こんにちは。
埼玉県の注文住宅 新築 リフォームなら「原価で建てる自然素材の家」「外断熱の家」(有)埼玉建築職人会 にお任せ下さい。
今回は近年の住宅の外壁はすべてサイディングではないかというほど普及している仕上げ材について少しデメリットをご紹介したいと思います。
サイディングといえば、このブログでも何度も特徴をお伝えしてきました。
その中には当然、今回のコーキングについてもご紹介しました。
では実際にどのようになるのかという事例をご紹介したいと思います。
サイディングのジョイント部分や出入隅には「コーキング材」が充てんされていますが、このコーキング材が3年くらいから劣化がはじまる旨は既に他の記事でも再三ご紹介しましたが、10年から15年経過すると、ただ詰め込んであるだけというような状態とも言えるでしょう。
コーキングが取れた事例
↑こちらの写真にて、よく見るとベランダの脇のコーキングが取れているのがわかります。
正しくは、コーキングをすべて充てんするのではなく、バックアップ材という副資材を詰め込み、その表面をコーキングで仕上げます。
こちらの写真では、コーキングの充てん深さが少し浅すぎたというのも原因のひとつです。
写真では1枚のみ掲載していますが、実際には数箇所にわたってこのような状態がみられました。
コーキングが劣化すると、このように取れるケースは珍しいといえますが、表面の止水性は低下するため、内部への雨水の侵入を防ぐためにも早めのメンテナンスが必要になります。
そのほか、コーキングの劣化が起因して、外壁材であるサイディング小口面から水を吸い込み、そこから変形が進むということも考えられます。
サイディングの変形についてはこちらのホームページ にてご紹介しています。
たかがコーキングと放っておくようなことはせず、適切なメンテナンスを行いましょう。