今度は現代重工で火災 | Korea Economic News by KANI

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韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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 <昨日は三星SDS果川データセンター火災 をお伝えしましたが、今日午後、今度は現代重工蔚山造船所で火災が発生しました。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1397744168/252
252 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2014/04/21(月) 20:48:42.55 ID:iP9jDSAf
現代重工業蔚山造船所で火災、2人死亡2人負傷(総合) 【アジア経済】
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014042119123519713
http://cphoto.asiae.co.kr/listimglink/6/2014042117244030541_1.jpg
<写真=ID Y*****様ツイッターキャプチャー>

 現代重工業蔚山(ウルサン)造船所内のLPG船建造現場で火災が発生し、協力業者の作業員2人が死亡し2人が負傷した。

 21日現代重工業労働組合と蔚山東部消防署によれば、この日午後4時4分頃、蔚山東区(トング)一山洞(イルサンドン)にある現代重工業第5ドックで建造中の8万4000t級LPG運搬船で火災が発生した。この火災により黒煙が一帯を覆い、119状況室へ通報電話が相次いだ。

 事故直後に蔚山大病院に運ばれた3人のうちイ某さん(37)が死亡したほか、消火後の現場収拾中にキム某さん(39)が死亡していたのが確認された。

 労組関係者は"事件発生時、130人あまりの作業員が作業をしていた"として、"他の作業員は急いで避難したために助かった"と話した。

 火は午後5時30分頃に鎮火したが、消防当局は現在まで小火を整理している。

 現在、警察と消防当局により正確な原因を調査中だ。労組側は"LPG船タンク内で火災が発生した後、一回爆発音が聞こえた"として、"船舶建造に用いる断熱材などが火に焼けたと推定される"と話した。会社側は"正確な事故経緯を調査している"と話した。


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 <原因は今のところ不明ですが大規模事故や産業災害がこうも続くと、昨日『何かが起きることで、今まで順調に動いているように見えていたその裏が、実はとてつもなく脆い構造だったかようやく分かる例が多い』どころか、すでに産業現場はとんでもない状況になっているのではないかとまで考えてしまいます。

 ハインリッヒの法則とは、大事故には29の中事故があり、300の小さなトラブルがあるというものですが、いつもは誰かが300の小さなトラブルを食い止めているのに、たまたま停止させることができず、中事故から大事故につながっていくものです。絡み合った因果関係の中から、大事故につながる流れが奔流のように噴き出すのです。不幸な偶然が重なったという言葉の裏には、だれも止められなかった必然があります。この必然を生み出さない努力が、不幸な偶然を重ねない努力なのです。

 さて、三星SDS果川データセンター火災は、今日になっても全面復旧ができないままとなり、三星グループを中心に各種サービスの停止が続いています。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1397744168/214-215
214 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2014/04/21(月) 10:39:36.15 ID:iP9jDSAf
三星カードとチェックカード、一部現金サービスが中断、オンライン決済'2日間真っ暗' 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/04/21/2014042100743.html
国民、新韓、ハナなど18社の提携チェックカードサービス停止
ショッピングモールなどオンライン決済サービスも2日間不通

http://image.chosun.com/sitedata/image/201404/21/2014042100664_0.jpg
▲三星カードが20日夜にホームページへ掲載した謝罪文

 20日に発生した三星SDS果川(クァチョン)ICTセンターの火災により、21日、三星カードほか多数のチェックカードサービスと、一部銀行ATMを利用した現金サービスが中断して顧客が不便を感じている。オンラインショッピングモールとアプリサービスなどオンライン上決済は、2日間にわたって停止している。

 21日、三星カードのホームページ公示によれば、国民や新韓など18の金融機関の決済口座を基盤とする三星カードのチェックカード サービスが中断された状態だ。合計23社のチェックカード提携金融機関のうち、国民、新韓、ハナ、外換、農協、中小企業銀行、SC、セマウル金庫、大邱、釜山、光州、全北などの銀行・金庫機関と、東部貯蓄銀行、東洋証券、三星証券、韓国投資証券、ハイ投資証券、東部証券など合計18の金融機関が影響を受けている。

 またATMとCDを利用できる27の金融機関のうち、国民、新韓、ハナ、農協、企業、光州、釜山銀行と、セマウル金庫、韓国投資証券、ハイ投資証券、三星証券、東洋証券の12社で現金サービス利用が停止した。

 三星SDSでは20日午後12時25分、三星の金融系列会社のデータ サーバーがある果川(クァチョン)センターに火災が発生したため、先制的対応として三星カードのサーバーを停止した。これにより、同日午後2時50分から現在まで、三星カードの公式ホームページとモバイル ホームページのほか、オンライン ショッピングモール、アプリによる三星カードオンライン決済サービスが全て停止した。カード決済後のお知らせメッセージサービスも中止された。

 21日午前9時現在まで、オンライン決済サービスの全てと一部オフライン決済サービスが停止した状態だ。

 三星カードは20日夜、ホームページを通じて“短時間に復旧できるように最善を尽くす”として、“今回のシステム障害による顧客および決済情報の流失はない”と明らかにした。三星カード関係者は“オフライン決済には問題がなく、事故が日曜日に発生したために顧客からの問い合わせは特に増加してはいない”として、“今回の事故過程で被害があったとすれば補償対策も講じる”と話した。サービス復旧時期に対しては明確にしていない。

 このほか、三星証券のサービスの一部にも障害があることが明らかになった。三星証券はホームページを通じて、SMS文字通知サービスとサムスンカード用CMAチェックカード発行および承認業務が中断されたと公示した。三星証券関係者は“SMS文字通知サービスの場合、果川センターを経て承認を受け入れるシステムであるため”として、“今日中に復旧を終えてサービスを再開する予定”と話した。ホームトレーディングシステム(HTS)とポップメッセンジャー使用、ホームページ接続など主な機能は正常に稼動している状況だ。

 三星生命と三星火災には問題がないことが分かった。


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 <今日午後までのサービス提供状況です。


http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1397744168/241,243,245
241 名前:蟹 ◆Uy8zHC0F8E [sage] 投稿日:2014/04/21(月) 20:25:16.37 ID:iP9jDSAf
三星SDS、一部サービスに障害残る。火災事故'一波万波' 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2014/04/21/2014042102166.html

 20日に起きた三星SDS果川(クァチョン)データセンター火災の影響が、翌日の21日も解消されずにいる。三星カードホームページ接続とオンラインおよびモバイル決済が中断されるなど、三星の主な金融系列会社サービスはもちろん、海外に提供している各種サービスに支障をきたして、後日の暴風が‘一波万波’で大きくなっている。

 三星SDS関係者は“果川データセンターは水原(スウォン)センターの補助(バックアップ)センター役割をする所で、今回の火災によるデータ消失はない”と明らかにした。だが、外信とサービス利用者はこれを信じない表情だ。補助であるはずのデータセンターで起きた火災により、三星の主な系列会社でサービスが中断された理由をなかなか理解することは難しいということだ。

 一方では、三星SDSがサービス障害に対して案内すらせずにサービスを遮断するなど、会社側の初動対処が不十分だったという指摘も出ている。

◆三星のグローバル・金融サービスでマヒ相次ぐ
 三星SDS果川データセンター火災の余震は、三星系列会社のあちこちに伝わった。アメリカ情報技術(IT)専門メディア、エンガゼットは21日、三星電子のスマートフォンとタブレットPC、スマートTV製品にエラーメッセージが出てきたという情報提供があふれたと伝えた。アメリカと英国の利用者は、“三星スマートハブが麻痺した”として、三星電子の公式ツイッターアカウントに理由を尋ねる文を相次いであげた。スマートハブは三星電子のスマートTVプラットホームだ。

http://image.chosun.com/sitedata/image/201404/21/2014042102043_0.jpg
▲三星ドットコムに掲示された告示文

 三星の主な系列会社ウェブサイトも障害に見舞われた。三星ドットコムは21日午前10時までもエラーを解決できなかった。三星は公示で、“20日12時頃発生した果川三星SDSセンター電算システム障害により、三星グループホームページと英三星のサービス利用が制限されている”と明らかにした。

 三星経済研究所(SERI)の企業対象サイトである‘SERI CEO’ウェブサイトも、サービスが中断された。

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▲三星経済研究所のサービス一時中止案内文

 三星の金融系列会社は、今回の火災で最も大きい被害を受けた。火災直後から、三星カードのオンライン決済、モバイル アプリカード決済、ホームページ接続、自動応答システム(ARS)等、一部サービスが麻痺した。加盟店とバス、地下鉄などでは三星カード決済が可能だったが、オンライン ショッピングモールではカード決済が停止した。ソウル市の地方税インターネット納付システムであるイータックス(etax)もこの日午前9時頃、三星カードでの納付が不可能だと公示した。

 三星SDSが提供するインターネット電話サービスも不通状態に陥った。三星SDSはネットワーク インフラを担当する会社である三星ネットワークスを2009年に合併した。三星SDS関係者は“インターネット電話回線サービスも、果川データセンターで管轄している”として、“現在70万回線のうち20万本が麻痺した”と話した。

◆サービス マヒはなぜ起きたか。利用者不満吐露
 三星SDSは火災原因について、“無停電電源装置(UPS)増設のために非常発電機を稼動していたところ、火災が発生した”と明らかにした。

 三星SDSは火災発生後すぐに、被害を最小化するために自主的に果川センターサーバーの稼動を中断させ、水原センターへ情報を移管する作業を進めていたことが分かった。三星SDS関係者は“果川データセンターは主にバックアップ(補助)データセンターで活用される”として、“今回の火災によるデータ消失は全くない”と話した。

 一部では会社側の説明を、疑惑のまなざしで見ている。果川データセンターを主なデータ保管先として使っている三星経済研究所(SERI)とインターネット電話サービスを除けば、被害が発生するべきでないのに被害が意外に大きかったということだ。IT専門紙であるエンガゼットは、“1ヶ所で起きた火災なのに、企業の製品とサービスにこのように大きな打撃を与えたのかが、最も大きい疑問”と指摘した。

 これと関連してシステム統合(SI)業界関係者は、“主要となる電算センターに移したデータが本来のデータと違っていれば、見直しに相当の時間が必要とされる”として、“火災が起きた果川データセンターが補助役割をしていたとするならば、サービス復旧に長い時間がかかるはずがない”と話した。

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▲三星のグローバル利用者は20日(現地時間)、サービス障害に対する問い合わせをツイッターに上げた。

 海外のサービス利用者は、三星の不十分な初動対応に不満を吐き出した。英国のある利用者は三星電子が英国で運営しているツイッターアカウントに、“システム マヒに対して本当に何のサポートや説明がないのか”と質問し、また別の利用者は“三星ドットコム ウェブサイトが麻痺したことで、すべての三星スマート機器も麻痺しているようだ”と記した。国内では三星カード加入者が“まともに案内をしないで一方的にサービスを遮断した”として、不満を吐き出した。

 三星SDS側は“ヨーロッパとつながっている海外インターネット網に、しばらく障害があったものと分かっている”として、“海外でサービス中断にともなう不満はまだ受け取られなかった”と話した。


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 <昨日から三星SDS側は果川はバックアップで、水原がメインだと説明をしてきました。しかし、それが本当であるのならば、複数あるはずのバックアップの一つが停止しただけで、切り離して通常どおりの運用が続けられるはずです。

 このようにサービス停止が続出しているということは、記事でも指摘しているとおり、本当は果川がメインであるか、あるいは水原とのデータリンクが上手く行っていなかったなど、三星SDS側が虚偽の説明をしていた疑いが強まります。

 データの流出はないというのは本当でしょう。これは、流出どころか正規のユーザーや管理者ですらデータが取り出せなくなっていることを、三星SDS側が知っているためだからかも知れません。

 昨日のエントリーは「サムスン炎上」とタイトルをつけましたが、情報流出で炎上することはなくても、情報喪失やサービス不備で炎上するのはこれからでしょう。「後日の暴風」という言葉が多用されているのに、ワタクシは適切な日本語訳を見出せていませんが、今日になって悪くない言い回しだと思うようになりました



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