【走路】R238オホーツクライン
【現在地】北海道枝幸郡枝幸町
【宿泊地】道の駅「マリンアイランド岡島」
【走行距離】104km
【総走行距離】5094km
【話しかけてくれた人】7人
【総計】279人
【出費】1900円
【内訳】ステッカー、クマよけの鈴、雪印牛乳
【特記事項】ヨウコさんから差し入れ
【走破地図】

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宗谷岬でテント張るかどうか迷った挙句、寒さとキツネに耐えかねて
バス停で宿泊することにしました(*´v`*)

バス停兼休憩所になっていて、夏場はここで泊まる人が多い伝説のバス停。
それだからか「宿泊等、目的外の使用はできません」と書いてあったけど、
泊まらないと寒くて死ぬから今回だけ許してください(´;ω;`)

最北端到達記念ノートが置かれている。
このバス停の管理者が置いているわけではなく、
到達した先人が自主的にノートを提供してくださっているようで、
ノートに書かれた内容よりもっと温かいものを感じた。

こんな感じで寝てた。もちろん貴重品管理はしっかりして。
しんどそうと思った?片側にもたれられるから快適やったでー(*´v`*)
事実、いつもより夜中の目覚めの回数が少なかったw

北緯はどうでもいいけど、8時の時点で5度って...夜中もっと寒かったのか(・`д・´;)
風強いから0度前後の体感気温だったんだろうと思う。

最北端ステッカー(下)を260円で購入。

ものすごく寒い中、震えながら出発。最果て感がすごい。

とりあえずセイコーマートで腹ごしらえ。
けんじさんおすすめのすじこおにぎり。温かい中にたっぷり詰まっている(*´v`*)

オホーツクラインをひたすら南下。景色が固定なのがつらい。
歌うたいながらがんばって進む。

全部で何頭いるかわかった方には1頭プレゼントw

昨日差し入れをくださったヨウコさんと浜頓別で待ち合わせ。
さらにたくさんのお菓子、飲み物、パン、肉まんなどをくださって感謝。
少しずつ大事に食べて生きながらえます(*´v`*)
他のちゃりんこのみなさまの進度や、宿泊地情報、前年の旅人の様子など
たくさん教えていただいてものすごく参考になる。
他の方の宿泊場所がわかれば、そこが安全かどうかもわかるから助かります(*´v`*)

ヨウコさんと別れたあと、ホームセンター寄ろうと思って引き返すと、
今度はカイロとクラッカーサンドいただいた。重ね重ねありがとうございます!!!
早速使ったら、6時間以上たった今もまだ効果が持続してます!!!

そしてホームセンターでクマよけの鈴を購入。
けっこうしゃれおつな品物だが、798円とそれなりのお値段はする。

バッグの後ろにおまもりと一緒に垂らす。
平地・坂道の通常走行時には鳴らないが、小さな段差でも鳴るし
ダンシング時(立ちこぎで車体を左右に振らすこと)にも鳴る。
つまりどうでもいいときには鳴らない優秀な造り。
ロードバイク用の『きづきベル』と同じだと思えば安い買い物。

徳川埋蔵金か?www

神威岬公園。くもった天気の中だと本当に景色が重々しい。

ついに発見、雪印乳業の旧パッケージの牛乳。
我々の世代で牛乳といえばこの色と決まっている(*´v`*)
それだからか、やはり味もおいしく感じた。気のせいに違いない。
このあと、旧来の友人からもらった大事なハンドタオル(カエル柄)を紛失(´;ω;`)
使い勝手がよくて気に入ってたのに...(´;ω;`)

昨日ダイソーで買った留め具付きベルトでカラス・キツネ対策。
バッグの上からタオルを掛けて、さらにその上をベルトで十字に縛る。
少し引っ張ったくらいではカバンの中にくちばしや手を入れることはできない。
夜の間はこれで安心。我ながら天才かと思った。

道の駅に到着して時間が余ったので洗車。
きれいな車体はやっぱりかっこよく見えるし、洗車中に不具合も見つけやすい。
今回は特にメンテを必要とする箇所はなかった。
写真は、以前けんじさんにいただいたホッカイダーのステッカー。
函館のライハ『ウィロビー』さんでもらえるそうです。

洗車も終わってのんびり明日の行き先を考えていると、
道の駅の売店のおばちゃんが声をかけてくださり、温かい抹茶とお菓子をいただいた。
どちらもおばちゃん達の自分用ストックなのにありがたい。
本当はすぐ横にキャンプ場があってそこにテント立てればいいのだが、
風が強いから、道の駅の建物脇に設営して風除けにしてもいいよと言ってくださる。
岡部まりに似た感じの、ふんわりやわらかい印象の優しいおばちゃんだった(*´v`*)
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ブログを見てくださっている(けれども面識はなかった)ヨウコさんや、
道の駅のおばちゃん、それに行く先々で出会うたくさんの方に、
初対面にも関わらずいろんなものをいただきながら、
少しずつ、着実に進んでようやく最北端を回ることができた。
「わーいラッキー(*´v`*)」で済ませたらいけないというのは以前から書いている通りで、
しっかりその意味を考えながらいただきものの味を噛み締めないといけない。
ブログを楽しみにして、息子のように慕って、旅に憧れて、あるいは旅の無事を願って。
ときには自己満足のために声をかけてくるようなおっさんもいるが、
大半は上記のとおり僕自身の身を案じて優しく接してくださる。
見ず知らずであっても、相手の境遇を推し量り、できる限りの精一杯の応対をする。
初対面で相手に壁を作らず姿勢は見習っていかなければならない。
何かをもらうたび、心にもひとつ大事な決意が積もっていく。
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明日はおこっぺ、紋別方面に向かいどちらかで泊まる予定。
ここんところ、連日けっこうな距離を進んでいて疲れもたまりがち。
便利そうな場所を見つけて、1日停泊してゆっくり休まないと。