広末涼子が高速道路のトンネルで交通事故を起こし、その後の暴力や暴言に対する考察です。

まだどのような事情なのか分かりませんが、警察が家宅捜査をしたり、尿検査をしても違法薬物が出てこないということは、心療内科等で処方されているベンゾジアゼピン系を含めた向精神薬が原因だったのかなと私は推測します。

 

雅子さんのブログ

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もしかして違法薬物でなくて処方薬?! | 精神科卒業までの道のり記録

 

 

広末涼子の4月16日の記事 おそらくベンゾジアゼピンの薬を処方されていたのではと思われます。そして余った薬を飲んだのではないかと思われます。

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この事務所関係者は、映画の企画書を見て、気になることがあったという。

「具体的になった企画書を見せてもらいましたが、『広末涼子』の名はどこにもありません。それを問いただすと『低予算の作品に広末が出るとわかると、うさん臭がられるから、わざと伏せているそうだよ』と無邪気に言っていました。おそらく企画内容から、公共施設や病院などをロケ地として借りなくてはいけないので、涼子の名があると、借りられるものも借りられなくなるからでは? と、直感的に思いました」

映画が具体的に動きだしてからは、広末容疑者の感情はジェットコースターのように激しく上下していった。

「『撮影は早朝からやるから』と、やたらと早起きをして、私にも電話をしてくるんです。着信が6時とかは普通で。一方で、気分が落ちると手に負えない感じになります。今度は『早く起きなきゃ、って思うとずっと眠れなくて』と、真夜中に連絡があったり。涼子は以前、通院をしていましたし、薬を処方もしてもらっていたこともありました。今回のことで多くの人に迷惑をかけました。心の問題だけでなく健康も蝕んだとすれば、もう仕事は休んでほしいですね』(同前)

 

 

 

結論から云うと、耐性が出来ていない人に、朝昼晩と最強のリボトリールを飲ませたら、サービスエリアでひろすえで~すと言うぐらいのテンションが上がります。

私が何度も言っているように、ベンゾジアゼピン系は腹側被蓋野から側坐核にかけて、ドーパミンが増えると2010年のイギリスの自然雑誌ネイチャーで報告されています。

ベンゾジアゼピンの奇異反応もドーパミンが増えることによって起こると私は考えています。

ベンゾジアゼピン界隈でドーパミンが増えるという議論があまり無いというのが少し残念です。
中には、ドーパミンが増えると知って、なるほどと納得された人のコメントを私のブログでもらったことがあります。

ですから、ベンゾジアゼピンでドーパミンが増えて、ハイになって、双極性障害2型の完成という人が多数いるということです。

例えば、ベンゾジアゼピンを一気断薬した時、すぐには抑うつ症状は現れませんが、それは脳の脂肪とベンゾジアゼピンの親和性が高く、脳にプラークのように蓄積しているからです。

それが、染み出てベンゾジアゼピンが無くなり、自分の閾値を越えると、抑うつ症状が出ます。

それは、ドーパミンが増えることで、ホメオスタシスが働き、ドーパミン受容体が減少しているからです。

高容量で長期10年以上ぐらいのベンゾジアゼピン服薬者に一気断薬させたら、3~4週間後に抑うつ症状が出ると今では自信をもっていえます。

減薬断薬して、ドーパミン受容体のアップレギュレーションを時間をかけて、ひたすら待つしかないです。
 
SSRIのセロトニンが増えて衝動的な反応が起きたり焦燥感などが出ることはあっても意欲的になったり多幸感のようなハイになることは無いと思っています。

三環形などの抗うつ薬はモノアミンが増え、モノアミンの中にドーパミンも含まれます。

うつになると、抗うつ薬のみの処方は無く、必ず、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や抗不安薬が処方されます。

サインバルタのSNRIは、セロトニン、ノルアドレナリン、を増やすのは分かりますが、盲点として、前頭前皮質には、ドーパミントランスポーターが無く。ノルアドレナリントランスポーターがノルアドレナリンとドーパミンの再取り込みを兼務しているので、前頭前皮質限定でドーパミンも増えるのです。
 

30年ぐらい前のうつ病の本には、なぜ、抗うつ薬は飲んでもすぐには効かず、2週間後ぐらいから効き始めるのかという疑問を呈した精神科医が書いた著書がありましたが、今の精神科医はマニュアルどうりに覚えるだけで、そのような疑問を抱かないようです。

SSRIはセロトニン再取り込み阻害薬で、脳内ですぐにセロトニンが増えるのです。

 

例えば、コンサータ、ベタナミンはドーパミン再取り込み阻害薬で、脳内ですぐにドーパミンが増えます。

飲んで30分後ぐらいには、ドーパミンが増えて意欲的になり、薬の効果を実感出来ます。

抗不安薬、睡眠薬も同様にすぐに効果を実感できます。

 

ですから、うつ病はセロトニン不足から起こるという仮説はとても怪しいですというより、私は間違っているという見解です。

慈恵医大の近藤一博先生及び欧米のうつ病学者も、表立っては言えないけど、うつ病はセロトニン不足ではなく、脳の炎症という見解です。

 

うつ病の原因は、脳の炎症で起こるうつ病とドーパミン不足で起こるうつ病の2種類あり、ストレスからの疲労が原因で、脳の炎症で起こるうつ病は悲観的なグルグル思考になり、罪業妄想で自罰的思考なのに対し、ドーパミン不足で起こるうつ病は他罰的思考になるという違いがあります。

 

>余裕のKYさん

私もSSRIで変になった経験ありますが、
確かに意欲的とか多幸感はゼロでしたね。

もちろん、
元々の気質や体質で個々の差はあるとは思いますが。

いずれにしろ
抗うつ薬はかなりの自殺や事件の引き金になってますよね。
日本ではほとんど報道されませんが。

 

>余裕のKYさん

ドーパミンを薬で弄るって本当に怖いですよね。

ジストニアやジスキネジアの原因もそうだし。

いずれにしろ、
処方される薬で変になるという事実をもっと
マスコミは報道すべしだと思うんですけどね。

 

 

YouTube動画にあった以下のコメントの内容はASDの兄と思われます。

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兄は感情コントロールが出来ないので、怒りが湧き起こると暴力をする。先日も些細なことで殴られました。 例えば 横断歩道でモタモタしてる人が居るだけで激しい怒りが湧き起こるそうです。 色んな所で人を怒鳴りつけては、その後落ち込んでいます。家族には暴力を振るって来るので困ります。 距離は取ってますが、関わらない訳にもいかない所も有ってこちらまで精神的に病気になりそうです。 IQは高いので高学歴でしたが、自分自身に翻弄されてる人生に見えます。 次、兄に暴力をされたら警察を呼ぼうかと思ってます、そうすれば少しは暴力止まるのかな? 他人へは殴る様な事はしません、家族にだと甘えが有って殴ってきます。なので警察呼ぶ事が少しは兄の暴力への抑止力になるのでしょうか?

 

 

以下のフリーライターかこさんのブログ内容は、抗うつ薬による躁転では無く、耐性が出来ていない人に、高容量のリボトリールを多量に投与したため、ドーパミンが過剰に増えて躁転したものですと今では自信をもって言えます。

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ある男性の体験談を紹介します。

☆☆☆☆☆☆☆☆

 

私は今、離脱症状で普通の生活も送れない状態で悩んでいます。

2017年春頃まで、リボトリール6mgを服用しました。この間服薬量に前後はありますが、ベンゾジアゼピン薬物をこの間9年間飲み続けたことになります。後で知ることになるのですが、この時点で私はジアゼパム換算値120mgという恐ろしい量を飲んでいたことになります。悪魔の量です。

(注、リボトリールのセルシン5㎎との等価換算値は0.25㎎。したがって、ジアゼパム換算は120㎎) 参考http://www.yoshida-hospital.org/fuan/doc/q.html

 

食欲不振から始まった精神科

そもそもの始まりは、平成21年6月2日の初診時に鬱と診断され、三環系のトフラニールが処方されました。

その後数日経って、興奮状態が現れ始めたのです。やる気がみなぎり無敵な状態を感じ、それだけならよかったのですが、抗うつ薬は麻薬となんの変わりもないシロモノですから、

人格が変わり始めました。

少しのことでブチギレる状態になり、車に突進しようとしたり、怒りにまみれ、川へダイブしようかと考えたり。向かってくる車に突っ込んで殴り飛ばしてやろうとか……そういった感情が現れ、主治医に報告すると「躁が出てる」ということで、てんかん薬であるデパケンが処方されました。

それでもトフラニールによる興奮状態はおさまらず、トフラニール中止、デパケンと安定剤の処方になりました。最初の受診時からベンゾは、後から調べたら処方されていました。

しかも、なぜか、初診から1か月も経たない6月末にはすでにリボトリールが処方されていたのです。

最初はうつでしたが、双極性障害と診断しなおされ、あらゆる精神薬の人体実験のような状態にされていきました。ただの食欲不振からです。

落ち込みがひどくなるとジプレキサやテトラミドを増量。もちろん、睡眠薬であるベンゾもたくさん服用しました。

興奮状態のとき、娘に手を挙げてしまい、その後落ち込んで、睡眠薬を大量に服用して救急車で運ばれたり……私の精神状態は、ぐちゃぐちゃになりました。

死にたい願望など起こったことが今まではなかったのに、精神薬を飲み始めてから、数回ほど睡眠薬による自殺未遂を経験しました。

 

一気断薬から再服薬

いろいろと調べて行くうちに、薬を抜いて行ってみよう! 少なくしてみようという考えになり、「こんなもん飲まなくたって大丈夫だ」という自己判断ですべての薬を切りました。

 

まったく無知のままにです。一昨年の4月のことです。

断薬後一日くらい経つと、頭がくらくらし始め、頭痛と目眩がひどくなりました。なんだこの状態は? と焦ったのですが、この頃ちょうど新しいサプリを飲み始めていたので、もしやそれが原因なのかと、そのサプリを片手に一度内科を受診しました。

しかし、医者はこのサプリはほとんどがビタミンだし、これが原因とは考えにくい。しかもそんな症状は今まで見たこともない。もし、精密検査するなら紹介状を出すよということで診察は終わりました。

その後妻がネットでいろいろ検索したところ、薬の「離脱症状」という言葉に行き当たったのです。

特にベンゾジアゼピン薬物を急にやめた時起こりうる症状だということを私は、この時初めて知ることになります。

そして、そこから私はいろいろ調べ始め、ゆっくり減薬をしなくてはいけない。一気断薬は命にもかかわることがあることを知り、一度再服薬をし、自分なりに少しずつ減薬していくことを決意しました。

 

再服薬によって、身体は一度は完全に元に戻りました。そこで私はリボトリール6mgを4mgに減薬し、半年くらいかけて2mgまで減らし、年末には1mgまで減らすことができました。

ちなみに他の向精神薬はほとんど全部一気に断薬しましたが、症状はなにも変わらず断薬することができました。

そして、向精神薬をやめて、減薬していくたびに私の精神症状はよくなり、今まで胸が苦しくなったり、発作的に睡眠薬を何度もがぶ飲みして自殺未遂をしていた自分が嘘のようになくなりました。希死念慮ばかりが浮かんでいたのは、薬漬けになっていたせいだったのだと、この時やっと知ることになります。すべて気づくのが遅すぎる大バカ者です。自分で調べようともせず、医者に言われるがまま、訳のわからない薬を9年も飲み続けたのですから。

 そして、最後にベンゾジアゼピンのリボトリールのみとなりました。6㎎から1㎎にまで減薬し、残りをこのままゆっくり減らしていけば完全に断薬できると、少し安易な部分があったかもしれません。

この時点での私の落ち度は、ジアゼパム換算値というベンゾジアゼピンの力価というところまで調べあげなかったところです。

まさか、リボトリール1mgがジアゼパム換算値20mgもの強力価の悪魔の薬物とは、この時点で私はまったくの無知だったのです。

 

減薬して歩行困難に

話は減薬していく段階に戻りますが、2018年、年が明けて私はリボトリールを1mgから0.5mgにどんと減薬しました。このとき頭の重たさ、頭痛、少しの目眩を覚えた記憶が鮮明に残っています。

しかし、耐えられるなら、それを維持していけば徐々に身体もその量に慣れてくるということがネットに載っていて、それを信じ、少し辛い状態になりましたが、0.5㎎で頑張ってみようと決意しました。

精神状態は完全に回復していましたので、私はリハビリのように少しパートで働こうと決意し、近くのドラッグストアーでパートで働くことになります。

働いている間、頭痛や頭が常に重たく目眩も少々ありましたが、身体の辛さくらい気合いでなんとかなるだろうという安易な考えで働き続けました。

リボトリール0.5mgを維持して1ヶ月くらい経った頃、2日ほど完全にベンゾジアゼピンを抜いてみました。

 

すると、突然40度の高熱が出て、5日くらいで7度3分から5分に下がったものの、そこから微熱が下がることはなくなりました。

そんな状態であるにもかかわらず私は2月に入り、リボトリールをさらに0.25㎎にまで減薬したのです。気合いがあればなんとか乗り切れる。絶対乗り切ってみせる。気合いで断薬してやるという強い思いしかそのときの私にはありませんでした。

このときに感じた症状は、夜携帯を見ることができなくなるほどの目の眩しさと、小さな音がまるで耳元で鳴っているかのような聴覚の異常でした。

0.25mgを飲み続けながら仕事は続けていました。しかし、あまりの目眩と急な吐き気に襲われ、早退したりしていましたが、結局改善せず仕事を続けられない状態になりました。

 

その後も0.25mgを維持、服用し続けましたが、2018年4月29日、服用し続けているにもかかわらず歩行困難な状態に陥ったのです。

服用していてこんな状態になってしまうのなら、もう服用しても意味がないという独断で、そこから私は一気に0.25mgを切りました。これが私の失敗でした。

リボトリール1mgの4分の1の量にもかかわらず、セルシンとかのベンゾジアゼピンの薬にしたら5mgを一気断薬したことと変わらないことを後で知ることになります。

つまり、慎重に1錠を少量ずつ減薬していったにもかかわらず、ジアゼパム換算値の無知さゆえに、自分ではゆっくり抜いたつもりがセルシンで言えば5mgという量を一気に抜いてしまったことになるのです。

 

ちなみに、ミネラル分が含まれる天然塩であれば、少々摂りすぎても問題ないと考える方がいますが天然塩も精製塩と同じ食塩です」

 

22年間飲み続けたリボトリールを1年6ヶ月で断薬し、断薬後1年10ヶ月経過した、余裕のKYです。

私がコメントした雅子さんのブログ記事

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精神医療分野もワクチンワクチン | 精神科卒業までの道のり記録

 

 

うつ病ウィルス説について。

うつ病には、ストレスと疲労から脳が炎症を起こすことで生じるうつ病と、ドーパミンが増える薬物等を長期間摂取することで、ホメオスタシスが働きドーパミン受容体が減少することで生じるドーパミン不足によるうつ病の2種類あります。


慈恵医大の近藤一博先生は疲労を研究している先生です。
近藤一博先生は疲労学に関しては、世界的にも第一人者です。
近藤一博先生の著書は4冊(うつ病は心の弱さが原因ではない・うつ病の原因はウィルスだった!・疲労ちゃんとストレスさん・疲労とはなにか)全部読みました。

本のタイトルを分かり易く云うとすれば、うつ病の原因はストレスからの疲労です。
うつ病になる過程で、ヘルペスウイルス6B型が関与しています。という呼び方が適切な表現なのですが、それではインパクトがないので、勘違いさせるような本のタイトルになっています。

基本的に昔から云われている、うつ病の原因はざっくり大まかに云うと、多量のストレスホルモンのコルチゾールが免疫系と反応して、大量の炎症性サイトカインを作り出し、それが血流に乗って血液脳関門を通過し、脳にだけ存在する免疫細胞であるミクログリア細胞が炎症を起こせと指令して、脳が炎症を起こした状態がうつ病です。

 

胃潰瘍の原因は何ですかと聞かれ、ざっくり大まかに云うと、多量の胃酸が分泌されることで、自らの胃壁を溶かし潰瘍ができることですとなります。

更に詳しく云うと、ストレスホルモンと言われているコルチゾールの分泌が増えると、その影響で胃酸の分泌も増えるので、ストレスが胃潰瘍の要因になる。

ピロリ菌がいると、慢性胃炎状態になり、胃壁の防御機能が低下して胃潰瘍になり易いという要因になる。

痛み止めを飲むと、胃壁の粘膜液の抑制という副作用があるため、胃壁の防御機能が低下して胃潰瘍になり易いという要因になる。

アルコールは刺激物で、度数の強いウィスキーなどを大量に飲酒すると胃が荒れて、胃壁の防御機能が低下して胃潰瘍になり易いという要因になる。

体質的に胃酸の分泌が多い人は胃潰瘍になり易いという要因になる。

私の場合だと、初回を含め21年間で5回胃潰瘍、十二指腸潰瘍になり、その都度H2ブロッカーを飲み治っていましたが、ピロリ菌の除菌をしてからは、20年間ストレス過多で暴飲、暴食しても、胸焼けや胃もたれにはなりますが、胃潰瘍にまでならなくなりました。

ちなみに、ピロリ菌は胃の出口である十二指腸に近い幽門部というところに潜伏しているため、胃潰瘍と十二指腸潰瘍を併発することが多いです。


近藤一博先生がアメリカに提出した英語の論文を更に日本語に訳したのを見ると、疲労が蓄積した人体は死期が近いので、血液中に遺伝子として潜伏していたヘルペスウィルス6B型が、その人から脱出して他者に乗り移ろうとする際、嗅球でアポトーシスを起こし、その時に多量のストレスホルモンのコルチゾールが分泌されることが、うつ病の原因だと突き止めたのです。

クッシング症候群は、扁桃体付近に良性の腫瘍ができ、それが刺激となって副腎髄質から多量のコルチゾールが分泌されることでうつ症状が現れます。

実際うつ病と診断され、心療内科に通院していた人が、実はクッシング症候群だったという例もあります。

他にも、筋トレに於いて、オーバートレーニングとなり、多量のコルチゾールが分泌されることでうつ症状を起こすことがあります。

昔から、うつ病患者の脳を解剖すると、ストレスホルモンのコルチゾールが多量に分泌され、海馬が萎縮していることが知られていました。

 

建前上、今更うつ病の原因はセロトニン不足は間違いだったとは、大きな声で言えないのです。

そもそも、うつ病と診断されると、抗うつ薬に加え、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬が処方されます。

ベンゾジアゼピン系はドーパミンを増やす作用があり、またSNRIのサインバルタには、前頭前皮質限定でドーパミンも増えるので、ドーパミン不足のうつには効果が現れるのです。

前頭前皮質はドーパミントランスポーターが無く、ノルアドレナリントランスポーターがノルアドレナリンとドーパミンの再取り込みを兼務しているからです。

うつ病のモノアミン仮説もセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどの総称をいいます。

近藤一博先生は、現在製薬会社と協力して、うつ病に効く薬を開発していて、マウスの実験では成功しているので、おそらく胃潰瘍のH2ブロッカー程度の効果が出るうつ病に効く薬が発売されるのではと思っています。
人間に服薬させるまでは、様々な制約があるので、世に出回るまでには10年後ぐらいになるのではと言っています。

薬の開発中とあって、著書の中で、全ての手の内は晒していないのです。

ですから、近藤一博先生が言っているうつ病の原因は、ストレスからの疲労ということになります。

ピロリ菌がいると、慢性胃炎状態になり、胃壁の防御機能が低下して、とても胃潰瘍になり易くなるのと同じように、幼少期に虐待を受けると、ストレス反応が止まらないように脳の遺伝子が変化しているので、複雑性PTSD者はとてもうつ病になり易い脳に変化しているというところまで、私は防衛医科大学で虐待と脳の関係をマウスを使って研究している戸田裕之先生の論文を観ることで、突きとめました。

佐久間智子先生のホームページにも詳しく書かれています。

ピロリ菌がいなくても胃潰瘍になる人がいるのと同じように、幼少期に虐待を受けていなくても、うつ病になる人はなるのです。

ピロリ菌がいると、とても胃潰瘍になり易くなる。

幼少期に虐待を受けると、とてもうつ病になり易くなるということです。

また、複雑性PTSD者は常時過緊張、過覚醒、交感神経高止まり状態なので、それが軽躁状態のように観られたりします。

もう一つ簡単に説明すると、ドーパミンの不足でもうつ病になり、この場合は被害妄想的になるのに対して、脳の炎症で起こるうつ病の妄想は罪業妄想になり、申し訳ないことをしたという思考になります。

例えば覚醒剤はドーパミン再取り込み阻害薬でドーパミンを増やすので、使用し続けるとホメオスタシスが働きドーパミン受容体が減少します。

ドーパミン受容体が減少しているので、ドーパミン不足が起こり、覚醒剤が切れると抑うつ症状が現れるのです。

古典的な躁鬱病患者は、何らかの要因でドーパミンが異常に増えたり、減ったりすることで起こると思われます。

また、双極性障害2型と診断されたことがある人の少なくとも80%ぐらいの人は、耐性が出来ていない時に、リボトリールなどの高容量のベンゾジアゼピン系を服薬することで、ドーパミンが過剰に増えて軽躁状態となり、そして双極性障害2型と診断されていると思われます。

若者がデパスを飲んで、ハイになってパキル遊びをしていますが、これはデパスの半減期が短いため、さっと陽気になって、さっと冷めてドーパミンの効果を実感しやすいからです。

 

ベンゾジアゼピン系は2010年にネイチャーという雑誌でドーパミンが増えることが報告されています。

 

 

男は、実は女に選ばれている。人の好みや魅力、相性には正体があり、それは「遺伝子の企み」に牛耳られている。数々の実験や最新データを基に動物行動学によって、本書で常識が覆されていくが……。

--初対面で、女性は男性の指が気になるものなのですか。

指を見てゾクッとしたり、セクシーだなと感じたりする。アンケートをとると、顔よりも、指という些細なパーツが気になるという。この「できる」印といえる指の研究は、ここ10年ですごく進んだ。

最初は動物行動学の範囲内で、主にイギリスのジョン・T・マニングが研究していた。それが心理学や生理学に波及して、私も考えを再確認し、再構築することができた。

--指には「できる」印がある?

マニングの研究にHox遺伝子が登場する。母胎の中で受精卵が細胞分裂を繰り返しながらだんだん動物らしい形になっていくときに、その形作りに重要な役割をはたしているのがHox遺伝子。面白いのは、胴体の末端である生殖器や泌尿器を作るHox遺伝子が、同時に手や足の指という末端部作りをつかさどる。その仕組みを知ったときに、指が気になるのは遺伝子が共通だからとわかった。

--指で能力差もわかる?

指比(薬指の長さに対する人差し指の長さ)の値が低いほど、胎児期にテストステロン(男性ホルモンの代表格)のレベルが高かったと考えられ、その人は大人になってもおおむね高い。この現象を利用した研究で、たとえば、プロサッカー選手、交響楽団の楽団員は、指比が低い、つまり薬指が相対的に長いことがわかっている。

最近ロンドンで、生理学者による株のトレーダーについての研究が明らかになった。指比の低いグループと高いグループでは収益に1ケタもの差が出る。トレーダーとして、薬指の長い、つまり右脳の空間認識力が高い人は業績がいいという。うそかと思うような研究結果が出てきた。

 

--それもHox遺伝子など遺伝子の企みに牛耳られている?

一挙手一投足までとはいわないが、こちらが思っている以上に、遺伝子がわれわれを操っていることは確かだ。

--しかも、自己の遺伝子のコピーを残すためにですか。

だれしも自我があると思わねば生きていけないところがある。だが、意識することなく、コピー遺伝子をより残そうと行動するものだ。

--逆に、男は女のどこを見ているのですか。

位置関係で言うと、まず胸がきて、次に脚。脚を細かく分類したアンケートで、脚として太もももふくらはぎも一緒とすれば、胸に次いで脚がランクインしてくる。なぜ男は女のように指を見ないのか、これは研究がなくまだ謎だが、動物一般にメスがオスを選ぶ大原則がある。それがかかわっているのではないか。

メスは妊娠したら、出産や子育てがひと通りすむまで、どうしても数年かかる。繁殖時期もある。メスは卵子にも限りがあるので、より厳しく相手選びをする。だから、メスがオスを選ぶという構図が成り立つ。しかもメスの中にも、妊娠中や子育て中がいて、数としてはオスのほうが多くなる。市場としても少数のメスがオスを選ぶということになる。

--メスは何を基準にオスの質を選ぶのですか。

寄生者に強いオスを選ぶというパラサイト仮説がある。いまの時代、伝染病をそんなに意識しないが、ちょっと前までは結核などで人が多く死に、また天然痘や梅毒も問題だった。地位やおカネがあっても、免疫力が弱かったら人間は生き残っていけない。女による男選びも免疫力が高そうかどうかが、最大のポイントになる。それが一つ。

 

もう一つは、自分が持っている免疫の型との相性だ。自分の持っている型と同じHLA(ヒト白血球抗原)を相手から取り入れても意味がない。なるべくバリエーションを多く持っているほうが、侵入してくる厄介な相手に抵抗する手段も多いことになる。だからメスは自分にない型を、人間だったら違うHLAを持った男を選びたい。それを不思議なことに匂いによってかぎ分けている。いい匂いと感じて、HLAの型が違う男を本当に選んでいる。うそみたいな話だが、これも本当だ。

--血液型も、病原体への抵抗力から要注目とのことですね。

血液型も免疫の型である以上、病気に強い、弱いが現れる。O型は梅毒に強い。もし感染しても進行が遅い。O型は社交的といわれるが、社交的というのは読み替えれば女との出会いを求めていると置き換えられるかもしれない。

血液型性格診断は俗説であり、科学的に否定されているといわれるが、それは心理学でのこと。免疫の型と理解すれば、なにしろHLAを匂いで選んでいるぐらいだから、ABO式血液型もなんらかの形で異なっていてもおかしくない。事実、血液型に病気に対する得手不得手もあるから、性格的に行動パターンの違いが生まれたとしても不思議はない。

--はげ人生も結構いいとも。

はげは、病気に全般的に強い。子を残す前に死ぬことが多いなら、はげるという遺伝的な性質は次の世代に残りにくい。しかし、現実にははげが多い。若いころかなり格好よかった男が急速にはげることもある。若いころにもてて遺伝子のコピーを残し、おまけに中年以降の病気に強い。結構なことではないか。

 

--多くの男性は自分の意思で女性を選んでいるつもりでは。

もし一夫多妻であったらと男に聞くと、たいていハレムにいる自分を想像する。しかし、男と女がほぼ同数であり、一夫多妻は人気のある男に女が集中するということだから、あぶれる男が続出することになる。

もう一つ、男が勘違いしているのは、ハレムを構え、自分がスカウトして集めることができると思っている。選択のベースはあくまでメスにあり、このオスなら第二夫人でもいい、それだけの価値があると思った場合になびくのであって、男がかき集めているわけではない。

--一夫多妻は赤道近くに多い?

文化人類学的に調べた研究がある。赤道に近く高温多湿地域ほど一夫多妻の度合いが強い。パラサイトの脅威が強いと、女はそれに強そうな男を選ばないといけない。いろいろいる中で強そうな男、魅力のある男は限られている。どうしても相手は集中してしまう。それが一夫多妻という結果となって現れる。動物行動学で考える一夫多妻は、宗教や倫理の問題では全然なくて、パラサイトの脅威でそうなると考える。

(聞き手:塚田紀史 =週刊東洋経済2010年5月15日号)

たけうち・くみこ
1956年生まれ。京都大学理学部、同大学院博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。88年に『浮気人類進化論』でデビュー。その後、『そんなバカな!』『ワニはいかにして愛を語り合うか』『男と女の進化論』『シンメトリーな男』『遺伝子が解く!万世一系のひみつ』『草食男子0.95の壁』など。

『女は男の指を見る』 新潮新書 714円

 

トイレ棟周辺のほかにも、シャトルバスが発着する第1ターミナルと西ゲート周辺もメタンガス濃度が高く、開催中は火気厳禁となる。開催中は火気厳禁と排気を徹底するというが、もし外国人観光客が持ち込むスマートフォンの粗末なバッテリーから発火したら…。この2カ所のほかにも会場の4カ所で、低濃度のメタンガスが発生しているという。

さらに恐ろしいのが、日本国際博覧会協会(万博協会)がチケット購入者に求めた「個人情報流用の同意」規約だ。電子チケット購入やパビリオン予約時に「万博ID」を登録する必要があるが、万博協会の個人情報保護に関する方針によると、氏名や生年月日のほか、顔画像や音声、指紋といった生体情報、LINEやXなどのアカウントとパスワードに関する情報、家族構成の入力を求められる。その内容を国や協賛企業、外国政府に提供する場合があると、明記されているのだ。外国政府に個人情報が流用されることに同意しなければ、チケット購入や予約に必要な万博IDは発行されない。

この惨状に、タレントの千原せいじは自身のYouTube動画で「万博に行くつもりはない」と断言し、一刀両断。

「ダダすべりやろ。誰も行かへんやろ。だっていろんな国が『もうええわ』ってブース断ってるんやからさ。ジジイババアは『日本はまだ豊か』って思ってるけど。超クソ貧乏なのにな」

事務所の先輩たる松本、浜田がアンバサダーから事実上降板し、せいじの舌鋒はさらにキレを増しそうだ。

 

 

1-2.むくみとカリウムの関係

むくみの原因の一つに、ナトリウムが含まれる塩分の摂りすぎが挙げられます。

体内の水分量は、ナトリウムとカリウムがバランスをコントロールしています。しかし、ナトリウムを摂りすぎるとバランスが崩れやすくなり、その結果むくみやすくなるのです。

日本人は世界的に見ても、塩分を摂りすぎる傾向にあります。

カリウムは、体内で余分なナトリウムや水分を体の外に出す働きがあるため、むくみ対策のためにはカリウムを積極的に摂ることが勧められます。

 

 

認知症になると寿命は短くなる?
平均的な寿命と寿命を左右する要因や死因・末期のケア

 


認知症になることで、寿命は短くなるのでしょうか。
さまざまな研究結果によれば、認知症患者の寿命(余命)は発症から5年~12年といわれており、認知症でない人よりも寿命が短くなる傾向にあることがわかっています。
しかし、年齢や性別など、寿命に関与するさまざまな要素についても理解を深めることが大切です。

この記事では、認知症患者の平均寿命、寿命に関与する要素、認知症のおもな死因などを解説します。また、終末期の緩和ケアについても説明しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

認知症患者の寿命(余命)は発症から5~12年

認知症患者の寿命に関しては、日本のみならず海外においてもさまざまな研究が行なわれています。

研究によって結果は異なりますが、認知症を発症してからの余命は、おおむね5年~12年といわれています。

認知症の寿命には、さまざまな要因が関係していると考えられており、年齢や性別、身長、病型、症状の進行度合いなど、患者の状態に個人差が見られることは想像に難くありません。

なお、公益社団法人「認知症の人と家族の会」の調査※によると、認知症の介護に要する時間は、要介護2以上になってから平均で約8年という結果があります。しかし、病型の違いや進行スピードは患者によって異なり、早く経過する人もおられます。認知症の診断を受けてすぐに要介護認定の2以上になる人は多くはなく、長い人では20年以上介護を続けているという人もおられます。平均年数はあくまでも参考として考えておくとよいでしょう。

参照:中等度・重度認知症の人の在宅生活継続に関する調査研究事業報告書(公社認知症の人と家族の会,2023)令和4年度老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業

認知症の寿命(余命)に関与する要素

認知症の寿命には、以下の3つの要素がおもに関与していると考えられます。

・ 発症年齢
・ 性別
・ 症状の進行具合


年齢を重ねることで、身体機能や精神機能など、さまざまな機能が低下し、合併症を起こす可能性が高まります。高齢になると、自身で医療機関に出向くのが困難になったり、症状を思うように伝えられなくなったりすることで、合併症への対応が遅れてしまう可能性があることに注意が必要です。

性別においては、さまざまな研究データが報告されていますが、明確な根拠があるとはいえません。しかし、多くのデータによれば、女性よりも男性のほうが認知症発症後の寿命は短いことが判明しています。

また、症状の進行が早いと寿命が短くなる傾向にあります。病型によっても進行スピードに違いはありますが、病型と寿命の関係性はこの限りではありません。

認知症の進行段階と末期段階での症状

認知症では、前兆(軽度認知障害)・初期(軽度)・中期(中等度)・末期(重度)と、進行段階が4つに分類されます。
それぞれの段階における症状を理解していれば、進行を緩やかにしたり、適切に対応したりすることが可能です。症状を見落とさないためにも、段階ごとの進行状況を確認していきましょう。

前兆(軽度認知障害)

前兆期は軽度認知障害(MCI)とも呼ばれる段階であり、明らかな認知機能障害が見られる状態ではありません。この段階では、もの忘れや不安感といった症状が見られるようになりますが、日常生活に支障をきたすほどではないのが特徴です。

軽度認知障害は、10年ほど前から兆候が出現するケースもあり、年間10%~15%の人は認知症に移行する可能性があるといわれています。早期に発見できれば早めに治療できる可能性が高いため、進行を緩やかにすることが可能な状態といえるでしょう。

参照:厚生労働省e-ヘルスネット「軽度認知障害」

初期(軽度)

発症から1年~3年ほど経過すると、初期段階の症状が出るようになります。もの忘れなどの記憶障害から始まり、日時を理解するのが難しくなるといった見当識障害の症状も見られるようになるのが初期段階の特徴です。

前兆期よりもできないことが増えるため、日常生活に支障が出始める時期といえます。また、自信喪失によって感情表現が乏しくなることもあり、うつ病を疑われるケースもあるため注意が必要です。診察時には、状況を適切に伝えることが大切といえるでしょう。

中期(中等度)

中期に入ると、記憶障害が深刻化し、認知症であることが日常生活のなかでわかりやすくなります。また、中期では妄想や作り話など、周辺症状が出現する状態にあることも理解しておく必要があるでしょう。

この時期に入ると、食事や着替え、入浴などを自身で行なうのが難しいため、介護が必要になります。中期は簡単なこともできなくなったり、失語により会話が困難になったりすることから、介護する側も大変な時期といえるでしょう。

末期(重度)

末期の特徴は、コミュニケーションを取るのが難しくなることや、運動障害・歩行障害といった症状が見られるようになることです。また、嚥下障害や失禁も起こる可能性が高まるため、常に介護を要する時期でしょう。

末期は、ベッドで過ごす時間が増えたり、寝たきりの状態になったりする時期でもあります。そのため、手厚い介護が必要となり、介護者自身も周囲からサポートを受けなければ対応が難しくなるかもしれません。

認知症のおもな死因は?

認知症は、身体機能の低下や免疫力の低下による呼吸器感染、循環器疾患を引き起こすことで死に至るケースが多いといえます。そのため、認知症そのものが死因となることはほぼありません。ここでは、認知症患者に多いといわれている死因について解説します。

肺炎

認知症を発症すると身体機能が低下するため、感染症リスクが高まります。さらに、嚥下機能が低下し誤嚥を起こすと、異物とともに細菌が侵入する可能性があります。高齢になることで免疫力も低下し、細菌への攻撃力も弱まることで重症化につながるのです。

特に、嚥下障害などで経管栄養を行なうことが多い末期には、誤嚥による肺炎が起こりやすくなります。根本的な解決が難しく、誤嚥性肺炎を繰り返し全身状態が徐々に悪化することで致命的となるケースも多いでしょう。認知症の死因として多いのは肺炎ですが、そのプロセスには嚥下機能の低下が深く関わっていることがわかります。

老衰

認知症になると、認知機能が低下して寝たきりになる症例があります。また、身体機能の低下により、積極的に運動する機会も減少するでしょう。そのため、骨粗鬆症が進行し、転倒や骨折が起こりやすくなり、寝たきりの生活を送ることもあります。

さらに、嚥下障害によって食べ物を飲み込みづらくなると、食事ができなくなってしまい栄養状態の悪化や脱水を引き起こす危険性がある点に注意しなければなりません。もっとも、老衰という状態は、認知症特有のものというより、加齢により誰もがその経過をたどる可能性が高いと考えられます。

認知症末期のケア

認知症が進行することで、さまざまな苦痛を感じるようになることが予想されます。緩和ケアによって苦痛を和らげることは大切ですが、適切な方法とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、終末期(末期)における緩和ケアのあり方や、症状別の緩和ケアを紹介します。

認知症における緩和ケアの特徴

認知症以外の疾患では、患者の苦痛を和らげることを目的とし、終末期の緩和ケアを行なう症例があります。本来であれば本人が苦痛を訴えた時点で緩和ケアを始めますが、認知症の終末期患者の場合、苦痛を認識し、周囲に伝えるのは困難です

認知症に終末期のケアを行なう場合は、起こりうる苦痛を客観的に評価して対応することが大切です。海外ではいくつかの客観的評価スケールが用いられていることから、日本でもこのような評価を参考にしている医療機関はあるようです。

終末期に入るとコミュニケーションが難しくなり、意思表示も思うようにできなくなるでしょう。ゆとりのある終末期を過ごしたり最適な医療を受けたりするためにも、早い段階でアドバンス・ケア・プランニングを検討し、周囲と話し合っておくことが大切です。

認知症終末期に発生する症状と緩和ケア

認知症の多くは高齢者であり、免疫力が低下している可能性が考えられます。そのため、感染症が原因で食欲不振になり、衰弱する危険性もあるでしょう。このような場合は、適切に治療することで改善を目指すことが大切です。

また、症状が進行することでコミュニケーション不足になり、孤独感が苦痛につながるケースもあります。意思疎通が困難な場合は、非言語コミュニケーションを活用し、コミュニケーションを継続するようにしましょう。

肺炎を起こしている症例では、喀痰吸引を頻繁に行なうことや呼吸困難が苦痛になると考えられます。このような場合は、肺炎の原因ともいえる誤嚥を防ぐために、口腔ケアを行なってみてください。なお、口腔ケアは、感染症防止の観点から経口摂取ができなくなった患者に対しても予防ケアとして行なうことが大切です。

認知症と付き合っていくために
患者ができること・患者の家族ができること

認知症と診断されると、本人だけでなく家族も戸惑うことでしょう。認知症という症状を抱えながら生きていくにあたって、患者・家族のそれぞれができることは何なのでしょうか。ここでは、患者および患者の家族ができることを解説します。

患者ができること

認知症と診断されたら、まずは適切な行動を取れるように正しい知識を身につけることが大切です。また、かかりつけ医を見つけて治療を受けることで、早期治療にもつながります。かかりつけ医を探す際は、市区町村のWebサイトを参考にするとよいでしょう。

今後も安心感を持って生活するためには、経験者の話を聞くのも効果的です。成功例や失敗談など、具体的な例から多くの情報が得られます。

症状が進行することで、サポートが必要になる場面が増えるかもしれません。また、自身の気持ちを周囲に伝えることが難しくなる可能性も高まります。そのため、早い段階で周囲の人に自身の考えを共有しておくことが大切です。

患者の家族ができること

認知症と診断されれば、本人だけでなくご家族も戸惑いを感じるでしょう。これまでのような生活を送ることは難しくなるかもしれませんが、正しい知識を持って適切な接し方を心得ておくことが大切です。

また、本人が認知症を自覚することは、精神的に大きな衝撃となる可能性があります。ショックを受けることで生活に支障をきたすことも想定されるため、できる限りのサポート体制を整えておきましょう

交代制で介護する場合でも、症状によっては人手が足りなくなることが予想されます。公的介護保険制度を有効活用し、介護者自身の時間も大切にしてください。

認知症患者の言動には、さまざまな背景があります。難しいところもあるかもしれませんが、本人の行動や感情を頭ごなしに否定するようなことはせず、本人の意思に寄り添って対応するように心がけましょう。

認知症を発症したら進行する前に今後の対応を話し合っておこう


認知症を発症してからの寿命は、おおむね5年~12年といわれています。認知症発症後の寿命には個人差があり、発症年齢や性別、症状の進行具合などが関与しているため、寿命は参考程度に考えてください。

認知症は進行段階によってさまざまな症状が出現するため、どのようにケアすれば良いのか理解を深めることが大切です。患者本人の意思を尊重した生活を送れるように、早い段階で意見を共有し、今後の対応について話し合っておきましょう。

 

アルツハイマー型認知症とは?

アルツハイマー型認知症は、複数ある認知症の種類の一種であり、1906年にドイツの医学者・精神科医A.アルツハイマー博士によって報告されました。

アルツハイマー型認知症は、65歳以前に発症したものを「早発性」、65歳以上で発症したものを「晩発性」に分類され、アルツハイマー型の多くは「晩発性」とされています。

患者の男女比でみると、男性よりも女性の方が多いのも特徴の一つです。

基本的には物忘れから進行しますが、加齢による物忘れとは異なります。

「食事」を例にすると、食事の内容を忘れるのが加齢による物忘れです。一方で、食事したこと自体を忘れてしまうのがアルツハイマー型認知症の症状です。

アルツハイマー型認知症は世界的にも関心を集めており、国際アルツハイマー病協会と世界保健機関(WHO)は毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と定めて、啓発活動や理解の呼びかけをしています。

参考情報

厚生労働省「世界アルツハイマーデー及び月間(令和4(2022)年度)」

特徴・診断基準

ここでは、アルツハイマー型認知症の特徴と判断基準についてみていきます。

特徴

認知症全般でよくみられる症状としては、

  • 見当識障害(今がいつか、どこにいるのかなど自分が置かれた状況がわからなくなる)
  • 実行機能の障害(家事の手順などがわからなくなる)
  • 判断力の低下

などが挙げられます。
なかでもアルツハイマー型認知症においては、中核症状とBPSD(行動・心理症状)が現れます。

中核症状周辺症状

中核症状とは、脳の働きが障害によって低下し、認知能力が低下することで起きる症状です。

  • 記憶障害(物忘れが起きる、新しいことを覚えられない)
  • 思考・判断能力の低下
  • 見当識障害
  • 失行(目的に合った動作が行えない)
  • 失認(視力や聴力、触覚が正常に働かない)
  • 失語(言葉がうまく操れない)

などが見られ、一度失われた能力は治療により治すことができません。

BPSDとは、アルツハイマー型認知症によって起こるさまざまな心理・感情・行動の障害です。BPSDを伴わないケースは稀で、アルツハイマー型認知症の進行程度によって、現れるBPSDも変化します。

代表的なものとして、進行度合によって下記のような症状が現れます。

  • 初期…不安、うつ状態、妄想
  • 中期…幻覚、徘徊、興奮、暴言・暴力など激しい精神症状
  • 末期…人格変化、無言、無動など

これらは環境や周囲の助けによって緩和できる場合があります。

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診断基準

アルツハイマー型認知症の診断では、まず口頭での問診や、認知機能のテストが行われます。
簡易的な診断基準の有名な例として、「改訂長谷川式認知症スケール」があります。ただし、このスケールでは、見当識障害や記憶障害は評価できますが、失認・失行などの動作性評価項目はありません。

その他、簡単な作業を行う動作性の課題を含む「MMSE(ミニメンタルステート検査)」が用いられることもあります。

WHOでは疾患の分類として、「ICD-10」※と呼ばれる項目を用いています。以下はICD-10の認知症の診断基準を要約した内容です。

簡易テストでアルツハイマー型認知症が疑われる場合は、米国精神医学会、またはNINCDS(アメリカ国立老化研究所)ADRDA(アルツハイマー協会)の基準を用いて診断が下されます。米国精神医学会とNINCDS・ADRDAの基準は大きくは異なりませんが、NINCDS・ADRDAでは、認知症の原因が他にないかを考えるための基準が用意されています。

また、検査の過程で脳画像検査(頭部MRIやCT)も行われ、脳の萎縮などが見られるかどうかも検査されます。

※ICD:世界保健機関(WHO)が定める疾患の分類で、正式名称は「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」です。「ICD-10」の数字部分は改訂数を表しており、「10」は第10版を意味します。
医学の進歩によって、疾病への理解や分類も変化するため、数年ごとに部分的に改訂されます。また、2019年には「ICD-11」が世界保健機関総会で承認されました。

認知症におけるアルツハイマー型の割合は?

「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」※の推計によると、2020年の65歳以上の高齢者のアルツハイマー型認知症を含む認知症患者は約602万人、認知症有病率では16.7%といわれています。

割合としては、65歳以上の6人に1人は認知症を発症しているといえるでしょう。

認知症にはいくつかの類型がありますが、なかでもアルツハイマー型認知症は最も症例が多く、認知症患者全体の60%以上を占めていると。

※出典:「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」(平成26年度 厚生労働科学研究費補助金特別研究事業)

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レビー小体型認知症
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前頭側頭型認知症

アルツハイマー型認知症は緩やかに進行し続ける

アルツハイマー型認知症の治療法はまだ確立されていません。基本的には投薬により、進行自体は遅らせることはできても、症状は緩やかに進行し続けます。

治療では症状の緩和、介護の負担の負担軽減しながら、少しでも長く家族と過ごせるようにすることを目指します。

発症する原因と考えられているものは何か?

アルツハイマー型認知症の原因は諸説あるとされ、明確な原因はわかっていません。
しかし、医学の進歩によってわかってきていることもあります。

老人斑、アミロイドβの関係は?

アルツハイマー型認知症は、脳の萎縮によって認知機能の低下が著しく生じる疾患です。

脳の細胞にβアミロイド(脳内で生成されるタンパク質の一種)がたまって「老人斑(老人班)」と呼ばれるシミのようなものができ、神経繊維の変化が生じることにより発症するといわれています。

発症年齢の平均は?若年性も増えている?

アルツハイマー型認知症による脳の変化は、症状が現れる数年前から生じていると考えられ、発症の時期ははっきりとはわかっていません。

アルツハイマー型認知症は、早期に投薬をすることで進行のスピードが遅らせることができるといわれているため、早くに異常に気付き、医師の診断を受けることが大切です。

ただし前述の通り、65歳以上の高齢者の6人に1人は認知症を発症するといわれています。年齢が高まるごとに、認知症のリスクは高まっていくといえるでしょう。

また、65歳未満で症状を発症するケースもあり、これは若年性発症型アルツハイマー病(以下:若年性アルツハイマー病)と呼ばれ区別されています。若年性アルツハイマー病の患者数は2020年時点で3.57万人と推計されています。

2009年の調査結果である3.78万人に比べると減少していますが、人口に対する割合は10万人に47.6人から50.9人へと増加が見られました。※
なお、若年性アルツハイマー型認知症のうち、半数程度がアルツハイマー型認知症と診断されています。

※出典:日本医療研究開発機構認知症研究開発事業による「若年性認知症の有病率・生活実態把握と多元的データ共有システム」(2020年3月)

遺伝するものか?

アルツハイマー型認知症のほとんどは遺伝と関係なく発症するといわれています。しかし、65歳未満で発症する若年性アルツハイマー病の方の一部は、遺伝性のある「家族性アルツハイマー病」だといわれています。

家族性アルツハイマー病かどうかは検査で事前に発覚するケースもあるものの、絶対にわかるというものではありません。

なお、家族性アルツハイマー病による認知症は発症年齢が若い傾向にあるため、高齢発症の場合は遺伝が原因である可能性は低いと考えられます。

日常習慣に潜む危険因子 予防するにはどうすればよいか

アルツハイマー型認知症の原因は厳密には解明されていませんが、生活習慣が発症リスクに大きく関係するという研究報告もあります。

過度な飲酒や喫煙、糖尿病や高血圧、肥満などがアルツハイマー型認知症の発症率を高める可能性が指摘されています。

以下のような生活習慣を心がけることで、生活習慣病はもちろんアルツハイマー型認知症の予防にもつながる可能性があるとされています。自分や家族の生活習慣で意識してみましょう。

 

認知症になるのは、血管の老化と関係がある?

【4】認知症・アルツハイマー病

現代の「負債病」の真打ちです。認知症の有病者は年々増加しており、厚生労働省の推計では認知症患者は2025年には700万人に達するといわれています。

65歳以上の高齢者の5人に1人は認知症という時代になります。認知症の中でも日本人罹患者の60〜70%を占めるといわれているのが「アルツハイマー型認知症」です。

1906年、アルツハイマー(1864〜1915年)によって初めて報告されました。記憶障害で発症し、見当識障害、実行機能障害、理解判断力低下などが出現する進行性の疾患です。

超・超高齢社会に伴って患者が増え、人々が最も恐れる病気です。認知症の真の原因はいまだ不明ですが、神経細胞が老化する中で老廃物が蓄積することが一因と考えられています。アミロイドベータ(Aβ)、タウといった物質です。これらが蓄積するために神経細胞がどんどん死んでいきます。

レカネマブが日本でも承認されたが…、認知症を治療できるか

本来、わたしたち人間の体には、脳内からAβを排除する仕組みが備わっています。脳の中のリンパの流れです。リンパの流れは血管の流れに逆行して走っていますが、生活習慣病などにより血管の老化が進んで血管の弾力性が失われると、リンパの流れが滞り老廃物が脳内に蓄積するといわれています。

これまでは、アルツハイマー病患者の脳内では神経の興奮を伝えるアセチルコリンが減少するため、その減少を抑制する薬剤が使われていましたが、なかなか症状を抑えることが困難でした。しかし、最近、Aβに対する抗体(レカネマブ)が日本でも製造販売承認を受けました。この抗体を投与して、蓄積しているAβを破壊消去しようとする治療法です。

軽度認知障害の方で、PET(陽電子放出断層撮影)でAβの存在が確認された場合に保険適用で投与され始めています。また、Aβの存在を示す、さまざまな血液の成分が探索され、慶應義塾大学病院でも検査を始めています。

---------- 伊藤 裕(いとう・ひろし) 慶應義塾大学名誉教授 慶應義塾大学予防医療センター特任教授、医学博士。1957年、京都市生まれ。京都大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。専門は内分泌学、高血圧、糖尿病、抗加齢医学。世界で初めて「メタボリックドミノ」を提唱。著書に『幸福寿命 ホルモンと腸内細菌が導く100年人生』『なんでもホルモン 最強の体内物質が人生を変える』(以上、朝日新書)など。 ----------

 

 

ベンゾ一覧 - ジアゼパム換算表
抗不安薬・睡眠薬等価換算表

※ 日本では34種類のベンゾジアゼピン系薬剤が処方可能となっている(米国では5種類)。 そのため自分がベンゾを飲んでいるのかわかりにくい場合が多いと思います。 ぜひ自分の常用薬をチェックしてみてください。一般名となっているのがジェネリック名と同じです。

薬 効 一般名 商品名 半減期
[活性代謝物]
等価量
世界基準 稲田式
標 準 ジアゼパム セルシン、ホリゾン 20-100
[36-200]
5 5
抗 不 安 剤 アルプラゾラム ソラナックス、コンスタン 6-12 0.25 0.8
エチゾラム デパス、エチゾラム 6   1.5
オキサゾラム セレナール 24   20
クロキサゾラム セパゾン 16   1.5
クロチアゼパム リーゼ、リルミン 6   10
クロラゼプ酸 メンドン [36-200] 7.5 7.5
クロルジアゼポキシド コントール、バランス 5-30
[36-200]
12.5 10
タンドスピロン セディール 1.1   25
トフィソパム グランダキシン 0.8   125
フルジアゼパム エリスパン 23   0.5
フルタゾラム コレミナール 3.5   15
フルトプラゼパム レスタス [190]   1.67
ブロマゼパム レキソタン、セニラン 10-20 2.5-3 2.5
メキサゾラム メレックス 60-150   1.67
メダゼパム レスミット 36-200 5 10
ロフラゼプ酸 メイラックス 122   1.67
ロラゼパム ワイパックス 10-20 0.5 1.2
睡 眠 剤 エスゾピクロン ルネスタ 6
(高齢者は9)
1.5 5
エスタゾラム ユーロジン 10-24 0.5-1 2
クアゼパム ドラール 25-100 10 15
ゾピクロン アモバン 5-6 7.5 7.5
ゾルピデム マイスリー 2 10 10
トリアゾラム ハルシオン 2 0.25 0.25
ニトラゼパム ベンザリン、ネルボン 15-38 5 5
ニメタゼパム エリミン 21   5
ハロキサゾラム ソメリン 42~160   5
フルニトラゼパム ロヒプノール、サイレース 18-26
[36-200]
0.5 1
フルラゼパム ダルメート、ベノジール [40-250] 7.5-15 15
ブロチゾラム レンドルミン 7   0.25
リルマザホン リスミー 10.5   2
ロルメタゼパム エバミール、ロラメット 10-20 0.5-1 1
抗 痙 攣 剤 クロナゼパム リボトリール、ランドセン 18-50 0.25 0.25
クロバザム マイスタン 12-60 10 10

※ 出典:Benzo Case Japan

 

 

 

この本でもしっかりと向精神薬、

特に

ベンゾジアゼピン系薬に対して注意喚起してます。

 

 

ベンゾは切れるとイライラしたり怒りっぽくなる。

依存症によくみられる離脱症状も起きる。

こうした離脱症状を回避するために、

症状が良くなっているのにもかかわらず、

止めるのが不安でやめられなくなるという依存状態になってしまう。

 

薬がやめられないという依存状態を「常用量依存」と呼んでいます。

 

と、

ちゃんと説明されてます。

 

 

さらには睡眠薬、抗不安薬のベンゾジアゼピン系は全てに

認知機能低下を引き起こす可能性があります。

ともハッキリ書かれてます。

 

ちなみに、

いまだに私の睡眠時間は短いですし、

時々2,3時間しか寝れないということもあります。

さすがに完徹はほぼなくなりましたが。

 

 

最近、

超久しぶりに海外旅行に行ったのですが、

飛行機の中ではほとんど眠れない。

ホテルでも2晩は夜中3時ごろまで寝つけませんでした。

 

昼間、車で移動中の時に意識不明になってましたね。

 

 

もう、

こういうことは、

長年向精神薬を飲んできた後遺症として受け入れるしかないし諦めてます。

 

 

「飲み続ける」という選択肢は自分には一切なかったです。

 

だって怖すぎるもの。

 

夜眠れなくても、車の中で爆睡しているようなので、睡眠時間はそれなりに確保できているのかなと思いました。

私の場合は、夜の睡眠時間が短くても、例えば新幹線の中とか家でも昼寝ができないです。

おそらく、複雑性PTSDは常時過緊張、過覚醒、交感神経高止まり状態なので、昼寝が出来ないのだと思います。

アメリカの大学の睡眠専門の日本人の教授が、YouTube動画で、ひろゆきの突っ込み質問に、思わず、自然の眠りと睡眠薬を飲んだ眠りは、脳波が違いますという意味の言動をしてしまいました。

私はこのような発言は見逃しません。
YouTube動画では言ってはいけないことを、ポロっと遠回しに言ってしまうことがあります。

すなわち、自然の睡眠は質が良く、睡眠薬を飲んだ睡眠は質の悪い睡眠になるということです。

 

 

要約文:

第一段落: 働かないアリがいる組織の方が、長く存続できるよい組織である。

  対比: 常に全員、働く組織の方が「よい」組織のはずだが。。?

  理由(具体例): アリも人間と同じように働きすぎると寿命を縮め、過労死をすることがわかっている。働かないアリがいる組織は、働くアリが疲れた時に交代して休むことができる組織を意味する。疲れたら休み、その間はそれまで働いていないアリが働く。一方で全員が同時に働く組織は疲れるタイミングも同じになり、誰も働いていない時間が発生する。結果、組織の存続が難しくなってしまうのだ。

 ちなみにここでいう「働かない働きアリ」とは「働きたいのに働けない、たまたまタイミングが悪かっただけの本来は有能なアリ」を指している。

 これが「働かない働きアリ」の存在意義である。


第二段落: それぞれ「個性」を持った組織の方がよい組織である。

  対比: 似たような人材が揃っていると、決まり切った仕事をこなす時は効率的だが、その反面。。?

 具体例: 個性とは能力の高さではない。仕事をすぐやるやつ、取り掛かりが遅いやつ、性能のいいやつ、悪いやつ、優れたものだけではなく、劣ったものも混じっていることが大事。

 何が起こるかわからない。そんな時に対応可能な「余力」を持つ。これが「働かない働きアリ」の存在意義である。

🐿の補足: 筆者はある意味「無能」なアリも「個性」と言っていることに戸惑いを感じます。しかし、何をもって「有能」なのかは時と場合、職務内容や人間関係の相性によって大きく変わるものなのです。🐿もヤンキー上がりのママさんが経営する居酒屋でバイトしていた時は散々「気遣いが足りない鈍臭い無能」と罵られたのですが、職場が代わり、じっくり考えられる職場では有能になれたものです( ˘ω˘)。アリの世界でも環境は変わります。今「無能」でも、いつか「有能」な存在になるかもしれません。「今の無能」を許せる組織が「よい組織」というわけですね。


第三段落: 近年「余力」を失った組織が増えている。アリの世界を見習い、「役にたつかわからない」ことを調べるのも大事ではないか。

 具体例: 近年大学では「役に立つ」研究が求められている。が、狂牛病など、「何の役に立つのかわからない」基礎研究が下地にあって解決した例も多い。「何の役に立つのかわからない」(働かない働きアリ)としての役割を担うのが大学である。


どんな話か理解できたでしょうか?

 筆者は大学を具体例としてあげていますが、民間企業に務める🐿としては「企業の働き方改革」を連想してしまいます。働きたくても働けない有能なアリ。就職して職場を見るとたくさんいることに気づきました。家事や育児、介護をしながら1日八時間、週5日、普通に働くことは、思ったよりもはるかに難しいです。毎朝4時5時に起きて子供のお弁当を作り、日中働いて帰宅後も子供の世話。それに耐えきれず離職。子供が成長した後に再就職しようとしてもまともな職につくことはできない。周りを見ても、キャリアのために結婚や子供を諦める人は多いです。

 働きたくとも働けない有能アリを切り捨ててしまう日本企業。本当にそれでよいのか、考えてしまいますね。

 

 

 

多剤併用を避けるために、自分の意思を上手にはっきり伝える方法がある(写真/PIXTA)

体の不調を改善するはずの薬が、かえって体を蝕む可能性について社会問題になったいま、自分自身に思い当たる人は少なくない。しかし、いざやめよう、減らそうと思っても医師にその思いを伝えるのはそう簡単ではない。「一度相談したら怒られたことがあるから、また伝えるのが怖い」「関係が壊れるかもしれない」──そんなハードルに悩んでいる人のために、自分の意思を上手にはっきり伝える方法を医師と薬剤師に徹底取材した。【前後編の前編】

 

骨粗しょう症の疑いで10種類の薬を服用

都内在住の主婦・Aさん(55才)の母親(80才)は、高コレステロールと高血圧、骨粗しょう症の疑いを指摘されて以来、内科と整形外科への通院が始まった。

それからというもの、あれよあれよという間に薬が増え、いまでは10種類も服用している。

「心配になってどんな薬をのんでいるのか調べると、降圧剤や骨粗しょう症治療薬に加えて下剤があり、本当に必要なのか疑問に思いました。

ある日通院に同行して、“なんで下剤をのんでいるんですか?”と医師にストレートに尋ねたんです。すると年配の医師は不機嫌そうに、“高齢者は便秘が危険なの!”と言ってきました。それ以上話が進まないので引き下がりましたが、薬が多すぎるのはどうにも不安で……。とはいえ勝手にやめさせるわけにもいかず、どうすべきか悶々とする毎日です」(Aさん)

年齢を重ねるほど体の不調が至るところに現れ、薬の服用量は増えがちだが、「その薬、本当に必要なの?」と本人や家族が心配になるケースは多い。

それどころか、病による不調と思っていたら薬の副作用だったという事態もまれではない。

薬の必要性に疑問を感じ、「薬をやめたい、減らしたい」と望んだとき、どのように医師に伝えればいいのだろうか。

薬の種類を勉強して何のためにのんでいるのかはっきりさせる

まずは薬のリスクについて確認しておきたい。

Aさんの母親のように年々のむ薬が増えていく人は少なくなく、75才以上では約4割の人が5種類以上の薬の処方を受けており、7種類以上という人も23.5%いる。

そこで近年、指摘されるのが「多剤併用(ポリファーマシー)」の弊害だ。函館稜北病院総合診療科の舛森悠さんが指摘する。

「薬を5種類以上のんでいる人は多剤併用の状態で、体に悪影響が出ます。具体的には日常生活動作の機能が低下し、心身が衰弱する『フレイル』のリスクが増します。さらにふらつきや転倒、認知症になるリスクも高くなります」

それでも高齢者の薬はなかなか減らず、舛森さんの患者も平均5~10種類の薬を服用しているという。

その背景には「ポリドクター」という問題がある。

「患者が複数の病院を受診することで多剤併用に陥り、ほかの病院で処方された薬について医師が踏み込みにくくなる現象をポリドクターと言います。

例えば、ある高齢者が腰痛で整形外科、高血圧で内科、脳梗塞で脳外科、皮膚トラブルで皮膚科という4つの病院に通ってそれぞれ3種の薬が処方されたら、全部で12種類になります。個々の医師は“よかれ”と思って処方してもトータルで見ると多剤になってリスクが増します」(舛森さん・以下同)

また、薬によって起きた副作用をさらに薬で抑えようと多剤になるケースも多い。

「血圧を下げるために降圧剤を出したらその副作用でむくみが出て、その対策として利尿剤を出すと今度はミネラルのバランスが崩れるので、それを補う薬を出す。そうした処方の連鎖を『処方カスケード』と言い、代謝機能が低下して副作用が出やすい高齢者ほど、負の連鎖に陥りやすい」

高齢者ほど“減薬”は必要

多剤併用が指摘されるなかで求められるのが、日々の服用薬の量を減らす「減薬」だ。新潟大学名誉教授の岡田正彦さんが言う。

「多剤併用の危険性は世界中の論文で検証されています。そのため高齢者ほど“不要な薬をやめたい”と担当医に意思表示して、減薬する必要があります」

では、どのような薬がやめやすいのか。ナビタスクリニック川崎院長の谷本哲也さんが解説する。

「一概には言えませんが、高血圧や脂質異常症、糖尿病など生活習慣病に関連して長期間服用する薬は、検査値がよければ減らせる可能性はあります。

睡眠薬や胃薬なども長期投与になることが多いものの、症状の緩和や改善が見られればやめる選択肢は当然あるでしょう」

薬をやめる第一歩として求められるのは、「自分がのんでいる薬を把握すること」だ。島根大学医学部附属病院臨床研究センター教授の大野智さんが言う。

「自分が何の薬をのんでいるか知らない患者さんが意外と多い。薬の名前や種類、作用の仕方を勉強して、一つひとつの薬を何のためにのんでいるのかはっきりさせておくと、不要な薬が見えてきます。

医師に丸投げするのではなく、まずは自分が何の薬をのんでいるか実際に確認してほしい。それができるためにも、自分で覚えられる量の薬にすることが理想です」

 

キラーフレーズは「この薬って、一生のまないといけないんですか?」

自分がのんでいる薬を確認したのち、「この薬をやめたい」と思っても、冒頭のAさんのように患者サイドから薬の処方の是非について聞かれた医師が不機嫌になるケースは少なくない。

「それは永遠の難問です」

そう唸るのは岡田さんだ。

 

22年間飲み続けたリボトリールを1年6ヶ月で断薬し、まもなく断薬後1年9ヶ月になる余裕のKYです。

私の場合は、まだまだ22年間も飲み続けたリボトリールの後遺症は大きく、抑うつ症状が一番の問題です。
ベンゾジアゼピン系はドーパミンも増えるので、ドーパミン受容体が減少していて、ドーパミン不足による抑鬱なのです。
仮に、リボトリールを1/8にカットしたのを、4日連続で飲めば、日常生活の用事がサクサク動けると思いますが、
当然飲みません。

私の場合、自分はADHDだと思っていました。
しかし、友田明美先生の生まれつきのADHDか虐待によってADHD類似症状になっているのか専門家でも見分けがつき難いという文章を読み、徹底的に発達障害を勉強しました。

生まれつきの発達障害者の特徴として、発達性協調運動障害があります。

右手と左手、両足の協調運動を伴なう動きがとても苦手です。
ですから、野球は苦手です。
体育の授業も苦手です。

ASDの特徴として、顔の三叉神経の働きが弱いことが分っています。
ですから、ASDの人は無機質で能面のような表情をしています。

整理整頓、かたずけが苦手です。
独り暮らしの発達障害者の家に行くと、どうしたらここまで汚部屋になるのかという散らかり様です。

ただ、発達障害者でも、協調運動を伴わない、水泳や長距離走、キックボクシングなどは秀逸な人がいたりします。

虐待を受けて発達障害類似症状になった人は以上のような特徴は無いです。
うつ病になれば、汚部屋になりますが、うつ病で無い時は、整理整頓は普通にできます。

星野仁彦著 発達障害を仕事に活かすには、画像診断による、定型発達者と発達障害者の脳の違いが詳しく書かれています。

 

 

>余裕のKYさん

私も個人的には生まれつきの、
いわゆる発達障害といわれる特徴を持つ子供は
いるとは思います。

でも
別に向精神薬など必要ないと思いますし、
それなりにちゃんと成長するものだと思ってます。

 

 

いま、夜中の午前3時で、寝ていてトイレで目が覚めました。

一つ書くのを忘れていました。

今も発達障害者の人達がいるのは、人類が絶滅を防ぐための生存戦略です。

例えば、ASDの状況を写真のごとく覚えている能力は、狩猟採集時代には必要な能力だったのです。

あと、発達障害に関しては、偏った報道のされ過ぎです。
発達障害者は被害者であり、周囲の人が理解してあげるべきですという啓蒙です。
そんなことばかりではありません。
発達障害者は大いに加害者になります。
私のような虐待を受けた発達性トラウマ障害者も、自分が受けてきた暴言、暴力を周囲の人達に振るったりします。
今は、当然そのようなことはしないですが。
カサンドラ症候群という言葉があるように、健常者が発達障害の人と暮らすと精神的ストレスが過剰になり精神的不調になるのです。
ただ、発達障害を薬で抑え込むという治療は間違っています。一時的には効果がありますが、後々薬害で苦しむことになります。
あくまでも、精神療法の療育が本人にとって一番良い療法です。
Amebaブログでは、ASDの旦那と結婚して、人生を後悔していて、若い女性の人達に、ASDの男性とは結婚するなと発信しているブログもあります。

 

 

>余裕のKYさん

その通りだと思いました。

人類が絶滅を防ぐための生存戦略て、
なんだか妙に納得できました。

確かに、
ある意味、発達障害と呼ばれる特質を持った人達の方が、
本当の意味で優れてるのでは?と思うこともあります。

大多数が健常だという発想そのものが実は間違ってることだってありますものね。

確かに、
周りの人の方が参るというのわかります。

私もかつて仕事仲間に、
大人の発達障害的な方がいて、
こちらの方が参った経験がありますから(笑)

 

 

最後は自分で決める。

 

 

私は薬は借金だと思っています。

明日の自分を前借りしているだけ

で、いつかは返済しなければなら

ないし、借金ばかりを続けていれ

ば身体が自己破産するだけです。

 

とにかく精神薬という高利貸しか

らの返済に苦戦しているからには

他のどの薬にも融資を受けるつも

りは

 

まったくありません。

 

 

 

 

「薬なんかで抵抗力を弱らせて」

············「たまるもんか!」

··········「薬反対!薬反対!」

············「エイエイお〜!」

 

 

 

 

精神薬は人生の最大の教訓になり

ました。

 

もう薬は結構です。

懲り懲りです。

 

 

薬に人生を賭けるつもりもないし

 

 

人生に薬を賭けるつもりもありま

せん。

 

 

デパスの多幸感を求めて飲みすぎて、何故か減薬ではなく断薬で離脱症状にめちゃくちゃ苦しみました… 引越し先のメンクリで中途覚醒に悩んでリボトリール処方されて多少甘い夢を見せてくれるようになりました(マイスリー服用中) 寝る前に0.5mg×2で処方されてるけど、調子に乗って多めに飲むと多幸感は無いけど筋弛緩作用でぼーっとして何も考えられなくなる…

 

 

Mさんが生活レベルを変えずに羽振りのいい生活をしていたのは、「夫の遺族年金が月15~16万円入っている」と勘違いしていたためでした。しかし、実際の受給額はわずか月2万円。夫の遺族年金をあてにする妻は多いですが、遺族年金は老齢基礎年金(国民年金)の支給はなく、もらえるのは「老齢厚生年金」部分の4分の3だけなのです。

また、遺族厚生年金では、自身の老齢厚生年金の額を差し引いた残りの差額分を受け取ることになります。つまり、ご自身の老齢厚生年金が65万円、遺族厚生年金が90万円なら「90万円-65万円=25万円」が遺族厚生年金として受け取れる金額なのです。月に換算すると約2万円となるのは、こうした理由です。

遺族年金の仕組みを知らず、夫が受給していた年金総額の4分の3をもらえると思い込んでいる方は多いようです。Mさんは「主人は2カ月ごとに35万円ももらっていたのよ。こんなに遺族年金が少ないなんて思いもしなかったわ」と言い訳。しかしようやく、節約して暮らさなくてはならないことを自覚しました。

 

 

 

見た目を整えると

人に会いたくなる

 といっても、自分は人と会話をするのが好きじゃないし、別にそんなに社会的交流がなくてもいいよと思う方もいるでしょう。ところが逆説的ですが、ファッションでもメイクでも、自分の見た目を整えると、少しずつですが人に会いたくなる、あるいは外に出たくなるように感じると思います。

 これは「健康に良い行動変容」を外側から起こすことにつながります。

 私たちの生活の半分近くは「習慣」からできているといわれています。そしてその習慣を変える、自分の心身にとって良い、新しい行動を始めようと思っても、脳科学的にそれは簡単なことではありません。変化を避けて今のままでありたいという「現状維持バイアス」がかかるからです。

 例えば運動しようと思って筋トレを始めても、3日や1週間で終わってしまうことがよくありますよね。でもそれは普通のこと。

 かつて「ポケモンGO」(位置情報活用で、現実世界そのものを舞台としてプレーするゲーム)がはやったときには、ゲームをする上で「歩く」ことが必要になり、これまで運動しなかった人の運動量が劇的に増えたといわれています。このように新しい行動を起こすときには、ダイレクトではないほうが取りかかりやすいでしょう。

 

まずは体形に合った服を

選んでみるのがお勧め

 ですから、まずはとにかく「自分の見た目」を整えてみる。

 その第一歩として「サイズ感が合った服を着ている人が脳が若々しい傾向にある」と述べましたが、体形に合った服を選んでみるのがお勧めです。今はオーダーメイドのスーツもお手頃価格で手に入りますから、仕事で使う服から変えてみるのも一案です。

 あまりファッションに興味がなくても、雑誌やアパレルショップで働く方の服装を見るなどして、そこですてきだなと感じたスタイルを安く模倣してみるのもいいですね。それだけで印象はガラリと変わりますし、自分にもっと自信を持てると思います。

 自分に合ったファッションを研究することは、脳の健康を維持する「好奇心」を高めることでもあります。好奇心が強い人は脳の萎縮が抑えられることが明らかになっているのです。

 つまり、身なりを整えていると好奇心が高まり、同時に人にも会いたくなって社会的交流が活発になるという、さまざまな方面から脳が健康になる好循環に入ります。

 

「会話」は最も簡単にできる

幸福感を高めるもの

 そして「リアルな会話」というのは、実は幸福感をも高めるのです。幸福感を高める方法はいろいろありますが、最も簡単にできるものが「会話」です。

 会話の本質は「情報交換」ではなく、「気持ち(感情)のやりとり」といわれています。対面で人と話すことは言語以外の情報を多く得ますよね。声の抑揚、身ぶり手ぶり、表情などで私たちはお互いの気持ちを伝え合っているのです。そして「自分の気持ちを相手に理解してもらえたとき」あるいは「相手の気持ちを理解したとき」に、人として幸せを感じます。

 ですから社会的交流が多い人は、主観的幸福感(主観的な幸福感)が高い、少なくとも低くはないといえます。主観的幸福感は、認知症や動脈硬化のリスクを下げることがわかっていますから、医学的にも健康を保つ重要な要素です。

 ビジネスパーソンの方は休み明けに「また会社に行く日々が始まるのか」と憂鬱(ゆううつ)になっている人もいるかもしれません。ですが職場や仕事上でのつながりは、いろいろな方とコミュニケーションができ、主観的幸福感を高められる場でもあるんですよ。

 ぜひ明日から出勤時の身なりを整え、人と会う時間を楽しみましょう。

 

 

スイーツやドリンクで疲労感を「マスキング」せず、「攻めの休養」を

寝ることだけが休養ではない――。多くの人が“睡眠一本足打法”の落とし穴にはまっている、と疲労研究の第一人者である医学博士の片野秀樹さんは指摘します。

「適切な睡眠を一定時間取るのは大切です。ただ例えば1か月間寝てばかりだと、筋力が半分に落ちるので、ずっと寝ていることは決していいことではない。それ以外の休養もぜひ取っていただきたいです」

片野さんは、「疲労」と「疲労感」を混同していることも問題だとして、両者の違いを次のように説明します。「疲労は過度の肉体的・精神的活動で活動能力が低下している状態のことで、疲労感はその状態で感じる不快感のことです」

「私たち人間は脳が発達したので、疲労感だけを“マスキング”できるんです」そして、甘いものや栄養ドリンクの摂取などで疲労感をごまかして活動を続けると、疲労が蓄積し健康を損なう恐れがあると警告します。

では、どのように休養すればいいのでしょうか。片野さんは積極的に休みを取りに行く「攻めの休養」が重要だとして、3つのグループに大別できる7つの休養タイプを提唱しています。

まずは生理的休養に分類される3タイプ。「休息タイプ」は体を安静にすること。「運動タイプ」は散歩や体操など軽い運動で血行の循環を促進すること。「栄養タイプ」は食事を抑えめにしたり、冷たい飲み物を控えて白湯などを飲んだりして、消化器官を休めることです。

心理的休養にも3タイプあり、「親交タイプ」は家族や近しい他者と会話をしたり、森林浴などで自然と交わったり、動物と触れ合ったりすること。「娯楽タイプ」は映画やゲームなど、好きなことに程よく没頭すること、「造形創造タイプ」は日曜大工や料理など何かを作って、ストレスから自分を切り離すことを指します。

社会的休養である「転換タイプ」は、旅行や机の整理、模様替え、また服を着替えたり、オフィスの違う席に座ったりすることなど、体の「皮膚の外」の環境を変えることだといいます。

休養タイプの組み合わせ方と「オフファースト」という発想

「複数の休養タイプを組み合わせることが効果的です」と片野さん。例えば、公園を散歩しながら友人と会話を楽しむことで、運動、親交、転換の3つの休養タイプを同時に取り入れることができます。

 

 

夏海@夏海のお部屋

2013年の秋から向精神薬の減薬を始め、
 2014年の元旦に完全断薬しました。

完全断薬までに19年間うつ病で、
 障害者手帳も取得して、障害者就労支援の施設にも通いました。

私は一生薬を飲んで生活をすると覚悟をしていましたが、
 でも、薬を飲むことをやめることができ、
 うつ病も卒業しました。

うつ病は 生活習慣病です。

うつ病にならない為に、
うつ病を卒業する為に、
2度と再発をしない為に
私の経験がお役立てればと思います。

 

 

筋肉が認知機能の低下を防ぐ鍵であることが判明©Getty Images

運動と食事が、実際に認知症やアルツハイマー病などの深刻な神経疾患を予防できることをご存知だろうか?研究によると、レジスタンス運動や筋力トレーニング、持続可能な筋肉量の増加は、最も深刻な脳の病気を発症するリスクを大幅に低減することが示されている。筋肉量を増やすことは、運動と食事の両方に関連した課題である。持続可能な筋肉量を築く鍵は、漸進的な過負荷運動に基づいた戦略的なワークアウトプランを作成し、同時に十分で質の高い脂身の少ないタンパク質源を摂取することに重点を置いた食事を実践することにある。

 

フェロモンと聞くと匂いをイメージする人が多いかと思いますが、実はフェロモンは匂いとして知覚されているのではありません。フェロモンは無意識下で私たちの脳に直接働きかけ、ホルモン分泌を促します。それによって身体が反応するのです。そのため、フェロモンが影響を与えているのも潜在意識だと考えられています。

 

少し具体的にお話ししましょう。我々人間の身体は、鼻の粘膜にある嗅覚神経で匂いを感じ取り、その信号を脳で認識することで「くさい」「いい匂い」などの判断をしています。一方、フェロモンは鼻の先端にある小さなくぼみ「鋤鼻(じょび)器官」で感知し、性欲やホルモン分泌などを司る脳の視床下部が反応するというメカニズムで伝わります。フェロモンは嗅覚とは少し違うということがお分かりいただけるでしょうか。

また、フェロモンは1グラムの1兆分の1程度の極めて少量でも効果をもたらすものが多く、それ自体はほぼ無臭であることからも、嗅覚とはまったく異なるものであることがわかりますよね。

■人間のフェロモンの発見

前述のように、動物たちにはフェロモンがあることが昔からわかっていました。しかし、人間の持つフェロモンに関する研究が進んだのは、意外にも50年ほど前のことでした。

 

 

リボトリール (クロナゼパム、ランドセン)

難治性疼痛のコントロールにリボトリール0.5~1mgがしばしば使われる。数日後に蓄積性の眠気を生じることがあるが、大きな副作用はなく、不眠がある場合には使用しやすい治療薬である。

クロナゼパムはベンゾジアゼピン系薬と呼ばれる種類の薬で、「脳の神経興奮を鎮める物質」の働きを強めることによって、異常な興奮を抑える作用がある。つまりベンゾジアゼピン受容体を刺激することで、神経細胞の異常な興奮を抑える作用を持つ。

神経の興奮にはNa+、Ca2+、Cl-などのイオンの動きが関わっている。Na+、Ca2+は興奮性のシグナルで、Cl-は抑制性のシグナルである。元々細胞内はマイナスの電荷を帯びており、ここにプラスの電荷をもつNa+が細胞内へ流入すると、細胞内の電荷がプラスへ転換される。この現象を脱分極と呼ぶ。脱分極が起こることで、神経の興奮が伝わってゆく。一方、マイナスの電荷をもつCl-が細胞内へ流入すると、先ほどとは逆に、細胞内がマイナスへ傾き過ぎてしまうため、なかなか脱分極が起らなくなる。つまり、神経興奮が抑えられてしまうことになる。体には「Cl-」の流入に関わる受容体」が存在しており、これをベンゾジアゼピン受容体と呼ぶ。ベンゾジアゼピン受容体の刺激作用が刺激されれば、Cl-が細胞内へたくさん入ってくるようになり、異常な神経興奮を抑制できるようになる。なお脳の神経でCl-がたくさん流入するようになると、脳機能の抑制、つまり、鎮静作用が起こる。そこで主な副作用としては眠気(13.9%)やふらつき(7.6%)などが知られている。

 

認知症の人にこれだけは絶対してはダメなこと

危険を察知する能力、怖いものを怖いと思う感覚も、認知症を発症してからかなりあとの段階まで残りますし、むしろ、危険を回避するための防御反応は高まります。

私はこれまで3000人以上の認知症の方を視てきましたが、徘徊中に転んでしまった人はいても、道で車にぶつかったという人は一人もいませんでした。車にぶつかるのは危険なことだと認識する能力は残っているからです。

私が高齢者医療の現場である浴風会病院に勤務していた当時は、年間100例ほどの解剖が行われていましたが、その結果判明したのは、85歳を過ぎると、脳にアルツハイマー型の神経変性がない人は一人もいないということです。

つまり、認知症は誰もが罹患するもの。病気というより老化現象の一つです。高齢になって体の機能が衰えるのと、何ら変わりはありません。

そして老化であるがゆえ、その進行速度もゆっくりしたものですし、個人差があります。

一番避けたいのは、認知症だからといって悲観的になり、家に閉じこもってしまうことです。頭と体をしっかり使うことで、認知症の進行は遅らせることができます。

ですから認知症になったときこそ、意識的に以前と変わらない生活を送ることが重要です。無理に行動を制限するほどに、進行は早まってしまいます。

私自身、医師としてたくさんの高齢患者さんを診察してきましたが、一人暮らしをしている人ほど、認知症の症状は進みにくいことがわかりました。それは、いろいろな家事をするなかで、必然的に頭を使うからです。日常生活を送るというのは、思っている以上に脳を働かせるものなのです

認知症の方が一人で暮らすのは不可能なのでは? と思う方もいるかもしれませんが、先に述べたように、認知症になると防御反応が高くなるため、多くの場合、食事の用意なども自分でしっかり行います。食べることは自分の生存に関わることだからです。

認知症になっても、できることはたくさんあります。その「できること」を失わないように、残存機能をとことん活用し続けることが大切なのです。

認知症のポジティブな面を知っておく

「認知症にだけはなりたくない」と、認知症になることがこの世の終わりかのようにとらえている人は多いと思いますが、認知症になってもまだまだやれることはたくさんありますし、医師の見解としては、ポジティブな面も大いにあると思っています。

認知症の症状が進んだ人ほど、嫌な記憶がなくなるせいか、ニコニコと温和な性格になり、多幸感にあふれているような印象を受けます。老人ホームなどでも、患者同士でレクリエーションを楽しんでいたり、職員とにこやかに会話をしていたりといった光景をよく目にします。

周囲がいくら不憫に思っていたとしても、当の本人が幸せでいられるのならば、それに勝るものはないのではないでしょうか。

また、かつては偉そうな態度だった人も、認知症が重くなると、いつしか誰に対しても敬語で丁寧に接するようになっていきます。

先にお伝えしたように、認知症になると防御反応が高まりますから、失敗やトラブルを起こさないように、相手が誰かわからなくても、ひとまずあらゆる人に丁重に接しようという意識になるのです。結果的に、朗らかでソフトな印象を与える、まさに理想的なシニアになっていきます。

認知症は誰もが経験する老化現象であることに加え、このような側面も持っています。であればこそ、「なったらなったでよい面もあるかも」という意識を持つことで、過度に怖れることはなくなるのではないでしょうか。

(初公開日:2024年11月2日)

 

医者の言いなりにならない賢さを持とう

60代以上の方の関心事といえば、老いや病気に関するものが圧倒的に多いのではないでしょうか。

誰だってできれば老化もしたくないし、病気にもなりたくはありません。けれど生きている以上、人は老いていくし、病にもかかります。そういったなかで、それらとどのように向き合うかという姿勢は、人生の質そのものに関わってくると言えるでしょう。

ここではそういったことを踏まえ、私が考える「老いや病気との知的な向き合い方」をお伝えしていきたいと思います。

読者の皆さんのなかには、かかりつけの病院がある方も多いかと思います。

ここで改めて振り返ってみてほしいのですが、その医師の言う通りに薬を服用して、調子は悪くなっていませんか? あなたが抱える疑問や不安に対し、その医師は雑な対応をとったりしていませんか? あなたの体質や状況を加味することなく、「とりあえず薬を飲んでおけば大丈夫」という雰囲気を出していませんか?

もし思い当たることがあるのなら、その医師を疑ってみてください。そしてその人が不機嫌になるのを承知の上で、診察の際、質問してみたり、臆せず自分の意見や希望を言ってみたりしてみるのです。メモをとったり、録音したりするような姿勢を見せると、医者も横柄な態度はとれず、丁重に対応しようとするのではないでしょうか。

それでも自分が安心できるようなコミュニケーションがとれないのなら、別の病院を探すことを視野に入れてみましょう。

多くの方が、医者という存在を絶対的なものだと思い込んでしまっているように感じます。どの病院に行っても、変わらず最善の治療が受けられるものだと信じている人は少なくないでしょう。

けれど、決してそんなことはありません。医者は万能ではないし、彼らの言うことは絶対ではないのです。

本当に有益かわからない薬でも杓子定規に処方するケースが

経験のある方も多いでしょうが、病院が効率重視に陥り、一人ひとりをじっくり診ることができなくなっているというケースは多々あります。その人の状態をつぶさに観察することなく、ひたすら数値を正常値に戻すことに必死になってしまう。そのために、その患者にとって本当に有益かどうかわからない薬であっても、杓子定規に処方するのです。

私は、安易に薬に頼るべきではないと思っています。

もちろん、風邪や頭痛などが辛いとき、一時的に力を借りるぶんには問題はないでしょう。しかし、長期にわたって薬を飲み続けることで、内臓の機能が衰えていくことも考えられますし、多剤服用のリスクもあります。

ですが、医者がこういった薬の副作用について話すことは多くありません。

高齢になるほど薬の副作用は出やすくなるものですから、薬を飲んで体調が悪くなったのであれば、時には薬を捨てる勇気も必要になってくると思います。

血圧、血糖値、コレステロール値……大切なのは、血眼になってこれらの数値を正常値に戻すことではなく、自分の体からのサインに目を向けることです。

私は血圧が最大220ですから、高血圧とされる140をはるかに超えています。それでも医者から処方された通りに薬を服用することはありません。指示通りに薬を服用して無理に血圧を下げてしまうと、頭がボンヤリしてしまうからです。

そのため、自分で薬の量を調整しながら、おおよそ170あたりを維持できるようにコントロールしています。

また、血糖値に関しても放っておくと600くらいになります。正常な血糖値は140未満と言われていますから、こちらも平均よりかなり高い状態ですが、処方された通りの量は飲まず、運動をすることで300くらいまで下げています。

薬を服用して無理に正常値に近づけようとし、不調になるくらいなら、たとえ将来的に病気になるリスクがあったとしても、今、心地よく毎日を過ごすことのほうが、私にとっては重要なのです。必要以上に健康を気にして我慢を強いられる生活を送るよりも、長生きにこだわらず、死ぬまで楽しく、自分らしく生きたいと思っています。

自分が受ける医療は自分で決めていいと私は思います。それは、自分がどう生きたいかということにそのままリンクするでしょう。

あなたの医者は、あなたの人生観や死生観を理解しようとしてくれる人ですか?

大事な命を任せるに足る人でしょうか?

常にそんな問いを持ってみてください。医者の言いなりにならないということは、シニア世代を迎えた私たちの人生の質を向上させる、大切な知性だと思います。

医者も病院も、自分で見極め、選ぶ

それでは、自分にとってよい病院、そしてよい医者とは、どのようにして見分けるのでしょうか?

まず先にお伝えしておきたいのが、恐ろしいことに、日本の医師は、患者のその後の人生については考慮せず、「死にさえしなければなんでもいい」と思っている人が圧倒的に多いということです。

彼らは、自分の病院を訪れる患者の生活の質がその後どれだけ低下してしまうか、どのような後遺症が残るのかといったことには、残念ながら関心を示しません。また時には、患者よりも、自身のメンツを優先することも往々にしてあります。

そういったなかで、患者の想いや不安にしっかりと向き合い、適切な治療を施してくれる医者に巡り合えるかどうかは、非常に重要です。

よい医者と出会えるか否かで、心身の健やかさや安定感、そして人生の幸福度は大きく変わってくるでしょう。

信頼できる医者の条件の一つとして、ことさらに標準的な数値や方法にとらわれるのではなく、患者一人ひとりの状態に合わせた、柔軟な治療ができるということが挙げられます。「基準値至上主義」の医師は信用できないと私は思っています。

たとえば薬を処方したあとは経過観察を丁寧に行い、この患者さんは薬の量を減らしたほうがよいようだとか、この方は血圧が多少高くても調子がよさそうだなどと、患者さん一人ひとりの状態を踏まえながら、柔軟に対処すべきです。

実際に私も、「先生に処方された薬を飲んだら調子が優れない」などと患者さんから言われれば、すぐに量を減らしたり、別の薬に替えたりします。そのようなことを繰り返しながら、その患者さんにとって最適な治療法を見つけていくのです。

また、特定の疾患や臓器だけを診る、というスタンスの病院は推奨しません。その人の年齢、体質、その他の持病などといった要素も考慮しながら総合的な治療を施してくれる病院を探しましょう。そういった意味では、個別の臓器を専門的に診ることが多い大学病院は、高齢者にとっては最良の選択とは言えないと感じています。

そして主治医は、話すと気持ちが楽になるような、通院するのが楽しみになるような人であることが大切です。心身を健康にするための病院で、不安やストレスを抱えてしまっては本末転倒でしょう。

場数を踏めば、相性のよい医師と出会える可能性もそれだけ高くなります。

医者も病院も、自分にとってベストな選択肢を自分で見極め、選ぶ。それはシニアに求められる大切な知恵だと思います。

健康診断を絶対視する必要はないと理解する

健康診断の結果に一喜一憂したり、不安をあおられたりしている方も多いことと思います。そのような方には衝撃的かもしれませんが、私は、健康診断の数値を絶対視する必要はないと思っています。

その理由は、検査結果と実際の健康状態がリンクしていないから。数値が異常でも健康な方はいますし、その逆で、数値が正常でもあっても病気にかかる人もいます。

このような現象が起きる理由は、日本の健康診断は、相対評価によって「正常」の数値を設定しているからです。健康とみなされる人たちの数値から平均値を割り出し、その95%の範囲内に収まる人を「正常」、そこから外れる人を「異常」とします。

つまり、例えば「コレステロール値が異常」という結果が出た場合も、あくまで平均値から外れたというだけのことであり、明らかに病気になるというエビデンスがあるわけではないということです。

健診では何十項目という項目を検査されるかと思いますが、そのなかで病気との明らかな因果関係を持つのは、血圧や血糖値、赤血球数など5項目程度ほど。それ以外の項目に関しては、明らかな異常値ではない限り、将来的に病気になるというエビデンスはないのです。

コレステロール値に関しては、高いほうが免疫力が上がり、がんになりづらくなることがわかっています。また、血糖値を無理に下げようとすると、低血糖になり、意識障害のリスクが高まります。また、血圧を下げ過ぎると転倒の危険性が高まります。

こういったことを加味せず、やみくもに正常値を追いかけることは危険です。健康診断を受けるより、脳ドックや心臓ドックを受けるほうが、突然死につながる恐れのある病気の発見に役立つので、よほど価値があると言えます。

(初公開日:2024年10月28日)

---------- 和田 秀樹(わだ・ひでき) 精神科医 1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、アメリカ・カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。国際医療福祉大学教授(医療福祉学研究科臨床心理学専攻)。一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)。川崎幸病院精神科顧問。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。2022年総合ベストセラーに輝いた『80歳の壁』(幻冬舎新書)をはじめ、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)、『老いの品格』(PHP新書)、『老後は要領』(幻冬舎)、『不安に負けない気持ちの整理術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる』(SBクリエイティブ)、『60歳を過ぎたらやめるが勝ち 年をとるほどに幸せになる「しなくていい」暮らし』(主婦と生活社)など著書多数。 ----------

 

 

認知症患者の60%以上がアルツハイマー型認知症

認知症とは「脳の神経細胞の働きが衰えることで認知機能(記憶、判断力など)が低下し、社会生活に支障をきたすようになった状態」です。ひと口に認知症といっても、その原因や病状はさまざまで、大きく4つに分類できます。

※本書はアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症の方を対象としています。

アルツハイマー型認知症

認知症の中で最も患者数が多く、脳血管性認知症との合併型を合わせると全体の60%以上を占めます。脳の神経細胞にたまった「アミロイドβ(ベータ)」というたんぱく質が神経細胞を壊し、脳の萎縮(縮む)が起きて発症します。

特徴と症状

・昔のことは覚えているが、最近のことは忘れる

・軽い忘れ物のような症状から始まり、行動そのものを覚えていない

・時間や場所の感覚がない、徘徊(はいかい)、失禁、性格の変化

レビー小体型認知症

レビー小体という特殊なたんぱく質が脳にたまり、脳の神経細胞を破壊することで発症します。レビー小体が脳にたまる原因は未解明です。

特徴と症状

・現実にはないものが見えるなどの幻視の症状

・妄想に発展し怒り出す

・うつ病や睡眠時の異常行動

・手足の震えや体のこわばり、歩行障害

脳血管性認知症

認知症全体の約20%の患者さんがこのタイプです。脳梗塞などの脳血管障害によって脳細胞への血流が阻害され、脳細胞の一部が死んで発症します。

特徴と症状

・障害を起こした脳の部位によって症状は異なる

・歩行障害、手足のしびれ、言葉が出にくい、意欲低下、不眠

・血管障害を再発する度に症状が重くなる(再発しなければ進行しない)

前頭・側頭型認知症

脳の前頭葉や側頭葉が萎縮することで発症します。50~60代に多く、10年以上かけてゆっくりと症状が進行していくケースがほとんどです。

特徴と症状

・感情の抑制が利かない

・万引きなど社会のルールが守れなくなる

・性格がガラリと変わる

・時間や場所にこだわり、同じ行動を頑固に続ける

【出典】『認知機能改善30秒スクワット』著:本山輝幸

 

 

この本にも載ってるアランの名言

(アランはフランスの哲学者)

 

「悲観主義は気分に属し、楽観主義な意思に属する」

 

 

物事を悲観的にとらえるか、楽観的にとらえるか、

それはその人の「性格」で決まると思いがち。

 

しかし、

数多くの名言を残したアランの見解は違います。

 

「楽観主義」は自然に備わるわけではなく、意志の力によるものだと強調しました。

 

仕事がうまくいかなかったときや人間関係で落ち込むことがあったときに、

気分に任せていると、どんどん悲観的な考えが浮かんでくる。

 

「大丈夫、きっとなんとかなる」といった楽観的な考えを抱くためには、

意志の力が欠かせません。

 

 

逆に言えば、

楽観的でいたいという意志さへあれば、

どんな時も大丈夫!!

 

アランはほかにも

「幸福だから笑うのではない。

笑うから幸福なのだ」

 

「我々は現在だけを耐え忍べばよい。

過去にも未来にも苦しむ必要はない。

過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないだから」

など、

幸福に過ごす秘訣を多く授けてくれてます。

 

 

このアランの名言から引き出される結論は!

 

「悲観主義から逃げられない人は、望んでそうしている節もある」です。

 

 

不幸アピール

可哀想アピール

 

この手のアピールで他人の気を引こうとする人は必ず

存在します。

ある意味、卑怯者。

 

精神科医の和田秀樹氏によれば、研究費を得るために積極的に治験を行いたい医局は、製薬会社にとって不都合な事実を隠すのだという。それゆえに、製薬会社のMRの営業トークにおいて医者たちは薬の副作用にはほとんど興味を持たないのだ。製薬会社との癒着にまみれ、「学会ボス」が牛耳る歪んだ医療界の実態を暴く。本稿は、和田秀樹(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

 

医局の教授たちは逆らえない

「学会ボス」とは?

 喉から手が出るほど研究費が欲しい医局にとって、頼らざるを得ないのが「治験」です。

 治験というのは、新しい薬を国に認可してもらうために行う臨床試験のことですが、それが実施できる医療機関は全体の10%ほどとかなり限られていて、その半数くらいは大学医学部の附属病院です。この治験が回ってくれば、依頼元の製薬会社からかなりの額の委託研究費を受け取ることができます。

 つまり、治験が割り振られるかどうかは医局にとっての死活問題なのです。

 実は循環器科とか、呼吸器科といった各科の治験の責任者となり、どこの大学病院に治験を割り振るかを決めるのは、多くの場合、各学会でボス的な存在となる限られた大学医学部の教授です。

 このような「学会ボス」の半数くらいは東大医学部の教授が占めていて、残りの半分もそのほとんどが慶應大、京大、阪大といった、入試偏差値でいうところの難関医学部の教授たちです。

 既存の学説こそが絶対正しいと言い張ったり、これまでの常識を覆すような研究データや新しい治療法を潰そうとしたりする「力のある医学部の教授たち」の多くは、まさにこの学会ボスたちのことです。

 学会ボスに嫌われたりすれば、自分たちの医局に治験が回ってこなくなって資金源が途絶えてしまい、医局は危機に瀕します。だから医学部の教授たちはみな、学会ボスの言いなりとなり、内心ではおかしいと思っていても、ニセ常識に従うしかなくなってしまうのです。

 そもそも単なる個人である学会のボスが治験の責任者を務めるということ自体、製薬会社と癒着してくださいといわんばかりの構図です。

 

製薬会社に不都合な事実は

出さないのが医局の“マナー”

 報酬がどういうかたちのものかはわかりませんが、彼らのほとんどが大学教授の給料だけでは決してできないような贅沢な暮らしを送っているのは事実です。

 治験を割り振られる医局にとっても製薬会社は資金源なので敵に回したくはない相手です。そういう意味でも製薬会社に有利なように治験のデータが改ざんされるようなことは絶対にないとは言い切れないと思いますが、万が一、不都合なデータを何度も出してくるような医局があったりすれば、学会ボスの判断でそこには二度と治験を回さないようにすることだって不可能ではありません。

 治験に限らず、自分とつながりのある製薬会社にとって不都合な事実が医局から出てくるようなことがあれば、そこに圧力をかけることもできるでしょう。

 実は私が東北大学の老年内科の非常勤講師を任期途中でクビになったのは、『週刊文春』に骨粗しょう症の薬の批判を書いたことがきっかけでした。当時の学会ボスから東北大学の教授宛てに電話がかかってきたようです。

 これ自体は20年以上前の話ですが、薬の副作用の危険性の問題などがいまだに重要視されることがないのは、製薬会社が損をしないように学会ボスが常に目を光らせるという状況が今も続いているということなのでしょう。

 このような癒着が生まれないようにも、薬の認可が降りるまでの一連の手続きは、アメリカのFDA(Food and Drug Administration:食品医薬品局/保健福祉省に属する政府機関)のような独立機関が担うべきです。

 それに加えて、医局が研究費を製薬会社に依存しなくて済むような環境を整えれば、学会ボスや医局と製薬会社の癒着が生まれにくくなり、薬の過剰処方という問題の解決にも近づくのではないでしょうか。

 

日本の医者は薬の副作用について

積極的に知ろうとしない

 原則的には保険会社が医療費を負担するアメリカでは、無駄な薬が出されるようなことは起こらず、必要最低限の種類と量しか処方されません。

 保険会社だって余計なお金は出したくないので、医療機関がやみくもに薬を出そうとしても、「その薬が効くというエビデンスを出せ」とか「複数の薬を併用すると効果があるというエビデンスを出せ」などといって、簡単にそれを認めないのです。

 エビデンスといっても、単に血圧が下がったというレベルのものでは認められず、例えばその薬を飲むことで5年後の脳卒中の死亡率が下がったなどという統計上のしっかりとした根拠が求められます。

 また、アメリカの医者が副作用について熱心に勉強しているという背景もあります。

 日本の多くの医者が副作用についてあまり真剣に考えないのは、薬の副作用によって患者さんが亡くなるようなことがあっても、医者は罪に問われないからだと私は思います。

 訴えられるのは製薬会社だけで、医者のほうは「ガイドラインに沿って処方しただけだ」と言い逃れることができ、副作用のことを知らなかったことに対して驚くべきことに何の咎めも受けないのです。

 アメリカの場合はそうはいかず、その薬の副作用のせいで患者さんの体に危険が及んだりすると、製薬会社だけでなく、処方した医者も「副作用の認識が甘かった」という理由で訴えられます。

 だからアメリカの医者は薬の副作用に対する知識を蓄える努力を決して怠りません。

 私がアメリカに留学していたときも、製薬会社の営業担当者(MR)から新しい薬を売り込まれると真っ先に副作用について聞く医者たちの姿をたくさん見ました。

 当時の日本では通常、MRとは接待とかゴルフの話ばかりしていて、医者がMRに質問することがあるとすれば、その薬のいいところだけだったので、その違いに大きな衝撃を受けたのをよく覚えています。

 副作用の知識があれば、できるだけ処方する薬の種類を少なくしようという意識が働くのは当たり前です。日本の医者が何種類もの薬を平気で処方できるのは、副作用についての知識が乏しいことの証拠でもあるのです。

 

学会長を務めることに

異常に執着する医学部の教授

 医学部の教授たちが学会ボスに逆らえない理由は実はもう1つあります。

 全国にいる医学部の教授にとって、一世一代の晴れ舞台となるのは年に1度開かれる自分の専門科での最大規模の学会(学術大会)を地元で開き、そこで会長を務めることです。

 ただし、全国には82もの医学部があります。しかも50歳前後で教授になっても65歳くらいで定年を迎えますから、任期中にその夢が叶う確率は決して高くはありません。先ほど書いたような一流大学の医学部の教授のほうが選ばれやすい傾向もあるため、それ以外の医学部の教授の場合はその確率はさらに低くなります。

 この貴重なポストである学会長を誰に任せるのかを決めているのが、やはり学会ボスなのです。医学部の教授たちが学会ボスの言いなりにならざるを得ないのにはそういう理由もあるのです。

 なぜ、そこまでして学会長を務めたいのか。

 その理由は私にもよくわかりません。

 正直、儲かりませんし、医局医も総動員ですごく手間なので、そうなると残るは名誉欲のためだとしか思えません。要するに、医学部教授にまで上り詰めた人というのは、人より偉くなるとか、トップになるということに対する執着が恐ろしく強い人たちの集まりであるということなのでしょう。

 

入試面接を廃止しない限り

医療界の変革は起こり得ない

 医局に残りたい人間は、教授批判も医学部批判もできません。また、既存の教授の方針に反するような新しい治療法の提案もできません。そうやって悪い意味で目立ってしまえば、既存の教授陣から総スカンを喰らって、出世の道は閉ざされるからです。

 そもそも既存の教授陣の方針というのはより権力のある学会ボスの方針でもあるので、医局の異端児になるような人間は学会からも嫌われます。だから、この大学の医局は自分に合わないから別の大学の医局へというようなことは現実的に難しく、そういうケースは極めてまれです。

 つまり、学会ボスも含め、既存の教授陣がごっそり入れ替わらない限り、現状を変えたくても変えられないのが大学医学部の実態なのです。

 しかも、次の教授を選ぶのも既存の教授たちによる教授会なので、たとえポストが空いたとしてもその椅子に座れるのは、既存の教授には逆らわないタイプの人間です。

 これではいつまで経っても医療の変革など起こりようがありません。

 もちろん「これはおかしいのではないか」と内心では感じていて、本当は異を唱えたいのに、状況的にそれができないという人が医局の中にそれなりにいるのであれば、ひょっこりクーデーター的なことが起こる可能性もゼロではないでしょう。『ヤバい医者のつくられ方』 (和田秀樹、扶桑社)© ダイヤモンド・オンライン

 けれども残念ながらその可能性は極めて低いと思います。

 そういう異分子になりそうな人間は、入試面接の段階で排除され続けているからです。

 そのうえ、私のように現状の医学部を批判している人の子弟も面接で落としている疑惑もぬぐえません。

 つまり、多くの人たちが他人事だと考えている医学部の入試面接の制度を廃止しない限り、日本の医療界の変革は起こり得ないのです。

 

2022年3月にアメリカの裁判所で、

ファイザー社のワクチン治験データ公開命令が下されました。  

 

アメリカの非営利団体が訴えた結果です。

 

 

そこには、

ワクチン接種が始まった頃には完全に伏せられていた膨大な副反応のデータが記載されてました。

 

また、

ワクチン接種による自己免疫疾患のリスクや免疫力低下の可能性にも触れられていました。

 

 

これは衝撃的な事実です。

あえて日本の大手メディアは報道しなかったのでしょうね。

政府の信用問題になりますから。

 

 

内海聡は著書「新型コロナワクチンの正体2」の中でこう述べています。

 

 

自己免疫疾患のリスク、免疫力低下をコロナワクチンは引き起こすのであるから、

昨年あたりから話題になっている「ターボがん」と

呼ばれる急速に進行するガンもワクチン後遺症の一つといえます。

 

普通、

初期ガンがわかってから、それが末期ガンに進行するまでは短く見積もっても2〜3年はかかる。

 

ところが、

最近はそれが1ヶ月やそこらで進行する人が増えてるそうです。

 

実際に、

この2,3年でガンとわかってからあっという間に進行して亡くなった芸能人や著名人多かったですよね😱

 

 

 

ターボガンは陰謀論だとメディアは切り捨ててます。

 

しかし、

現場の医師達は知ってることでしょう。

実際に目にしてるわけですから。

 

帯状疱疹がやたら流行りましたが、

これも間違いなくコロナワクチンによる免疫力低下が

原因でしょうね。

 

 

いずれにしろ、

ここ2,3年内に起きている異常なことは、

コロナワクチンが影響してる可能性は否定できないですよね。

 

 

接種回数が増えるほど、

免疫力低下などのリスクが高まり、

死者が増える。

 

 

なんだか世紀末感がありますねぇ。

 

ここで再度振り返ってみます。

 

減薬を始めたのが2020年10月から。

 

その時点で服用していたものは、

 

2020.10

 

サインバルタ 20×1

カルバマゼピン 100×1

炭酸リチウム 200×3

トラゾドン 25×2

リボトリール 0.5×1

ベルソムラ 15×1

 

要した歳月は4年4ヶ月。

 

最も困難だったのは、ベンゾじゃなく

オピオイドの再来と言われている

サインバルタ(デュロキセチン)でした。

 

いや~、これは実に大変でしたね。

 

「もう一生止められないのではないか」と

思い詰めた時期もありましたが、

何度か断薬にトライしていく内に

コツが分かって来て、

自分の身体に合うやり方で止めることが

出来ました。

 

だから今減薬中の方も、

諦めずコツコツゆっくり時間を掛けて

やっていけば、必ず止められます!

 

完全断薬を果たして思うことは

色々ありますが、向精神薬が私に及ぼした害は

生涯死ぬまで消えることはありません。

 

その傷(心も身体も)に生涯苦しめられるのです。

 

ミトコンドリアは母方、すなわち卵子からだけ遺伝して、精子のミトコンドリアは子孫に伝わらないというのは誰もが知っている事実だが、なぜと問われると、よく理解していないことに気づく。ずいぶん昔、精子にミトコンドリアはあっても、ミトコンドリアDNAが欠損しているという論文が発表されているが、その後あまり追求されていない。逆に、ミトコンドリアがマイトファジーで破壊されるとか、今はやりの説明が行われているが、決定的ではない。

 

 

2013年に難病・スティッフパーソン症候群の疑いで入院し、車椅子生活となった作家の中村うさぎさん。女性であることをテーマにした著書を数多く執筆してきた中村さんですが、病気になったことで「女であること」に変化があったといいます。(全4回中の4回)

ファスナーが上がらないなら、シリコンを抜けばいい

── 中村さんはこれまで、「女性であること」をテーマに作品を書かれてきました。2013年にスティッフパーソン症候群のような症状を発症して入院後は、夫の介護が必要な状態になりましたが、この病気を通して考え方に変化はありましたか?

中村さん:退院直後ぐらいまでは、女性として美しくありたいとか、女性として価値を認められたいという気持ちがまだあったんです。いつか歩けるようになったら、遊んだりデートをしたいなって思っていました。だから、治療で使ったステロイドの副作用で体重が増えたときはショックでしたし、見た目が変わっていくこともかなり気にしていました。でも今は、女性としてどうこうという感覚はまったくなくなりましたね。

── 美容整形で胸に入れたシリコンも抜去したと聞きました。

中村さん:足が不自由になって動かなくなったぶん、消費カロリーがすごく少なくなって太りやすくなったんです。60代になって基礎代謝も落ちてきたんですが、私は食いしん坊なので、今まで通り食べていました。そしたら洋服が入らなくなって。普通の人だったら「痩せればいいじゃん」って思うかもしれませんが、私の場合、「シリコンを抜けばいいじゃん」と考えたんですよね(笑)。胸がひっかかって、背中のファスナーが上がらないからシリコンを抜きました。

── シリコンを抜去することに、迷いはなかったのでしょうか。

中村さん:なかったですね。ひとりでトイレに行けなくなってからは、しばらくオムツを履いていましたから。その時点で、今後恋愛とか誰かと性的な関係を持つことはないなって思っていました。だからもう胸もいらないかって。退院して間もないころは、デートしたいとかそんな欲求もまだあったんですけどね。異性と食事に行って、いい雰囲気になってお泊りすることになったけど、「どうしよう、私オムツ履いてる!」って焦る夢を見たりもしました。

── 今は、そのような夢を見ないんですか?

中村さん:見ないですね。今は自分で歩けるようになったから、オムツは必要ないんですけど、オムツが本当に便利で今でも使用しています。病気になる前からトイレが近い体質だったので、外出しているときやお腹が痛くなると、いつもハラハラしていました。でも、今は外出していても「オムツがあるからいいか」っていう安心感があるんです。あまりにも快適すぎてオムツが手放せなくなってしまって、持ち歩いています。普通のパンツじゃなくて、オムツを選んだ時点で、私は女として生きていないなと思ったんですよ。だから、胸を抜くことに関してもなんのためらいもなかったですね。

 

 

 

減薬を始めたのが2020年10月から。

 

その時点で服用していたものは、

 

2020.10

 

サインバルタ 20×1

カルバマゼピン 100×1

炭酸リチウム 200×3

トラゾドン 25×2

リボトリール 0.5×1

ベルソムラ 15×1

 

要した歳月は4年4ヶ月。

 

最も困難だったのは、ベンゾじゃなく

オピオイドの再来と言われている

サインバルタ(デュロキセチン)でした。

 

いや~、これは実に大変でしたね。

 

「もう一生止められないのではないか」と

思い詰めた時期もありましたが、

何度か断薬にトライしていく内に

コツが分かって来て、

自分の身体に合うやり方で止めることが

出来ました。

 

だから今減薬中の方も、

諦めずコツコツゆっくり時間を掛けて

やっていけば、必ず止められます!

 

はじめに

 ヒトには加齢と共に動脈硬化症の発生,進展がみられ,40〜50歳以降になると大動脈の硬化度は加速的に進行してくる。しかし隣を走る大静脈には最後まで同じような硬化性変化を認めることはない。大動脈硬化症の程度がどうであろうと,年齢がどうであろうと関係ない。われわれが動脈に認めているような硬化症は起こらない。高齢者でもその静脈内面は正常の肉眼所見を示す(図l)。この理由を最新の知見に基づく今日の動脈硬化成因説で説明することはできない。その秘密の多くの部分は壁の形態と機能を維持している両平滑筋細胞の性格の中にある可能性が高い。すなわち両血管平滑筋細胞のathero—genesisに対する比較研究は両血管の壁在因子の相違を明らかにすることになり,atherogenesisに対する動脈壁の特異性を浮き彫りにすることになろう。こうした観点から,われわれは色々なモデル実験を行ってきたが1〜13),最近の知見も交えて,この点について,私見を述べてみたい。

 

 

10日間の勾留が決定した広末涼子容疑者© (C) スポーツニッポン新聞社

 服用薬が事故やその後の傷害事件に関係したことについて、医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は「薬剤性せん妄という精神症状があります」と可能性の一つに挙げた。

 せん妄とは、脳が機能不全を起こした状態で軽い意識障害や注意障害を中心にさまざまな精神症状が起こる。ボーっとしたり、興奮したり、人が変わったように不機嫌でイライラしたりする。

 その中で、睡眠薬や抗不安薬、麻薬性鎮痛剤、抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)などの服用が原因で起こるのが「薬剤性せん妄」だ。広末容疑者は自身のファンクラブサイトで、抗アレルギー薬にあたる花粉症の薬を処方されたことは発信していた。

 森田氏は「最近の花粉症の薬では薬剤性せん妄は起こりにくいので、可能性としては低い」と指摘。しかし、これらの薬を「過量に摂取したり、急に中断したことで症状が出ることがある。気分安定剤や鎮痛剤では投薬中断すると離脱症状としてせん妄が出ることがある」と話した。

遂に複雑性PTSDの有効な精神療法を見つけ出すことができました。

 

日本の女性心理療法士とアメリカの女性心理療法士の英語での対談を同時通訳で、日本語で話してくれる動画を観たことがありあす。

アメリカの心理療法士曰く、今まで複雑性PTSD者を治したことが無いと。

確かにその通りだと思うと同時に、私自身今後生き延びることが出来るだろうかという不安にも駆られました。

 

結論から申し上げますと、元ハーバードビジネススクール教授エイミー・カディ著(女性)のパワーポーズが最高の自分を創るを、日常生活で四六時中実践し続ければ、現実のストレスが減少し、その分不安障害が軽減し、うつ病も再発し難くなるということです。

ネットで検索しても、十分やり方は分かります。

精神的に健康な立ち振る舞いをしている人には、別段効果を感じないと思いますが、複雑性PTSD者は効果を感じます。

常日頃から、健康的な食生活を勉強して心掛けている人に、管理栄養士を雇って食事を作ってもらって食べてもそれほど変わらないのと同じです。

 

私は多くの病気について勉強しているうちに、病気の原因は複合的である場合が多いということに気づきました。

そして、同じ病気でもその主な原因は多種多様である事にも気づきました。

 

二つの例を挙げてみます。

高血圧症の原因は、太り過ぎ(太っている人はそうでない人に比べ3倍高血圧症が多い)、運動不足、塩分の摂り過ぎ、甘草などの一部の漢方薬や抗炎症薬のステロイドの飲み薬の副作用で血圧が上昇する。

 

太っていると、血液中の脂質も多くなりドロッとした血液になるため血圧が上がる。

 

運動をすると血液が体内を循環し、その時激しく血液が循環するほど血管の内側からより多くの一酸化窒素が分泌され、その一酸化窒素は血管を柔らかくする作用ががあるため、血管の弾力性が増すことで血圧が下がる。

よく言う、動脈硬化の反対で動脈軟化が起こる。

 

血液中の塩分濃度は0.9%に保たれており、血液中のの塩分が多くなると塩分濃度を下げる為、血液中の水分量がが多くなりその分血圧が上がる。

なお、塩分摂取量が少なくても腎臓から排出された塩分を再取り込みするように人間の体は上手く出来ているので、それほど心配しなくてもよい。

 

例えば、身長170cm 体重85kg 50歳男性 市役所職員の事務職で運動不足で血圧185の人がいたとします。

体重を20kg減量し標準体重の65kgまで減量することで、血液中の脂質が減り血圧が20下る。

太っている人は余分な脂肪が多いということです。

今までエレベーターを使っていたのを止め、5階の職場の事務所迄、毎朝1段飛ばしで駆け上がり、上がりきった時にはゼーゼーハハーと息をし、全身の血液が激しく循環する運動を日常生活で行うことで血管が柔らかくなり、血圧が20下がる。

スナック菓子など塩分の多い間食をしたり、梅干し毎日3個食べて1日20gの塩分を摂っていたのを、甘栗や焼き芋などの塩分の少ない間食や食事にして1日適正の8gまで塩分量を減らすことで、血圧が15下がる。

これで血圧が185から130迄下がるという理屈です。

 

 

胃潰瘍は自分の胃酸で、胃を溶かしてしまう病気です。

胃潰瘍の原因は、ストレスホルモンのコルチゾールが多量に分泌するとその影響で胃酸の分泌が増加されるので、ストレスが原因の一つになります。

 

ピロリ菌がいると、胃が慢性胃炎状態になり、その分胃壁の防御機能が低下して胃潰瘍になりやすくなる。

 

痛み止めなどの薬の副作用で、胃壁を守る胃の粘膜液の抑制が起こり、その分胃壁の防御機能が低下して胃潰瘍になりやすくなる。

 

アルコールは刺激物で、度数の強いアルコールを多量に飲酒すると、胃が荒れて胃壁の防御機能が低下して、胃潰瘍になりやすくなる。

 

体質的に胃酸の分泌が多い人。

 

私の場合だと、初回を含め21年間で5回胃潰瘍、十二指腸潰瘍になり、5回クリニックに行き、その都度胃酸の分泌を抑制するH2ブロッカーを処方してもらうことで治っていましたが、数年おきに再発していました。

胃酸の分泌を減らしている間に自然治癒で治るのです。

ピロリ菌を除菌することで、ストレスで暴飲暴食しても、胸やけ、胃もたれを起こすまでにしかならず、20年間再発しなくなりました。

 

ピロリ菌がいて、胃潰瘍になる人は除菌をすることで、おおむね7割~9割ぐらいの人は胃潰瘍の再発は無くなります。

 

ピロリ菌がいなくてもお酒を飲まなくても胃潰瘍になる人がいます。(体質的に胃酸の分泌が多い人だと思われます)

このような人は病院で処方される強い痛み止めを飲むと即胃潰瘍になりやすいです。

ちなみに十二指腸潰瘍になるのは、ピロリ菌が胃の出口の十二指腸に近いところに潜伏しているからです。

 

現在では胃潰瘍については大部解明されましたが、胃潰瘍の発症機序がすべて解明されているわけではありません。

 

 

複雑性PTSD者の全般性不安障害や解離性同一性障害、主に神経質性格と幼弱性が原因の神経症、主にHSP者の現実の過度なストレスからくる気分の落ち込みや精神的不調を全て不安障害と定義します。

 

不安障害の原因は、高血圧症や胃潰瘍と同じように、その人その人によって、多種多様で、複合的な場合が多いのです。

 

複雑性PTSDの主な原因は3つあり、複合的です。

まずは、脳が未熟な幼少期の虐待によってストレス反応が止まらないように、遺伝子の構造は変わらないけど、働き方が変わってしまったということです。

甘やかされて育った神経質性格からくる神経症の治療である森田療法では、0からの再教育という言われ方をしていたのに対して、複雑性PTSD者は、友田明美先生や杉山登志朗先生が言われるように、マイナスからの心理療法になります。

複雑性PTSD者の心理療法はとても厳しいものになるのです。

逆境的小児期体験について詳しく研究されている佐久間智子先生のホームページを検索して参考にしてみてください。

また、友田明美著 虐待が脳を変えるを読んでみてください。

虐待によって不安恐怖を司る扁桃体が過活動になると書かれていますが、これは虐待によってストレス反応が止まらないように脳の遺伝子の働き方が変わってしまっているからです。

人間の脳と免疫系は生まれた時には完成されて無く、その後の環境によって変化するように出来ているからです。

 

それでは、複雑性PTSDの症状の主な原因3つを考えてみます。

 

ストレス反応が止まらないように変わってしまった脳に変化していて、常時不安障害の症状が何の理由も無く発生している状態で、ここの部分は一生変わらないです。

 

幼少期の虐待の時に強固に形成された、日常生活で下を向き、相手の顔から眼を逸らし、肩をすくめ、縮こまった立ち振る舞いにより対人関係で現実のストレスを多く受けてしまう。

 

幼少期に常識外れの暴言、暴力を受けてきたことによる性格の歪みにより、対人関係で現実のストレスを多く受けてしまう。

 

虐待を受けたわけでもなく、普通に育てられ、むしろ恵まれた環境で育ったにもかかわらず、不安障害になったり、うつ病になったりする人がいます。

 

複雑性PTSD者は常時不安障害で、とてもうつ病になりやすい人なのです。

ピロリ菌がいると、とても胃潰瘍になりやすいのと同じように考えるとわかりやすいと思います。

 

残念ながら、ストレス反応が止まらないように遺伝子の働き方が変わっている脳を治す方法は現在のところ無いです。

しかし、縮こまった立ち振る舞いを、胸を張り余裕のある立ち振る舞いに日常生活でその都度、その都度意識して何千回、何万回と変えることで本物になり、精神的健全な人と同じような立ち振る舞いに変わるのです。

その期間は私の場合だと約1年6ヶ月の期間を要して、今では私の立ち振る舞いは健常者と同じぐらいの立ち振る舞いに変わったと実感できるようになりました。

 

精神的不健康な悪習慣の立ち振る舞いから、精神的健康な人の健全な習慣の立ち振る舞いに変えていくことで、現実のストレスが減少して、その分不安障害が軽くなり、うつ病にもなり難くなるのです。

すなわち、複雑性PTSDの基本的不安症状は根治は出来なくて、一生受け入れるしかないですけど、立ち振る舞いを変えることで、複雑性PTSDの不安症状は軽くすることが出来るのです。

 

それと、歪んだ性格を少しづつ認識して変えてゆくことです。

恋愛系ユーチューバーなど、かなり本音に近い話をするので、それらを参考に自分の歪んだ性格を変えてゆけば良いと思います。

 

次回の投稿でまた詳しく解説したいと思います。

 

 

がん患者の腫瘍摘出手術中に負傷した外科医の手に、悪性腫瘍が発生した事例が報告された。

1日(現地時間)、海外の科学専門メディア「ライブ・サイエンス(Live Science)」の報道によると、ドイツの病院で勤務する外科医A(53)が、軟部組織に発生する希少なタイプのがんである「悪性線維性組織球腫(cancerous fibrous histiocytoma)」を患う32歳男性の腹部から腫瘍を摘出する手術中に手を負傷した。

A医師は、腹部の腫瘍を摘出する手術中に患者にドレーンを挿入する際、左手の手のひらを負傷した。すぐに傷口を消毒し、包帯を巻いて手術を続行。手術自体は成功したが、患者は数か月後に合併症で亡くなった。

ところが手術から約5か月が経過した頃、A医師の左手の手のひらが腫れ上がった。負傷した手のひらに約3cmの腫瘍が発生しているのを発見したA医師は、すぐに検査を受けたのだが、その腫瘍は悪性であることが判明した。

患者のがん細胞、手の傷から外科医に感染

テュービンゲン大学の研究チームが患者と医師Aの腫瘍サンプルからDNAを抽出し、遺伝子解析を行ったところ、両者の腫瘍が遺伝的に同一であることが判明した。

研究チームは「両者の腫瘍は同一タイプの細胞であるとことが確認された」とし、「患者のがん細胞が外科医の手の傷を通じて感染したと考えられる」と説明した。さらに「通常、異なる細胞や組織が体内に入ると免疫反応が起こり、拒絶反応が生じる。今回のケースは極めて珍しい事例だ」と付け加えた。幸いにも医師Aの腫瘍は手術によって完全に摘出され、摘出から約2年が経過した現在も転移や再発の兆候は見られていない。

がん手術中の負傷で医師に「がん感染」…患者と同一の悪性腫瘍が発生、遺伝子解析で判明した衝撃の事例

通常、遺伝的に異なる組織が体内に入ると、免疫系がその組織を異物と認識して排除するため、臓器移植の際には免疫抑制剤が必要とされる。しかし、医師Aの場合、傷口で炎症が起きたものの、免疫系が十分に働かず、腫瘍の成長を阻止できなかったという。報告によると、がん細胞は腫瘍を破壊する抗体の生成を誘導する抗原(免疫系を刺激する物質)を十分に産生できず、外科医の免疫系による排除を回避したと推測されている。

 

 

腫瘍を分析した新しい研究で、腫瘍の中では、炎症を引き起こす化合物が不均衡な状態にあることが明らかになった。さらにこの状態は、加工食品の占める割合が高い食生活と関連しているという。

  • 新たな研究で、加工食品を多く摂取する食生活によって引き起こされる炎症と、がんの発症を結びつけるさらなるエビデンスが見つかった。
  • この研究の分析によって、腫瘍は炎症を引き起こす化合物によって増殖し、こうした化合物がない場合は沈静化につながることが判明した。
  • 「がんと戦う分子」を特定しようとする研究者たちは、緑色の葉物野菜や魚などの食品に着目している。

超加工食品(大量生産され、糖分や脂肪分、添加物などが多い食品)は、大腸がんの症例増加の一因となっている可能性がある。一方で、健康的な食品は、この疾患を防止・治療する新たな道を開く可能性があるとする新たな研究結果が発表された。

この研究では、サウスフロリダ大学とタンパ総合病院がん研究所の研究者が、患者から採取した100件以上の腫瘍の標本を分析した。その際に研究チームは、「生理活性脂質(bioactive lipids)」と呼ばれる化合物を探した。これは、体内の炎症を増大させたり緩和したりするメカニズムに関わる分子だ。

その結果、研究チームは、腫瘍の標本では健康な組織に比べて、これらの炎症を引き起こす化合物の割合が高いことを発見した。

これまでの研究でも、ポテトチップやソーセージ、市販のデザートや精製された炭水化物など、加工食品の割合が高い食生活が炎症の増大と結びついていることを示すエビデンスはあった

我々の食生活の至るところに存在する加工食品が、健康状態を悪化させることを示すエビデンスが続々と現れている。それと同時に、比較的若い人のあいだで大腸がんの症例が増加しており、アメリカでは今や、がん関連死の原因で第2位にまで上昇している。

今回の研究チームはまた、分析した腫瘍には、炎症の治癒や軽減につながる分子が欠けている点も指摘している。

腫瘍の内部状況を観察することで、がんと戦うための武器が手に入る可能性がある。具体的には、炎症を引き起こす化合物の量を減らし、健康に良い影響があるものを増やすことで、腫瘍の成長を妨げたり遅らせたりして、体の免疫反応のバランスを保つことが、その手段となるだろう。

健康に良い化合物を構成する分子の供給源の一つが、我々の日々の食事だ。特に、緑色の葉物野菜や、オメガ3脂肪酸が豊富な魚介類といった食材が挙げられる。

今回の論文共著者である、サウスフロリダ大学医学部心臓研究所のガネーシュ・ハラーディ(Ganesh Halade)教授は、「(化合物の)分子が加工食品に由来する場合、これらの分子は直接、免疫系のバランスを崩し、慢性的な炎症を引き起こす」と解説する。

「我々の体は、摂取するアボカドなどの健康に良い脂肪から得られる生理活性脂質を通じて、炎症を積極的に緩和するように作られている」

フィッシュオイルをがん緩和に利用する臨床試験

2024年12月10日付けで学術誌『Gut』に掲載されたこの研究は、アメリカ国立衛生研究所(NIH)から提供された、5年間で310万ドル規模の助成金で運営されるプロジェクトの最初の成果だ。

論文の上席著者を務めた、サウスフロリダ大学のティモシー・イェーツマン教授(外科)はプレスリリースで、今回の研究結果は、がんのリスクに食物が影響を与える仕組みについて、研究者の理解を深めるのに役立つと述べている。

イェーツマン教授によれば、がんは「治らない慢性の傷」のようなものだ。毎日の食生活で超加工食品が多くを占めていると、炎症が増大するため、体ががんと戦うことが難しくなるという。

「ホウレンソウや魚介類の方が、ドーナツやソーダよりも健康に良い」というのは、特に目新しい知見とは言えない。ただし、食品と炎症のあいだにある関連性を特定すれば、将来的に、より効果的にがんを食い止める戦略へと道を開くことになる。

 

スポーツ適正の他、ダイエットの精度向上にも効果あり

このように、スポーツ遺伝子検査を受けることで、スポーツをするために特に重要な3つの遺伝子の傾向から身体的要素を明確に知ることができます。当クリニックではその結果を踏まえて、その人に合ったスポーツやトレ-ニング法、食事法を説明しています。

なおスポーツ遺伝子検査はダイエットの精度向上にも効果を発揮します。とくにダイエットの一環として運動・スポーツを取り入れている方におすすめです。スポーツ遺伝子とともにダイエット遺伝子の検査のセットもありますので、効率的にダイエットをしたい、自分にあったダイエット法を探しているという際には、あわせて受けてみるとよいでしょう。

スポーツ遺伝子検査 16,500円
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※全て税込価格。結果説明時に診断料11,000円が別途必要となります。

ご興味ある方はお気軽にお問合せください。

<銀座予防医療クリニック>
電話 03-6264-5028
Webからのお問合せはこちら

 

 

高血圧に対して、血圧を下げる薬を内服していますが、コントロールは良好でした。

血圧が高い原因を探るため、お話を聞くと、肩の痛みが悪化したので、数日前に整形外科でステロイドの注射を打ってもらったとのことでした。

他に要因がないため、このステロイド注射によるナトリウム、及び水貯留作用により血圧が上昇した可能性が高いと考えられました。

このように薬が原因で、血圧が上昇する事があります。

複数の医療機関を受診されている患者さんで、新しい薬が始まった後から血圧が高くなった時などは、薬剤による高血圧も考えなければなりません。

以下に、高血圧を起こす事がある薬剤の一部をご紹介します。

 

痛み止め
ロキソプロフェン、イブプロフェン、アセトアミノフェン、セレコキシブ など

カンゾウ(甘草)
カンゾウ含有の薬剤、漢方薬や健康補助食品など

ステロイド
プレドニゾロンなど

エリスロポイエチン
腎性貧血に対して使われる薬

エストロゲン
婦人科などでのホルモン補充療法で使われる薬

モノアミン酸化酵素阻害薬
パーキンソン病の治療薬で使用されます

一部の抗うつ薬

 

名著『風邪の効用』から「逆説の健康術」を学ぼう

この冬、インフルエンザの感染者数が過去最多となった。ほかにも新型コロナウイルス、マイコプラズマ、RSウイルスなどの感染症が全国各地で大流行。その結果、インフルエンザ治療薬「タミフル」などの医薬品不足が深刻化し、医師に処方された薬を患者が薬局で受け取ることができない事態も起きている。

ウイルス感染症が猛威を振るう時代だが、それを乗り切るための“珠玉のヒント”が書かれた本がある。坂本龍一さん(享年71)も影響を受けたという健康指南書『風邪の効用』だ。坂本さんと同様に本書に多大な影響を受けた、ならヨーガリトリート代表でヨーガ講師の高橋流美さんは「発熱するとワクワクします」と話す。いったいどういうことなのだろうか──。

風邪自体が治療行為である

1962年に刊行された『風邪の効用』の著者は整体師の野口晴哉さん(享年64)だ。野口さんは患者を治療しているうちに体重の分配(体の重心の偏り)が大きい人ほど風邪にかかりやすく、風邪をひいた後は体重の分配が小さくなる(偏りが減る)ことに気がついた。そこから独自の観点で研究し、風邪に健康効果があると突き止めたという。その内容がまとめられたのが本書で、刊行してからこれまでに16万部を突破した。健康効果があると書かれた「風邪」は、現代の医学ではどのようなものとされているのか。血液内科医の中村幸嗣さんが解説する。

「人体の粘膜などから風邪ウイルスが体内に侵入すると、異物に即座に反応する『自然免疫』がそれらを排除しようと働きます。そして、その初動で排除しきれずウイルスが侵入してしまうと体内で増殖を始めるのですが、免疫側はウイルスを排除するために、次は抗体などの特異的な『獲得免疫』を駆使して戦おうとします。その後者の免疫反応が始まると、いわゆる熱や咳といった風邪の症状が現れるのです」(中村さん)

つまり、人体に侵入したウイルスを排除する際の免疫反応が風邪ということ。しかし、本書では《風邪自体が治療行為ではなかろうかと考えている》と述べられている(以下、《》内は同書より引用)。現代医学と矛盾するような内容だが、著者の野口さんはなぜその結論に至ったのか。高橋さんはこう解釈している。

「私たちの身の回りにはさまざまな菌が存在していますが、毎日風邪はひきませんよね。風邪をひくというのは部分的な過度な疲労がたまったときに、肉体が治癒を目的に熱を上げ、詰まりを溶かして体を整えているのです。ちなみにインフルエンザであろうとノロウイルスであろうと、整体ではすべて風邪という考え方です」(高橋さん・以下同)

風邪は体の掃除が必要というサイン

風邪をひくのは、肉体に掃除が必要なサインだと続ける。

「体には全身を巡る血管から末梢に広がる毛細血管まで大小無数の血管が通っています。疲労がたまった部分は筋肉が硬直して血管を圧迫し、循環不全によって老廃物がたまり、その結果、血液がいきわたらないので酸素や栄養が不足します。

その詰まりを押し流すために重要になるのが、風邪をひいて熱を出すこと。熱が上がれば疲労部位がゆるんで血管や筋肉が柔軟になって弾力を取り戻し、老廃物が流れて循環が回復するというメカニズムで、風邪をひく前より健康になり、免疫力も高まります。風邪にともなうのどの痛みや頭痛は、循環が滞った部位が回復しようとするシグナルです」

 

初めて男性向け動画お邪魔しました😊こちらでもカムロ様は良いお話されてますね✨ たしかに…「ねちっと」は女性っぽさを感じてしまうかも😅LINEの返信でも、言葉少なで物足りないくらいのほうが男らしさを感じて私は萌えたりします😍女性経験の少ない男性に「サラッと」は難しそうですが、是非頑張っていただきたい!余裕のある男性は魅力的です😆

昨日の2024年12月28日でリボトリールを断薬して1年8ヶ月が経過しました。

 

約22年間飲み続けたリボトリールを約1年6ヶ月で断薬し、2023年4月27日に最後の1/8錠を服薬して、1年8ヶ月が経過しました。

リボトリール0.5mgを錠剤カッターでカットして服薬していました。

最初の12年間は1ヶ月40錠ぐらいの服薬で、残り10年間は1ヶ月20錠ぐらいの服薬です。

最初の12年間はリボトリールとデパスを服薬していました。

残り10年間は、ベンゾジアゼピン系はリボトリールだけ服薬しました。

 

私は日記などをつけていたので、1ヶ月間の服薬量が推定できるのです。

服薬量を減らしたのは、リボトリールがベンゾジアゼピン最強の抗不安薬と知り、またデパスも一緒に服薬していましたが、同じベンゾジアゼピン系の薬と知り、当時半減期が長い程、依存性、耐性がつき難いという情報があり、またデパス0.5mg錠とリボトリール0.5mg錠を飲み比べて、リボトリールのほうが効果が高いと知っていたのでデパスを止め、対処療法の薬なので、出来るだけ飲まないほうがいいと思ったからです。

 

調子のほうは、あまり変わらず、相変わらず用事をするのが抑うつと漠然とした不安感で、しんどいという感じです。

行動することが、とても億劫です。

今、リボトリール1/8錠を飲めば不安が和らぎサクサク動けるようになると思いますが、当然飲まないです。

ベンゾジアゼピン系は痛み止めと同じように、症状改善の前借りと分かっているからです。

覚醒剤が元気の前借りと言われているのと同じように、リボトリールも症状緩和の前借なのです。

後で、必ず反跳症状がでます。

ベンゾジアゼピンや痛み止めを否定するものではありませんが、事情があって短期服薬ならいいですが、延々と常用して飲み続けると、楽になった分しっぺ返しが来ます。

 

私は10年前ぐらい大風邪をひき、咳が出て、その後咳喘息になりました。

病院に行って診断を受けたわけではありません。

ネット等で十分調べたので、咳喘息に間違いありません。

1年中急に喉がこそばいくなって、咳が出るのです。

 

2022年の3月、ドライブレコーダー(室内防犯カメラ)で状況を確認していたところ、5分間で23回も咳をしていたことに気づきました。

私の場合、歯を磨いた後、喉がスッキリするまで、強い咳をして喉から血が出たりすることもありました。

それで、咳が出るのをできるだけ我慢して、治そうと決意しました。

耳鼻咽喉科では、吸引ステロイド治療がありますが、これを受けると一生ステロイド治療をするようになると、勉強して分かったので、耳鼻咽喉科には行かなかったです。

どうしても咳が出る時は咳止めではなく、喉スプレーか龍角散でしのぎました。

今はたまに、喉がこそばいくなって、咳が出そうになることもありますが、何もしないで咳が治まるようになり、咳喘息がだいぶ軽くなりました。

来年の3月で咳喘息を治そうと決意して3年になります。

痒いとこを掻くと、余計に炎症を起こして痒くなるので、出来るだけ掻かず、軽く掻いて止めるというのと同じです。

おそらく、この調子だと、3年で咳喘息がほぼ治ると思います。

 

咳喘息と同じように、リボトリール断薬に伴う後遺症も、断薬して3年後ぐらいから明らかに断薬して精神の調子が良くなったと思えるようになるのではないかと考えています。

 

 

私が雅子さんのブログにコメントした内容

        ↓

22年間飲み続けたリボトリールを1年6ヶ月で断薬し、断薬後1年8ヶ月が経過した余裕のKYです。

精神科に通っても精神療法をほぼ教えることなく、薬の処方で終わるというのが、今の現状です。

日本では森田療法、西欧では認知行動療法、ハーバード大学元教授のウィリアムジェームズの心理学等々数多くの心理療法があります。

この3者の精神療法に共通して言えることを、分かり易く云うと、悪習慣を健全な習慣に徐々に変えていくことで異常な不安感から正常な不安感にかわっていくということです。
自分にとって、マイナスに作用する、行動、立ち振る舞い、所作、言動を、健全な行動や立ち振る舞いに変えることが、精神療法です。

 

エイミー・カディのローパワーポーズからハイパワーポーズに変えればストレスホルモンのコルチゾールが減少し、自信を高めるテストステロンが増加するというのは、特に虐待が原因で縮こまった立ち振る舞いが癖になった、複雑性PTSD者にはとても有効です。

日常生活でローパワーポーズからハイパワーポーズに何千回、何万回と意識して行うと、1年半後ぐらいには自然と身に付き、胸を張って、余裕のある立ち振る舞いが本物になります。

このような立ち振る舞いが本物になることで、現実のストレスが減少することを実感します。

下を向き、巻き肩の猫背で縮こまった立ち振る舞いは、明らかに現実のストレスを多く受けていたと分かります。

ソフトバンクの顧客獲得手法は批判しますが、YouTubeで孫正義社長の胸を張って自信と余裕のある立ち振る舞いからのプレゼンは、特に複雑性PTSD者は真似をして参考にしたらいいです。

ではすぐに孫正義のような、余裕のある立ち振る舞いが出来るようになるかといえば、これがなかなか悪戦苦闘して、私の場合だと、日常生活で常に意識してやり続けて、1年6ヶ月ぐらいの期間を要して本物になりました。


ジャンクフードばかり食べていたのを、健全な食生活に変えることで、体調が良くなるのと同じ事です。

しかし、この悪習慣の言動を、健全な習慣の言動に変えるというのが、それなりにしんどくて大変な事なのです。

25歳のオタクで運動不足、運動嫌いの男性が毎日、腕立て50回、腹筋50回、スクワット50回すれば、1年後には、いくらか筋肉がついて健康な体になるぐらいのしんどさがあるのと同じぐらい、精神療法は本人にとって辛さが伴うのです。

200回、300回程度腕立て伏せしたところで、筋肉は付くものではありません。
1年間で2万回腕立て伏せをして、ようやくいくらか筋肉がついたと同じように、日常生活で、悪習慣を健全な習慣に何千回、何万回と繰り返し行うことで、心も健康になるのです。

例えば、同じ筋トレをしても、2.3%の人は、とても筋肉が付きやすい人がいて、更に、0.5%未満で、筋肉増強剤の錠剤を飲むぐらいのとても筋肉が付きやすい特異体質の人がいます。
90%以上の人は、どちらかと言えば、筋肉が付きやすい人、どちらかと言えば筋肉が付き難い人という範疇です。

筋トレと同じように、ごく少数です森田療法などの精神療法で、短期間で精神療法の効果が出る気質の人もいます。
多くは、悪戦苦闘しながら、精神療法の効果が出る人です。

以上私の精神療法に対する認識です。

 

謹賀新年
22年間飲み続けたリボトリールを1年6ヶ月で断薬し、断薬後1年8ヶ月が経過した余裕のKYです。
余裕のKYという名前にした理由は以下の理由があるからです。
今回の投稿は、前回の投稿の続きです。
私の投稿は、雅子さんの記事の感想を書くというよりも、ちょっとした関連性から、いつも強引に自分の言いたいことを書かせてもらっています。
あしからず。
今回の記事は、年越しそばということで、カップそばの写真がありましたが、私の場合、30年以上インスタントラーメンばかり食べていました。
これは、体に悪いと気づき、極力加工食品やカップラーメンを食べることを止めました。
スーパー銭湯で昼食を食べる時は、いつも体に良い焼き魚定食を注文します。

いつも思っていたのですが、仕事をして、本も読んで、家事をして、旅行に行って写真を撮って、猫の世話もして、毎日のようにブログを書いてと感心します。
情報処理能力が高く、文章を書くのが好きといえども、本当に凄いですね。


エイミー・カディのローパワーポーズからハイパワーポーズに変えればストレスホルモンのコルチゾールが減少し、自信を高めるテストステロンが増加するというのは、特に虐待が原因で縮こまった立ち振る舞いが癖になった、複雑性PTSD者にはとても有効です。

日常生活でローパワーポーズからハイパワーポーズに何千回、何万回と意識して行うと、1年半後ぐらいには自然と身に付き、胸を張って、余裕のある立ち振る舞いが本物になります。

このような立ち振る舞いが本物になることで、現実のストレスが減少することを実感します。

下を向き、巻き肩の猫背で縮こまった立ち振る舞いは、明らかに現実のストレスを多く受けていたと分かります。

ソフトバンクの顧客獲得手法は批判しますが、YouTubeで孫正義社長の胸を張って自信と余裕のある立ち振る舞いからのプレゼンは、特に複雑性PTSD者は真似をして参考にしたらいいです。

ではすぐに孫正義のような、余裕のある立ち振る舞いが出来るようになるかといえば、これがなかなか悪戦苦闘して、私の場合だと、日常生活で常に意識してやり続けて、1年6ヶ月ぐらいの期間を要して本物になりました。

余裕のKY

2025-01-01 07:58:01

 

 

雅子さんのブログ記事

     ↓

2024年12月31日から一泊で南紀白浜方面に1人旅

してきました。

 

 

南紀白浜には2019年3月上旬頃に、

両親、妹、叔母と5人で旅行に行って以来です。

 

当時は、

私はまだ実家である奈良で暮らしてました。

 

 

 

 

2018年の早春頃に服用してた向精神薬を断薬。

2018年は酷い離脱症状に苦しんだ1年間でありました。

 

2019年になり、

まだまだ不調ではありましたが、

3月中旬に自分の家族が待つ関東の我が家に戻ることになり、

その前に両親や妹、叔母と泊まりで南紀白浜旅行に

行ったのです。

 

 

なんだか懐かしくなり、

この度は1人で旅行してきました。

約5年ぶりになるわけです。

5年前に訪れた時と同じ場所にも今回は訪れました。

 

 

帰宅してから5年前の写真を見てみました。

 

今より若いのは当然なのですが、

目が酷いですね(笑)。

目がとろ〜んとして死んでる。

表情も生気がない。

当時はジスキネジアが出てましたから、

顔の表情も固まり動きにくくなってました。

 

 

どうにかみんなに面倒見てもらっての旅行でした。

 

 

 

 

5年の月日が流れ、

今回は実家近くでレンタカーを借りての1人旅行。

 

5年の月日は両親を年寄りにしてしまい弱らせました。

昨年は母が脳梗塞を起こし、今も体調が優れません。

 

 

逆に私は、

5年前の自分が嘘のように元気になりました。

頭(脳)も、しっかりと動くようになりました。

 

あんなに何年間も苦しんだ薬剤性不眠もさすがに克服

できました。

 

残った後遺症は、

手足のビリビリした痺れと味覚障害くらいです。

 

 

 

2025年元旦

 

 

ま、繁殖時期を過ぎたBBAになったらある程度周りの反応も落ち着いて来ると思いますけどね。若い女時代は仕方ないとこあるもんな。
私は若い女…娘達を見ていつも「…頑張れ!!(負けるなよ)」って思ってる。
もうね、そういう時期だから。
私は早くに結婚して正直「もう女やらなくて良い(ホッ)」って思った人間だから、その当時の若い頃も女の嫉妬には理解出来なくてイライラしましたね。
「…しょうもなっ!!」って。
だって、嫉妬して何になるん?足引っ張って何になるん??て本気で思ってたから。
むしろ醜いだけだよ??って。
だから都度、単刀直入に猛抗議した。笑
女の子といっぱい喧嘩したな~
懐かしい若女時代……( ´ ▽ ` )笑
ま、私みたいなんは特殊でしょうけど、やっぱり女って横並び社会だからね、上手くやれないと難しいですもんね。
うちの長女なんかはよく女子達とあれこれ楽しんでるから率直に「凄いなー」って感心してる。
今日も女達とマクドパーティーだって。
だから「アンタ凄いなぁ!お母さんと違って女付き合い上手いんやな!」って言ってたとこ。
長女も「私、上手いねん。笑」言うてたわ。笑
私はね、媚びる戦法も取りたくなくて(だったら1人で良いや)完全に孤立しても気にしない…「1人でむしろラクチン!」って感じで生きてたな。
ただ、「男には興味ないっすよ」も合わせて。つまり女感は出さない。
(元からあんま男男!してないけどね)
そのスタイルは今も変わらないかな。
BBAになっても「私、まだ女よ!」って人は多いから、そういう人のセンサーに引っかからないよう「美容?何それ(興味なーい)男?何それ(興味なーい)」って感じで生きてる。
でも本当にそうだし。
ま、女の前で女出してもロクな事ないっすよ。出すなら男の前…それも意中の男の前だけ!で良いんじゃない?と思う。
私なんてもう一生スカートなんぞ履かないと思う。

 

 

 

リボトリール減薬中のとこさんのブログ記事 2024-12-25

        ↓

またまた前回から随分経ってしまいました。

 

7月から本当に苦しい毎日でした。

仕事を辞めました😭

 

今の睡眠は中途覚醒しても胸の苦しさは全くなくて穏やかです。

10時半頃寝室に行きぐっすり5時頃まで眠れる日もあります。

暖かい布団から起きたくない😅

右足の痛みや肩に痛みを感じたりするけど

朝の布団にいる時が1番ラクです✨

 

今の症状

常にぐらんぐらん目眩

頭重、異常な倦怠感

不安感、動悸

 

以下動いていると余り気にならないが横になると感じる

必ず毎日ある症状は

右足全体の感覚異常痛み

腸の右側の1部の痛み

太もも灼熱痛

首痛

 

 

8月以降少しずつ減らしたのですが

子宮、膣、膀胱の痺れ痛みが現れ

これはもう生きていけない😭無理

車の運転中も痛い😖💥となり

ずっとステイし続けています。

 

メンタルが人生で1番どん底の底

希望が全くなくなり

健康な人を羨み妬み

今まで感じた事のない喪失感絶望

ベンゾジアゼピンリボトリールを飲んだという後悔。。自分責め

 

生きていたくない。

毎日毎日、今日1日だけ生きようと思いました。

それでも、サプリを毎日飲みお腹は空く。

8月から食欲が戻りまあまあ食べれています。でもストレスから全く太らない痩せるばかりでした。

 

生きたい。

症状がなければ本当は生きたいんだなと

強く思い毎日毎日号泣しました😭

最近まで毎日泣きました。

 

家にいると不安感で居たたまれなくなり毎日車で出掛け歩く。

今もです。

 

実家に週2~3日顔を出す。

最近は野沢菜を洗ったり母と煮物を作ったり出来るようになりました😊

 

夫に連れだしてもらい買い物する。

途中何度も体調が悪くなり帰ってくる😂外食に食べれなくても行く。

最近は買い物して外食まで行けます😊

 

10月にナノカさんのYouTube見る。

この世のしくみを知る。

大好きな人のオンラインサロンに入る✨

感謝ノートを毎日書く✏️

兎に角書く事で自分を癒す✨

11月からカー○スに入会して週2日通う💪

12月に入り新幹線で娘に会いに行き

4時間ランチお茶をした🎵

 

少しずつ6月までの生活に近くなっていますが体調はしんどい😆

いつ減薬を再開するかまだ先になりそうです😅

でも必ず良くなる🍀✨

大丈夫🌈未来は明るい✨✨

 

メリークリスマス⛄️🎄✨

皆さま良いお年を✨✨

今年一年ありがとうございました🎵

 

とこさんのブログ

    ↓

症状と処方されていた薬

テーマ:

 

おはようございますキラキラ

 

リボトリールの減薬なんですが

後戻りはしていないけど

中々、進んでいないのです。

自分的に大胆に進めてみたりすると回復に時間がかかり

結局ステイが長くなってしまうショック

けれどある程度は早く進めた方がいいのかとても悩ましいです。

2020年3月から始めて1年半で

現在188.6/200  

 

最近の症状   辛い順

◎常に浮遊性目眩

◎左頭痛、頭重

◎倦怠感→内臓が重たく感じる

◎立ち眩みうずまき

◎肩こり、上半身痛

◎動悸、呼吸がしずらい

◎頭が回らないもやもや

◎胃腸の不調→吐き気、舌痛

 

頭を取り外したい!!

腕も引っこ抜きたい!!

そんな毎日です笑

 

◎意欲の低下

お化粧する気にならない。。

週2日の仕事の時だけ

今はとっても面倒。。

 

洋服もベンゾ急減薬から2年以上たったけど1枚も買ってない。

ショッピングが辛くて出来ないのと見た目どうでもいい。。笑い泣き

これを言うと子供たちは泣きますアセアセ

 

ネットショッピングで買う物と言ったらサプリメントやお塩などの調味料ラブ

 

これでも減薬前はコンタクト入れてばっちりメイクしてヒールにスカートでお洒落なお母さんでしたのちゅー

 

薬を飲みながらも子育てを頑張ってた頃は本当に元気でしたー!

もう思い出せないほど遠い記憶。

 

 

 

始めて心療内科を受診したのは

2006年パニック障害でした。

その後、変薬、変薬、3剤~4剤の繰り返しでしたが絶望的に薬に鈍感で副作用や離脱症状も何年間もなかったのです。

いつか、きちんと記事にしたいと思っています。

 

 

不調で仕事を休む事もなく

減薬したいと言っても、

元主治医曰く

○体調が良いのは薬を飲んでいるからで治っていない。

 

○仕事や子育てをするためには薬を飲み続けること。

 

○勝手に薬を止めて入院してしまう人がいる。

 

○体調悪化で仕事を辞める人がいる

 

○安心、安全、一生飲んでいて良い薬💊

皆さまと言われた事は一緒ですムカムカ

 

 

元主治医、何の為にこの薬を処方したのか。。

下矢印

ベンゾ減薬前の処方

寝る前

クエチアピン錠100mg

ラミクタール錠100mg

リボトリール1mg→2011年から

 

7年前頃この薬になってから少しずつ身体がおかしいと感じるようになっていき変薬できなくなりました。

クエチアピン、ラミクタールは自己判断で2019年に少しずつ断薬。

その後のリボトリールの減薬に失敗して今に至るのです。

 

 

必要のない薬を指示通り飲み続けた事を凄く後悔しています。

元主治医を恨んでも仕方ないけど憤りを感じていますムカムカ

このアホやろう!と思ってます!!

 

 

どうか正しい処方がされますように。

今お薬を服用している方はお薬の作用、副作用を知って

どうして処方されているのかをきちんと理解して服用してください。

 

あと誤解なきように

わたしが減薬している理由は減薬しなくても今出ている症状が常にある状態だからです。ただただ減らしたいだけではないのです。

 

 

長くなりましたガーン

寝ていませんアセアセ

 

 

 

花壇のお花ですラブラブ

とっても元気です✨

午前中の1、2時間は外で庭の手入れや草むしりや散歩をして日光に当たっていますキラキラ

身体は必ず回復する照れ

そう信じます照れ

 

腫瘍マーカーは目安にすぎない

多くの方が「がんの血液検査」と聞いて思い浮かべるのは、腫瘍マーカーの検査でしょう。

がんがあると、がん細胞やがん細胞に反応した細胞がつくる特定の物質(抗原、抗体、酵素、ホルモンなど)が血液中や尿中で増加することがあります。これらのうち、がんのできる臓器によって特徴的なものが腫瘍マーカーとして利用されており、全部で50種類以上が知られています。

腫瘍マーカーは、体への負担が少なく簡単に調べることができ、種類によっては診断のための検査が健康保険で認められていたり、人間ドックなどでも検査できたりします。

ただし、注意しなければいけないのは、「がんがあれば必ず増えるとは限らず、がんがない場合や良性の腫瘍の場合にも増えることがある」ということです。このため、腫瘍マーカーの検査結果だけでは、がんと診断することはできません。画像検査や病理診断の結果と合わせて診断することになります。

抗がん剤などによる治療中も月に1回、腫瘍マーカーの検査が健康保険で受けられるので、患者さんのなかには、毎月の来院のたびに腫瘍マーカーの値を見て一喜一憂される方も多くおられます。しかし、診断の場合と同様、治療効果の判定においても、腫瘍マーカーの値が治療の効果を正しく反映しているとは限りません。

こうした事情から、海外では腫瘍マーカーの検査をしていない国もたくさんあります。腫瘍マーカーは、診断においても、治療効果の判定においても、目安にすぎないのです。

腫瘍マーカーは、診断においても、治療効果の判定においても、目安にすぎない photo by gettyimages© 現代ビジネス

*   *   *

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「簡単便利」の裏側に潜む健康リスク、あなたは知っていますか? Fernando Andrade-Unsplash

<即席麺や冷凍食品に潜む危険。不安症や心疾患リスクが増加か>

レンジでチンするだけ。お湯を注いで3分待つだけ。そんな「超」の付く加工食品に一定の健康リスクが伴うことは誰もがうすうす感じていたが、そうしたリスクの詳細が統計的な手法で解明されたという。膨大な数の論文のメタ分析をさらに分析した結果で、医学誌BMJ(英国医師会報)に発表されたものだ。

ちなみに、超加工食品には常温保存のスナック菓子や即席麵、炭酸飲料、冷凍パスタなどの調理済み食品が含まれる。共通するのは、各種の保存料や乳化剤、甘味料、着色料などを使っている点だ。

BMJに載った論文の筆頭著者メリッサ・レーン(豪ディーキン大学研究員)は本誌に、「超加工食品には概して砂糖や油脂、塩が加えられており、一方で必須ビタミンや食物繊維は不足している」と語り、「乳化剤などの添加物や(油で揚げるなどの)高温調理によって私たちの健康が脅かされている恐れもある」と付け加えた。

レーンらの研究は、過去14年間に発表された論文にメタ分析を施した45件の研究をさらに統計的に解析したもので、1000万人弱の被験者の食生活データが含まれている。

結果、浮かび上がったのは32種類の悪影響。例えば不安神経症などのリスクは40~53%増、心疾患による死亡リスクは50%増、2型糖尿病のリスクは12%増となった。また総合的な死亡リスクは21%増、鬱病の発症リスクも22%増になるという。

超加工食品の危険性を見抜くには、まず食品の成分表示をチェックすること。そこに正体不明な化学物質がずらりと並んでいたら要注意。そして「できるだけ加工の度合いが低いものを選ぶといい」とレーンは言う。「外食するときは全国チェーンの店でなく、地域密着の店を選ぼう」

【参考文献】

Melissa M Lane, Elizabeth Gamage, Shutong Du, Deborah N Ashtree, Amelia J McGuinness, Sarah Gauci, Phillip Baker, Mark Lawrence, Casey M Rebholz, Bernard Srour, Mathilde Touvier, Felice N Jacka, Adrienne O'Neil, Toby Segasby, Wolfgang Marx. (2024). Ultra-processed food exposure and adverse health outcomes: umbrella review of epidemiological meta-analysesThe BMJ.

 

 

YouTube動画ジスさんに投稿した私のコメント

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こんにちは。 私は以前も投稿した、22年間飲み続けたリボトリール0.5mgを1年6ヶ月で断薬した者です。

 断薬して1年8ヶ月が経過しました。 

今もリボトリールを飲み続けた後遺症がありますが、今後ベンゾジアゼピン系を飲むつもりはないです。 

断薬に至るまでは、当然のことながら苦痛を伴いました。

 以下パニック障害でリボトリール1mgを15年以上飲み続けた人の離脱症状のコメントです。

 右足全体の感覚異常の痛み 

腸の右側の1部の痛み

 太もも灼熱痛

 首痛 

眼球、心臓、膀胱、大腸、小腸などは筋肉で出来ています。 

リボトリールの筋弛緩作用で、ホメオスタシス(恒常性の維持が働くこと)が働き、反跳症状が起きて、逆に筋肉が硬くなる作用が起こります。

 ジスさんの腸の不調はやはりリボトリールの反跳症状の可能性が高いと思われます。

 ジスさんは私に比べればとても若いので、これから長期的計画で、少量づつでもリボトリールを減薬して、出来れば断薬までできたらいいのにと思っています。

 

【砂糖に関する真実】健康リスクがあるのは「甘いお菓子」ではなく「甘い飲料」!?研究結果が示唆© Adobe Stock

甘いもののすべてが心臓に同等のリスクをもたらすわけではないことが新しい研究によって示唆された。

この研究では、1997年と2009年に実施された食生活とライフスタイルに関するアンケートに回答したスウェーデンの成人約7万人のデータを分析した。研究者らは、添加糖の摂取源を、甘い飲み物、焼き菓子やアイスクリームなどの甘いお菓子、蜂蜜やジャムなどのトッピングの3つのカテゴリーに分類して調査した。米疾病予防管理センター(CDC)によると、添加糖とは加工や調理の際に食品や飲料に加えられる糖分とされている。また、2019年まで20年以上にわたる追跡調査を行い、心血管疾患を発症した人の数も調べた。結果、甘い飲み物が心血管の健康に最も大きなリスクをもたらしていることが分かった。甘い飲み物の摂取が増えると、脳卒中、心不全、動脈瘤、心房細動のリスクが高まることが明らかになった。そして興味深いことに、焼き菓子やアイスクリーム、チョコレートなどの甘いお菓子に関しては、時々食べる人の方が、全く食べない人よりも心臓病のリスクが低いことが判明した。トッピングについては、結果にばらつきが見られた。

 

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なぜ甘い飲み物の方が甘いお菓子より心臓病リスクが高まる?

液体の糖は消化器官でより速く吸収されます。固体の糖は、食物繊維、タンパク質、脂肪などの他の栄養素を含む食品の一部であることが多く、これらが消化の速度を落とし、血中への糖の放出がより緩やかになります。」とこの研究の筆頭著者、スウェーデンのルンド大学博士課程在籍者スザンヌ・ジャンジ氏は述べる。つまり、固形の甘いものを食べた方が満足感を得やすく、砂糖の過剰摂取や健康への悪影響を避けられる可能性があるということだ。

時々のご褒美が完全な禁止よりも良い理由

「これは、根底にある食生活の傾向を反映している可能性があります。砂糖をほとんど摂取しない人は、非常に制限の多い食生活を送っているか、あるいは、持病のために砂糖を制限している可能性があります。」と、ジャンジ氏は言う。総じて、ジャンジ氏は、添加糖の摂取と心血管疾患との関連のメカニズムの理解には、さらなる研究が必要だと述べている。

 

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専門家からのアドバイス

甘いもの好きを克服しようとしている健康な人々は、砂糖を完全に断つよりも、甘いものを適度に食べる方が成功しやすいかもしれないと、スタンフォード大学医学部臨床准教授マヤ・アダム医学博士は話す。「大好きなものを断つと、長続きさせるのが難しくなることが多い。これは、急激なダイエットにも言えることです。そして、完全に断つ期間と過食の期間を交互に繰り返すことになる。それは健康的なことではありません。」と言う。また、ニューヨーク市の臨床栄養士サマンサ・ヘラー氏は、添加糖入りの甘い炭酸飲料の代わりに、スパークリングウォーターに新鮮なフルーツのスライスを入れて飲むことを提案する。「最も重要なのは、楽しめて、長く続けても面倒に感じないような、より健康的な代替品を見つけることです。結局のところ、食生活の改善は、長期間にわたってそれを維持できる場合にのみ健康的なのです。だからこそ、”ほどほど” が重要なのです!」と語った。

出典

https://www.health.com/sweet-treat-better-heart-health-8760250

https://www.everydayhealth.com/heart-health/soda-may-raise-heart-disease-risk-more-than-occasional-sweet/

https://www.medicalnewstoday.com/articles/pastries-sodas-not-all-added-sugars-pose-same-heart-disease-risk

HIDEMI

ヨガ講師 /ヨガ翻訳・通訳者色、音、言葉が好き。同志社大学国文学科在学中は日本語学を学び、中学生の頃から独自に英語の学びを深める。サロンモデルをしながら、ジュエリーブランド、コスメブランド勤務を経て、2015年よりヨガの指導を始める。外国人講師のWSやTTの通訳、テキスト翻訳等、ヨガ関係の通訳/翻訳業も行う。

約22年間飲み続けたリボトリールを約1年6ヶ月で断薬し、2023年4月27日に最後の1/8錠を服薬して、今日で1年7ヶ月が経過しました。

リボトリール0.5mgを錠剤カッターでカットして服薬していました。

最初の12年間は1ヶ月40錠ぐらいの服薬で、残り10年間は1ヶ月20錠ぐらいの服薬です。

最初の12年間はリボトリールとデパスを服薬していました。

残り10年間は、ベンゾジアゼピン系はリボトリールだけ服薬しました。

 

私は日記などをつけていたので、1ヶ月間の服薬量が推定できるのです。

服薬量を減らしたのは、リボトリールがベンゾジアゼピン最強の抗不安薬と知り、またデパスも一緒に服薬していましたが、同じベンゾジアゼピン系の薬と知り、当時半減期が長い程、依存性、耐性がつき難いという情報があり、またデパス0.5mg錠とリボトリール0.5mg錠を飲み比べて、リボトリールのほうが効果が高いと知っていたのでデパスを止め、対処療法の薬なので、出来るだけ飲まないほうがいいと思ったからです。

 

また、躁鬱病の掲示板に、ある人が、服薬している薬を書きこみ、調子が悪いので薬の種類を増やしてもらいましたと書いていたのを私が観て、増えた薬はすでに処方されている薬と同じベンゾジアゼピン系の薬ですよと教えてあげた記憶があります。

今から、10年以上前の話で、当時は自分が服薬している薬がどのような作用をする薬か、また薬の力価はどれくらいのものかというのを、患者自身が自覚してなく、医師の言われるままに服薬している人が多かった時代です。

 

リボトリールを断薬して、1年7ヶ月間、熱が出ても解熱剤を服薬せず、インフルエンザやコロナワクチンもせず、全くなんの薬も服薬していません。

私自身、断薬後は、ベンゾジアゼピン系は腹側被蓋野から側坐核にかけてドーパミンが増えるので、ホメオスタシスが働き、ドーパミン受容体が減少している状態から、徐々にドーパミン受容体が増えて意欲が出て活動量が増えるかと思っていましたが、還暦を過ぎているので、加齢から意欲と体力が低下していると感じています。

断薬して7ヶ月の1年前のほうが、行楽地に色々出かけて、活動量が今よりも多かった感じです。

 

ただ、1年前と違うのは、下を向き縮こまった立ち振る舞いから、上を向き胸を張って余裕のある振る舞いを2023年7月頃から始めて1年4ヶ月余り続けているので、その分現実のストレスが明らかに減ってきたという実感があります。

 

「第一印象は脳が2秒で判断!人見知り度を決める『DRD4遺伝子』」

「第一印象がどのくらいで決まるかというと、実は2秒」そう語るのは、脳神経科学の第一人者、早稲田大学教授・枝川義邦。初対面の際、人見知りをしてしまう人は遺伝子や脳に特徴があり、どうコミュニケーションをとったらいいかを提案した。

20世紀の心理学者、カール・ユングによれば、人間は大きく分けて内向型か外向型、どちらかよりの気質を持って生まれてくるとされ、人見知りや口下手な人は内向型に多いのではないかと考えられている。

内向型は、感情や思考など自分の内側に興味のベクトルが向かいやすく、外向型は、自分の外側の出来事や他人に興味のベクトルが向かいやすい、という特徴がある。そして近年の研究によって、この2つの属性が決まるには、ある遺伝子が大きく関わっているということが明らかになった。

それが、ドーパミンの受容体を作る『DRD4遺伝子(新奇性追求遺伝子)』である。内向型は遺伝子が短く、外向型は長いという決定的な違いがあり、それはドーパミンを受け取った時の反応の差に現れる。

内向型の人は、遺伝子が短い分少しの刺激で脳が働いてしまう一方で、外向型はドーパミンに反応しづらくより刺激を求め、外部と接触する。日本人では、外向型遺伝子は人口のたった5%程度で、その割合は他の国と比べて際立って低い。

さらに、外向型・内向型の違いは遺伝子だけでなく“脳の使い方”にも違いがあることがわかっている。アメリカ・アイオワ大学の研究によれば、初対面で人と話す際、内向型と外向型で使う脳の部分は、言語理解に関わる側頭皮質以外は異なっており、また内向型の人の方がより脳を働かせているという。つまり、内向型の人は逐一相手の顔色や話の内容と過去の記憶を照らし合わせていると考えられている。

また、内向型の人の脳の特徴として、言語処理や音声言語の算出に関わる部位である『ブローカ野』が働いており、総じて内向型は人との対話で脳を多く使う。

このように遺伝子や脳といった要因から人見知りを簡単に変えることは難しい。そこで、新たな環境でのコミュニケーションとして枝川が提案するのは、安心できる1人を見つけ、そこから人脈・コミュニティを広げていく、ということ。内向型の人は相手の話を聞く力や共感する力が強いため、1対1からコミュニティを広げるのが良いのではないか、と締めくくった。

 

ASDの他害行為

   ↓

おっしゃる通り
精神的なものもふくめたDV加害は
依存症の側面もあるので
(アクセスしやすい→パートナーは同居)
(即時性→八つ当たりで発散。
(自己効力感上がる→俺様えらいと実感)
なかなかやめにくいかもしれません。

拙ブログでも依存症の
加害者臨床を取り上げましたが、
この点につき
これからも深めていきたいです。

 

 

解糖系〔 glycolytic pathway 〕とは

活動に必要なエネルギーは、栄養素(糖質脂質・タンパク質)を代謝し、熱やATPに変換することによって得られるが、一般にエネルギーの産生には酸素が必要である。

 

しかし、糖質の代謝では酸素がなくてもエネルギー(ATP)を少量産生する過程がある。この過程を解糖系という

 

糖新生〔gluconeogenesis〕とは

解糖系の逆で乳酸、ピルビン酸からグルコースを合成する反応を糖新生という。アミノ酸やグリセロールからグルコースを合成する反応も糖新生という。解糖系と糖新生は完全な可逆反応ではなく、図1に示した酵素(調節酵素 regulatory enzyme)が関与する反応は不可逆である。糖新生があることにより、糖質を摂取しない肉食動物もヒトと同じくらいの血糖値を維持することができる。

 

米井 そして、散歩でほどよく空っぽになった胃に食べ物が入ることで分泌されるのが、成長ホルモンです。ケガの修復や肌の体謝を促す役割があります。

柴田 肌にもいいんだ! 年齢的に、もう成長ホルモンは出ないと思っていました。(笑)

米井 名前で誤解されがちですが、大人も分泌しますよ。メラトニンや成長ホルモンによる刺激で体内時計と地球時間を合わせておくと、ほかのホルモンや自律神経のバランスも整いますし、消化吸収能力や脂質代謝も上がって高血糖になりにくい。いいことずくめなんです。

柴田 早起きすると夜も早く眠くなるので、仕事がなければ22時には布団に入っちゃいます。

米井 それで5時半に起きるなら、睡眠時間は7時間半ですね。睡眠のサイクルは約90分で、これを5回繰り返す睡眠が最も死亡率を低くすると言われます。

年齢を重ねると「長く眠れない」という人も多いですが、4サイクル=6時間は確保していただきたい。また、長く寝すぎるのも体や脳の活動量が減って機能の低下を招きますから、その点でも柴田さんは合格です。

柴田 嬉しい! 先生にもう一つ伺いたいのが、脳の老化です。最近、人の顔が思い出せないなど物忘れが気になって。

米井 アルツハイマー型認知症は、脳細胞にアミロイドβというタンパク質が溜まることが原因とされてきました。さらに私が進めている研究で、アミロイドβがアルデヒドの影響で糖化すると、排出が滞って塊になり、周囲の脳細胞を死滅させてしまうことがわかったんです。

柴田 やっぱりアルデヒドが悪いヤツなんだ。

米井 臓器の中でも特に脂肪を多く含むのが、脳なんです。そのため、脂肪由来のアルデヒドの生成を防ぐことが重要。先ほどお伝えしたメラトニンには抗酸化作用があって、睡眠時に働いてアルデヒドが作られるのを防いだり、アルデヒドの塊をほぐしてくれたりするんですよ。

柴田 睡眠の質が脳の健康を左右するんですね。食事の面では、魚の脂がいいとも聞きますが。

米井 青魚に含まれるEPAやDHA、アマニ油やエゴマ油に含まれるα-リノレン酸など「オメガ3脂肪酸」の健康効果は、確かにあります。ただ、食事から摂る脂質が増えすぎると、その脂肪が酸化・糖化(ほかのアルデヒドと反応)してアルデヒドが作られてしまう危険があるので、注意が必要です。

柴田 わが家では毎朝エゴマ油を小さじ1杯摂っていますが、大丈夫かしら。

米井 柴田さんの場合、毎日の食事で摂る脂質が適量なので、問題ないと思いますよ。

柴田 よかった。脂身の多いお肉や揚げ物を食べたうえに「体にいい油も」と考えると、摂りすぎになるんですね。何事もバランスが大事だと肝に銘じます。

生きる意欲が体にもたらすもの

米井 ところで、柴田さんのお母様は、要介護4の状態から要介護1まで「奇跡の回復」をされたとお聞きしました。

柴田 もともと母は長く教師として働き、定年後もお茶の先生などをしながら富山で元気に暮らしていました。それが88歳の時に腎盂炎で入院して。意識が朦朧とし、要介護4に認定されるほど体調が悪くなってしまったんです。

米井 それは心配でしたね。

柴田 はい。でも治療のおかげで、1週間後に病院へ行ったときには、私のことがわかるくらい元気になりました。それで「お母さん、いま何がしたい?」と聞いたら、さすが私の母親ですね、「家に帰って酒が飲みたい」と(笑)。

それが10月だったので、お正月に自宅でおせちを食べてお酒を飲むのを目標に、リハビリを頑張ってくれました。

米井 柴田さんのお母様は、リハビリを早く始めたのがよかったんですね。もちろん病気やケガの治療に安静は必要ですが、時には健康に悪影響を与えることもあります。寝たきり状態が長く続くと、筋肉が弱って歩けなくなることも多いですから。

柴田 実はリハビリ中、トイレに行こうとして腰椎を圧迫骨折したんですよ。でも、私が「またリハビリすれば歩けるよ」と励ますと、「うん、わかった。酒飲みたいからな」って(笑)。そして年末年始には、自宅で富山のお酒を一緒に飲めたんです。

米井 今のお話は、今日のテーマとも通じるところがありますね。「病は気から」と言いますが、なにより大事なのは生きる意欲。これは医学的にも証明されています。最初にお話ししたように老化も病気ですから、「気」があれば予防できるんです。

柴田 それ、わかる気がします。母はその後もちょくちょく体調を崩していますが、勤務先だった中学校の建て替えが完了したと伝えると、「見に行きたい」と言って突然元気に(笑)。生きる目的って健康に必要なんだなと、母を見て思うんです。

私も健康長寿を目指して、先生から教えていただいた習慣を実践しますね。今日は、ためになるお話をありがとうございました。

米井 こちらこそ、柴田さんの若々しさの秘密を知れてよかったです。どうぞこれからもお元気でご活躍ください。

 

偏食で失明した少年

小学生の頃からフライドポテトやポテトチップスばかり食べていた英国の少年が、「17歳で失明した」という症例を英ブリストル医科大学の研究チームが発表し、世界に衝撃が走った。

彼が疲労感を訴えて初めて医師の診療を受けたのは14歳のとき。診察の結果、ビタミン不足と貧血の症状があることがわかり、医師はビタミンB12を投与して、偏った食生活を改善するようにアドバイスした。

しかしその後も、フライドポテトやポテトチップス、ハム、ソーセージなどの超加工食品(ultra-processed foods)以外は受け付けない体質になっていた少年の食生活は改善されることはなかった。1年後には聴覚障害や視覚障害の兆候が表れ始める。その後も視覚障害は悪化を続け、17歳でついに失明してしまった。Photo by gettyimages© 現代ビジネス

この症例について調べたブリストル医科大学とブリストル眼科病院の研究チームは、偏った食生活による極端な「ミネラル不足」が失明の原因になったと指摘している。

この症例報告に対して一部批判はあるものの、英インペリアル・カレッジ・ロンドンのギャリー・フロスト教授は「幅広い多様な食事を摂ることの大切さが改めて示された」と指摘している。

ここで疑問が湧き起こる。

なぜ、少年はそこまでしてフライドポテトやポテトチップスだけを食べ続けたのか。

なぜ、彼の親はそれを止めることができなかったのか。

パッケージ食品会社の不都合な真実

私の住むニューヨークはウェルネスの世界最先端都市である一方、「アメリカ」という大きな単位で見てみると、そこは「ジャンクフード天国」。ジャンクとは「がらくた」という意味だ。

Photo by gettyimages© 現代ビジネス

アメリカの成人の41・9%は肥満で、9・2%は「病的な肥満」だというデータがある。これは、1億人以上が肥満で、2200万人以上が重度の肥満であることを意味している。この背景には、パッケージ食品会社の不都合な真実がある。

ジャンクフードの「止まらない現象」

大手の食品会社には顧客の心理や人体などを研究する極めて優秀な社員たちがいる。彼らのマーケティングの王道は「同じ人に何度も食べてもらう」ことだ。

言葉を選ばずに言うと、「顧客をいかに中毒にするか」に力を注いでいるのだ。

スーパーでリンゴを4個買ってきて、そのうちのひとつのリンゴの皮をむき、食べやすい大きさに等分して、皿にのせて食べ始めたとする。完食したあと、あなたはどんな気持ちになるだろうか?

よほどの大食漢でもない限り、「食べ始めたら止まらなくって、残りの3個も食べてしまった」ということはないはずだ。1個食べて満足するか、他のものが食べたくなるだろう。これはバナナでも、イチゴでも、野菜サラダでも同じだ。

ところが、ポテトチップスは食べ始めると「止まらなくなる」。袋を開け、はじめは数枚だけ食べるつもりが、しだいに袋に入れる手が止まらなくなる。袋の中のチップスはみるみる減っていき、最後に残った小さなカスのような破片まで丁寧にたいらげてしまう。

Photo by gettyimages© 現代ビジネス

そして、あろうことか、翌日も同じチップスをコンビニエンスストアで買ってきて常備してしまうのだ。その他のジャンクフード──チョコレート、フライドポテト、また糖分の多いジュース類を飲んだときにも同じような「止まらない現象」が起こる。

天然のものを食べたときには起こらないこの現象が、ジャンクフードを食べたときにだけ起こるのはなぜか。

人間に本来備わっている味覚を狂わせる食品

人間が味覚を感じるのは「味蕾(みらい)」だ。舌の表面にあるブツブツとしたもので、赤ちゃんの口の中には約1万個あり、それが加齢とともに減少していく。成人で約7000個、高齢者では約3000個に減ると言われている。

リンゴやバナナなど天然のものを食べたときには、ひと口ごとに味蕾で感じる喜びが薄れ、だんだんと違う種類の味を欲しがるようになる。この機能があるからこそ人は、様々なものをバランスよく食べるようになっている。

ところが、人間に本来備わっている味蕾の感覚を著しく麻痺させてしまう食べ物がある。それこそが「超加工食品」だ。米国糖尿病学会によると「糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料などの添加物を付与して、工業的工程によって作られる、常温でも保存することができ、日持ちする食品」のこと。

これによって天然のものを食べたときとは真逆のことが起こる。

「これをずっと食べ続けたい」Photo by gettyimages© 現代ビジネス

という感覚に陥るのだ。超加工食品による味覚の変化こそが食べすぎにつながり、肥満を引き起こし、食べ物に多様性を求める味蕾本来の性質を破壊してしまう。

一度このサイクルに陥ると、天然の食物の味を感じにくくなり、濃い味のジャンクフードでないと「食べた気」がしなくなるのだ。

子供の頃からその味を体に覚えさせる

パッケージ食品メーカーはこれを熟知している。そのため、同じ製品を売るなら、新規顧客より既存顧客に売るほうが簡単になる。「お菓子好き」が何歳になっても変わらないのは、メーカーの緻密なマーケティングと、それによって味蕾を麻痺させられてしまった結果なのだ。

これは飲料も同じ。ある飲料メーカーの最大の敵は「健康ブーム」だ。どこからどう見ても「体に良さそうではない。でも、甘くておいしい!」という飲料商品にとって、健康ブームは頭痛の種になる。健康志向を謳った他の商品を販売して売上を確保する戦略をとるものの、甘くておいしい主力商品の売上が下がることは避けたい。

そこで、そのような社会や時代の要請に左右されず、長期間にわたって売上を安定させるために、メーカーが力を入れていることがある。それは、

「子供に飲ませる」Photo by gettyimages© 現代ビジネス

子供の頃からその味を体に覚えさせることで、大人になってからも常習的に買ってもらうことができる。そこで、子供が来店するファストフードやテーマパークなどでの販売に力を入れるわけだ。

あるパッケージ食品会社に勤めるアメリカ人の知人がこう言っていた。

「どれだけのシュガーが使われているか知っているから、飲む気にならないわ」

【つづきを読む】『味の濃い食べ物を好む人は注意…病気のリスクを抱えてしまう恐ろしいカラクリ』では、「味覚」が鈍ることで起こる健康被害について解説している。

 

歩くと血圧が下がるメカニズム

脳や腎機能の働きを改善する

ウォーキングをすると、なぜ血圧が下がるのでしょうか。

第1に、現代では大きな問題になっている肥満の改善があります。じつは、肥満は高血圧の大きな危険因子です。

血圧は単純に説明すると、心臓から全身に送り出される血液の量(=心拍出量)と、体のすみずみに行き渡る血液の流れにくさ(=末梢血管抵抗)で決まります。

肥満の人は、標準体重の人とくらべて、全身に栄養を運ぶ血液の量も増えます。そのため、血圧が上がるのです。

高血圧の領域で世界的に有名な医学雑誌「ハイパーテンション」(2003年11月)に発表された、メタアナリシス(複数の研究の結果を統合して分析する統計手法)を用いて研究が行われた報告があります。

それによると、体重がおおむね1キログラム減ると、収縮期血圧が1mmHg減る計算になります。ですから、ウォーキングをして体重が減れば、血圧は下がります。

毛細血管に酸素や栄養を行き渡らせる

第2に、ウォーキングなどの有酸素運動をすると、全身の血管が広がり、血圧が下がるのです。

筋肉の振動とともに血管に刺激が伝わり、血管の壁をつくる血管内皮細胞で、血管拡張物質である一酸化窒素(NO)がつくられます。

とくに、有酸素運動をすると、“第2の心臓”といわれるふくらはぎのポンプ作用により、血流がアップします。

そのため、大血管だけでなく、全身の血管の99パーセントを占める毛細血管にも酸素や栄養が運ばれるのです。

歩数の多い人は腎機能が改善する

そのメカニズムですが、大血管の場合には、血流の増加によって血管のいちばん内側にある、血液と接する部分の内膜を構成する血管内皮細胞で一酸化窒素(NO)が多くつくられます。

それが、血管の2番目の層である中膜にある血管平滑筋(へいかつきん)の緊張をゆるめることで、血管全体を弾力があってなめらかな状態にすると考えられています。(写真提供:Photo AC)© 婦人公論.jp

全身の血管の緊張がとれると、血圧が低下しますから、動脈硬化も改善されます。なかでも、脳と腎臓という二つの重要な臓器には、全身の血液のそれぞれ20パーセントが流れていることから、脳と腎臓にもいい影響をもたらすと考えられます。

脳では、血流の改善によって、脳梗塞の予防になったり、アミロイドβ(ベータ)のような認知症の原因と考えられている老廃物の排泄がうまくいったりすることが考えられます。

腎臓は、よく知られているように、体内の老廃物をこし取って尿として排泄する臓器です。

その中心部にあって、老廃物をこし取る作用(濾過<ろか>)を行う糸球体(しきゅうたい)という毛細血管の塊に、無用な圧力をかけないようにすることで腎臓の負担を減らすと考えられます。

 

 

がん細胞の寿命

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がん細胞は死ぬとどうなるのか?© GIGAZINE 提供

がん細胞が「アポトーシス」と呼ばれる自滅の形で細胞死すると、細胞の外膜が剥がれ落ちて内部成分が漏れ出します。すると食細胞が呼び寄せられてがん細胞の残骸を取り込み、最終的に他の細胞が再利用できる成分へとリサイクルされます。しかし場合によっては、放出した残骸によって、近くに生き残っているがん細胞の増殖を促進するケースがあるそうです。 What happens to cancer cells after they're killed by treatments? | Live Science https://www.livescience.com/health/cancer/what-happens-to-cancer-cells-after-theyre-killed-by-treatments

がん細胞は死ぬとどうなるのか?© GIGAZINE 提供

アポトーシスは、不要になった細胞や傷ついた細胞を体外に排出するためのプロセスで、アポトーシスが起きた細胞の外膜は剥がれ落ち、内部成分が漏れ出して、細胞の残骸を食い尽くす食細胞を引き寄せます。 食細胞は、死んだ細胞を取り込んで、糖や核酸といった小さな成分に分解します。がん細胞が死んだときも同様で、最終的には、他の細胞が再利用できるような成分に変化することになります。 しかし、死にかけのがん細胞は、他の生きているがん細胞の増殖を促進することがあるとのこと。 古くは1950年代にマウスで初めて確認され、スウェーデンのカロリンスカ研究所細胞遺伝学研究所に所属するL・レヴェス氏が「腫瘍細胞と宿主細胞の関係に関する遺伝学的研究: X線により死滅した腫瘍細胞が隣接する生存細胞の増殖に及ぼす影響」という論文を1956年に発表しています。 Genetic Studies of the Relationship of Tumour–Host Cells: Effect of Tumour Cells killed by X-rays upon the Growth of Admixed Viable Cells | Nature https://www.nature.com/articles/1781391a0 2017年には、マウスとペトリ皿上の細胞を用いた実験で、化学療法や標的治療によって死滅させた腫瘍細胞の残骸が、炎症性サイトカインの放出を誘発し、原発性腫瘍の成長を促すことを確認した論文が発表されました。 Resolvins suppress tumor growth and enhance cancer therapy | Journal of Experimental Medicine | Rockefeller University Press https://rupress.org/jem/article/215/1/115/42503/Resolvins-suppress-tumor-growth-and-enhance-cancer また、2023年の研究では、死にかけたがん細胞の核が膨張して破裂し、DNAやその他の分子を周囲にまき散らすことがあり、こうして流出した分子ががん転移を促進すると報告されています。 Apoptosis-induced nuclear expulsion in tumor cells drives S100a4-mediated metastatic outgrowth through the RAGE pathway | Nature Cancer https://www.nature.com/articles/s43018-023-00524-z 2017年の研究に携わったベス・イスラエル・ディーコネス医療センター・がんセンターのディパク・パニグラヒー博士は、ニュースサイト・Live Scienceに対して「がんの問題は、炎症解消を促してサイトカインの量を減らし、細胞の残骸を除去するような治療法がないことです」と語っています。 そこで注目されるのが、細胞の残骸の除去を促しつつ、炎症やサイトカインの影響を軽減するという、オメガ3由来の分子であるレゾルビンです。しかし、がんとの闘病でレゾルビンがどのように役立つのかは、まだ正確には解明されていないとのこと。 一方で、死にかけのがん細胞から発信されるシグナルを、生きているがん細胞がどう認識し反応するかについての研究も進められていて、死にかけの細胞が発信するシグナルをブロックすることで、がん再発を防げる可能性が示唆されているとのことです。

 

 

医薬品という商品の特殊な点のひとつは、基本的に同じ中身の薬に対して、発売元の各社がそれぞれの商標をつけて売り出していることです。たとえば同じ抗不安薬に対して、武田薬品は「セルシン」、旭化成は「セレナミン」、住友製薬は「セレンジン」、中外製薬は「ソナコン」、丸石製薬は「ホリゾン」と名づけて販売しています。一方、米国では「ヴァリウム」という名称が一般に浸透しています。こうしたことは、他業界ではなかなかない事態でしょう。

これだけでは当然ながら混乱の元ですので、統一的な名称として「ジアゼパム」という名が“一般名”として使われています。これは世界保健機関によって定められた国際基準に準拠したものであり、世界中で同じ名前が通用します。

もうひとつ一般名のメリットは、ある程度統一的な命名がなされているので、名称から効能を推定できる点です。たとえば「ジアゼパム」と同じベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、「ロラゼパム」「クロナゼパム」といったように共通の語尾がつけられています。

これら共通語尾は、化合物の機能からつけられたものと、構造からつけられたものがあります。後者の例として、たとえば局所麻酔薬である「リドカイン」や「プロカイン」の語尾についた「-caine」は、これらがコカイン(cocaine)の構造を変えることで生まれたという歴史を反映しています。

 

肥満は術後の合併症にも悪影響を与えます。肥満は肺塞栓症の危険因子の一つです。肺塞栓症という病名よりも、エコノミークラス症候群といったほうが有名かもしれません。足に溜まった血栓が肺に飛んで行ってしまい、肺の動脈が詰まってしまう病気で、重症な場合は命にかかわります。他にも肥満は呼吸器疾患、つまり肺炎も起こしやすいと言われています。脂肪により気管(空気の通り道です)が狭くなるうえに、腹部の脂肪が横隔膜を押し上げることで肺が十分に空気を取り入れることを邪魔するからです。傷の感染も脂肪によって引き起こされる可能性が高くなります。脂肪は融解し、創皮下で液状になることがあります。その場合傷の感染のリスクが高くなります。更に、肥満が原因となって引き起こす内科系疾患(前述した糖尿病・高血圧など)はそれだけで術後合併症を多くする危険因子です。

手術前はどうしたら?

 近年、手術の前からリハビリを行うことが良いと考えられてきています。つまり、手術前から積極的に運動し心肺機能を改善するとともに、筋力をつけて脂肪を減らすことで術後の合併症を減らそうという考え方です。また、呼吸の訓練なども手術前から行うことで術後の肺炎のリスクを減らすことがわかっています。

術後と体重

 術後に体重が変化することは多いので気を付けた方が良いです。大腸の手術後は貧血などが改善されるため、栄養状態が改善され、術後は体重が増える傾向にあります。胃の手術の後は食事量が減ってしまうため、体重が減る傾向にあります。

 

ホルモン療法とは

乳がんには、がん細胞の増殖にエストロゲン(女性ホルモン)を必要とするものがあり、乳がん全体の6~7割を占めています。このようなエストロゲンで増殖するタイプの乳がんに対してはエストロゲンの働きを抑える「ホルモン療法(内分泌療法)」の効果が期待できます。ホルモン療法の対象となるのは乳がんの細胞に女性ホルモンの働きを感知するエストロゲン受容体(ER)かプロゲステロン受容体(PgR)のいずれかが認められる、ホルモン受容体陽性の乳がんの方です。

乳がん細胞の増殖を促進するエストロゲンが作られる場所は閉経前の女性と閉経後の女性で異なります。閉経前の女性では、エストロゲンは主に卵巣で作られます。閉経後の女性では、卵巣機能が低下し、エストロゲンの量が減ります。しかし、かわりに副腎からアンドロゲンという男性ホルモンが分泌され、脂肪組織などに存在しているアロマターゼという酵素の働きによって少量のエストロゲンが作られ続けます。エストロゲンが、がん細胞内のエストロゲン受容体と結合すると、乳がん細胞が増殖します。ホルモン療法ではエストロゲンの産生を抑えたり、エストロゲンがエストロゲン受容体に結合することを邪魔することで、乳がん細胞の増殖を抑えます。

抗男性ホルモン剤(抗アンドロゲン剤)

男性ホルモンは精巣だけでなく、副腎からも分泌されています。

抗男性ホルモン剤は、前立腺がん細胞内において、ジヒドロテストステロンアンドロゲン受容体と結合するのを阻害することで、男性ホルモンの作用発現を抑える薬剤であり、がん細胞を縮小させる作用をもっています。

副作用として、女性化乳房、ほてり、性欲の低下、勃起障害、肝機能障害などがあらわれることがあります。
抗男性ホルモン剤は単独で用いられる場合と、LH-RH(GnRH)アゴニストまたは精巣摘除術に併用して用いられる場合があります。

抗男性ホルモン剤には、ステロイド性と非ステロイド性のものがあります。

非ステロイド性薬剤は、前立腺がん細胞内において、ジヒドロテストステロンアンドロゲン受容体と結合するのを阻害する作用のみを有しますが、ステロイド性薬剤には、この作用のほかに、下垂体からのLH分泌を阻害することで男性ホルモンの分泌を抑える働きもあります。

CAB(combined androgen blockade)療法

男性ホルモン(テストステロン)の約95%は精巣から分泌されており、LH-RH(GnRH)アゴニストまたは精巣摘除術でこれを抑えることにより十分な治療効果が得られてきました。しかし、これらの治療を行っている状態でも、約5%の男性ホルモンは副腎より産生され、前立腺内に活性化された男性ホルモンが約40%も残存していることが明らかになっています。

そこで、精巣と副腎から分泌される男性ホルモンの影響を最大限抑えることによって、より治療効果を高めることを目的として、LH-RHアゴニスト、LH-RH(GnRH)アンタゴニストまたは精巣摘除術に抗男性ホルモン剤を併用する治療を行う場合もあります。この併用療法は、CAB(combined androgen blockade)療法と呼ばれています。

精巣と副腎から分泌される男性ホルモンの働きを、両方とも抑えてしまおうというのが、この併用療法の目的です。治療効果を見極めながら、使用する薬を交換したり、治療を一時中断して再開したりするなど、さまざまな治療の進め方があります。

女性ホルモン剤(エストロゲン剤)

女性ホルモンのひとつであるエストロゲンにも、精巣摘除術およびLH-RH(GnRH)アゴニスト、LH-RH(GnRH)アンタゴニストと同じく、男性ホルモンの分泌を抑制する働きがあります。そこで、女性ホルモン剤(エストロゲン剤)も前立腺がんのホルモン療法のひとつとして使用されています。

副作用としては、浮腫(むくみ)や女性化乳房、肝機能障害などがあらわれることがあります。

また、女性ホルモン剤は血栓をつくりやすくする作用があるため、心血管系の病気をもっている患者さんが使用する場合には、十分な注意が必要になります。

精巣摘除術

精巣摘除術は、男性ホルモンを分泌する睾丸そのものをとることによって、男性ホルモンを低下させ、がん細胞の増殖を抑える治療法です。手術時間は30分程度で、数日の入院が必要になります。

精巣摘除術では、男性ホルモンの回復が望めないこと、手術による肉体的な侵襲を伴うことなどが問題点となります。

転移のあるがんに対する併用療法

LH-RHアゴニスト・アンタゴニストや精巣摘除術で男性ホルモンの分泌を抑えた「去勢状態」にしても病状が悪化する状態を「去勢抵抗性前立腺がん」(CRPC:castration-resistant prostate cancer)といいます。

このCRPCに対する治療には、ARSIや細胞傷害性抗がん薬が用いられています。その後、ホルモン療法が行われていない転移のあるがんでは、薬剤や手術による去勢にARSIや抗がん薬を組み合わせることで、がんの増殖をより抑えられることが示されました。このため、転移のあるがんの場合は、がんの悪性度や転移の状況などを基に、ホルモン療法としてLH-RHアゴニスト・アンタゴニストや精巣摘除術とこれらの薬剤との併用が検討されます。

 

血中コルチゾール値が高いと、免疫力の低下により様々な病気への抵抗力が落ちます。 その他にも血圧や血糖値を引き上げることに加え、うつ病や睡眠障害、記憶障害が高まります。 NK細胞の活動も抑制され癌になりやすくなります。 逆にコルチゾール値が低いと倦怠感、値血糖など元気が出ない状態となり、免疫力の低下につながります。

 

ストレスが加わるとストレスホルモン(コルチゾール)が分泌されます。これはストレスに対するその場しのぎのホルモンです。コルチゾールが慢性的に分泌過剰になると、動脈硬化を進行させ(血管年齢の老化)、骨粗しょう症を悪化させ(骨年齢の老化)、免疫力を低下させます。またコルチゾールは脳の海馬にダメージを与え、記憶力や認知機能を衰えさせます(神経年齢の老化)。ストレスを甘く見てはいけません。

 

中山さんの所属事務所が発表した「入浴中の不慮の事故」や溺死で亡くなる人は、厚労省の人口動態統計によれば、年間約8000人以上。そのうち約6000人が自宅等の浴室で亡くなっている。

とりわけ冬場に多い「ヒートショック死」には2種類ある。血管がボロボロかつ高血圧の高齢者が、浴室と脱衣所の気温差で脳や心臓の血管が破れるか詰まるか発作を起こすケース。

あるいは貧血や低血圧がある女性、起床時に血圧が低くて起き上がれない人、生理中の女性、酒や睡眠薬などを飲んだ人が温かいお湯に浸かって血管が急激に拡張、血圧が下がり失神することがある。意識を失い、そのまま運悪く浴槽に沈めば、溺死する。

飲酒後にお風呂に入ると眠くなるが、あれは酔いや眠気ではなく、脳に血流がいかなくなった、虚血性の「失神」だ。中山さんも警察による解剖の結果、前者の病死は否定された。

亡くなる前、中山さんのインスタグラムには気になる書き込みがあったが、亡くなった当日、睡眠薬を飲んでいたのか、深酒をしていたのか…。事故死に至った過程と解剖結果を詳細に語ったところで、いたずらに遺族とファンを傷つけるだけだろう。

 

余命1年という宣告からは、すでに4年の月日が流れている。それでも風見は今、日々を楽しく生きているという。

「治療を受けても手術が成功するわけじゃないし、治療の影響でずっと寝続けなきゃいけない人もいると聞きます。結果的に、今の自分は元気。もちろん痛みや呼吸苦はあるので、それを緩和するために病院に通っています」

死は恐ろしくないのだろうか?

「死ぬこと自体は怖くないんです。むしろ安らぎだと思ってます。人間って修行のために生まれてきてるって言うじゃないですか。だから、私はもう十分に生きたし、神様の元に行けるんだなって思ってるんです。

でも、肺癌って苦しむ病気のトップスリーに入るらしくて、死に際が辛いって聞くんですよ。肺が塞がれていくと、生きたまま溺れるような状態になるっていうし、全身に転移しやすいから、脳とか腰に行くと動けなくなるかもしれないって。

それはやっぱり怖いんです。だから、脳と骨だけは勘弁してほしいし、痛みや苦しむ期間がどれくらいなのかは心配です。死が怖いんじゃなくて、生きて苦しむのが怖い。だから、緩和ケアをしてほしいと思って病院に通ってるんです」

風見は「正直、死にたかった私からすると長生きすることは、別にいいことではない。でも元気にしてると周りの人が喜んでくれる。結局、これで良かったんだと思います」と話す。そして、こう続ける。

「生きてる限りは人を楽しませたり、役に立つことをしたりして生きていきたいなと考えています。ですから、今はボランティアをしています。また、ありがたいことにピンク映画の撮影を今年8月に行っていて、来年公開予定でもあります。それに身体は元気なので、いつか就職できたらいいなと思って動いています。生活の基盤を立てた上で、女優としてやっていきたいなと考えていて、今はそれが夢ですね」

風見はまた、子供の頃の夢を追い続ける。

 

よく聞く「ステロイド」は骨粗しょう症の副作用が

〈続発性骨粗しょう症〉

続発性骨粗しょう症は、特定の病気や薬が原因で起こるものをいいます。

なかでも「ステロイド性骨粗しょう症」は患者数が多く、若い層や男性にも発症することから社会的影響が大きいため、日本骨代謝学会は「ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン:2014年改訂版」を出して(検索すると無料で読めます)、医療現場への注意を呼び掛けています。

読者の皆さんも「ステロイド」はご存じですね。ステロイドは、強力な抗炎症、抗免疫作用を持ち、関節リウマチ、膠原病(こうげんびょう)、血液疾患、呼吸器疾患、腎疾患、消化器疾患、皮膚疾患を含め、多くの治療に使用されています。しかし一方で、次のような多彩な副作用が知られており、特に骨粗しょう症は副作用の4分の1を占めています。

●感染症

●離脱症候群(薬の服薬を急にやめるなどで起こる症状。めまい・頭痛・吐き気・だるさ・しびれ・耳鳴り・イライラ・不安・不眠・ソワソワ感などの症状がみられる)

●精神障害

●糖尿病

●満月よう顔ぼう(ムーンフェイス:満月のように丸く、ふっくらとした顔になる)

●消化性潰瘍

★骨粗しょう症

●緑内障・白内障

●高血圧 など

はさみで切れるほど骨が軟らかくなる

私たちのチームの研究によって、ステロイドはからだのサビであるAGEsをまったく増やさないため、悪玉架橋をできなくするものの、骨の強度を高める善玉架橋もまったくできないようにしてしまうことがわかっています。

骨の強度が低下し、骨の中のコラーゲンが赤ちゃんのようになってしまうため、ステロイド性骨粗しょう症の人を手術すると皮膚も腱もふにゃふにゃで、骨もはさみで切れるほど軟らかくなっています。診療では、この骨質の異常を見逃さないようにするのが重要です。

 

このコメントを見てくださった方に知っていただきたいのは、首をひねる施術は本当に危険です。私自らが、その施術を受けて、大変な目に合いました。今、私は生きていますが、この世にいなかった可能性があるくらいの状態でした。だから、本当にわかっていただきたいのは、首をひねる施術は絶対に受けないでください。この首をひねる施術を受けて起きた事象は、次のとおりです。髄液漏、激しい頭痛、手足のしびれと脱力、硬膜下血腫、痛み止めの大量服用による胃潰瘍、原因不明の発熱や倦怠感、嘔吐、羞明感(明るい部屋では過ごせません)。。。など、これを治療するには本当に大変なこと、なのです。

 

全摘すれば5年生存率は70%超

小倉智昭さん(享年77)は、膀胱がんに端を発した8年におよぶ闘病生活の末に生涯を閉じた。その経緯には、がんの早期発見の重要性、治療選択の難しさ、そして病気が進行する厳しさが色濃く映し出されている。

小倉さんは膀胱全摘の決断を躊躇(ちゅうちょ)した理由について、生前「男性機能を失うことへの恐れが、治療の決断を遅らせてしまった」と語っていた。

「小倉さんの言葉は、多くの膀胱がん患者が抱える葛藤と共通するものだと思います。しかし、治療の遅れが命を縮める要因となり得るのが現実です」

と「くぼたクリニック松戸五香」院長の窪田徹矢医師は声を落とした。

「膀胱がんは大きく非浸潤性がんと浸潤性がんの2つに分けられます。非浸潤性がんであれば、内視鏡治療で膀胱を温存できる可能性が高く、5年生存率は90%以上です。しかし、がんが筋肉層に達する浸潤性がんでは、膀胱全摘除術が必要になるケースがほとんどです。

浸潤性膀胱がんでも、適切な時期に膀胱全摘を行えば、5年生存率は70~80%を維持できます。しかし、手術の時期が遅れ、転移が見つかった場合、生存率は大きく低下してしまいます。

数字で言えば、リンパ節に転移した場合の5年生存率は35%程度、さらに遠隔転移が見られる場合は15%以下まで低下します。だからこそ、浸潤性膀胱がんと診断された場合は、できるだけ早期の治療決断が重要なのです」(窪田医師)

浸潤性膀胱がんでは、治療決断のスピードが生存率に直結する。しかしながら、膀胱全摘除術の説明を受けた男性患者の多くが「性機能の喪失」に悩むという。窪田医師が語気を強める。

「性機能が損なわれる可能性は、男性にとって大きな心理的負担となります。それはわかるのですが、治療を遅らせることで、さらに深刻な事態を招くことを考えるべきです。がんが進行して転移すれば強力な化学療法が必要となり、副作用によって体力も免疫力も低下。生活全般に大きな影響が出ます。性生活どころか、日常生活そのものが大幅に制限されてしまうのです」

「ブルーノート東京」を訪れた際の一コマ。音楽をこよなく愛した© 西圭介

「寛解した可能性がある」

治療選択の際、男性機能を喪失する不安を医師に伝えることは容易ではないかもしれない。しかし、遠慮なく相談することによって、かえって患者側が納得できるようになる。非常に大切なステップなのである。

「我々医師も患者さんのQOL(生活の質)を守りたいと考えています。近年の医療技術の進歩は、治療後のQOL向上に貢献しています。性機能温存のための神経温存手術や、術後のリハビリプログラムも進化を続けています」(窪田医師)

小倉さんは民間療法にチャレンジするなど、2年遠回りした。もし、早期に膀胱を全摘出していれば「寛解していた可能性がある」と窪田医師は続けた。

「最初の診断の時点で全摘を選択していれば、寛解した可能性はあります。しかし、これは決して小倉さんの選択が間違っていたということではありません。ご自身の闘病の様子を公表した彼の姿は、私たち医師にとっても多くの学びがありました。確かに治療の遅れによるリスクはありましたが、そこも含めて、小倉さんはつまびらかにしました。がんに負けずに仕事を続け、人生を楽しんだ姿勢に、心からの敬意を表します」

小倉さんの選択をどう考えるか。そこから何を学ぶか。テレビマンとして、人生を賭して問題提起した彼の心意気に残された者は応えねばならない。

 

 

免疫療法中の7月下旬に取材で訪れた勝浦。体調が心配だったが、実際はどうってことなかった(筆者撮影)© 東洋経済オンライン

2024年春、ジャーナリストの山田稔(64)さんに膀胱がんが発覚、肺にも転移しており、ステージ4でした。医師が語る病状説明を淡々と受け入れ、がんとの共存の道を選択した山田さんは、抗がん剤治療を経て10月に膀胱の全摘出手術を受けました。本連載(今回は第6回)では、がん免疫療法の副作用と実際の効果について記します。

全身化学療法の成功をうけて次のステップに

膀胱がん治療の第1弾である全身化学療法「GCarbo療法」(ゲムシタビンとカルボプラチンの併用)の効果が現れて、肺に転移した腫瘍が6割ほどに小さくなった。それを受け、医師と相談のうえ、7月から新たな治療に取り組むことにした。

【ビフォー・アフターを見る】治療第1弾の全身化学療法「GCarbo療法」の効果

バベンチオという薬を使う「アベルマブ療法」という名称のがん免疫療法だ。この薬は患者の体に備わっている免疫細胞(T細胞)の受容体(PD-1)と、がん細胞が作る物質(PD-L1)の結合を阻害し、T細胞の増殖や活性化を増強する。がん細胞に対する免疫機能が正常に働くようにして、腫瘍の増殖を抑える薬で、免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれている。

初回は7月中旬。慎重を期して前日から2泊3日で入院した。窓側の部屋で開放感があり快適だ。初日の担当看護師はベテランのNさんと中堅のIさんのコンビ。安心して任せられるお二人だ。入院当日は血液検査(6本)とレントゲン撮影。順調に進み、夕食を終えるとコーヒーを淹れてくつろぐ。明日からの新療法に備えて早めに就寝した。

翌朝、起きて窓の外を眺める。快晴だ。今日も暑くなりそうだ。体調は良好、朝食もぺろりと平らげた。10時半から投与が始まった。最初にレスタミンコーワ錠(アレルギー予防薬)を服用。次にアセリオ(アレルギー予防薬)を点滴。15分ぐらいだ。そしてバベンチオを1時間かけて投与し、最後に生理食塩液で洗い流す。投与中、違和感もアレルギーも何もなく、順調に終わった。

投与が終わったらちょうど昼食タイム。この日はかしわそば。出汁が効いてうまい。汁を全部飲み干してしまった。

午後になってちょっとした異変が起きた。体温が37度に。インフュージョンリアクション(過敏症)と呼ばれる副作用だと思われるとのこと。安静しているうちに熱は下がっていったが、夜になって再び上昇し37.9度までいった。カロナールを服用してしのぐ。夜勤担当の看護師Iさんが何度も様子を見に来てくれる。ありがたい。本当に天使のように見えてくる。

入院3日目。朝から快調だ。熱も下がり、副作用は何も出ていない。人によっては悪寒、発熱、掻痒感、発疹、血圧の変動(ふらつき、動悸)、呼吸困難、紅潮、末梢性浮腫などの症状が出ることがあるというが、幸い軽い発熱だけで済んだ。

会計時の金額を見て驚いた

退院時の会計でその額を見て驚いた。合計金額約65万円。バベンチオ関連だけで50万円である。だが、高額療養費制度のおかげで実質負担は数万円で済んだ。本当にありがたい制度である。次回の投与は8月の上旬。それまで大きな副作用が出ないことを祈った。

7月下旬は通院がないので、いくつか仕事を入れた。猛暑日がなく「涼しさ」が話題となっている房総の勝浦への取材(「猛暑日ゼロ」の勝浦、7月下旬に訪れた正直な感想)もその一つ。長距離の移動、暑い中での現地取材は大丈夫かと多少は気になったが、いざ訪れてみたらどうってことなかった。

駅に到着後は周辺を歩いて取材し、魚屋が始めた食堂でおいしい海鮮丼の朝昼食を楽しむ。その後、電動自転車を借りて、潮風を浴びながら海岸線をサイクリングし、名所を駆け回った。

勝浦海中公園の海に面した所にあった気温計は25度を指していた。食堂のおばあちゃんが「海からの風があるからいつでも涼しい」と言っていたことを思い出した。日差しは強かったが、気温は30度を下回っていたので、取材で動き回っても体力的には平気だった。夜、帰宅後も体調に変化はなく、「まだまだやれるな」と自信がわいてきた。

8月1日、2度目のバベンチオ投与日だ。いつも通りに血液検査を済ませ、診察、そしてバベンチオ投与という流れ。実は3日から1週間、毎年恒例の北海道旅行を控えており、副作用だけが心配だった。旅行そのものは医師も「どんどん行かれたほうがいいですよ」と勧めてくれていた。さあ、副作用はどうなるか。

バベンチオの投与は順調に終わり、午後には自宅に戻った、今回は前回のような発熱もない。翌日も体調は良好で異変はどこにもない。

体調に異変なく北海道旅行に

3日、予定通り北海道旅行に出発。羽田までリムジンバスで行き、ゆっくりと午後の便で新千歳へ。レンタカーを借りて空港から1時間ほどのところにある小さな町に着いた。

 

北海道旅行では“自然療法”に徹した(筆者撮影)© 東洋経済オンライン

スーパーで食材を購入して、滞在先の別荘へ。掃除を済ませ、食事、そして温泉タイム。これで一気に疲れが吹き飛んだ。2階の窓を少し開けて就寝。エゾガエルの合唱がすごい。

いつもはこの町を拠点に車で牧場、湖、海といった観光スポットなどを周遊するのだが、今回はじっくり滞在して”温泉・自然療法”に徹した。1日だけ、近くを流れる川の上流まで足を延ばして渓流釣りを楽しみ、ヤマメと戯れた。

夜はおいしい海産物や酪農製品が待っていた。充実の1週間はあっという間に過ぎ、猛暑の東京へ再び戻ってきた。快適な日々だった。がんであることをすっかり忘れさせてくれた大自然の力に感謝したい。

 

夕食は海産物を堪能した(筆者撮影)© 東洋経済オンライン

まだまだ暑い日が続いていたが、暦はすっかり秋になっていた。9月30日、病院で血液検査とCT撮影を行った。結果は、残念なものだった。前回(7月)よりも肺の腫瘍が、わずかではあるが大きくなっていたのだ。期待して臨んだ「がん免疫療法」だったが、効果は見られなかった。

 

治療の第1弾である全身化学療法「GCarbo療法」では、3カ月で腫瘍は明らかに縮小したのだが…(筆者撮影)© 東洋経済オンライン

医師にも尋ねたが、なぜ効かなかったのはよくわからない。個人差や症状によるのだろう。ここが医学、医療の難しいところである。過ぎ去った夏の日々を思い返しても、体調は良く、いろんなところに出かけ、何事もなく過ごせてきた。それだけに今回の結果は意外、想定外だった。

ホップ、ステップ、ジャンプで腫瘍の大幅な縮小を目指そうと思っていただけに、ブレーキがかかってしまい悔しい。また最初からやり直しだ。

医師と相談のうえ、10月からは第3弾の抗がん剤治療に進むことにした。パドセブという抗体と薬物(微小管阻害薬)がリンカーという部分でつながった「抗体薬物複合体(ADC)」と呼ばれる新しいタイプの治療薬で、2021年9月に「がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮がん」に対する新たな治療として保険適用となった。いよいよ“最終兵器”の登場である。

抗がん剤の適度な投与用量は?

抗がん剤や免疫チェックポイント阻害薬などの点滴時における用量(投与量)はいったいどうなっているのだろうか。主治医がこの情報もぜひ書いたほうがいいとアドバイスしてくれ、その情報を送ってくれたのでご紹介する。

①GCarbo療法

カルボプラチン:腎機能に応じて投与量変更。さまざまな計算方法がある。

ゲムシタビン:体表面積(BSA)に応じて投与量変更。1平方メートル当たり1000mg。例えば身長175cm、体重65kgの場合だと約1.79平方メートル(デュポア式)となり、投与量は1790mlとなる。私の場合はBSAが約1.7平方メートルのため1700mgだった。

②アベルマブ療法

バベンチオ:体重に応じて投与量変更(10mg/kg)。バベンチオ投与時の体重は54kgまで減っていたので、1回あたりの投与量は540mgだった。

③エンホルツマブ ベドチン療法

パドセブ:体重に応じて投与量変更(1.25mg/kg)。体重54kgであれば67.5mgとなる。

※治療を続けているうちに体重の変化(減少)がみられるので、それに合わせる必要があるということだ。

 

 

英語「default」は、もともと動詞で「しなければならないことをしない」「(義務を)怠る」という意味を持つ言葉です。

この意味が派生して、業界や分野によっては少し違ったニュアンスで「デフォルト」が使われる場合があります。

次のセクションでは「デフォルト」が持ついろいろな意味をさらに詳しく解説していきます!

いろいろな意味で使われる「デフォルト」

「デフォルト」は、使う場面や業界によって言葉の意味が変わります。

ここでは、いろいろな意味を持つ「デフォルト」の使い方を例文付きでご紹介します。

【デフォルトの意味①】「定番(普通)の」「標準の」

「デフォルト」は「定番(普通)の」「標準の」という意味を持っています。日常生活では「当たり前」を言い換える言葉としても使えますよ。

「デフォルト」を略して「デフォ」とも言うので、覚えておくとよいでしょう。

 

エンドルフィン(endorphin)は、内で機能する神経伝達物質のひとつである。内在性オピオイドであり、モルヒネ同様の作用を示す。特に、脳内の「報酬系」に多く分布する。内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられている。そのため脳内麻薬と呼ばれることもある。

マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用「ランナーズハイ」は、エンドルフィンの分泌によるものとの説がある。 食欲、睡眠欲、生存欲、本能などが満足すると分泌される。

約22年飲み続けたリボトリールを1年6ヶ月で断薬し、断薬後1年6ヶ月余りが経過しました。

最初の12年間は1ヶ月40錠ぐらいの服薬で、残り10年間は1ヶ月20錠ぐらいの服薬です。

私は日記などをつけていたので、1ヶ月間の服薬量が推定できるのです。

服薬量を減らしたのは、リボトリールがベンゾジアゼピン最強の抗不安薬と知り、対処療法の薬なので、出来るだけ飲まないほうがいいと思ったからです。

 

2021年11月14日県知事選挙に公民館へ行き、その後公民館の図書室でたまたま抗不安薬の作用を詳しく書いた本を読んでいるうちに、これはリボトリールを止める必要があると判断し、翌日の15日から一気断薬しました。

その後、離脱症状、反跳症状、抑うつ症状に耐えきれなくなって、再服薬しましたが、できるだけ少ない再服薬を心がけました。

 

離脱症状とは、急減薬や断薬して薬から離れた時、薬を飲む前には無かった新たな症状が出ることを言います。具体的には正座した後足が痺れるように手足がしびれる。激しい耳鳴りがする。体が異常に熱くなる灼熱感。立ちくらみ。めまい。沼地を歩くようなふわふわ感。などを言います。

 

反跳症状(リバウンド症状)とは薬を飲む前からあった症状が急減薬や断薬することで、更に強くなる症状を言います。

体重60kgの女性がダイエットして50kgまで減量したけど、リバウンドしたとは元の体重にもどるのではなく、65kgになってダイエットする前よりも更に太ることを言います。

薬を飲む前は10ぐらいだった不安症状が、15や20ぐらいに増幅するなどです。

薬を飲む前は不安症状だけで、抑うつ症状が出る場合は、離脱症状になり、もともと抑うつ症状がある人が更に抑うつ症状が強くなると反跳症状になるので、離脱症状と反跳症状が同じ症状となることがあります。

 

ベンゾジアゼピンは2010年のネイチャーという雑誌でドーパミンが増えると発表されていることからも、ドーパミン受容体が減ったりして、急減薬や断薬によって抑うつ症状がでます。

但し、ベンゾジアゼピンは脂肪との親和性が高いので、脂質で出来ている脳にプラークのように蓄積していて、暫くの間それがしみ出るため、例えば、リボトリールを長期服薬して一気断薬した場合、3週間後ぐらいから急に抑うつ症状が現れたりします。

 

急減薬して、1ヶ月半経過した2022年の正月頃は、リボトリールの離脱症状などの苦しさと怖さを実感し、減薬9ヶ月目の2022年の8月頃、東京のクリニックでうつ病の血液検査をしてもらおうと予定しており、その頃には毎日4分の1錠の服薬に減らせば、1ヶ月の服薬量が8錠ぐらいになり御の字だと思っていましたが、実際は8分の1錠を隔日で飲み、1ヶ月の服薬量が2錠ぐらいまで減らすことが出来ました。

そこからは、なかなかそれ以上減らすことが困難で、ようやく減薬1年6ヶ月目の2023年4月27日最後の8分の1錠を飲んだのを最後に断薬に成功しました。

 

 

なぜ、リボトリールを断薬しようと決意したかというと、尋常性乾癬でステロイドの塗り薬を8年ぐらいつけていたら、効かなくなって、ステロイドについて調べたところ長期連用は問題があることを知り、使用を止めました。

ステロイドを止めるに際し、離脱症状で痛い目に遭ったからです。

現在は尋常性乾癬に対して適宜ビタミンD3の塗り薬をつけています。

 

私の場合はどうしても断薬する必要があり、QOLを限界まで下げて断薬にこぎつけたという感じです。

仕事をしない日は、もちろん0錠で、1日中離脱症状や抑うつ症状にうずくまってひたすら耐える生活でした。

具体的には1日中、38度ぐらいの発熱の辛さに耐えるという感じです。

 

現在断薬して1年6ヶ月余り経ちましたが、疲れやすく、抑うつ症状がありますが、それなりに野球観戦や、3泊4日でネットカフェに泊まり、東京旅行に行って楽しんだりしています。

 

仕事のほうは同年代に比べて半分以下しかできないです。

それ以上すると、過労で熱が出たりして著しい体調不良になり2週間以上仕事を休むということになります。

 

複雑性PTSD者はストレス反応が止まらないように遺伝子の働き方が変わっている為、ステロイド治療をやっている西真理子さんの、(今まで普通にやっていた事が体力1/3になる。周りは普通でも私にとっては疲れてしまう。)と同じように、虐待を受けていない健常者の1/3の活動量で疲れてしまい、それ以上すると過労にになり、うつ病へと移行するので、自覚して注意する必要がある。

             ↓

モデルの西真理子(39)が17日、自身のブログを更新。ステロイド治療を開始することになったことを報告した。

 14歳のときに難病の全身性エリテマトーデス(SLE)を発症し、現在も病気と向き合いながらモデル活動をしている。「治療開始」と題して自身のブログを更新した西。8月に腎臓の異変のため入院して以降「ここ数ヶ月は腎臓のために過度な運動は避け、運動後に飲んでいたプロテインも辞め、お肉の量を減らしました」と食事などに細心の注意を払いながら生活していたことを伝えた。

 その甲斐もあって「検査結果は前回まで主治医も悩ませる程蛋白尿が良い方向に」と明るい兆しを見せていた。だが「ただループス腎炎になってしまったので治療はしなければならない。けどステロイドは使わなくて済むかもと言われていたのだがしかし…検査結果また逆戻り」と明かした。

 この状況に「この波はいつおさまってくれるのだろう。。少し期待していた自分がいたのでとてもショックでした」と心境を記し「と言う事でステロイドの治療もはじまる事になっちゃいました」と伝えた。

 ステロイド治療については「なので今回は新しい免疫抑制剤セルセプト(今までは妊娠希望のためプログラフ)」と種類を明かし「セルセプトは奇形児ができてしまうので避けていたのですが、なくなく治療をとりました」とした。

 今回は「30mgのステロイド開始」により「ムーンフェイス(顔が丸くなる)の開始です」涙する絵文字を添えた。「この量を飲むのはかれこれ20年振りとかかな」とし「そう思うと大学の時入院して体力も筋肉も毎日なくなっていき(筋力低下も副作用)そして顔はまんまるになり辛かった日々を思い出します」と振り返った。

 また「今まで普通にやっていた事が体力1/3になる。周りは普通でも私にとっては疲れてしまう。。中々理解しにくいものだょね。ステロイドが多いとイライラもするし、眠れなくもなるし自分がこれからどうなってしまうのか不安」と不安な胸の内をつづった。

 すでに「現に息子の些細なことでイライラしてしまう自分がとても嫌で辛い」と現状を伝え「感染もしやすくなるので人混みは避けるようになりやりたい事を我慢しなければならない。顔が丸くなるから人にも会いたくなくなるしね。とネガティブな事を言い出したら止まらなくなる位沢山の副作用」と不安定な心理状況となっているとした。

 それでも「でも気持ち切り替えて、自分をしっかりもたなきゃね。笑顔でいよう。ストレスためないように。今の私はストレス3倍位感じてしまうから」と気持ちの切り替えをいしきするとした。そして「この薬が効けばまた新しい未来がみえるはず」と前を向き「どの位で落ち着くか不安だけど。。。次に進むために暫く頑張ってみます」などと伝えた。

 

血圧を適切に保つために活躍しているのは、腎臓(じんぞう)です。腎臓は、血液の老廃物をろ過してきれいな血液にして心臓へ戻し、老廃物の他、余分な塩分(ナトリウム)や水分を尿として排出しています。体内の塩分と水分のバランスが一定になるように調整する働きです(下図)。

腎臓の働き(概略)

人の体には、血液などの体液を一定の濃度に保つ仕組みがあります。例えば、小さな梅干し10個(食塩20g相当)を食べると、濃度を一定に保つために、体液量が約2リットル増加します。この過剰に増えた水分を元に戻すために、腎臓は圧力(血圧)と時間(数日間)をかけて血液をろ過し、尿として排泄しているのです。毎日塩分を過剰に摂取していれば、それを排泄するために、常に血圧を高く保つ必要に迫られ、高血圧になってしまいます。

一方、血圧が高い状態が続くと、血液をろ過する糸球体(しきゅうたい)という組織が壊されて、腎臓のろ過機能が低下します。塩分や水分の排出が上手くいかなくなると、血液量が増えるため、これによっても血圧が上がるという悪循環が起こってしまいます。

腎臓と高血圧の悪循環

また、体液量が増えることで、たくさんの血液を押し出すために心臓への負担となり、心筋が肥大し心臓の病気の原因となります。こうした悪循環を引き起こさないためにも、普段の生活から塩分量に気を配ることが大切です。

腎臓には、塩分が不足しないように塩分を再吸収する働きもあります。血圧の変化を感知して血圧を一定に保つ手助けを行っているのです。陸上で生活するために発達した機能も、現在のような塩分過剰な生活においては、かえって仇(あだ)となってしまいます。

※2023年6月30日 一部修正

 

 

では,心拍数が変化せず心拍出量が上昇するような場 合はあるのだろうか.これは,体液量(細胞外液量)が 増加するような状況である.我々は太古の昔,海水中に いたとされている.実際,細胞外液の組成は海水の塩分 濃度にかなり近い.しかし,進化の途上で陸に上がった とき,我々は塩分不足に直面した.そこで,脱水状態に ならないようにするためにナトリウムを保持する必要が 生じ,腎臓とアルドステロンを使ってきわめて巧妙にナ トリウムを再吸収することができるようになった.しか し,現代社会では塩分は十分にあるため,腎臓でのナト リウムの再吸収が過剰になると体液量が増加する.この 際,ホメオスタシスが働き,血管が弛緩していれば血圧 は上昇しないが,体液量の過剰は是正されないため心臓 に負担がかかり,心不全となりうる.

 

この本に書かれてますし、

世界中で著名な研究者達も指摘してますが

 

 

mRNAワクチンは血液系の病気をつくりやすい

 

 

しかし、

例えばmRNAワクチンが原因で血栓ができて脳梗塞になったとしても、

その因果関係を突き止めることは不可能です。

 

なので例えワクチンを打った人がその後脳梗塞になり

死亡しても、

死因はシンプルに脳梗塞になる。

 

心筋梗塞など心臓系で死んでもそうです。

 

 

 

 

改めて知っておく知識として、

 

mRNAワクチンの性質です。

mRNAワクチンは接種すると「スパイクタンパク」

つまり、

ウィルス回りのトゲのようなものを体内でつくり続けます。

 

この「スパイクタンパク」が血管を傷つけ、

血液のスムーズな流れを邪魔するため血栓がつくられやすくなります。

 

 

これにより、

脳卒中や脳溢血、心筋梗塞、脳梗塞など血液が固まることで起こる病気が増えることは容易に予想できる。

 

また血管を傷つけるので出血系の病気も増える。

 

例えば脳出血やくも膜下出血、心筋炎や心臓病も含まれる。

 

 

がん検診を受ける前に、発見されたらどうするか考えておく

早期発見すれば、回復の見込みが高いとされている病気にがんがあります。早く発見すれば、軽い治療ですむ、という考え方です。

ですが、軽い治療とは言っても、高齢の患者さんにとっては「軽い」ではすまされないことが多い。がんが発見されれば、手術や抗がん剤治療などが待っています。

以前は80歳以上の方に手術をしなかった消化器外科の領域である胃がん、大腸がん、肝臓がんなどは、90歳を超えた患者さんでも、全身状態がよく元気な人であれば、積極的に手術を行っている例もあります。

しかし、これらの治療を体力の落ちてきた高齢者が耐え抜くのは大変で、治療の害で亡くなっていく人も相当数いると考えられます。

がんが寿命を縮めるというよりも、治療が寿命を縮めてしまうことが実際に多いのです。これもがん検診でがんを見つけてしまった害悪だと私は考えます。

85歳をすぎるとほぼ全員に何らかのがんがある

がんは、細胞分裂のコピーミスによって起こってくる病気です。

日本人の2人に1人ががんになると言われていますが、85歳をすぎればだれもが体内にひとつかふたつのがんをもっているものです。

私が勤務していた浴風会病院で年間100例もの解剖結果を見ると、85歳以上のほぼ全例でがんが見つかっているのに死因ががんの人は3分の1で、残りの3分の2の人は別の原因で亡くなっていました。

がんがあっても知らずに、別の原因で亡くなることのほうが多いのです。

高齢者の場合、がんの進行がゆるやかになるため、放っておいても大丈夫なケースは意外と多くあります。

がんを抱えながら、QOLを損なわずに暮らしている人もめずらしくありません。

寿命10年以内のがん検診はほとんど無意味?

アメリカでは米国内科専門医機構財団が医療のプロフェッショナリズムに基づき、患者・市民が本当に役立つ医療を賢く選択できるように、2012年から「チュージング・ワイズリー・キャンペーン」が展開されています。

そこでは、無駄とされる医療もいくつか提示されていますが、そのひとつに「予測される寿命が10年以内の人ががん検診を受けるのは、ほとんど無意味」としているのです。

 

 

1)脂質異常症とは?

血液中には脂質として、コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類があります。コレステロールは人の細胞膜や、消化吸収に必要な胆汁酸、ホルモンのもととなる重要な物質です。中性脂肪は、エネルギーとして貯蔵したり、保温、外部からの衝撃を和らげたり、内臓を固定したりして、体内で重要な役割を果たしています。しかしながら、これらの脂質が多すぎると問題になってくる場合があります。脂質異常症というのは、これらの脂質の中でも特に、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が多過ぎる、あるいは善玉(HDL)コレステロールが少なすぎる、などの状態を示す病気のことです。図のように、悪玉(LDL)コレステロールは、余分なコレステロールを血管の壁に沈着させ、動脈硬化を起こしますが、善玉(HDL)コレステロールは逆にその血管内にたまったコレステロールを肝臓へ戻すように働きます。

 

「運動をすれば血圧は下がりますから、運動もぜひ実行してほしいのですが、運動をしても、翌日すぐに効果が見えるわけではありません。効果が表れるまで少々時間がかかるのは、減量も同様です。減塩の場合は、1週間もあれば血圧は下がってきます。効果が早く見えるから、『もっとやってみよう!』とやる気も出やすい」と渡辺さんは話します。

 

村山教授
食生活の中で病気との関係が一番はっきりわかっているのが食塩。というのも、食塩をどのくらい食べるとどのくらい血圧が上がるかがはっきりわかっていて血圧と病気の関係も明らか。定量的に食塩をどのくらい取り過ぎることがどのくらいの疾患の発症につながるかわかっている。それゆえに、食塩は食生活の改善として一番にターゲットにするべきものと言える。もちろん高血圧には肥満や運動不足などほかの要因もあるが食塩が影響するということははっきりしている。

村山教授によりますと塩分を多く取ると血液中の塩分濃度が高くなり、それを薄めるために血液の量が増え、結果として血圧が上昇します。そして血圧が高い状態が続くと血管の壁が傷ついたり硬くなったりしてもろくなり脳血管疾患や心疾患につながってしまうのです。胃がんは血圧とは関係ありませんが、やはり塩分の取り過ぎがリスクを高めるといいます。

県も、塩分の取り過ぎは大きな課題だとして長年、減塩対策に力を入れてきました。その結果、昭和52年には18グラムもあった県民の1日あたりの食塩摂取量は、令和元年には9点9グラムと半分ほどにまで減少しました。しかし依然として国の目標値を3グラムほど上回り、全国平均に比べてもやや高い状態が続いています。

塩分取り過ぎ 新潟県民に特徴的な10の食習慣

なぜ新潟県民は食塩摂取量が多いのか。村山教授は県民がどのような食事から食塩を取っているのか明らかにするため、県内の自治体と協力して県民の尿に含まれる食塩の量と食習慣の関係を調査。その結果、10の食習慣の影響が明らかになりました。

村山教授
まず食べ過ぎですね。満腹まで食べるということ。それから主食を重ね食べしている。どういうことかというと、ラーメンとチャーハンとか、めん類と丼ものとか、カップラーメンとおにぎりとかといった食べ方。特に味のついた主食を2つ重ねて食べるという食べ方を頻繁にしている人は食塩摂取量が多い。

 

先生、私はアフリカでライオン見たりボルネオで猿の群れを見てきた感じでいうと、狩りをしてきてくれるオスを敬うのはまさに「理性」のなす技であって「本能」 では無い気がします。本能とは女房子供のためにエサも獲らず家も建てず、ただひたすらハーレムを狙うはぐれオスを撃退するのみのオスにメスが発情するメカニズムだと思います。 メスの本能は自分に貢ぐだけの繁殖力の低いオスを舐めてかかり、他のメスの匂いをプンプンさせてるオスには真っ赤に熟れたお尻突き出して交尾をせがむものだと思います。 あげマン理論も男の活躍を通じて女が自己実現を図るのも霊長類の持つ「理性」から来るものだと思いますし、逆に高度な知能を持つに至った人間のメスですらその行動は未だに本能に支配されてると思います。

 

一生一旦薬を飲み始めたら止めることができません。自分で本を買って勉強する以外ありません。整体師さんや、医師も精神薬の副作用を発信されています。厚労省もやっと重い腰を上げて抗不安薬は二剤処方までと決まりました。長年飲むと筋萎縮関節痛他たくさんの症状が出てきます。麻薬加算の診療点数もある。気がつくのが遅すぎました。

 

 

 

雅子さんのブログ

     ↓

脳にいいこと!! | 精神科卒業までの道のり記録 (ameblo.jp)

 

おはようございます。
22年間飲み続けたリボトリールを1年6ヶ月で断薬し、現在断薬して、1年5ヶ月を経過した余裕のよっちゃんKYです。

GABAがGABA受容体に結合すると、イオンチャンネルが開き、そこに塩化イオンが流れ込むことで、ノルアドレナリンの分泌が抑制され、不安、緊張、怒りが静まります。これが薬を全く飲んでいない、自然な状態です。

交感神経末端から副腎髄質で作られたノルアドレナリンが分泌されることで、不安、緊張、怒りという感情が出ます。

ベンゾジアゼピン受容体にベンゾジアゼピンが結合すると、ギャバ受容体と合体しやすくなり、ギャバ受容体とベンゾジアゼピン受容体が複合体になります。

複合体になったギャバ受容体は、より頻繁にイオンチャンネルが開くようになり、更に多量の塩化イオンが流れ込むことで、よりノルアドレナリンの分泌を抑制し、より不安感が減少するという作用機序です。

これがベンゾジアゼピンを飲んだ不自然な状態です。

パチンコの確変時にチューリップが頻繁に開いて、貯玉が減らないのと同じイメージです。

ADHDは前頭葉のドーパミン受容体が少ないことが分っています。
それで、ドーパミンを増やすコンサータを飲むことで、一時的に血流が良くなり、ドーパミンが増えて、前頭葉のドーパミンがドーパミン受容体に結合する数が増え、ADHDの症状が改善するという仕組みです。

GABAそのものを増やす薬は、てんかんや双極性障害の気分安定薬で使われるデパケンです。

麻薬問題が多いアメリカでは、麻薬はドーパミンを増やすので、ドーパミン受容体が減少します。
アメリカの研究では、ドーパミン受容体を増やすには、筋トレが有効とのことで、私は腕立て伏せをやっています。

ベンゾジアゼピンも2010年にイギリスのネイチャーという雑誌で、腹側被蓋野から側坐核にかけてドーパミンが増えると報告されています。
若者がデパスを飲んでハイになる遊びをするのも、デパスがドーパミンを増やすからです。

ドーパミンはドーパミンだけでは作用せず、ドーパミン受容体に結合して、意欲や快楽という感情が発生します。

ベンゾジアゼピンを止めてもGABA受容体が増えないというのは困りますね。
雅子さんが、ベンゾジアゼピンを断薬した直後の時より、今のほうが、漠然とした不安感が減少したとなれば、GABA受容体が増えているということになりますが・・・

 

 

追伸
手足の痺れがあまり良くならないという症状はGABA受容体が増えないというよりも、脳に何らかの機能障害が起きているということかもしれないです。

私の場合、大うつ病が再発した時、ラミクタールはうつを予防すると言っていたのに、うつ病が再発したではないかと失望し、一時的にやけくそになって重いダンベルを上げ下げしたら、指が酷い、腱炎、腱鞘炎、手根管症候群になり、現在11年6ヶ月という長い年月を経過しましたが、少しづつ良くなって、6割ぐらい良くなったという感じです。

今でも腫れて、指が変形していますが、痛めた時と比べて指の腫れと変形は、明らかに良くはなっているのは事実です。
他にも、胸が半年痛く、両肩が1年痛かったです。
まさかこんなになるとはビックリしました。

雅子さんの手足の痺れも。5年、10年単位で改善していくのが分る回復スピードなのかもしれないですね。

 

 

追伸
先ほど詳しく書いたら、記入に誤りがあるとか表示され、送信されませんでした。
内容が相手に間違った医学的知識や不快感を与える可能性がある内容だったのだと思います。

簡単にいうと、あることをして、腱鞘炎、手根管症候群になり、11年6ヶ月経過した今現在、6割程度回復しました。

雅子さんの手足の痺れも5年、10年単位で回復する症状なのかもしれないでね。

 

追伸

SSRIがセロトニン再取り込み阻害薬ということで、セロトニンの量が増えます。

それと同じようなイメージで、デパケンはGABA再取り込み阻害薬のような感じで、GABAが増えるというふうに私は理解しております。

ベンゾジアゼピンを飲んで、GABAが増えるということは無いです。

よくベンゾジアゼピンはGABA受容体の働きを増強させるという表現が使われていると思います。

ベンゾジアゼピンがベンゾジアゼピン受容体に結合すると、GABA受容体と結合しやすくなり、GABA受容体とベンゾジアゼピン受容体が複合体になり、複合体になったGABA受容体は、より頻繁にイオンチャンネルが開き、より多量の塩化イオンが流れ込むので、ホメオスタシスが働いて、塩化イオンの量を減らす為に、GABA受容体が減少するということです。
GABA受容体にイオンチャンネルがあります。

ドーパミンに限らず、全ての神経伝達物質は受容体に結合して、初めて効果が現れます。

また、余談ですが、ドーパミンやノルアドレナリンは血液脳関門を通過し脳に影響を及ぼしますが。アドレナリンは通過しません。
ですから、アドレナリンは心拍数を高めたりしますが、脳には影響を与えないのです。
実にややこしいですね。

またベンゾジアゼピンは睡眠作用と筋弛緩作用があるのですが、これらの作用機序は私も勉強していませんし、もしかしたらまだ解明されてないのかもしれないです。

 

 

「お腹の調子が悪くて気分が落ち込む」という経験がある人は多いのではないだろうか。これは「脳腸相関」と呼ばれるメカニズムによるものだ。腸と脳は情報のやりとりをしてお互いの機能を調整するしくみがあり、いま世界中の研究者が注目する研究対象となっている。

腸内環境が乱れると不眠、うつ、発達障害、認知症、糖尿病、肥満、高血圧、免疫疾患や感染症の重症化……と、全身のあらゆる不調に関わることがわかってきているという。いったいなぜか? 脳腸相関の最新研究を解説した『「腸と脳」の科学』から、その一部を紹介していこう。

*本記事は、『「腸と脳」の科学』(講談社ブルーバックス)を抜粋、編集したものです。

発達障害に特徴的な消化器症状がある

近年、発達障害や、気分の落ち込み、さらには幻覚や妄想など心身にさまざまな影響が出る疾患(精神疾患)と腸内マイクロバイオータや腸内代謝物との関係も非常に注目を集めています。本章では、腸内マイクロバイオータと発達障害や精神疾患との関わりについて、最新の研究成果を交えて紐解いていきたいと思います。

自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群などさまざまな名称で呼ばれていた発達障害のことを、2013年から、まとめて自閉スペクトラム症と呼ぶようになりました。これは、アメリカ精神医学会の診断基準(DSM−5)に基づいたものです。自閉スペクトラム症は、数多くの遺伝子が互いに複雑に影響し合うことで発症すると考えられています。

おもな症状としては、言葉の遅れや会話が成り立たないなどの社会的なコミュニケーションの困難さがさまざまな場面で見られます。他者と感情を共有することが苦手で、対人的な相互関係を築くことが難しかったりもします。また、興味や関心が一つの事柄に限定されやすく、こだわりが強く、感覚過敏であったり、逆に鈍かったりするなど感覚についても困難さが見られることがあります。

 

消化器症状に意外な原因が潜んでいることもあるという photo by gettyimages© 現代ビジネス

こうした特徴だけでなく、体に現れる症状もあります。自閉スペクトラム症児は、正常児と比較して胃腸炎や腹痛が多く見られ、腹部にガスが蓄積しやすく、下痢、便秘、排便痛といった消化器症状を示す傾向にあるとされています。また自閉スペクトラム様症状が重いほど、消化器症状も重くなることが経験的に知られています。そのため、自閉スペクトラム症は、遺伝子の変異だけでなく、腸内マイクロバイオータや腸内代謝物もその発症に関与しているのではないかと考えられていました。

腸内マイクロバイオータの変化で自閉症の症状が改善する?

そうした腸の関与を調べるため、少々手の込んだ実験が行われました。まず、ヒトの自閉スペクトラム症児から採取した糞便中に含まれる腸内マイクロバイオータを、無菌マウスに移植します。つまり、糞便移植です。その後、自閉スペクトラム症児の糞便を移植されたマウスどうしを掛け合わせ、生まれてきた赤ちゃんマウスの行動を調べるのです。

その結果、自閉スペクトラム症児の糞便を移植された親から生まれ育ったマウスは、同じ行動を何度も繰り返す反復行動が高まり(こだわりが強く)、自発的な運動量も減り、社会性が低下するという、自閉スペクトラム様症状を示したのです。

 

自閉スペクトラム症児の糞便移植をされた親から生まれたマウスで、自閉スペクトラム症に近い症状がみられた photo by gettyimages© 現代ビジネス

次に、このマウスの脳で使われている遺伝子を調べたところ、糞便移植をしていないマウスと比較して560種類以上もの遺伝子の使われ方が変化しているものの、遺伝子自体に変異はありませんでした。

このことから、遺伝子自体に変異が入るのではなく、遺伝子の使われ方が変化することで自閉スペクトラム症が発症することが示唆されました。新たに使われるようになった遺伝子の中には、RNAのスプライシングに関与するものが多く見られました。RNAスプライシングとは、一つの遺伝子から機能などが異なる複数のタンパク質を作り出すことを可能にするしくみです。

実際、自閉スペクトラム症では、脳機能に関与する重要な遺伝子にスプライシングが多く見られ、そのため、遺伝子から作り出されるタンパク質が健常な場合とは異なっています。これが自閉スペクトラム症に特徴的な行動と相関することが報告されています。

 

 

次に、このマウスの大腸と血中に含まれる代謝物を解析したところ、他のニューロンの活動を抑えるニューロン(抑制性ニューロン)やニューロンの活動を抑える神経伝達物質(抑制性神経伝達物質)が減少していることがわかりました。なお、抑制性ニューロンは、抑制性神経伝達物質であるγ−アミノ酪酸(GABA)を分泌し、グルタミン酸を分泌する興奮性ニューロンの活動を抑制します。

18人の自閉スペクトラム症を改善した実験

この抑制性ニューロンを活性化する物質である5−アミノ吉草酸(5-aminovaleric acid :5AV)とタウリンが大腸と血中で減少していました。5AVは、腸内マイクロバイオータがアミノ酸のL−リシンを代謝することで産生されます。一方タウリンは、イカやタコ、貝類、甲殻類及び魚類(心臓・脾臓・血合肉)に多く含まれているため、これらの食品を食べることで腸内での濃度が増加します。また、タウリンは、胆のうから分泌されるタウロコール酸などの胆汁酸が腸内マイクロバイオータによって分解されることでも産生されます。

そこで、5AVまたはタウリンを自閉スペクトラム症児の糞便を移植された親のマウスに与え、その親から生まれてきた赤ちゃんマウスにも餌に5AVまたはタウリンを混ぜて与えました。その結果、自閉スペクトラム症児の糞便を移植された親マウスもその親から生まれた赤ちゃんマウスも、どちらの場合も自閉スペクトラム様症状が改善したのです(※参考文献6-1)。

これらのマウスによる実験結果から、腸内マイクロバイオータが変化することで、脳内で使われる遺伝子が変化し、自閉スペクトラム様症状が起こる可能性が示されました。

また、ヒトでも次のような実験が行われました。自閉スペクトラム症児では、消化器症状がよく見られます。そこで、健常なヒトの糞便から胃腸炎を引き起こす可能性のあるクロストリジウム属の細菌を除去し、7〜16歳の18人のアメリカの自閉スペクトラム症児に移植しました。その結果、消化器症状が著しく改善しました。

アメリカの若者18人に行われた糞便移植…その結果は驚くべきものだった photo by gettyimages© 現代ビジネス

さらに、糞便を移植した自閉スペクトラム症児の保護者に対して、自閉スペクトラム症の症状の程度を推定するための面接検査(自閉スペクトラム症診断面接と呼ばれる)を行ったところ、自閉スペクトラム様の症状が統計的に有意に低下していたのです(※参考文献6-2)。

この症状が改善した18人を糞便移植後2年間にわたって追跡調査したところ、消化器症状も自閉スペクトラム様の症状も改善が維持されていました(※参考文献6-3)。これらの結果から、腸内マイクロバイオータが何らかのしくみを介して、自閉スペクトラム様の症状を改善する可能性が示されました。

※参考文献

6-1 Sharon G et al., Cell 177, 1600-1618, 2019.

6-2 Kang DW et al., Microbiome 5, 10, 2017.

6-3 Kang DW et al., Scientific Reports 9, 5821, 2019.

 

 

森永卓郎さんは、昨年12月27日に「すい臓がん(ステージ4)」の診断を医師から受けたことを明らかにしていました。しかし、その後「原発不明がん」とされ、免疫療法薬による治療を行っていることを、後日、明かしていました。

【担当:芸能情報ステーション】

 

リボトリールは、1981年に発売されたベンゾジアゼピン系抗不安薬です。リボトリールは抗不安作用だけでなく、さまざまな効果が期待できるお薬です。このため、躁うつ病やてんかん、様々な睡眠障害などに幅広く使われています。

抗不安薬は安定剤とも呼ばれたりしますが、不安感や緊張感を和らげてくれるお薬です。リラックスさせるお薬なので、眠気やふらつきなどの副作用には注意をしなければいけません。

リボトリールは、抗不安作用・筋弛緩作用・催眠作用・抗けいれん作用がいずれもしっかりと期待できるお薬です。リボリール1剤でいろいろな効果が期待できますが、そのぶん副作用にも注意が必要です。

ここでは、リボトリールの効果と効能について詳しくみていきたいと思います。他の抗不安薬とも比較しながら、どのような方にリボトリールが向いているのかを考えていきましょう。

 

1.リボトリールの作用の仕組み(作用機序)

リボトリールは、GABAの働きを強めて脳の活動を抑えます。

リボトリールの効果はどのようにしてでてくるのでしょうか?ここでは簡潔にご説明していきたいと思います。

リボトリールはベンゾジアゼピン受容体に作用します。これによってGABAの働きを強めて脳の活動を抑えることで効果を発揮します。

「GABAってなんか聞いたことあるぞ?」って方もいらっしゃるかもしれません。リラックスする物質として、GABA入りのチョコレートなどが流行っていましたね。GABAは脳の中での情報の受け渡しに関係していて、神経伝達物質とよばれます。リラックスすると言われている通り、脳の神経細胞の活動を抑える作用があります。

 

リボトリールがベンゾジアゼピン受容体にくっつくと、GABAがGABA受容体にくっつきやすくなります。GABAが脳内で作用すると、脳の活動が抑えられて不安感や緊張感が和らぐのです。

もう少し詳しくみると、ベンゾジアゼピン受容体にはω1とω2の2種類があります。リボトリールがω1受容体に作用すると、催眠作用や抗けいれん作用が認められます。ω2受容体に作用すると、抗不安作用と筋弛緩作用が認められます。

このためリボトリールでは、脳の活動を抑えることで4つの作用があります。

  • 抗不安作用
  • 催眠作用
  • 筋弛緩作用
  • 抗けいれん作用

 

2.リボトリールの効果と特徴

リボトリールは、脳の活動を抑えることで落ち着かせてくれるお薬です。4つの作用の強さは、

  • 抗不安作用「強」
  • 催眠作用「強」
  • 筋弛緩作用「中」
  • 抗けいれん作用「強」

となっています。これをふまえて、リボトリールの特徴をメリットとデメリットに分けてみていきましょう。

 

2-1.リボトリールのメリット

  • 即効性がある
  • 抗不安作用が強い
  • 幅広い効果が期待できる(筋弛緩作用・催眠作用・抗けいれん作用)
  • 気分安定作用がある
  • REM睡眠行動障害やむずむず足症候群に有効
  • 効果のわりに依存性が低い(90日処方できる)

リボトリールは、薬を服用するとすぐに効果が期待できます。抗不安作用もしっかりとしているので、即効性が期待できるのです。不安に対してはSSRIなどの抗うつ剤も効果がありますが、効果が出てくるのが遅いので時間がかかってしまいます。

リボトリールの抗不安作用も強く、社会不安障害では唯一ちゃんと効果が証明されている抗不安薬です。リボトリールには抗不安作用だけでなく、催眠作用や筋弛緩作用、抗てんかん作用があります。この作用がいずれも強いです。

筋弛緩作用が強いので、身体の緊張が強い時に有効です。催眠作用もありますので、不安が強くて眠れない方には睡眠のサポートになります。

リボトリールには他の抗不安薬にある作用以外も2つの特徴的な作用があります。気分安定作用があるので、全体的な気持ちの波が小さくなります。また、REM睡眠行動障害やむずむず足症候群などにも効果が期待できます。睡眠の質を整えて、より正常な睡眠に近づけてくれます。

効果が強いお薬ですが作用時間が長く、依存性もそこまで強くありません。抗不安薬のほとんどは、処方数が30日までに制限されています。リボトリールは効果のわりに依存性が少なく、てんかん治療としてもつかわれることから、90日まで処方ができます。

 

2-2.リボトリールのデメリット

  • 作用時間が長い
  • ふらつきが多い
  • 日中の眠気が多い

リボトリールは、バランスよくいろいろな作用があるお薬です。これが場合によっては余計な作用となってしまい、副作用となってしまいます。さらに、リボトリールは作用時間が長く薬の効果が残りやすいので、注意してください。

リボトリールは筋弛緩作用が比較的強いです。筋弛緩作用が強く働きすぎてしまうと身体に力がうまく入らなくなり、ふらついてしまいます。また、催眠作用も強いです。不安感や緊張が強い時は眠気を感じることは少ないかと思います。薬をのんで気持ちが落ち着くと、急に眠気が強く出てくることがあります。

リボトリールの副作用について詳しく知りたい方は、「リボトリールの副作用(対策と比較)」をお読みください。

 

笑ったり楽しんだり、ポジティブな考え方を持ったり

することには、

ストレスを遠ざけて病をする予防する力があるようです。

 

逆に、

「怒りやすい性格」が病気を引き起こすことは、

医療従事者はみんな経験的に知っているそうです😳

 

 

以上は、

「自律神経が10割」という本の著者、

順天堂大学医学部教授の小林弘幸医師より。

 

 

怒りがストレスに結びつきやすいことを思えば、

自律神経のバランスが乱れることで病気を引き起こす可能性は十分高まる。

 

ストレスが万病の元ということは皆知ってる。

さらにはイライラも万病の元らしいです。

 

怒ってイライラすると自律神経のバランスが

激しく乱れるそうです。

 

怒ったりイライラすると交感神経が高まる。

すると、

白血球に含まれる顆粒球が増える。

この顆粒球、ふだんは細菌などを排除してくれるのですが、増えすぎると体内にある必要な常在菌まで攻撃し、

病気に対する抵抗力を弱めてしまうそうです。

 

さらには、

白血球に含まれる「リンパ球」もストレスで減ってしまう。

このリンパ球こそ、ガン化した細胞を攻撃する

役目を担っている。

 

 

と、

小難しい話を書いてしまいましたが、

怒りやイライラ、過剰なストレスは万病の元。

 

 

自分の感情をうまくコントロールして、

ストレス解消を上手にして健康を目指したいものです。

 

 

気管支喘息は、気管支に炎症が起きて空気の通り道が狭くなってしまい、発作的に呼吸困難になる病気です。タバコは気管支ぜんそくの発症要因でもあり、悪化させる要因でもあります1)。喘息のある人がタバコを吸うと、タバコを吸わない人に比べて、より呼吸機能が低下することがわかっています3)。また、喘息治療薬の効果も弱まってしまうことも報告されています4)
しかし、禁煙すれば、タバコを吸い続ける人に比べて呼吸機能は回復するといわれています5)。喘息は放っておくと生命の危険もあり得る病気です。喘息のある人は、ぜひ禁煙にトライしてみましょう。

 

胃潰瘍についてのコメント

     ↓

30代で胃潰瘍、ピロリ菌いて除菌したのにそれ以降も時々胃潰瘍状態になる。ガスターで治してた。しかしまたしても治らん胃の痛みに病院行ったら立派な胃潰瘍でピロリ菌居るって言われた。え?除菌したんですが。また除菌した。けど頸椎症性神経根痛になって痛み止め処方されて飲んだら即胃潰瘍。ピロリ菌がそんなに関係してるんかなあ?

 

人工股関節の手術は、執刀医によって術後の生活の質がとても変わる。ベテランの執刀医で羨ましいですね。 この疾患のなりやすさは、ほぼ遺伝です。骨格や関節の形や耐久性は遺伝します。 形や耐久性が悪い場合、負荷の量は、出てくる年齢が早くなるか遅くなるかの違いでしかない。

 

3. アルコールと胃・十二指腸

1. 急性胃粘膜病変(AGML)
摂取するアルコールが大量・高濃度なると、胃酸による自己消化を防ぐ胃の粘膜防御機構が壊れ、また直接的に胃粘膜障害(血流障害)がおこるなどして、浅い潰瘍や出血性のただれ(びらん)が多発します。腹痛や吐血・血便・嘔吐などの症状が現れます。
2. 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
急性胃粘膜病変と同様に飲酒者に発症しやすく、喫煙とともに、ピロリ菌感染とは独立した危険因子として知られています。
3. 門脈圧亢進性胃炎
アルコール性肝硬変になって門脈圧が亢進すると胃が上部を中心にうっ血し、しばしば表面から出血をおこし貧血の原因となります。
 

昔はもっと基準があまく、1987年より前は「年齢+90〜100」と言われていました。たとえば50歳のひとなら、140〜150より低ければ問題なしでした。

厚生労働省(旧厚生省)は1987年に高血圧の基準を発表しましたが「上180以上」というものでした。ところがそれがどんどん下げられて、2009年に130となったのです(高血圧治療ガイドライン2009:日本高血圧学会)。しかしさすがに行き過ぎとの声が大きく、現在は前述のように少し緩和されています。

 

 

 

愛媛大学抗加齢医学講座教授の伊賀瀬道也氏は、愛媛大学医学部附属病院抗加齢・予防医療センターでセンター長を務めている。伊賀瀬氏によると、老化予防の鍵は“血管”にあるという。

◆◆◆

「血管力」こそが心身の老化予防の鍵

 今年8月、「人には急激に老化が進む時期が2度ある」という内容の論文が世界的に注目を集めました。米スタンフォード大学などの研究チームが発表したもので、健康な男女108人を数年間にわたって調べたところ、44歳と60歳のタイミングで急激な老化が生じていたというのです。

 これは循環器内科医の私の専門である“血管”の観点からも納得のいく結果です。

 平均的傾向として、44歳頃は、大動脈の動脈硬化が顕著に表れはじめる時期です。動脈硬化が生じると、全身の老化が加速し、病気も多発するようになります。

 そして60歳頃には、毛細血管の数が20代の頃の6割程度まで減ってしまうことがわかっています。その結果、高血圧になりやすくなり、見た目もぐんと老け込みます。

「人は血管とともに老いる」という格言があります。17世紀のイギリスの医師トマス・シデナムの言葉とされますが、近年の研究がまさにこの言葉を裏付けているのです。

 一方、私はこの格言を「老いが早いか遅いかは血管次第」と解釈し、アンチエイジングに活かすこともできると考えています。

 私がセンター長を務める愛媛大学医学部附属病院抗加齢・予防医療センターでは、2006年の開設以来、国立大学で初の「抗加齢ドック」を実施してきました。主に40〜70代の人が対象で、頭部MRIや頸動脈エコー、脈波伝播速度検査(いわゆる「血管年齢検査」)といった血管系の検査などを行います。

 このドックを通して、私は約3000人(延べ約4000人)の患者さんの老化と向き合ってきました。検査結果は、患者さん本人への疾病リスクや運動療法・食事療法の指導に用いるだけでなく、研究にも活用させていただいています。これほどの規模のデータは世界的にも貴重なようで、論文を発表するたびに海外の研究者たちから驚かれます。

 こうした蓄積から実感するのは、血管の健康状態、いわば「血管力」こそが、心身の老化予防の鍵であるということです。

 日本では、高血圧ひとつ取っても推計約4300万人の患者がいるとされています。国民の3人に1人が血管力の危機にある計算です。安易な治療によってかえって老化を早めているケースも散見されます。

 医療に頼るだけでなく、自分でも日々血管力を意識し、鍛えていってほしい。そのための最新の知見を、皆さんにお伝えしたいと思います。

血管内皮細胞の「NO」産生機能が弾力を増す

 最初に、血管がどういうものかをお話ししていきましょう。

 血管の健康を保つために意識していただきたいのが、大血管である「大動脈」と、髪の毛よりはるかに細くて体の末端まで張り巡らされている「毛細血管」です。

 大動脈は、心臓から送り出される血液を全身に運ぶ幹線道路のような存在です。血液は心臓から秒速1メートル弱の勢いで大動脈へと飛び出してきます。そして1分弱で体内を循環して心臓に戻っていくのです。

 動脈は、内膜、中膜、外膜の三層構造になっています。大動脈は心臓から送り出される血液の高い圧に耐えうるように内径が大きくできていて、胸部大動脈だと約3センチ、頸動脈で約1センチあります。

 血液の流れと接する内膜は、内皮細胞という薄い一層の細胞と、それを支える結合組織でできています。

 内皮細胞は1980年頃まで、単なる壁のようなものと捉えられていました。ところが研究が進み、非常に重要な役割を担っていることが明らかになったのです。

 最も注目すべきは、「一酸化窒素(NO)」の産生です。

 NOは血管の弾力性を出すためのガスとして、内皮細胞から血液中に放出されます。血管内にNOが増えると、中膜にある平滑筋という筋肉が緩み、血管が広がります。その結果、血流がよくなって、血圧が高い場合は下がってくるわけです。

 この現象を解明したアメリカの薬理学者ロバート・ファーチゴット博士らは、1998年、ノーベル生理学・医学賞を受賞しています。それまで大気汚染の原因物質として認識されていたNOが、実は人間の体内で血圧や血液循環の調整に不可欠な物質だと明らかになったことで、NOに関する研究は生命科学分野で爆発的に増えました。

 内皮細胞は他にも、血管内で血液が固まって血栓が作られるのを防止する役割を担っています。

 中膜は、前述した平滑筋細胞や血管の弾力性を保つ弾性線維などでできており、動脈がしなやかに収縮と拡張を繰り返しながら血液を流し、酸素や栄養素を運ぶことを可能にしています。

 しかし、血管が老化することによって生じるのが「動脈硬化」です。

(構成・秋山千佳)

本記事の全文は、「文藝春秋」2024年11月号と「文藝春秋 電子版」に掲載されています(伊賀瀬道也「 高血圧、糖尿病、認知症、腎臓病、心臓病を防ごう 血管のアンチエイジング 」)。この記事では下記の内容を詳報しています。

 

▶血管を柔らかく若返らせる食材リスト

▶「ゴースト血管」かんたんチェック法

▶男性は筋肉量急減「80歳の壁」

▶私もやせた「ゆるジャンプ」の降圧効果

(伊賀瀬 道也/文藝春秋 2024年11月号)

伊賀瀬道也氏 Ⓒ文藝春秋© 文春オンライン

 

 

脊椎脊髄の構造と代表的疾患

脊髄は脳と連続する中枢神経であり、上から頚髄(けいずい)、胸髄(きょうずい)、腰髄(ようずい)と呼ばれます。脊髄は上から規則的に30対の神経が左右対称に枝分かれしており、この神経を各々の部位(「高さ」と表現します)の神経根と呼びます。この神経根から先は末梢神経であり全身へ分かれていって、脳からの指令を全身へ伝え、全身からの情報を脳へ伝える役割をしています。脊椎いわゆる背骨は、頭と骨盤との間に24個の骨が連なってできており、上から頚椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)と呼びます。骨と骨の間は、椎間板というクッションで連結されており、これらが身体の大黒柱としての役割を担っています。また、背骨の中には親指ほどの椎間孔というトンネルがあり、神経根が出入りする部位となります。脊椎は、身体の支えでありながら神経を容れる器であると言えます。

背骨の中で神経が傷むと、手足のしびれや痛み麻痺などがでてきます。その原因には、神経自体にあることや、背骨や椎間板の加齢などに伴う変形で椎間孔が狭くなってしまうことで神経が圧迫されること、などがあります。

背骨の病気の治療の基本は、保存治療です。これは、背骨の中の神経は背骨の動きに伴って傷みやすいため、動きを抑え、安静にすることです。また、負担のかかった周辺の筋肉に対し、必要に応じてストレッチや運動療法を行います。症状が強い場合には、症状の原因に応じて薬を飲むこともあります。背骨の病気は、一部を除き保存治療が基本ですが、痛みやしびれが強い場合や、運動麻痺があるような場合には、手術を検討します。

 

給食ではスプーン一本で

 

メニューをすべて食べなければいけなくて

 

そうすると食べてる間に、段々と味が混ざってきてしまい、

 

最終的には食べられなくなってしまう。

 

飲み物も牛乳一択で

 

口の中をリセットすることもできず、

 

味が混ざることに拒絶感が出て

 

食べられなくなっているのに

 

昔は、給食を残してはいけなかったから

 

給食の時間が地獄だった、、、

 

 

 

というようなことを書かれていたのね。

 

 

チュンさんも給食は全然食べられないけれど、

 

そもそも学校給食で出されるスプーン以外に

 

自分のカトラリーセットも持参しているし、

 

口に入れる前に”いらなーい”ってなるから

 

そのおかずや素材の匂いが好きじゃないみたいで、

 

これが「給食が食べられない」理由には

 

うちは当てはまらないなぁ・・・と思うものの・・・。

 

 

 

脳みその構造がこうも違うんだなぁ・・・と

 

改めて驚いたというかね。

 

 

確かに、味は混ざるよね。

 

 

私の子供時代から

 

給食は先割れスプーン一本だったもの。

 

 

 

そりゃあね、ミートソースとか濃い目の味付けのものと共に

 

果物とか、ゼリーとか全然違う味のものが出て

 

一口目の味が口の中で混乱・・・っていうことは

 

誰にだってあるよね。

 

 

でもさ。目隠しして食べてるわけじゃないし、

 

目で見て、香りがしてきて

 

何を食べてるか認識した時点で

 

混ざった味から、今、食べて感じるべき味を

 

勝手にフォーカスできるよね。

 

 

意識しなくても、ざっくりとでも

 

できるのが”普通”よね。

 

 

だから、同じカトラリーでずーっと食べてても

 

混ざることが気にならないんだよね。

 

 

 

よく、ASDの人が人混みの中で会話すると

 

周りの雑音から、目の前にいる人の声だけを

 

聞き分けられなくて、

 

相手がなんて言っているのかを聞き取れなかったり、

 

聞き取るためにすごい集中しなきゃいけなくて

 

猛烈に疲れる。

 

って話を聞くけれど。

 

 

もしかしたら、それって音だけじゃないのかもね。

(以下、私の考察w)

 

 

全てのことに関して、

 

脳は入ってくる情報を同じ強度でしか

 

受け取れないんだなぁ。

 

 

 

もしかしたら五感だけじゃなくて、

 

自分の周りで起こる出来事も

 

全部、同じ強度でしか受け取れないのかもね。

 

 

ところが2015年、ある科学者のチームが「パワーポージング効果」を再現しようとしたときに問題が起きた。

ポーズを取った本人は「より力強さを感じた」と報告したが、「テストステロン、コルチゾール、金融リスクに対するパワーポージング効果を確認することはできなかった」のだ。

注:カディは自身のレビューで全体的な効果を発見したと反論したが、その後ほかの問題点も挙げられた。引用されている研究の効果のほとんどはパワーポーズの有益な効果ではなく、前かがみの姿勢の悪影響によるものだろうと指摘されている。

「もう『パワーポージング効果』が本物だとは信じていない」

この、「パワーポージング効果」という概念の大流行は、2010年に発表された再現性のない論文にもとづいていた。

パワーポーズと言えば心理学者のエイミー・カディと思われているが、実は、論文の筆頭著者はカリフォルニア大学バークレー校のダナ・カーニーだった。そのカーニーは2016年に、パワーポージングに関する見解を変えるという声明を発表した。

彼女は何年もかけて自分の考え方を更新し、本人の言葉を借りれば、もう「『パワーポージング効果』が本物だとは信じていない」。彼女はさらに、オリジナルの実験に関するいくつかの事実(42人という「小さな」サンプルで、効果の大きさも「ほとんどなかった」)を列挙した。

 


みなさんは“パワーポーズ”という言葉を聞いたことがありますか??

“パワーポーズ”とは、「自信に満ちたポーズをとることで、実際に心に自信が湧いてくる」というものです。

具体的にいうと、顔を上げ、胸を張り、肩を後ろへ引いた姿勢です。

研究によると“パワーポーズ”を2分間とると心に自信が湧いてきます。


逆に、“ローパワーポーズ”といって、うつむき、肩を内側に向け、背中を丸めるポーズもあります。

これでは、まったくの逆効果となるので気をつけてくださいね。

 

 

ベンゾジアゼピンのことをよく分っていない人のコメント

        ↓

看護師ぐらしさん お疲れ様です(((o(*゚▽゚*)o))) 昔にデパスを長期間服用してたけど、依存は無かったです👍 (うつ寛解のため服用廃止) 現在は・・・ トラゾドン&リボトリールの併用服用 (毎日服用してない) トラゾドン単体で服用すると、むずむず脚症候群(両腕)を発現するのでリボトリールで抑えつけてます。 クエチアピン服用してたけど食欲亢進で止めたなぁー 依存は眠剤より鎮痛剤寄りです。 最初ロキソニン→カロナール→ハイペン→ボルタレン→トラマール トラマール以上の鎮痛剤となると強オピオイドの分類になるので服用出来ないため我慢シテマス😖 眠剤で依存になった事は1度も無いです😊✨

 

Tシャツに銘打たれた「投資依存症」のコピーは、自著のタイトルだ。森永氏自身が依存症であることをアピールしているわけではなく、「投資の本質はギャンブルであり、無計画な資金の投入はリスクが大きい」と説いた「脱・投資」のメッセージである。

 

 

子どもの発達障害を精神科医療につなげるアンケート

    ↓

こんにちは🍁ご訪問ありがとうございます🌰

先ほど、子どもの健康診断の問診票を記入していましたが、以下の質問項目が医療とは思えないものだったので、共有します😮‍💨※原文を少し変えています。

😈近所に友だちはどれくらいいますか?→近所に友だちがいなくて、何が問題なのでしょうか?ちなみに、私は近所に親戚はいますが、友だちがいないのでアウトになってしまいますね(笑)

😈主な遊び相手は誰ですか?→何で見知らぬ人に教えないといけないんですか〜?🤪

😈特にこだわる遊びはありますか?→あったら、何か問題があるのでしょうか?ちなみに、私はブログで精神医療批判をするのが好きです(笑)

😈以下の行動はありますか?
集団行動が取れない、落ち着きがない、怒りっぽい、周囲の人に無関心、反抗的
→これに当てはまる人、沢山いると思います😱私は、大事なイベントの前は落ち着けませんし、嫌いな上司や近所の爺さんに切れたことがあります。また、周囲の人ではありませんが、芸能人にはさほど興味はありませんし、精神医療従事者には常に反抗的です(笑)

一応、私は無難な回答をしましたが、こんなアホらしい健康診断の問診票にバカ正直に記入すると、児童精神科医という悪魔に捕まる恐れがあるため、お子さんのいらっしゃる皆様は十分に気を付けてください⚠️

 

 

早寝早起きは健康の源」などと、睡眠の時間にとらわれている人は多い。しかしそれこそが早死にを招いているかもしれない。国立研究開発法人国立精神・神経医療センターの吉池卓也さんが言う。

「睡眠で得られる『睡眠休養感』は時間だけでなく質にもよります。そもそも加齢とともに睡眠時間が減るのは自然現象で、平均値をとっても45才では6時間半、65才を過ぎたら6時間以下です」

東京都立足立病院院長の内山真さんもこう解説する。

「OECDなどの調査で日本人の平均睡眠時間は7時間22分と加盟国の中でもっとも短いと分析されていますが、6~8時間が最適な睡眠時間と考えられ6時間でも支障はありません」

逆に寝すぎが病気のリスクを高めることも。RESM新東京睡眠・呼吸メディカルケアクリニック副院長の下浦雄大さんが指摘する。

「睡眠時間が長すぎることで血管に負担がかかり、6時間以下の睡眠より死亡率が高くなるという研究があります」

 

血圧について

   ↓

シドニーオリンピック・女子マラソンの金メダリストとして有名な高橋尚子さんは、心拍数が30回台だったと聞きます。普通の人が、だいたい60〜75回ですから、心臓のポンプ力が相当強いということ。当然、血圧もかなり低いことでしょう。それが高橋さんの血圧の個性。もともと心臓が強く、血管も柔らかく血液が流れやすいからこそ、42・195キロもの長距離をあれだけの速さで走れたのだと思います。

ですから私たちも、降圧体操を行ってNO(エヌオー:血管内で発生し、血管を柔らかくする物質)の分泌を増やせば、しなやかな血管を手に入れることができるのです!

写真/shutterstock

『薬も減塩もいらない 1日1分で血圧は下がる!』(講談社)

加藤雅俊

2023/11/17

968円

160ページ

ISBN:

978-4065340165

ノーベル賞受賞理論を実践し、

「シンプルな体操で、血圧を下げる」と話題を呼んだ人気書籍が、

待望の新書化です。

【血圧は簡単な体操で下がる!】

血圧を下げるには、薬を飲むか、減塩するしかない……そう思っている方がほとんどでしょう。でも実は多くの場合、血圧は簡単な体操だけで下がるんです!

血圧が高くなる大きな原因のひとつに、血管が硬くなることがあげられます。そこで最近注目されているのが、血管を柔らかくする物質NO(一酸化窒素)です。NOにその働きがあることを発見した研究は、1998年にノーベル医学・生理学賞を受賞しています。

このNOの分泌を効率よく増やす体操を、薬剤師/薬学研究者で予防医学の第一人者である著者が考案。年齢、体力を問わず誰にでもできる簡単な体操を、本書で公開します!

最高血圧が「年齢+90」以下なら正常とされていた60年代…実は科学的根拠の信頼度が低い現代の基準値「140/90」にこだわる危険性© 集英社オンライン 提供

 

世界中でワクチンをまだ大々的に打ち続けているのは日本だけです。

 

WHOも2022年の段階で

「普通の人の追加接種は推奨しない」と発表しています。

 

欧州連合(EU)の医薬品規制当局は、

新型コロナウィルスワクチンの追加接種を頻繁に行うと、

免疫系に悪影響を及ぼす恐れがあると警告している。

 

ここ数年の日本の超過死亡数の増大は異常です。

 

どんどん日本人は人口を減らしていっている。

 

昨年末にステージ4のすい臓がん闘病を公表し、後に詳細な検査で、原発不明がんであることが判明した。それでも、沖縄旅行に行ったり、執筆活動やメディア出演を続けるなど、精力的な活動を行っている。  一方、パーソナリティーのフリーアナウンサー有働由美子は、母をがんで亡くしている。「余命と言われた瞬間、がくっと力がなくなったというか、もうぼんやりしちゃって」と振り返り、「余命と言われてから、本も書くわ、沖縄に行くわっていう、そのエネルギーはどこから出てくるんですか?」と、森永氏のアグレッシブさに驚いた。  森永氏は「気持ちなんだと思うんですよ」と答え、「がんというのは、がん細胞と免疫細胞が体の中で戦う。関ヶ原(の戦い)みたいなのをやっているんです」と、がん闘病を独特な表現で説明した。  その上で、10人以上の医師に聞いた話として、「免疫細胞が活性化する理由の、少なく言う人でも3割、多く言うお医者さんだと5割くらいは、“前向きな気持ちだ”って」と続けた。  自身の正確な病状は、原発不明がんの終末期で、要介護3だという。「つまり、部屋に閉じこもっていなきゃいけない状態なんですけど、ダメだダメだダメだと言っていると、本当にダメになっちゃう」。そのため、8月には13冊の本を執筆するという反抗を試みたという。「8月に実験したわけです。前向きな気持ちでどうなるのかって。結構、人生で初めて、30日間、完全徹夜ぶっ続けだったんです。毎日徹夜。ちょっと仮眠を取るというか、寝落ちは2、3時間ずつしてるんですけど、ずーっと書き続けました」。そして、「その前後の診断結果を見ると、むしろ健康になっていっている」とも打ち明け、有働らを驚かせた。  闘病中の食事内容については、医師やがん経験者の間でも意見が二分されるという。「“いわゆるヘルシーな食事、低糖質で高タンパクの野菜中心というのをすべきだと。がんの最大の好物は糖分だから”って。一方、“そんなこと言わず、アイスだの、ケーキだの、一切構わないから好きなものを好きなだけ食え”と言う人もいる」。森永氏が採用したのは、後者だった。「何の制限もしていないし、糖分もバンバン取っているんですけど、結局どっちが正しいか分からないけど、我慢するとストレスがたまって免疫が落ちるんです」といい、「私、何も我慢していないし。今もうラジオだって、何の我慢もせず、言いたいことを全部言ってる」と、ストレスとは無縁の日々を告白。一方で「テレビは全部クビになりました」とぶっちゃけ、笑わせていた。

 

で、そしたらですよ、その時、自分程度の人間に見合うような男の精子ではなく、
「この男の精子が欲しい!」って納得のいく精子がほしくなるな、私だったら。
でもそれは、別に、「優秀な遺伝子を残したい」っていうよりも、
「本当に惚れた男の精子がほしい」って感覚。
もうね、「養育費とか要らんから、精子だけください」って私が今、若かったら言いそう。

実際ね、私、元モラオの前に結婚の話が出た男性がいたんですけど、
その人「いいひと」だったけど、何がいやだったってね、

「この人の子供産みたくない」

って私は思ってしまったんですよ。すんごい強烈に思った。いい人だったけどね。

だから、私だったら、惚れた男の精子もらって、ひっそりと溺愛して育てたいなー。
そしたら私めっちゃ満足すると思う。

ちょっと脱線しますけど、そういう意味では一夫多妻制って私いいなと思うんですよね。
だって、良い男の遺伝子が優先的に多く残るはずだから。

あとね、私、性行為がしたいってあんまり思わないですね。
女性はみんなそういう気持ちあるんじゃないかと思いますけど、自分がめっちゃ若くてピチピチしてたときだったら、裸をさらしてもいいかと思いますけど、劣化していくと正直したくなくなる。なんか、そういうのが気にならないのが愛しあう夫婦なのかもですけど、私はそういうの経験してないからわからないし、ずっと風俗嬢みたいな扱いされてきたのもあって、性行為あんまり、、、いやかなり、したくないですね。

 

次に「血圧が高く」「脈拍が正常」の場合は、動脈硬化が進行しているケースが多い。誤解を恐れず、ごく簡単に説明すると、基本的に血圧は「全身に血液が行き届いているかどうか」で変化し、脈拍は「交感神経が活性化しているかどうか」で変化します。

 動脈硬化になると血管が硬くなり弾力性を失ってしまうので、心臓は全身に血液を送り出すためにより強い力が必要になります。それによって血圧は高くなりますが、血管が硬くなろうとも交感神経は活性化されないので、脈拍は正常のままです。

 また、塩分を摂りすぎた時なども、血中の塩分濃度を下げるために循環する血液量が増え、血圧が高くなります。これも体内の水分量が増えて、全身に血液を届けるのが大変になることが血圧上昇の理由であって、交感神経を活性化することにはなりません。そのため脈拍は正常のままです。

 反対に「血圧が低く」「脈拍が速い」場合は、循環する血液量が低下している可能性があります。例えば、出血をしたり、脱水症状になったりすると、血液量が減るので、血圧は下がります。すると今度は交感神経が活性化されて、一生懸命、血圧を上げようと頑張り出すのです。しかし、交感神経が活性化しても、十分に血圧に作用しない場合、血圧は低いままで、脈拍だけが速くなるというわけです。

 このように、血圧と脈拍をセットにして考えることで、血管や血液の状態をより具体的に把握できます。特に「血圧が低く」「脈拍が速い」場合は、放置すると失神やめまいなどの症状が現れるショック状態になる危険性もあるため、すぐに病院を受診しましょう。

 

睡眠薬、精神安定剤。

いわゆるベンゾジアゼピン系薬は免疫力を下げることが

わかってます。

向精神薬全般もそうでしょう。

 

ベンゾを常用してると白血球の機能が低下して、

著しく免疫力が落ちることがわかってる。

つまり、

寿命を縮めかねないのです。

 

男性は38歳の美人と28歳のフツメンでは28歳のフツメン女性を選択する傾向にある。

メロンソーダ-n6k

7 か月前

38歳年収400万の美女と年収200のフツメン28歳でも28歳選ぶ

 

子供が産める可能性を考えたら男はどう考えても20代を選択するよね。35超えた女性だとそれがキツ過ぎる

 

 

エイミー・カディ動画
     ↓

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%8C%E6%9C%80%E9%AB%98%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E5%89%B5%E3%82%8B&sca_esv=9267af3241730e66&source=hp&ei=yZKsZrezGtjq1e8P1b37uA0&iflsig=AL9hbdgAAAAAZqyg2a-OupOFWCtlXvwkoMZ-6SA4mCRO&oq=%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BA&gs_lp=Egdnd3Mtd2l6IhLjg5Hjg6_jg7zjg53jg7zjgroqAggDMgUQABiABDIFEAAYgAQyBRAAGIAEMgUQABiABDIFEAAYgAQyBRAAGIAEMgUQABiABDIFEAAYgAQyBRAAGIAEMggQABiABBiiBEiFSFAAWK5HcAJ4AJABAJgBtAGgAbMJqgEDNy40uAEByAEA-AEBmAINoAKPCqgCCsICDRAAGIAEGLEDGIMBGATCAhAQABiABBixAxiDARgEGIoFwgILEAAYgAQYsQMYgwHCAgoQABiABBixAxgEwgIHEAAYgAQYBMICEBAAGAMY5QIY6gIYjAMYjwGYAxWSBwM1LjigB9Ip&sclient=gws-wiz#fpstate=ive&vld=cid:863da29a,vid:5oUgdVVwMs4,st:0

ついに効果のある精神療法を見つけ実践して効果を体感しました。

それはハーバードビジネススクール准教授エイミー・カディ著パワーポーズが最高の自分を創るに書かれています。この著書には有名な心理学者ハーバード大学名誉教授ウイリアムジェームズのことも書かれています。



TED動画やYouTube動画にもエイミー・カディの説明を観ることができます。
検索してみてください。

それは縮こまった立ち振る舞いはストレスホルモンのコルチゾールを増やし、テストステロンの分泌が減少します。

コルチゾールが増えるということは、不安緊張を生ずるノルアドレナリンの分泌が増えるということです。
テストステロンは自信を高めるホルモンです。

すなわち、うつむいて、肩をすくめて巻き肩で、猫背で立ち振る舞うと、不安緊張が増大して、自信を高めるテストステロンが減少し、緊張して自信の無いマインドになります。
テストステロンは自信を高めるホルモンです。
女性も、副腎からテストステロンが分泌されています。

男性は逆に副腎から女性ホルモンのエストロゲンが分泌されています。

逆に胸を張り、下を向かず、対象物を観て、余裕があり、自信のあるふりをする立ち振る舞いは、不安緊張が減り、自信感情が高まります。

特に効果が期待される人は、幼少期に虐待を受けた人、学校等で虐めをしつこく受けてきた人、パートナーからDVを受けてきた人、吃音恐怖などの対人恐怖の人などです。
これらの人に共通して言えるのは、下を向き縮こまった動作が身に染みついているからです。

この胸を張り、下を向かず、対象物を観て余裕のあるパワーポーズを日常生活で何千回、何万回と本物になるまでやり続けることで、私の場合は1年3ヶ月後ぐらいには、本物になり、現実のストレスが明らかに減るという体験をしました。

 

平本蓮選手に筋肉増強剤を売り渡して使用方法を指南し、自らも筋肉増強剤を使用していた過去をもつ、総合格闘家赤澤幸則選手のコメントです。

筋肉増強剤のテストステロンが精神面に及ぼす影響を書いています。

          ↓

ちなみにドーピングしていないと未だに信じてる人や、ドーピングがどんなものかを知らない人に言っておきますが、朝倉戦でのドーピングの効果は絶大でした。

ドーピングは筋肉に作用し、目も筋肉で動くので、眼球運動にも影響を与えます。

ですので反射神経も自然とよくなります。

テストステロンが出てホルモン値が高くなり、自信満々で試合に臨め、恐怖が減り、それによって踏み込みが強くなりパンチカがとんでもなく増強されるなど、勝ち負けに大きな影響を与えます。

格闘技界隈でドーピングのことを知っている人ならわかると思いますが。単純に筋肉が大きくなって、強くなったりスピードがあがるとかだけではなく、メンタルも強くなります。

 朝倉未来さんのファーストコンタクトの右ミドルのキレは凄かったです。

朝倉未来さんは相当な想いで今回の試合にのぞんでるんだな、仕上げてきたなと思いました。

昔の平本ならそれで引いてしまっていたと思います。

平本が練習していたのは事実ですが、それ以上にドーピングの効果が目に見えてわかりました。

 

 

 

「情弱」って最近はよく目にする言葉です。

 

 

 

「情弱」とは、

情報リテラシーに関する知識能力が不十分な為に、

ネット等から有益な情報を十分に得られない人。

 

得たとしても適切に対応できない人。

 

のことを指して表現する言葉。

 

 

知っているか知らないかの格差も人により大きい。

それと同時に、

「みんなが気づいていないことに気づく力」の有無も大きい。

 

 

「知っている」か「知らない」かが、

 格差の真因。

 

と、

「頭のよさとは何か」という本より。

 

脳科学者の中野信子さんと、

精神科医の和田秀樹氏の共著です。

 

前にも借りて読んだ本ですが、

また改めて借りて読みました。

 

「知ること」は武器になり、

「知らない」と騙される。

 

 

結局、世の中は「ものを知っているかどうか」。

 

時に「情弱」は命取りにすらなります

 

街録YouTubeのコメント

三谷さんのインタビュー、かなりいい感じです。 早口じゃないし、声も高すぎないし、落ち着いているし、人の話を聞いてます。 だから、佐倉さんの表情を見てると、話してて楽しそうですね。これは三谷さん、モテの会話術ですよ。 いつ収録したんだろう、いつの間にか、かなり改善してます。

 

 

ストレスの影響ストレスを感じているとき、脳内にはノルアドレナリンという神経伝達物質の分泌が増えるなどといった変化が生じ、交感神経の働きが高まります。交感神経の高ぶりが続くと自律神経症状が出やすくなります。つらいこと、いやなことが続いているときだけではありません。

 

 

筋肉痛の際にトレーニングは適切?それとも休むべき?

 

滋賀県長浜市にあるメディカルフィットネス“ハイブリッド”です。

筋肉痛になっているときにトレーニングをするかどうか、悩んだことはありませんか?トレーニングを始めたばかりの頃は、筋肉痛で身動きが取れないこともあったかもしれませんが、最近は筋肉痛を感じなくなってきたという経験はありませんか?その疑問について、今回は筋肉痛の際にトレーニングをしてもよいのか、そして筋肉痛のない状態でも筋肥大が期待できるのか、さらには筋肉痛の緩和方法についてご紹介していきます。

■筋肉痛とトレーニングの関係

筋肉痛があるときにトレーニングをすることはを考えたことがあるかもしれません。少しでも筋肉痛が軽い場合、「痛みが軽ければトレーニングをしても良いのでは?」と考えるかもしれませんが、結論から言うと、基本的には避けるべきです。なぜなら、筋肉痛が残っている状態でトレーニングを行うと、さらに筋肉を傷つけてしまう可能性があります。筋肉が回復していない状態でトレーニングを行うと、パワーが出にくくなり、トレーニングの質が低下する可能性もあります。また、ケガのリスクも高まります。筋肉痛がある部位は、トレーニングせずに十分な休息を取ることが大切です。一般的には、筋肉痛が残っている部位はトレーニングから約48時間~72時間(個人差があります)の間は休養をとることが効果的です。

■筋肉痛と筋肥大の関係

筋肉痛と筋肥大の関係について疑問を持つ人も多いかもしれません。しかし、筋肉痛があるからといって必ずしも筋肥大が起こるわけではありません。筋肉痛のメカニズムはまだ完全に解明されていないものの、乳酸が筋肉に蓄積して痛みが生じるという説が有力です。ただし、筋肉痛があるからといって筋肥大が起こるわけではありません。むしろ、筋肉痛を引き起こすことに集中しすぎると、ケガのリスクが高まります。筋肉は超回復によって成長します。トレーニング後に筋肉が傷つくと、回復する際に少し大きく、強くなるのです。つまり、筋肉はトレーニング後の休息時に成長するのです。

■超回復ってよく聞くけど一体なに?

トレーニングをすると筋肉が傷つきます。

この時に筋肉は傷ついた筋肉を修復するのですが、

回復する際に次、同じ負荷が来ても耐えられるように少し大きく強く回復します。

つまり、これが「超回復」です。

この超回復を繰り返すことで、筋肉が大きくなっていき、

高負荷のトレーニングができるようになり、男性は今より男らしいメリハリのある体に

女性は引き締まった体を手に入れることができるでしょう!

 

ユーチューブ動画の血圧とコレステロールに関するコメント

           ↓

私も降圧剤を医者から135なので飲むように言われて飲んでいたが、最近は下が70を切り、上が100を切りました。

それでも飲ませます。

3年越しなのでさすがに?となって止めました。

飲まなくなると頻尿が治り、追加された睡眠薬が無用になりました。

コレステロールの薬も飲ませれていましたが、今年に足が引きつり歩行困難になりました。

遠方に住む医師の友人が、コレステロールの薬は筋肉融解を起こすから、すぐに止めろと言われて止めました。

足の痛みはありません。

結果全て辞めたら。全ての問題が改善。一体何だったのか?

 

血圧を適切に保つために活躍しているのは、腎臓(じんぞう)です。腎臓は、血液の老廃物をろ過してきれいな血液にして心臓へ戻し、老廃物の他、余分な塩分(ナトリウム)や水分を尿として排出しています。体内の塩分と水分のバランスが一定になるように調整する働きです(下図)。

腎臓の働き(概略)

人の体には、血液などの体液を一定の濃度に保つ仕組みがあります。例えば、小さな梅干し10個(食塩20g相当)を食べると、濃度を一定に保つために、体液量が約2リットル増加します。この過剰に増えた水分を元に戻すために、腎臓は圧力(血圧)と時間(数日間)をかけて血液をろ過し、尿として排泄しているのです。毎日塩分を過剰に摂取していれば、それを排泄するために、常に血圧を高く保つ必要に迫られ、高血圧になってしまいます。

一方、血圧が高い状態が続くと、血液をろ過する糸球体(しきゅうたい)という組織が壊されて、腎臓のろ過機能が低下します。塩分や水分の排出が上手くいかなくなると、血液量が増えるため、これによっても血圧が上がるという悪循環が起こってしまいます。

腎臓と高血圧の悪循環

また、体液量が増えることで、たくさんの血液を押し出すために心臓への負担となり、心筋が肥大し心臓の病気の原因となります。こうした悪循環を引き起こさないためにも、普段の生活から塩分量に気を配ることが大切です。

腎臓には、塩分が不足しないように塩分を再吸収する働きもあります。血圧の変化を感知して血圧を一定に保つ手助けを行っているのです。陸上で生活するために発達した機能も、現在のような塩分過剰な生活においては、かえって仇(あだ)となってしまいます。

※2023年6月30日 一部修正

 

 

 

胃酸と胃粘膜とは

胃酸とは非常に強力な酸で、胃の中を一定以上の酸性に保ち、食物の消化の他に、食物と一緒に体内に取り込まれた菌の殺菌を行う働きがあります。しかし、胃そのものは胃酸にさらされながらも溶けることはありません。これは、粘液で胃の内側に膜を作ることで胃酸が直接触れ合わないようにして胃を守る仕組みが存在するためです。

胃酸分泌の仕組み

胃酸の分泌には、「アセチルコリン」「ガストリン」「ヒスタミン」という3つの神経伝達物質が関係しています。食事の際の「おいしい」「良い匂い」などの刺激によって「アセチルコリン」が放出され、さらに食物が胃に入ると物理的な刺激により「ガストリン」が放出されます。
「アセチルコリン」や「ガストリン」が胃粘膜にある細胞を刺激して「ヒスタミン」を放出させます。

放出されたこれらの物質が、それぞれ「受容体」と結合することで、「プロトンポンプ」に作用して胃酸が分泌されるのです。

プロトンポンプ

このように、胃酸分泌を促進するスイッチとなるのが「受容体」ですが、この「受容体」をブロックし、過剰な胃酸の分泌を抑制するはたらきがあるのがブロッカーと呼ばれる医薬品です。

M1ブロッカー配合「ガストール」製品情報矢印

胃腸薬(胃薬)の種類や選び方矢印

胃酸過多による胃への影響とは

胃酸が必要以上に分泌される状態が「胃酸過多」です。
胃への攻撃因子である胃酸と、胃の防御因子である胃粘膜の作用のバランスが崩れて攻撃因子が優勢になると「胃酸過多」となり、胃酸によって胃粘膜が傷つけられてしまい、胃炎や胃潰瘍などにつながります。

胃痛の原因矢印

胃酸過多になると、食べ物が入っていない空腹時にも胃酸分泌がさかんになり、胃粘膜を傷つけ胃痛の原因になります。また胃痛のほかにも、胃もたれ、胸やけなどの症状を起こします。食べ物との反応で、げっぷが出やすくなったり、胃酸が食道まで上がってきたりする胃酸逆流などが起こったり、それが原因で口臭が起こることもあります。
空腹時や夜間、早朝に、胃が痛くなる、胸やけやげっぷが出る、胃酸逆流などの症状があったら、胃酸過多を疑いましょう。

 

 

4年前に向精神薬の後遺症で手足が痺れてると

書いてましたが、

その後ずっーと痺れたままです😅

 

そしてストレスが加わると、

この痺れはすごーく強くなるんです。

 

もはやこの痺れは治らないでしょう。

 

ちなみに、

減ってしまったGABA受容体も増えることはないそうです

GABA受容体が減ってるということは、

ストレスに弱い脳になってるということでもあります。

 

 

最近、

そのことを痛感する出来事もありました。

 

また落ち着いたらブログに吐き出しまーす😆

 

 

腰椎椎間板ヘルニアと内視鏡手術

 

1)腰椎椎間板ヘルニアとは

良く知られていることですが、背骨(椎骨)の間にあるクッションの役目をする軟骨組織を椎間板と言います。この一部に切れ目が入って椎間板組織の一部が神経組織に向かって飛び出して、実際に神経を圧迫し、足の強い痛みや麻痺が起こる状態を腰椎椎間板ヘルニアと呼びます。

よく、腰が痛くてMRIを撮ったところ、椎間板の変性が見られたということで腰椎椎間板ヘルニアと診断されたとおっしゃる患者さんがおられます。しかしこの病態までヘルニアと診断してしまっては、治療計画が立てられません。

まず腰椎椎間板ヘルニアの診断をつけなければならないわけですから、

治療につながっていくための病名として腰椎椎間板ヘルニアを診断するには

「変性した腰椎椎間板組織により神経組織が前方から圧迫され、下肢の痛みや麻痺を来した状態」と定義しましょう。

ここで取り上げる腰椎椎間板ヘルニアは上記のように限定された病態であり、「椎間板組織の変性のために時々坐骨神経痛を伴うこともある腰痛を来したもの」は単に腰椎椎間板障害と呼びます(ここでは)。

2)自然経過(つまり放っておいたらどうなるか?)

きちんとした数字はまだ出ていませんが、私の印象ではヘルニアの6-7割は自然に消滅すると思われます。人間の身体の中には壊れた部品を分解して、修復する能力があります。この壊し屋の一つはマクロファージという細胞です。人間の身体の一部が壊れると炎症という反応が起こり、そこには血管内からマクロファージが集まってきます。この細胞は壊れた組織を攻撃し、最後には飲み込んでしまって、自ら消滅します。この機構がヘルニアを消退させていると考えられています。しかし、理由はわかりませんが、この破壊-再構成が起こらないことがあり、それらが治りにくいヘルニアだと考えられます。我々は、ヘルニア発症から、(患者さんが我慢できれば)3ヶ月間はできるだけ手術をしないようにと考えています。この間は痛み止めの治療を行うべき期間と考えます。

 

 

統合失調症の患者が「幻聴」を聞いてしまう脳のメカニズムが明らかに

思考や行動にまとまりがなくなる精神疾患である統合失調症の患者には、幻覚や妄想などさまざまな症状が現れます。統合失調症患者の中にも幻聴がある人とそうでない人が存在するとのことで、中国の研究チームが「統合失調症患者が幻聴を聴くメカニズム」を明らかにしました。

Impaired motor-to-sensory transformation mediates auditory hallucinations | PLOS Biology

 

https://journals.plos.org/plosbiology/article?id=10.1371/journal.pbio.3002836

 

 

統合失調症の患者が「幻聴」を聞いてしまう脳のメカニズムが明らかに

What happens in the brain when a person with | EurekAlert!

https://www.eurekalert.org/news-releases/1059425

Scientists Identify Brain Signal Disruptions Behind Voices in Schizophrenia : ScienceAlert

https://www.sciencealert.com/scientists-identify-brain-signal-disruptions-behind-voices-in-schizophrenia

中国の上海交通大学医学部の神経科学者であるFuyin Yang氏らは、統合失調症患者が幻聴を聞くメカニズムについて調べるため、「幻聴のある統合失調症患者20人」と「幻聴のない統合失調症患者20人」の脳を調べる研究を行いました。

被験者となった統合失調症患者はいずれも抗精神病薬を服用しており、実験期間中は安定した状態にありました。また、研究チームは過去に収集された「統合失調症ではない人々のデータ」を、対照群として分析に用いたとのことです。

実験では、被験者に対して短い音節を聞かせて、それから同じ音を話すように求めました。この際の被験者の脳活動データを分析し、幻聴のある被験者とそうでない被験者の間にどのような違いがあるのかを分析しました。

 

統合失調症の患者が「幻聴」を聞いてしまう脳のメカニズムが明らかに

分析の結果、「統合失調症ではない人」「幻聴のない統合失調症患者」「幻聴のある統合失調症患者」の間に、それぞれ明確な違いがあることが判明しました。

被験者の脳内では「音を聞く」という感覚刺激の処理が行われた後に、音を発する準備が行われます。この際、統合失調症ではない人の脳では、自分が発する予定の音の認識を抑制する「corollary discharge(随伴発射)」という信号と、体に対して音を発するように指示する「efference copy(遠心性コピー)」という信号が生じます。

 

統合失調症の患者が「幻聴」を聞いてしまう脳のメカニズムが明らかに

しかし、すべての統合失調症患者では、自分が発する音の認識を抑制する「随伴発射」が失われてしまいました。これにより、統合失調症患者は自分が話した音を「外部から聞いた音」として認識しやすくなってしまうとのこと。この現象は統合失調症のマウスでも確認されているそうです。しかし、幻聴のない統合失調症患者では、遠心性コピーは正常に機能していました。

統合失調症の患者が「幻聴」を聞いてしまう脳のメカニズムが明らかに

一方で幻聴のある統合失調症患者では、遠心性コピーが通常よりも強化されてしまい、自分の口から発するつもりがない「頭の中の発話」に対しても生じました。この随伴発射の低下と遠心性コピーの強化が組み合わさることで、統合失調症患者は頭の中の「内なる発話」を外部から聞いた音だと思い込みやすくなり、それが「幻聴」の原因となっている可能性があると研究チームは結論付けています。

 

統合失調症の患者が「幻聴」を聞いてしまう脳のメカニズムが明らかに

研究チームは、「幻聴に苦しむ人々は、外部刺激なしで音を『聞く』ことができます。脳内の運動系と聴覚系の間の機能的接続の障害は、空想と現実を区別する能力の喪失をもたらします」と述べました。

 

 

眠りは多くの動物の生存に欠かせない活動

では、あらためて動物はなぜ、眠るのでしょうか?

一つの可能性は、脳が活動するときに出る老廃物を取り除くため。

もう一つの可能性は、脳が活動する際に使った栄養素を補給するためです。

「可能性」としたのは、睡眠が生物にどのような効果をもたらしているのか、確かなことは、科学においていまだ判明していないからです。

ただ、睡眠が生き物に欠かせないものであることは、「眠らせないようにした動物がすべて死んでしまう」という研究結果から明らかに示されています。

現在は、倫理的にあり得ない実験ですが、20世紀のはじめごろ、フランスのアンリ・ピロリンは、犬を眠らせないようにしたらどうなるか断眠実験をしたのです。

すると、7日から10日の間に、実験の犬はすべて死んでしまいました。犬の脳に、特別な異常は見つかりませんでした。しかしほかの動物でも検証した結果、やはり眠らせないようにした動物はすべて死んでしまいました。

このことからも、眠りが多くの動物の生存に欠かせない活動であることは明らかです。

歴史的に拷問の方法として用いられた「断眠」

そして、人体による“検証”も、実は古くから行なわれています。

そもそも「断眠」は、歴史的に「拷問」の方法として用いられてきました。つまり、人は眠ることができない状態が長く続くと苦しくなり、また、意志が弱くなり、自白をさせやすくなることが知られていたのです。

昭和の時代のテレビドラマや映画などでは、警察署での取調べの際、朦朧となった容疑者が「眠らせてください!」と懇願する姿が描かれることもありました。

もちろん、人権上、そんなことが許されるわけがありませんが、戦前は行なわれていたそうです。ナチスも、断眠を拷問の手法に取り入れていました。

科学的な意味での最初の「断眠実験」は、1898年に行なわれています。

3人の男性が90時間、眠らないようにさせられたところ、集中力がなくなり、さまざまなテストの点数が悪くなり、幻覚に襲われるようになります。ところが、実験終了後、彼らは12時間眠ると、すべての症状はなくなりました。

眠っていると自覚していなくても、脳の一部はきちんと眠っている

1955年、ラジオ番組の司会者だったピーター・トリップという人物が生理学者と協力し、自らが被験者となる長時間「断眠の実験」をすることにしました。

彼はニューヨークのタイムズ・スクエアに立ち、のべつまくなし、不眠で話し続けます。トリップは200時間起きていたのですが、4日目ころから幻覚や妄想が出はじめ、次第にそれが激しくなりました。

このときの彼の脳波から、起きているにもかかわらず、ときどき2~3秒間続く睡眠波が測定されました。この現象は「マイクロスリープ(微小睡眠)」と名づけられ、この波の存在は、人間を完全に断眠させることは難しいことを示しています。

201時間の断眠を経験したトリップですが、実験を終えて、13時間眠ったあとは完全に回復し、幻覚などはまったくなくなりました。

また、ギネスブックに載っている断眠の世界記録保持者、英国のモーリン・ウェストン婦人は、1977年に449時間、つまり18日と17時間も眠らずにいました。彼女も幻覚を訴えましたが、その後10時間眠ると、完全に回復しています。

このことから、断眠によって体内から失われる物質や、逆に溜まる老廃物質があったとしても、約10時間の睡眠をとることで、脳の機能は回復すると考えられます。

そして最近の研究では、「私たちが眠っていると自覚していなくても、脳の一部はきちんと眠っている」ことがわかっています。

この「脳の一部が眠っている」状態のとき、脳に溜まった物質は分解されると考えられます。つまり、眠れない状態が続いていたとしても、私たちの脳内では「眠っている場合に行なわれる回復作業」が、ちゃんと行なわれているのです。

このことは、「眠れないこと」に悩む人にとって、朗報かもしれません。

110万人調査でわかった「睡眠と健康の相関関係」

睡眠についてもっとも興味を持たれている問いは、「寝不足の日は、仕事や勉強の効率が悪くなるのではないか?」というものと、「自分は4時間くらい眠れば十分なのだが、もっと眠らないと体に悪いのだろうか」というものです。

つまり、「眠れないこと」や「睡眠時間が短いこと」が、日常の生活のパフォーマンスに与える影響を、みんな心配しているわけです。

日常生活に支障をきたすようであれば、「健康を害すのではないか」とか、「病気の原因にもなるのではないか」という心配にもつながってくるでしょう。

そこで2003年に発表された、睡眠時間に関する研究結果を紹介しましょう。アメリカのカリフォルニア大学サンディエゴ校と日本の「対がん協会」が共同で行なったものです。

30〜104歳の約110万人を対象に、睡眠時間によって、どれくらい死亡率が変わるのかを調べるため、年齢や食習慣、運動、病歴、喫煙歴などの要因も考慮し、6年間にわたる追跡調査を行ない、睡眠時間が健康にどれくらい関わっているかを検証しました。

6〜7時間の人より8時間睡眠の方が死亡率が高い

検証の結果、理想とされる一日8時間睡眠の人の死亡率は、なんと6〜7時間の人よりも1割くらい高くなりました。さらに、8時間以上の人と5時間の人を比べると、8時間以上の人のほうが高い死亡率を示していたのです。

8時間以上の睡眠は、体に悪いのでしょうか?

この実験結果だけで安易に結論を出すのは危険であり、研究グループも「なぜ、長く眠る人たちの死亡率が高いのかわからない。6~7時間の睡眠で健康状態がよくなるのかどうか、これから研究したい」と述べています。

さらに、不眠で悩んだ経験のある人の死亡率を、不眠を経験したことのない人と比較したデータも紹介されています。その結果は、不眠の経験のある人の死亡率は、そうでない人とほとんど変わりなかったのです。

不眠で悩んだ人の多くは、実際の睡眠時間は当人たちが思うほど減ってはいませんでした。よって、不眠症だったわけでなく、多くはうつ状態であったと研究グループは指摘しています。

ただ、睡眠薬を飲んでいる人の死亡率が高かったことは指摘されています。睡眠の不足よりも、薬のほうが健康に悪影響を及ぼすことは、データ上から確かなようです。

寿命を延ばす3つの要因

日本での研究も紹介しましょう。1990年から97年にわたり、新潟大学が地方に住んでいる60~74歳までの440人の男性と625人の女性について、生活習慣と寿命の関係を調べました。

そして、寿命を延ばす要因は、「一日7時間以上の睡眠」と「一日1時間以上の歩行」、そして「生きがいを持つこと」の3つであると報告したのです。

つまり、7時間くらいの睡眠がもっとも体によく、寿命を延ばすということ。8時間以上の場合はどうかという点を除けば、これはアメリカでの研究とも一致した結果といえます。

では、一日4~6時間の、短い睡眠の人は、どうしたらいいのでしょうか? その場合も、あまり気にする必要はありません。

実は「睡眠時間の短さが健康に悪影響をもたらした」とされた人は、仕事や家庭の事情で、もっと眠りたいけれども、短時間の睡眠を余儀なくされた人たちだったのです。

本来ならもっと長い睡眠時間が必要なのに、その時間がとれない自覚のある「慢性的な睡眠不足にあった人たち」ということです。

ですから短い睡眠時間でも、本人が睡眠不足だと感じていなければ問題ありません。逆に、長い睡眠時間を必要とする人でも、それで日々の状態に問題がなければ、いいのです。

7時間以上の睡眠が健康を害することは、現在は証明されていません。実際、アインシュタイン博士などは、10時間の睡眠を習慣にしていたのです。

ただ、長時間眠っても寝足りないと感じているケースや、先に述べたように、抗うつ剤や睡眠薬を飲んでいるために長く眠っている場合は、必ずしも健康的な睡眠とはいえません。

 

 

おはようございます。
22年間飲み続けたリボトリールを1年6ヶ月で断薬し、現在断薬して、1年5ヶ月を経過した余裕のよっちゃんKYです。

GABAがGABA受容体に結合すると、イオンチャンネルが開き、そこに塩化イオンが流れ込むことで、ノルアドレナリンの分泌が抑制され、不安、緊張、怒りが静まります。

交感神経末端からノルアドレナリンが分泌されることで、不安、緊張、怒りという感情が出ます。

ベンゾジアゼピン受容体にベンゾジアゼピンが結合すると、ギャバ受容体と合体しやすくなり、ギャバ受容体とベンゾジアゼピン受容体が複合体になります。

複合体になったギャバ受容体はより頻繁にイオンチャンネルが開くようになり、更に多量の塩化イオンが流れ込むことで、よりノルアドレナリンの分泌を抑制し、より不安感が減少するという作用機序です。

パチンコの確変時にチューリップが頻繁に開いて、貯玉が減らないのと同じイメージです。

ADHDは前頭葉のドーパミン受容体が少ないことが分っています。
それで、ドーパミンを増やすコンサータを飲むことで、一時的に血流が良くなり、ドーパミンが増えて、前頭葉のドーパミンがドーパミン受容体に結合する数が増え、ADHDの症状が改善するという仕組みです。

GABAそのものを増やす薬は、てんかんや双極性障害の気分安定薬で使われるデパケンです。

麻薬問題が多いアメリカでは、麻薬はドーパミンを増やすので、ドーパミン受容体が減少します。
アメリカの研究では、ドーパミン受容体を増やすには、筋トレが有効とのことで、私は腕立て伏せをやっています。

ベンゾジアゼピンも2010年にイギリスのネイチャーという雑誌で、腹側被蓋野から側坐核にかけてドーパミンが増えると報告されています。
若者がデパスを飲んでハイになる遊びをするのも、デパスがドーパミンを増やすからです。

ドーパミンはドーパミンだけでは作用せず、ドーパミン受容体に結合して、意欲や快楽という感情が発生します。

ベンゾジアゼピンを止めてもGABA受容体が増えないというのは困りますね。
雅子さんが、ベンゾジアゼピンを断薬した直後の時より、今のほうが、漠然とした不安感が減少したとなれば、GABA受容体が増えているということになりますが・・・

 

 

追伸
手足の痺れがあまり良くならないという症状はGABA受容体が増えないというよりも、脳に何らかの機能障害が起きているということかもしれないです。

私の場合、大うつ病が再発した時、ラミクタールはうつを予防すると言っていたのに、うつ病が再発したではないかと失望し、一時的にやけくそになって重いダンベルを上げ下げしたら、指が酷い、腱炎、腱鞘炎、手根管症候群になり、現在11年6ヶ月という長い年月を経過しましたが、少しづつ良くなって、6割ぐらい良くなったという感じです。

今でも腫れて、指が変形していますが、痛めた時と比べて指の腫れと変形は、明らかに良くはなっているのは事実です。
他にも、胸が半年痛く、両肩が1年痛かったです。
まさかこんなになるとはビックリしました。

雅子さんの手足の痺れも。5年、10年単位で改善していくのが分る回復スピードなのかもしれないですね。

【謎を解け】あの「サインバルタ」の正体とは?うつ病・痛み改善薬の真実を徹底解剖!【薬剤師が解説】 (youtube.com)

 

 

サインバルタがうつを改善する要因は前頭前皮質限定でドーパミンが増えるからです。

 前頭前皮質にはドーパミントランスポーターが無く、ノルアドレナリントランスポーターがノルアドレナリンとドーパミンの再取り込みを兼務しています。

 その為、前頭前皮質限定で、ノルアドレナリンとドーパミンの両方が増えるのです。

 ノルアドレナリンが交感神経末端から分泌されることで、不安緊張を生じます。 ドーパミンは意欲や快楽をもたらします。

 ノルアドレナリンの不安緊張で過覚醒になってドーパミンで意欲が高まるというイメージです。

 

 うつ病はセロトニン不足から起こるという説は最先端の学者間ではすでに信用している人はいなくなりました。

 30年ぐらい前の精神科医が書いたうつ病の著者には、なぜ抗うつ薬が飲んだらすぐには効かず、2週間後ぐらいから効果が現れるのか疑問を呈する記述が多かったのに、今の精神科医はそのような疑問さえ持たないようです。 

 

うつ病には2種類あって、ドーパミンの不足で起こるうつと脳の炎症で起こるうつがあります。

 脳の炎症で起こるうつは、ストレスホルモンのコルチゾールが大量に分泌されることで、脳に炎症が起こります。

 大量のコルチゾールやアドレナリンは免疫系と反応して、大量の炎症性サイトカインを発生させ、血液脳関門を通過し、脳の中にだけ存在するミクログリア細胞という免疫細胞が炎症を起こせと命令して脳が炎症を起こしうつ病になります。

 ストレスと疲労でうつになるのはこのためです。

 幼少期に虐待を受けた人はストレス反応が止まらないように遺伝子の働き方が変わっている為、とてもうつ病になり易い脳に変化しています。

 

 もう一つのうつはドーパミンが不足して起こるうつです。

 ドーパミンを研究している学者はドーパミン不足で起こるうつを指摘しています。

 古典的な躁うつ病は遺伝的気質から何らかの要因でドーパミンが過剰に増えたり減ったりすることで起こると思われます。 

 

ベンゾジアゼピン系は2010年イギリスのネイチャーという雑誌で、腹側被蓋野から側坐核にかけてドーパミンが増えることが報告されています。

 耐性が出来ていない人に高力価のリボトリールなどのベンゾジアゼピンを飲ますと、ドーパミンが増えすぎて躁になります。

耐性ができるとは、例えばドーパミンの場合、ドーパミン受容体が減少する、ドーパミンがドーパミン受容体に結合する親和性が低下することです。

 リスパダールはドーパミンを減らす為、うつになります。

 このように向精神薬を飲み続けると、薬剤性の双極性障害2型が出来あげるのです。

 

 薬剤性の双極性障害2型になっているということに、気づかない患者本人や医師はとても多いです。

 原疾患のうつや躁が出ていると勘違いしているということです。 

心療内科の患者の中には古典的な双極性障害の患者と薬剤性の双極性障害の患者がいるということです。

 ドーパミンが増える薬剤や麻薬を飲んでいると、ホメオスタシスが働き、ドーパミン受容体の減少が起きうつになります。

 覚醒剤が切れるとうつになるのはこのためです。

 

 ドーパミンなどの神経伝達物質はドーパミンだけでは作用せず、ドーパミン受容体(レセプター)に結合することで意欲という作用がでます。

 抗うつ薬と睡眠薬や抗不安薬はセットで処方されますので、ドーパミンが増えることで、ドーパミン不足のうつに効果が現れると思います。

 ドーパミントランスポーターとドーパミンレセプター(受容体)は別物です。