ニュースが無いのは… | Korea Economic News by KANI

Korea Economic News by KANI

韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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 <ワタクシは韓国のニュースに関して、(続報である)ニュースが無いのはポシャったニュースと考えています。云々かんぬんという計画だという報道がされ、その後続報が無ければ、計画が停滞しているか無かったことにされたという意味です。

 相変わらずセウォル号事件の報道が続いているのは、国民的なショックが大きかっただけでなく、船会社清海鎮海運オーナー一族に関する黒い噂があったり、国家組織改変まで波及しているからですが、口が災いの元になった人物が多いことも事実です。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1400456716/141
141 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2014/05/21(水) 13:09:13.38 ID:eBrwsd69
ニュースが消えたKBS、ゼネスト切迫 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014052107220843853
キル・ファンヨン社長"辞任しない"、KBS労組、ゼネスト賛否投票

 KBSからニュースが消えた。

 KBS記者協会が20日から製作拒否を開始し、KBSニュースが縮小編成されたり放送が取りやめになったりしている。放送された場合も、取材記事ではなく解説委員のコメント中心のニュースが放送されている。キル・ファンヨンKBS社長が"報道に介入したことがなく、辞任するつもりがない"と堂々と(?)明らかにしたことから、KBS事態は一層悪化している。

http://cphoto.asiae.co.kr/listimglink/6/2014051616232359813_1.jpg
▲"辞任しない"と明らかにしたキル・ファンヨンKBS社長

 KBS記者協会の製作拒否とともに、KBS労組は21日に組合員を対象にゼネストのための賛否投票を実施する。記者とプロデューサー(PD)等で構成されている全国言論労組KBS本部(新労組)は、21日から3日間のストライキ賛否投票を予告した。賛成が多いと予想されていて、キル社長が辞任しない以上は破局に突き進むと予想される。

 KBS記者協会は20日深夜12時まで製作拒否をすることにしたが、"キル・ファンヨン社長が辞任しないと明らかにしたことから、製作拒否を継続することにした"と話した。今回の製作拒否には20人あまりに達する全世界KBS特派員も志を一つにしていて、波及力が大きくなっている。

 記者協会と新労組だけでなく技術職群で構成されているKBS労働組合(第1労組)も、志を一つにすることに意見を取りまとめた状態だ。これはKBS全組織が今回のセウォル号沈没で浮上したKBSの色々な問題点を認めて、その代案としてキル社長の退陣に意見を集めたと解釈される。

 大統領府のKBS外圧などにより、公営放送本来の任務を放置したというKBS組織員の反省だ。外圧と公営放送としての資格未達の根本原因はキル社長にあるというのが、KBS記者協会と労組の指摘だ。キル社長が辞任せずに持ちこたえる以上は、ゼネストと製作拒否が続くものと見られる。


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 <ニュースが無いのはストのニュースである。

 KBS報道局ではすでに報道局長が舌禍事件で辞任しています(シンシアリー氏のブログ5月9日) 。また、今日昼過ぎにはユ・ビョンオン前会長をかくまっていた、キリスト教福音浸礼会の本拠地へ検察が立ち入り、関係者の逮捕拘束を開始しています。

 経営陣の逮捕が相次いだことから清海鎮海運は会社としての体を失い、融資の返済が停滞していることもわかっています。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1400456716/73-74
73 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2014/05/20(火) 12:46:43.18 ID:3T2Mrjas
清海鎮海運が事実上不渡り。産銀の貸し出し金回収難航 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014052007050677876

 セウォル号を運行していた清海鎮(チョンヘジン)海運が航路免許取り消しにより事実上不渡り状態に入り、KDB産業銀行の清海鎮海運貸し出し金回収に赤信号がついた。清海鎮海運は期限内に貸し出し利子数千万ウォンも返すことができなかった。他の銀行へ連鎖延滞になる場合、清海鎮海運に融資していたハナ、外国為替、新韓、国民銀行も回収に難航するものと見られる。

 20日金融界によれば清海鎮海運は現在、正常な経営が不可能な状態だ。最近海洋水産部からセウォル号が就航していた済州(チェジュ)~仁川(インチョン)間航路に対する免許取り消し通知を受けたうえ、代表など主な経営陣が拘束されたためだ。その影響で清海鎮海運は、19日までに産業銀行に償還しなければならない利子数千万ウォンも返すことができなかった。

 独占航路免許が取り消しになり、貸し出し金は期限利益喪失状態になった。満期に関係なく、いつでも貸し出し金を早期回収することができるという意味だ。産業銀行が清海鎮海運に融資していた資金は短期借入金69億4000万ウォンと長期借入れ金100億ウォンと、元金だけで合計170億ウォンに達する。元金と利子を合わせて今月中に返さなければならないお金は44億3790万ウォンだ。

 産業銀行は正常な経営が困難であるだけに、期限延長なしで決められた手続きに基づいて貸し出し担保を処分し、元利金を回収するという計画だ。しかし貸し出し担保で最大であるセウォル号の船舶保険金支給が不透明であり、貸し出し金の全額回収は事実上難しい状況だ。

 産業銀行が確保している清海鎮海運の貸し出し担保は総船舶5隻で、帳簿価額では234億ウォンを越えている。このうちセウォル号が168億ウォン台で、全体の70%に達する。セウォル号(78億ウォン)を含め、これら船舶の清算価値担保価額は132億ウォンだ。

 セウォル号が沈没したために、産業銀行は清海鎮海運が受け取る船舶保険金から貸し出し金を回収しなければならない。清海鎮海運はメリッツ火災(78億ウォン)、韓国海運組合(36億ウォン)の最大114億ウォンの船体保険に加入していて、全額産業銀行に質権設定されている。

 しかし約款では、清海鎮海運側の過失で問題が発生した場合には保険金支給が免責されるという内容が含まれていて、清海鎮海運の過失が確定すれば産業銀行は保険金を受け取ることができない。現在は検察が捜査中だが、常識を跳び越える過剰積載と、船舶安全に必須のバラスト水操作が事故の直接的な原因と判断されているため、清海鎮海運の過失が認められるというのが一般的な見解だ。

 保険金が支給されるとしても、3000tを越える貨物に対しては保険を別にかけていなかったために、引き揚げ費用や荷主の被害補償などの支払いが優先されれば、貸し出し金回収は後回しにされる可能性が高い。

 清海鎮海運が一度にお金を返しにくいという理由で法廷管理を申し込んでも、回復手続きが開始される可能性は低い。企業の清算価値より継続価値がさらに低いと予想されるためだ。この場合残りの船舶価値も落ち、貸し出し金回収はさらに難しくなるものと見られる。

 これは結局、産業銀行の実績悪化につながる可能性が高い。これまで'要注意'段階であった清海鎮海運に対する貸し出しは、金利延滞を理由として'固定以下'に落ちた。貸し出し債権が'固定以下'に分類される場合、規定により20%~100%を貸し倒れ引当金として積まなければならない。大企業構造調整リスクによって昨年当期純損失を出した産業銀行実績に、'セウォル号リスク'まで加わるわけだ。金融関係者は"清海鎮海運が事実上破産状態になり、産業銀行ほど融資規模が大きくないとしても、清海鎮海運に金を貸していた他の銀行も、貸し出し金全額回収が容易ではないこともある"として、"清海鎮海運リスクが銀行業界に拡大する様子"と話した。


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 <産銀からの融資170億がすべて回収不能になったところで、処理しきれない金額ではないでしょう。

 ただし、国策金融機関として輸出企業などへ融資を行ってきた産業銀行が、全体的な企業経営不振の影響をまともに受けて、延滞などに苦しめられる可能性はまだまだ残っていますし、普通ならなんでもないような小さな傷が、最後の一突きとして全体を崩壊させるきっかけにもなりえます。

 一海難事故として見るには大きすぎるセウォル号事件ですが、三豊デパート崩壊事故後のように何も本質が改められないまま、記憶から薄れていくのかもしれません。IMF危機時のことを徐々に忘れてきた韓国経済も、同じような道をたどるのでしょうか。


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