加速度を増して衰えていく身体。

思うように結果が反映しないことに苛立ち、
ジレンマとの闘いの中で抱える「ストレス」。

それが疲労の原因になっていたら、
自分はどうすればいいのだろうと考えてしまう。

■疲労のメカニズム

「ストレス」を受けたり、
運動をしたりすると、
大量の酸素が消費される。

それと同時に、活性酸素が生まれる。

活性酸素は細胞を錆び付かせる。
いわゆる酸化と言われる現象である。

正確には、細胞の電子を奪ってしまう事で、
細胞膜自体の質が劣化し、
ミトコンドリアの働きが低下するという不都合が生じる。

細胞は酸化することで、
パフォーマンスが低下し、
「FF」という疲労因子を排出する。

「FF」が体内に多く溜まった状態が「疲労」であり、
「FF」が脳に向かって出すサインが「疲労感」となる。

サインが脳に届けば正常に「疲労感」を感じられるが、
そのサインは簡単に妨害されてしまう。

それは、達成感・やる気といったポジティブな思考や
ご褒美といった快楽を得られるものが目の前に現れたとき、
「疲労感」は脳の手前でシャットアウトされてしまうのだ。

脳は「疲労感」を感じなくても、
身体には「疲労」が堪(たま)っていき、
動き続ければ最後には倒れてしまう。

■正しく受け取る

脳の前頭野は意欲・達成感・創造力などを司る部位。

「やる気」「意欲」「達成感」「報酬」の快楽を
熟知・記憶している。

眼前にそれらの気分を味わえるものが現れたら、
「疲労感」は吹っ飛んでしまう。

休めという身体からの警告を無視し、
動き続ければ最後には破綻が待っている。

最近よく耳にする「ポジティブ思考」も
似ているように思える。

怒り・悲しみはネガティブと捉え、
徹底的に排除しようという
間違った考えを持っている者も多い。

ネガティブだからといって、
感じないように嘘を付くことで
解決しようなんて馬鹿げてる。

怒りを感じるから喜びがあり、
悲しみがあるから楽しみが理解できるのではないだろうか。

陰と陽の関係。

どちらかがなくなれば、
どちらも感じることができなくなる。

待っているのは感情の崩壊。

話が逸れたが、疲労も感情も身体が発するサインを
正しく受け取れるかにかかっているように思える。