福岡からの手紙 -34ページ目

断酒

今週は月曜日から金曜日まで忘年会の連続でした。

いろんなところでいろんなものを食べたので、何が原因かわかりませんが、食あたりに合いました。

水曜日からお腹の調子が悪くなり、木曜日から熱が出ました。

というわけで、水曜日からの忘年会は酒を全く飲まず、ウーロン茶だけで過ごすことに…

これがなかなかいい経験でした。



酒も飲まず食欲もないとなれば、ウェイターに徹するか話をするかしかありません。

グラスの空いた人に酒をついで回ったり、ポツンと一人になってしまった人のところに行って話し相手になったり…

おかげでいつも以上にいろんな人と話をすることができました。

特に、今までほとんど話をしたことがなかった人と、二人で1時間以上も話ができたのは有意義でした。その人の新たな一面を発見することができました。



忘年会はコミュニケーションの場です。

酒は人をリラックスさせ、コミュニケーションを円滑にするための道具です。

私みたいに普段から饒舌な人間には、酒は必要ないのかもしれませんね。その方がコミュニケーションがうまくいくような感じもします。



私の上司は体質的に酒が一滴も飲めません。しかし宴会は大好きで、本当にいろんな店をよく知っています。

本人いわく、宴会の雰囲気が好きだからとのことですが、その心は「宴会に酒は必要だが自ら飲む必要はない」ということなのでしょう。

我が上司の偉大さに改めて気が付いたのであります。

親の心子知らず

昨日の忘年会&新人歓迎会で、嬉しいことがありました。

先日、私が説教をして涙ぐんでしまった彼女が、私のところに酌をしに来てくれたのです。


今年一年世話になったスタッフに酌をしながら歓談していると、私の名前を呼ぶ声が…

振り返って見ると、彼女が笑顔でビール瓶を手にしていました。

「今年はお世話になりました。」
「来年もよろしく頼むよ!期待してるから」

たったこれだけのやり取りでしたが、今までのモヤモヤが一瞬にして消え失せてしまいました。


それにしても、あの天真爛漫な笑顔はどこからやって来るのでしょう?

ちょっと言い過ぎたかかもしれないな…
と気を揉んでいたこっちのことなど、まるでお構いなし。

親の心子知らずというか、上司の心部下知らずですね。

しかし、今回はその無邪気さに救われました。


やっぱり持つべきものは、愛すべき部下ですね。

部下に対しては何かと気を遣いますし、プロジェクトの打ち上げの時などはお金も使います。

しかし、すべての苦労が報われる瞬間が、いつかは訪れるものです。

この瞬間があるから、仕事にのめり込んでしまうんですね。完全に仕事中毒です。

これを機に、彼女も人間として大きく成長してくれることでしょう。



君の上司で本当に良かったよ、俺は!

ありがとう、俺の部下でいてくれて!

新入社員

今日は事務所の忘年会と新人歓迎会を兼ねた立食パーティーが福岡市内のホテルでありました。

うちの事務所は国家試験に合格して入社してくる人が多く、合格発表後の12月は新入社員を迎える季節なのです。

今年は20人の新人が入ってきました。
事務所全体で250人くらいですから、一大勢力ですね。



会場で、今年一年世話になったスタッフに酌をして回っていると、後ろの方から彼らの歓談の声が聞こえてきました。

新人の男3人、どれだけ多くの酒を飲んで、どんな失敗をしたかという武勇伝を自慢げに語っているようでした。




そうか、君たちは結構酒が行ける口か?
それは楽しみだな。

けど、飲み会で酒を大量に飲むというのは、そんなに格好いいものか?

周りを見てごらん。
タバコ吸っている人が目に付くだろう。
宴会が始まってから1時間くらいすると、こうなるんだよ。

なぜだか分かるかい?

会話が途切れて間が持たないからさ。

本人から聞いたんだから、間違いないぜ。
俺はそういう人を何人も知ってるよ。

禁煙していた人でも、飲み会で間が持たなくて吸ってしまったという人も結構いるんだ。

酒も同じだろ?

最初はおいしく楽しく飲んでいたかもしれないけど、間が持たなくなって惰性で飲み続けたなんてこと、あるんじゃないか?

俺にも覚えがあるけどさ…

会話が弾んで楽しかった宴会では、酒なんてそれほど飲んでないもんだよ。


ほら、あそこに飲みたくもない酒を飲んでいる人がいるだろう。

行って酌して来いよ!

飲ませるんじゃなく、話をしてくるんだぜ!喜んで話し相手になってくれると思うよ。

大丈夫だよ!
新人なんだから自己紹介から行けるだろ?
この手が通用するのも今のうちだぞ!




今の私は、彼らのように、惰性で酒を飲み続けることはなくなりました。

どんな人が相手でも、それなりに会話が楽しめるようになったからです。

しかし、飲み会の席で一方的にしゃべってしまい、周りの人を退屈させて余計な酒を飲ませているかもしれません。

だとしたら、本当に迷惑な話です。

もしかしたら、あの新人君たちは、人の話をよく聞くいい奴なのかもしれません。

忘年会シーズンはまだまだ続きますが、人に余計な酒を飲ませないようにしたいものです。