変な人 ~3人目~



片側2車線の大通りを車で走っていた。

赤信号に捕まり、最前列に止まる。

お茶を一口飲む。

グビグビ。グビグビ。グビグビ。


ブォーン!

えっ?

後方から隣の車線を走ってきた車が、赤信号なのに普通に通過していった。

黄色信号や赤に変わりそうなタイミングではない。完全に赤に変わった後だ。


あり得ん!ロッベン!

ムカムカ!


信号が青に変わって走り出す。

お?さっきの車が遠くに見えてるぞ?


スピードを上げて追いついた。

どんなヤツや!ツラ拝んでやる!

じいさんだった。


それでも まだムカムカは収まらない。


全く!近頃の若くないモンはなっとらん!

ベンツに乗っててマナー最低かよ!
軽に乗ってるオレの勝ちやな!


後になって思うと、じいさんは赤信号に気付いてなかったのかもしれないな…。


いやいや、他の車が止まってるんだから気付こうよ。

その信号無視で、自分の孫を横断歩道で跳ねちゃうかもよ?

てか、そんなに注意力が落ちてるなら免許証を返そうよ。


まぁ、スピードを上げて追いついた時にボクがパトカーに捕まっていたらボクの負けだったのだが(笑)。




変な人 ~4人目~



ボクはロードバイク乗りをみんな嫌ってるわけではない。

道の端に寄らずに、車のジャマになるような走り方をする人が嫌いだ。


ヒドい人がいた。


片側1車線で、中央線がオレンジ色の道での出来事。

そのロードバイク乗りは、車道の3分の1くらいの所を走っていた。

ロードバイクの後ろは車が渋滞してしまっている。

対向車が切れるのを待っては、1台ずつ車がロードバイクを追い越していく。


あんなアホな自転車乗りがおるから自転車乗りがドライバーに嫌われるんや!(ボクもその一人)


ムカムカする!


やっとボクがロードバイクを追い抜く順番になった。

追い抜くのではなく、右側にふくらんで並走した。そして

お前の走るべき位置はこれくらいだよ!

と、幅寄せをかましてやった。

ロードバイク乗りは身の危険を感じたのかブレーキをかけた。

バックミラーで見ると、激しく腕を振り上げて怒っていた。

自転車が走行している位置は、道の中央くらいになっていた。

前よりさらに後続車が追い抜きしにくくなっていた。

振り上げた腕をハンドルに戻しても走行位置は変わらない。

怒り心頭で道の中央を走っていることに気づいていないのか。

あるいは、ボクというドライバーへの怒りを他のドライバーへの進路妨害という形で仕返ししているのか。


2回に渡って「町で見かけた変な人」について書いたが、つまり「町で見かけたマナーの悪いムカつく人」だ。


4人目のムカつく人は、ロードバイク乗りではない。


ボクだ。


ボクの持論「自転車は車道のできるだけ端を走るべき」という考えは、人それぞれ異なる考えを持っている内のほんのひとつでしかない。

それなのにそれを他人に押し付け、あろうことか暴力を以て自分の思うようにしようとするなど、ブッシュやアルカイダと同種の人間のやることだ。

最悪の場合、大ケガをさせてしまうか、あるいは後続車の位置によっては命の危険すらあったかもしれない。


とんでもなく最低な事をしてしまった。


誰にでも良い所と悪い所があるだろう。

まれに悪い所がない人もいるが、多くの人が欠点や負の感情を抱えて生きているだろう。

それなのにブログには「オレいいヤツじゃね?」ばかり書いて「いいね!」


ボクもそうだ。


自分のブログを見ていて、「何コイツ?そんなに自分をよく見せたいの?」と気持ち悪くなる。

だから自己嫌悪した話や自分の悪い所を書いて不特定多数の人に公開するのだが、正直書いていて精神的にしんどい。

でも自分の良い面ばかり書いていくのも気持ち悪い。

今回の記事は、ハトの話に続く2回目の自己嫌悪の回というわけだ。

ありのままの自分を書くという意味ではアリなのかな。


ありの~ままの~姿見せるのよ~♪

という歌詞がウケたが、もしありのままの自分の姿を映し出す鏡があったら、そこに映るのは心の綺麗な美しい姿をした自分だと多くの人が思っているのではなかろうか?

その鏡の側には、常に救護スタッフが待機しなければならないだろう。

陰口を言う醜い姿をしたモンスターが映って、卒倒する人が続出するだろうから。

ありのままの自分の姿なんて所詮そんなもんだ。


大好きな漫画 井上雄彦の「リアル」の中のあるセリフをいつも思い出す。


「もっとマシな人間になりてぇよ。」



今回の記事にはアルカイダという言葉が出てくるから、CIAや日本の警察のテロ対策課の目に触れるかもな。

いぇ~い♪閲覧数が伸びるぜ~♪



画像は本文とは全く関係ないです。神社で出会ったすり寄ってくるぬこ。

エビスジーンズとエアジョーダンをはいている若い男性をやたら見かけるような気がする今日この頃。

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変な人 ~1人目~



最近コロッケに目がない。

小腹が空くと、コンビニやスーパーでコロッケを買って食べている。


その日もスーパーに立ち寄った。

コロッケをひとつ買うために。

惣菜コーナーの揚げ物の所で普通のコロッケはどれかな~?と見ていると、一人の若い女性がやって来た。

日本人ではなさそうだ。

東南アジアの人かな?フィリピン辺りの人かな?

その女性は、コロッケを片っ端から全種類ひとつずつポンポンとテンポ良く取っていく。

いや、全種類ではなかった。ひとつ飛ばした。

カボチャコロッケだけは取らなかった。


へぇ~と関心した。

カタカナをちゃんと読めてるんだな。

カボチャコロッケは嫌いだから取らなかったのだろう。


ひと通りコロッケを取り終わった所で女性はしばし固まった。

そしておもむろに、陳列してあるカボチャコロッケの横っ腹にトングの先っぽを突き刺した。

そして中の色を確認すると、その穴の開いたコロッケは取らずに去っていった。


びっくりした。


つまりこういうことだろう。

たしかこの文字がカボチャだったはず。

華麗にスルー!カボチャは取らない!

いや、やっぱりちょっと自信ないな。ホントにこの文字がカボチャだったっけ?

中の色を確認してみよう!ブスッ!

よし!やっぱりカボチャだった。取らない!


いい反面教師になった。

もし自分が海外生活をすることになって同じような状況になったら、自分が持っているコロッケの方にトングを突き刺して確認することにしよう。




変な人 ~2人目~



町中で休憩したくなったり、コーヒーが飲みたくなったら、客席のコンセントを自由に使っていいお店を探す。

スタバとかマックとか新築のファミマとか。

休みの日は旅をしているか、チャリでウロウロしていることが多いから、スタミナ最強のスマホを使っているし、そのスマホを3回くらいフル充電できる大容量の携帯バッテリーを常に持ち歩いているのだが、それでもコンセントのあるお店を探す。


中洲でもそういうお店を探してウロウロしていた。

おっ、あった。

タリーズコーヒーの、通りに面したカウンター席にコンセントがあるのを、通りを歩いていて見つけた。

そういう店の前を通る際は、キョロキョロのぞき込んでコンセント席をめっちゃ探す。

中にいる人に「なんだコイツ」という目でよく見られる。


タリーズコーヒーの最低料金のコーヒーは…と、やはり普通のコーヒーか。

普通のコーヒーを買って、すぐさま席に向かう。

まずはコンセント席の確保が最優先だ。
ガムシロは後。

コンセント席が埋まってしまったら、何のためにコンビニコーヒーの3倍もするコーヒーを買ったんだかわからなくなってしまう。

席を確保しコンセントにスマホをつないでから、ガムシロをゲットしに戻る。


数分前までは普通のコーヒーだったコーヒー風味の激甘ドリンクを飲んでいると、若い男性が隣の席にドサドサと荷物を下ろし始めた。

コーヒーはまだ買っていないようだ。

あぁそうか、そうすれば良かったな。

コーヒーを買う前にコンセント席を確保しておいて、それからコーヒーを買いに戻る方が利口だな。

若い男性はマックブックをコンセントにつなぎ始めた。

なるほど、さらにコーヒーを買ってる間も少しでも充電しようということか。

つなぎ終わると、今度はマックブックを何やらいじり始めた。チラッとのぞいてみた感じだと、iTunesをいじってるっぽかった。

なるほど、何か時間がかかるダウンロードをスタートしてからコーヒーを買いに行くということか。

時間効率をすごく徹底する人なんだな。

ずいぶん長くいじってる。
まだ買いに行かない。

まだいじってる。
まだ買いに行かない。

え?もしかして…。まさか…。

マックブックのコンセントを外し始めた。

うわぁ…、そっちで確定か?

外し終わると、今度はiPhoneのコンセントをつなぎ始めた。

そして長いこといじる。いじる。

隣人に対するボクの軽い関心は、その時にはすでに珍獣への強い好奇心に変わっていた。

2つのデバイスを充電し終えると、その若い男性は荷物をまとめ、平然と店を後にした。


ボクの感覚では、最低料金のコーヒーはこのお店への入場料金であり、コンセントを利用するための利用パスという認識なのだが…。


世の中には変わった人もおるもんやな~。



下の画像は本文とは関係ないです。

ボクのほか弁を狙う不届きな輩です。



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天神会場を出て、博多会場へと歩く。


昨年は天神会場がステージイベントと屋台で博多会場がステージイベントのみだったが、今年は天神会場がステージイベントとメシ屋台で博多会場がステージイベントとスウィーツ屋台となっているのだ。


最初見た時は、

「うそ~ん、博多まで行かな全部食べれんやん~」

と、げんなりしたのだが、今はお腹いっぱいで苦しくてたまらないので、博多まで歩くという軽い運動が逆に助かる。少しは消化が進んで楽になるかもしれない。


博多までは約2km。ゆっくり歩くことにしよう。



博多会場に着いた。

もう着いちゃった (´・ω・`)



着いちゃったなら満腹でも食べねばだ…!



まずはハワイのドーナツ マラサダ。

うお!うまい!

シンプルでフワフワでうまーーい!

ドーナツ大好きでよく食べるのだが、これはうまい。毎日でも食べたい。



マカオのエッグタルト。

マカオで食べて以来ずっと食べたかった。

だが、これは全然おいしくなかった。

マカオで食べたのは、出来たてのアツアツだった。

対してこれはガラスケースの中で冷やしてあった。

マカオでは確か100円くらいだったが、これは300円…。

3倍の料金を払ってやっと久しぶりに食べられたのに全然おいしくないなんて…orz



ココナッツミルクアイスクリームのマンゴーソースがけ。

今日はココナッツミルク系の食べ物ばかり食べてるな(笑)。


ココナッツミルクご飯

ココナッツミルク&タピオカ

ココナッツミルクアイスクリーム



天神会場に戻った。


ステージの大トリで、ドラムタオのパフォーマンスと一青窈のライブがあるのだ。


撮影は禁止だったので、拾い物の画像を貼ります。


タオはやっぱりスゴかった。

一糸乱れぬパフォーマンス。

めっちゃかっこいいし、壮快だ。

とにかくパフォーマンスがすごい。あれほどの水準に高めるために、一体1日にどれくらい練習しているのだろうか?

スタンディングオベーション以上に賞賛を送る方法はないものだろうか?

ジャンピングオベーション?(笑)



さぁ、いよいよ一青窈のライブ。

知らずに来たのだが、生ハナミズキを聞けるなんて超ラッキー♪

幸い雨も止んだ。

タオのステージ開始前と同様、わんさか人が集まり始めた。


ボクの隣の隣におじさんが座った。

スタッフが雨で濡れたテーブルを拭き上げていった。

おじさんの奥さんが遅れてやって来た。

おじさんは奥さんから受け取ったバッグをテーブルの上に置いた。

途端に奥さんは烈火の如く怒り出した。

「ちょっと!そんな所に置かないでよ!濡れるじゃない!」

「いやいや、たった今拭いていったんだってば。」

あぁそうだったの…と収まるかと思いきや、奥さんの怒りは全く収まらない。


おじさんがバッグを置いた瞬間がグリーンシグナル!

アクセルをベタ踏みした奥さんは0.2秒で時速100kmに達し、一気に怒りMAX!

フルスロットルで暴走特急と化す!

おじさんはこれはイカン!と、すぐに減速用パラシュート装置「イヤイヤフイテタヨ」を作動させたが、パラシュートは開くや否や遥か後方へと飛んでいってしまった。


奥さんは延々とおじさんを責め立てる。

拭いてたとしてもイヤだわよって事だろうか?

奥さんはものすごい剣幕だ。

おじさんはボクから見たら全然悪くないのに、たまにちょっと反撃するくらいでほとんどサンドバッグ状態だ。

コーナーポストに追い詰められてアリスター・オーフレイムの連打を食らうカラテカ矢部のようだ。


かわいそうで見ていられなくなって、たまらずボクも助け舟を出した。

「ホントにきれいに拭き上げてましたよ。」

全く効果なし。

舟はたちまち荒れ狂う嵐に吹き飛ばされた。



一青窈のライブが始まった。

圧巻だった。

声に力がある。

ここで言う声の力とは声量とかではない。

なんかビンビン来るのだ。

圧倒され、気圧されるのだ。

いやぁ、さすがやなぁ。

めちゃめちゃすげぇなぁ。

ハナミズキが大好きだ。

「君と好きな人が百年続きますよに」という歌詞を初めて聞いた瞬間にすぐに大好きになった。


あるひとつの歌詞で売れるの決定!って曲はありますよね。


もしも生まれ変わってもまた私に生まれたい。


負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事、信じぬく事。


生きているからラッキーだ。


生きているからラッキーだ、で思い出した。

明石家さんまは弟を火事で亡くしているそうだ。

さらに、日航機墜落事件のその便にさんまは乗るはずだったのだが、ひょうきん族の収録が早く終わったため直前でひとつ早い便に変更したのだそうだ。

ひょうきん族の収録が早く終わったって(笑)。あんなめちゃくちゃやる番組でそんな事あるのかよ(笑)。もっともっと時間かかるかと思ってたけど意外と早かったってことかな?

放送当時は、ボクの周りはひょうきん族派と全員集合派とに分かれていたが、ボクはひょうきん族派だった。

話を戻そう。

そうして、さんまの座右の銘「生きてるだけでまるもうけ」は生まれ、我が子に「いまる」と名付けたのだそうだ。

「いまる」には「今を生きる」という意味もあるらしい。

変な名前かと思ったら、めっちゃえぇ名前やん。



さらに話を戻そう。

えぇと何の話してたっけ?

そうそう一青窈のライブだ(笑)。



一青窈がステージを降りて、客席をねり歩き始めた。

みんなと握手している。

ボクのすぐ目の前にも来た。

その距離50cm。

手を伸ばせば届く距離で、息のかかるくらいの距離でハナミズキを歌っている。

それまで左手にマイクを持ち、右手でみんなと握手をしていたのだが、ボクの目の前に来た時にマイクを右手に持ち変えた。

ん?握手タイムは終わりという意味かな?左手に握手を求めるのは変かな?

ボクのすぐ目の前でしばらく止まって歌っていたが、みんなと同じように握手を求めていいものか戸惑った。

一青窈が再び歩き出した。

みんな一斉に左手に握手を求める。

一青窈応える。

しもたーー!
握手してもらえばよかった…orz

隣の奥さんもピョンピョン大喜びで握手していた。


急に雨が強く降ってきた。

傘が次々と開いていく。

一青窈を守るように傘が寄り集まり、ステージまで傘の道が出来た。

自然と出来た。

あっという間にできた。

なんかいい光景だった。


一青窈はステージまで戻ったが、上には上らない。

あと数mステージ上まで戻れば屋根があるから濡れずに歌えるのに、その手前の屋根がない所で雨に濡れながら歌っている。

皆さんが屋根のない客席で聞いて下さっているのに、自分だけ屋根のある所に戻るわけにはいかないという心意気だろうか。



素晴らしいライブだった。



隣の奥さんはまだ大興奮してキャーキャー言っている。

一青窈が目の前を歩き、目の前で歌い、握手できた事がよっぽどうれしいようだ。

すごく興奮している。きっと大ファンなんだな。奥さんの方が行きたいと言ったのだろうな。


閃いた。

奥さんに声をかけた。

「この席を選んだのは旦那さんですよね?旦那さんグッジョブですね。」

奥さんは「?」という感じになった。

ぐわ!伝わらなかったか!

「いや、さっきちょっとケンカみたいになってましたけど、旦那さんがこの席を選んだから一青窈が目の前を通ったわけで、握手もできて、旦那さん挽回ってゆうか、余りあるグッジョブってゆうか…。」

あぁしまった。
慌てて取り繕って大失敗をした。

さっきのケンカをすっかり忘れるくらい大興奮してたのに、わざわざ思い出させるような事を言ってしまった…orz

どうしていつもこうスマートにできないんだろう。

「あぁ!ありがとうございます!」

さっきの鬼の形相が嘘のような、とても明るい笑顔だった。

奥さんは持っていた袋からパンを2つ取り出し僕の手に持たせてきた。

「これ!たくさん買ったのでよかったら食べてください!」


自分ではうまいこと言ったつもりだったが、奥さんにもそう思ってもらえたということだろうか?

あるいは、見ず知らずの人に夫婦仲を心配されるなんてなんか申し訳ない、と思ったのだろうか?


雨はまだ冷たかったが、なんだかポカポカと暖かくなった。


後で食べたそのパンはとてもおいしかった。



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