百貨店と自動車の販売増加 | Korea Economic News by KANI

Korea Economic News by KANI

韓国経済を主題に日本語では報道されていないニュースを紹介します

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<今朝はソウルの最低気温が零下11度まで下がり、暖房などで電力需要が増えるとして、韓国電力取引所は電力需給警報「注意」を予測していましたが、これは回避されました。
 もともと気温というものは、夏は高く冬は低いほうが季節需要を押し上げるために望ましいとされています。モノには限度があるとおり、この寒さは12月としては1956年以来だそうです。

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1354687033/320-321
320 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2012/12/10(月) 17:53:46.04 ID:UcZMM9sU
デパートが売り上げ好調でも笑えない理由 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/12/10/2012121001441.html
来年1~2月実績が消費心理回復の基準に

 主要デパートの売上が11月に続いて、‘冬定期セール期間’(11月23日から12月9日)後も好調傾向を見せている。

 10日関連業界によれば、ロッテ百貨店(6.9%)、現代デパート(6.2%)、新世界デパート(6.4%)など、主なデパートが冬の定期セール期間中の基準点で比較して、昨年同期比6%台の伸び率を記録した。先月の売上実績も前年同期比10~16%の伸び率を記録して、今年初めて二桁の伸び率を見せた。

 実際にロッテ百貨店の場合、今回のセール期間に、レジャー(45%)、家電(35%)、スポーツ(28%)、ブーツ(17%)、男性トレンディー(17%)、ファッション雑貨(15%)、女性服(5%)、海外ファッション(5%)の全部門で昨年に比べ好調な売上を記録した。特にロッテは今年5回(1,4,7,10,12月)の定期セールでも、今回の売売上高率が最も良好だった。

 現代デパートも、冬ファッション小道具(39.1%)をはじめとして、アウトドア(59.4%)、スポーツ用品(29.8%)、女性衣類(29.6%)、男性ヤングカジュアル(25.1%)、女性ヤングカジュアル(29.6%)、家具(28.3%)、家電(21%)が好調で、伸張傾向を続けた。

 新世界デパートでも、アウトドア(39.3%)、中低価格カジュアル(24.1%)、靴(17.7%)、スポーツ(17.1%)、防寒用ファッション(16.6%)で販売が増加して、全小売売上高を主導した。

 このようにデパート売り上げが回復しているのは、寒波の影響で11月以降にデパートの主力であるファッション商品群の売り上げが回復したためと解説される。

 しかし不況でこちんこちんに凍りついた消費心理がゆるんだと判断するには早いというのが、業界の多数意見だ。先月と今回の定期セール実績の場合、昨年と今年初冬の天気が相反した姿を見せてているため、‘基底効果’が大きかったと解説される。

 ロッテ百貨店関係者は“昨年11月の場合、異常高温で冬ファッション商品があまり売れなかったが、今年は早い寒波の到来で冬ファッション商品が相対的に多く売れた”として、“このような基底効果があるため、販売回復と判断するには時期尚早であって、少なくとも来年1~2月の販売実績まで見なければ、消費心理が回復しているかは分からない”と展望した。
 これは昨年と違ってクリスマスが平日にあるだけでなく、19日には‘大統領選挙特需’があり、事実上昨年より12月の休日が二日も増えていることから、年を越してからの判断になるということだ。

 ホン・チョンピョ新世界デパート営業戦略チーム長は、“今回の冬セールは寒さからアウトドア、スポーツ ジャンルの売り上げが好調を見せたが、特に冬主力製品であるパディングとダウンジャケッのト売り上げが大幅に伸びた”として、“大々的なクリスマス謝恩行事と多様な冬商品展が来年1月まで続くので、売り上げ活性化が期待される”と話した。

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<一時的要因であって、回復したということは難しいということですね。気象は人間の力ではどうしようもないだけに、人間の知恵で景気を回復させる方法を探らなくてはなりません。

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1354687033/295
295 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2012/12/10(月) 14:50:21.73 ID:UcZMM9sU
先月自動車国内生産販売が今年最大。消費税引き下げ効果 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/12/10/2012121000915.html

 先月の国内自動車販売が、個別消費税引き下げ効果と業界のマーケティング強化努力などで、今年最大を記録したことが分かった。国内販売増加によって月別生産台数も史上最大になった。

 知識経済部は、11月の国内自動車販売は前年同月比13.9%増加した14万2447台で、今年最高の月間実績を記録したと10日発表した。販売台数は14万4372台を記録した昨年3月から20ヶ月ぶりに、増加率では前年同月比25.4%を記録した2010年8月から27ヶ月ぶりの最大値になった。

 知経部は、先月自動車業界が各種特別割引イベントで販売促進活動を強化し、個別消費税引き下げ効果が増して、国内販売が大幅に増加したと説明した。

 国内販売が増えたことから、先月の自動車生産も前年同月比3.7%増加した44万4049台を記録して、月間最大を記録した。ルノー三星を除いた、現代自動車、起亜自動車、双龍自動車、韓国GMの4社の先月生産台数は、今年最大を達成した。

 先月の自動車輸出台数は、ヨーロッパ市場の低迷によって前年同月比0.6%減少した29万9638台に終わった。しかし輸出車の単価上昇効果によって、金額では前年比1.8%増加した44億7200万ドルを記録した。

 知経部は来年の自動車産業展望に対して、輸出は小幅増加すると予想したが、国内は多少回復が遅れると見通した。知経部はヨーロッパ自動車市場の低迷と、ブラジルなど中南米自動車市場は縮小するが、北米と東ヨーロッパなどの市場規模が大きくなり、来年我が国の自動車輸出は、今年より3.1%増加した330万台に達するものと展望した。

 知経部は韓・ヨーロッパ連合(EU)自由貿易協定(FTA)にともなう追加関税引き下げと、トルコ、コロンビアなどとのFTA発効で価格競争力も向上すると予想した。しかし依然として続いている世界的な景気低迷と、ウォン高にともなう輸出実績悪化などは、否定的な要因として提示された。
 国内では新車発売効果などが予想されるが、家計負債増加と景気低迷にともなう消費心理萎縮により、来年は155万台と、今年より1.2%増加するのに終わると展望された。知経部は家計負債負担増加で萎縮した消費心理が、短期間に好転することは難しいとして、今年末に個別消費税引き下げが終了する点も、内需拡大に障害として作用すると予想した。

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<韓国国内の自動車販売市場では、特に今年は輸入車のシェア拡大が目立ったために、国内メーカーも挽回を図ったのでしょう。問題は税制優遇処置が今年末で終了するところにあって、日本でもエコカー補助金で需要を先食いしたと指摘されているのと同根の問題を抱えています。

 さて、米国では財政の崖の回避に向けて努力が進められているわけですが、このほかFRBによるQE4(第4次量的緩和)への期待、失業率改善のニュースによって、今日のソウル外為市場ではドル売りウォン買いが進み、15ヶ月ぶりのウォン高となる1ドル1079ウォンで取引を終えました。ひとまず企画財政部が先物為替ポジション総額規制を打ち出したことと、当局のスムージングオペレーションを警戒したことから大きな動きは出てきませんでしたが、ウォン安への逆転を予測する記事は見当たらず、ウォン高は当面歯止めがかからないものと思われます。

 リーマンショック直後の2008年9月下旬に韓国の外貨枯渇が噂にのぼり、急速にウォン安が進行、翌2009年2月には1ドル1593ウォンまで下がりました。2008年初めは1ドル900ウォン台だったことと比較すると、猛烈なウォン下落に見舞われたといってよいでしょう。
 当時と比較すると現在は外貨準備も増え、銀行の外債も長期物が増え、国際収支は黒字、さらに政府の財政健全性は良好ということになっています。これを信じるならば、ウォン安に進みそうもないことがわかります。実際のところ国外要因によって振り回されっぱなしの韓国に対して、そこまでの力の蓄積があるかどうかは不明です。

 儲かるところにカネを出し、儲からなければカネを引き上げるという大原則がある限り、国内に充分な需要と資本がないことの辛さは、まだ当分続きます。


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