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心のお話と雑記ブログ 

心理のお話などを独断と偏見も交えてお話します!!

 
 
最近、この本を読み返しました。(何度読み返したか、記憶にないぐらいですが)
 
つくづく「良書」だと思います。
 
手元の広辞苑では良書とは、「よい書物」「有益な書物」とあります。
まさしくこの本は「良書」でしょう。
 
ただし、「多くの場合、カウンセリング経験のある専門家にとって」という注釈は必要かもしれません。
 
なぜならば、ここにはご都合主義の自己改善本とか啓発本の類のように「こうしたらいい」とか「こうしろ」などという「わかりやすい答え」はほとんどないからです。
よくある心理カウンセラー教則本のようにこれはダメという決めつけや常識すら凌駕していて、最終的には心理カウンセラーは自己の全人格で考え、クライアントに関わり、その中で自分の答えをだすというように「まるで心理カウンセリングそのもの」のように自分で答えをだすしかないというような文章になっているのです。
 
世の中の書物の、なんと多くに、意味のない「決めつけ」があるのだろう
 
常々、そう感じておられる方には一読をお勧めしたい本です。
 
そして、この本には故河合隼雄氏の人生経験がぎっしりと詰まっていると感じます。
かならずしも具体例が豊富ではありませんが、すべて成功失敗ふくめた経験からの言葉であり、文章ばかりに感じます。
机上だけの学習で臨床にふれていないと、全くその良さは感じられないかもしれません。
 
教科書通りにはいかない
 
そう思われている実践家向きともいえそうですが、そうでなくとも文章のあちらこちらに散りばめられた数十年の経験を読み解くのも本好きの方には一興かとも思います。
もしも面白さを感じられないのならば実践家の心理カウンセラーに尋ねてみて解説をきくとある程度その文章・言葉の意味が理解できるかもしれません。
 
文章は読みやすく、平易で、するりと頭に入ってくる。
でも、内容は簡単で軽いようで、実は極めて重い、そんな印象の本です。
 
今後も、繰り返し読み続けることでしょう。

年末からだいぶご無沙汰しております。

 

遅ればせながら、

 

あけましておめでとうございます。

 

年末は、これでもかというほどトラブル続きでした。

 

まず愛車のフロントガラスが極寒の日の朝に走行中、ヒビが助手席側から運転席側にかけて横一線に走るという珍事が起こりました。

もうだいぶ以前に高速で前方を走るトラックのタイヤから弾かれた小石でごく小さな傷ができていたのですが、暖房と外気の温度差で亀裂が一気にはしった模様。

 

車は買い替えましたが、手続きやらで時間がとられ、また十二月中盤から体調が悪化(風邪)。

陶芸制作はここ五年ほどで一番の失敗。一窯の半分以上が失敗(釉の色がうまくでなかった)。

まあ、これは油断です。

釉の調合を変えて、テストピースでうまくいったからと多くの作品に使用してしまった。

普通はせいぜい試運転で2,3の作品にしか新作の釉は使用しないのですが、「まあ、なんとかなるだろう」と高をくくったのです。

こういう時にかぎって、なんとかなりません!

おまけに成形中の作品が凍る。(工房はプレハブなので!)

電動轆轤の調子がおかしい。

 

いや、一か月たらずで周辺機器を中心に呪われているのかというほど問題が……。

 

 

ただ大晦日と三が日はお休みだったので、以前のブログでも紹介した来談者中心療法の創始者カール・ロジャーズの著作などを読み返して原点を振り返ろうなどとしていました。

 

今年は、おそらくいくつか整理をするだろうという予感があります。

ひとつは昨年から準備していたのですが、料理と自作の器のブログは別のブログで再開し、心理面はここときちんと分ける。

もう一つは、制作面。

アトリエの整理と、もうひとつ。

アート作品と器作品を自分の中で明確に分ける。

 

いささかいろいろなものに手を広げすぎて(作品出品も)、自分の中も多少混乱気味だったと反省したからです。

 

やりたいことは、まず挑戦してやってみる!

 

そのスタンスは変えませんが、今年は整理をします!

(ほんとうはアトリエの整理は年末の予定でしたが~(◑ω◑))

例えばですが、「部屋の掃除がなかなかできない」「勉強時間が確保できない」「食事の支度がなかなか進まない」など「何かができない」という場合にはいくつかの対処法があります。

 

来談者中心療法ではまずとにかくお話を聴きつつ原因を探ります。その過程でクライアントの方の心の中のわだかまりやこだわりが自然と解消されることもあります。クライアントの方からしたら自然治癒したかのように問題が解決するわけですが、もちろんこれは来談者中心療法におけるカウンセラーの3つの治療的パーソナリティーに触れることでクライアントの方の心に変化が訪れるわけです。

 

ただ、なかなか問題が解決しない方もいます。

 

特徴としては「言い訳」が多いということが挙げられるでしょうか。(もちろん批判的意味合いはありません)

 

「~だからできない」

 

そして「~」の部分にはほぼ無限にあらゆる理由が入ります。一周まわって元の理由に戻ることも少なくありません。

堂々巡りというやつです。

 

このような場合はカウンセリング(クライアントの方の問題改善)がなかなか進まないことがあります。

メリーゴーラウンドのようにぐるぐると同じ場所を回ってしまうのです。(会話上ですが)

 

こういう時やクライアントの方の心にじゅうぶん力があると判断した場合などに「やってみる」というアドバイスをすると改善することがあります。

 

多くの場合、クライアントの方は驚いて笑われます。

「やってみるって(笑)」

という反応です。

 

当然の反応です。

 

でも、詳細をお話すると納得され、その後実行されます。

 

これはいってみれば行動療法的アプローチです。

 

「まず行動を変えてしまう→それに対するフィードバックを受けて、心や考え方も変化する」

 

ただいきなり「100%完全にやること」などというアドバイスでは失敗するでしょう。

それができるならば、その方はもうやっています。

 

部屋の掃除ならば、

 

「テーブルの上だけ片づける」

「本棚だけ整理する」

 

ぐらいのレベルならやりやすい人も多いでしょう。

それも無理ならば、レベルを下げて、

 

「テレビ画面を拭くだけ」とか「リモコンをティッシュで拭くだけ」とかにします。

 

そんなの簡単!

 

ぐらいのレベルが効果が高い気がします。

 

やり始めると、意外とほかの汚れなどが気になりだします。

 

「ついでに……」

 

なんて考えだしたら、しめたものです。

部屋の掃除ぐらいならできてしまうことも結構あります。

 

要は、行動のとっかかりを低いレベルでつくるのが大事なのです。最初のとっかかり手前に「大きくて高い壁」があることも多いように思います。なぜ「大きくて高い壁」なのかというと、自分で大きく高い壁にしているのです。

自分で「大変だなあ」と感じるような工程や終結イメージは誰でも躊躇します。面倒なことは誰でもしたくないものです。

それを「簡単!」というものにしてしまい、実際に行動にうつしてしまうのです。

 

試してみてください。結構、効果があります。(ちなみに僕は何度も試しています( ´∀` )~)

 

年末も近くなり、アトリエの整理を考え始めているのが、今回の記事の発端だといま書きながら気づきました(笑)

そうです!

 

「めんどくせえ~(;´Д`)」

 

と考えているのです!

 

そろそろ「紙類だけ整理しよう」と考えることにします~(⦿ω⦿)~!