思えば遠くに来たものだ
昨日、さいたまスーパーアリーナまで行って来ました。
U2のライブ、日本公演の初日。
本来なら4月4日の日産スタジアムに行く予定だったのですが、
その来日公演が延期になり、今回ようやく僕にとっての
初U2が実現しました。
前回の公演がキャンセルになってから、払い戻しになった
チケット代を、気付いたらアルコールに換えてしまっていた
僕は、今回はどうしようか少し悩んだのですが、やはり
死ぬ前に一度でいいから生で『With or Without You』を
聴いてみたいと思い、もう一度、チケットを奮発しました。
そして、1回目のアンコールの最後で、念願が叶ったわけ
ですが、ボノが歌うなか、初めてこの曲を聞いたときの
ことを思い出していました。
*
それは、当時テレビでやっていた小林克也の「ベストヒット
USA」で全米第一位の曲でした。洋楽に目覚めたてだった
高校生の僕は、なんて美しい曲なんだろうと思い、直ぐに
アルバム「ヨシュア・トゥリー」を買ってきて聴きまくって
いました。
その当時まだ新潟に住んでいた僕は、まさか自分が十数年
後に、U2のライブに行くとは想像もできませんでした。
ましてや自分が東京に出て行くことすら考えていません
でした。
「思えば遠くに来たものだ」
埼玉の地で、なんとなくそう思いました。
ライブは、月並みな言い方ですが、すごくよかったです!
『Sunday Bloody Sunday』 すごく懐かしかったです。
(画像↑)やはり、いい曲です。
夢のような時間は、あっという間に過ぎていきました。
埼玉までは少し遠かったですが、来てよかったです。
*
最後に、もう一つ思ったのが、
「Time flies like an arrow.」(光陰矢のごとし)
あれから、かなりの月日が流れました。
Where do I go?
素敵な酒屋 美味いカヴァ
昨日のブログ 日曜日(11/26)の午後のこと
*
日曜日、登戸でスーパーへ行く途中でのこと。
商店街の一角に小さな酒屋さんを発見しました。
どうせ何処にでもある町の酒屋だろうと、そのまま通り
過ぎたのですが、何か引っかかるものがありました。
気になって戻ってみると、お店の前のディスプレーに
シャンパン(ヴーヴ・クリコ他)が飾ってありました。
「このお店、一味違うかも」
入ってみると少し狭いながらも、沢山のお酒がきちんと
並べられていて、ワインと地酒がメインのお店みたい
です。
シャンパンの棚には「テタンジェ」が置いてありました。
とても繊細で有名なシャンパーニュらしいのですが、
実物を初めてみました。(いつか飲んでみたい)
これが置いてあることに、お店の人のセンスを感じました。
お酒には丁寧に辛口とか甘口とかの説明がついています。
そして、なによりもお酒の管理がしっかりしています。
シャンパンはきちんと冷蔵されているので、買ってすぐに
飲むことができます。(けっこう常温で棚に置いてある
だけの酒屋が多いです。不便)
ワクワクしながら時間をかけて店内を見てまわって、
安くなっていたランソン(シャンパン)とスペインの
スパークリング・ワインであるカヴァを買いました。
小さなお店ですが、お店の方のお酒に対する愛情が
ひしひしと伝わってきました。いいお店です。
お店を出るときは、なんか幸せな気分になっていました。
*
早速、家でこのカヴァを飲んでみたのですが、びっくり!
ぜんぜん美味いです。泡も強くて、飲み口もきりっとしていて
僕好みです。正直「カヴァ」を侮っていましたね。
値段はハーフボトルで840円(税込み)。いつも買ってた
シャンパンの半額以下の値段ですが、飲んだ感動はけっして
半減されません。今度からの普段飲みは、これに決定です。
日曜日の午後は、優雅にこれを飲みながら読書でまったり↑。
本は冲方 丁 の「マルドゥック・ヴェロシティ(1)」 というSF。
第24回日本SF大賞を受賞した前作の続編です。
またまた面白い! はまっています。
(昨日のブログの文体は、このSFの影響です。)
週末飲み日記@本厚木~
先週の土曜日は、仕事帰りにそのまま→本厚木へ。
大学時代の親友と飲み@先輩がやっている居酒屋で。
トマトチーズのお好み焼きを始め、お酒も料理も
大満足○。トークも弾みます。
(いつもありがとうございます。ご馳走さまでした!)
その後、友達の家で軽くウイスキーなんぞで
飲み直し/一泊。
日曜日の昼/帰宅。本厚木→小田急線(各停)→登戸
=座れる×読書=快適な旅→大好き。
In 30分。登戸に到着。買出しの為に駅の近くの
スーパーへ→(徒歩/途中)→酒屋を発見。
≠(訂正)素晴らしい酒屋を発見。
ランソン・ブラックラベル/フルボトル(シャンパン)
+
セグラ・ヴューダス/ハーフボトル(カヴァ)を
購入=奮発
家に着いて早速カヴァを「シュポン!」
→すげー美味しかった!
=素敵な日曜日の午後/充実した週末→◎(二重丸)
→What a Wonderful World
《Trailer》
登戸の酒屋+カヴァ→詳細は明日また。
歌を歌おう!
段々と寒くなってきましたが、今回は大学時代に
サークルでスキーへ行った時のお話。
交流のある女子短大の女の子達も一緒で、その中の
一人に、元アイドル歌手デュオWink(古!)の
相田 翔子に似たかわいい女の子がいました。
(残念ながら、その子とのロマンスの話では
ありません。)
僕は自慢じゃありませんが、その時まで一度もスキーを
したことはありませんでした。
雪国出身ですが、学校のスキー教室はいつも希望制
だったし、冬は常に寒いのに、わざわざお金を払って
寒いところに行く気がしれませんでした。
そして、あの当時はスキーはバブルの象徴のような気が
していたので、あまのじゃくの僕としては、どんなに
誘われても一生滑らないと心に誓っていました。
(本当は、ただ単に滑れないから。)
しかし、ひょんなことからサークルのスキー合宿に
参加することになってしまいました。
お察しの通り、サークルの女の子に「先輩も行きましょ」
と言われたからです。
*
スキーを滑る前のイメージ・トレーニングは完璧だったん
です。少し練習すればスイスイ滑れるものだと思って
いました。
けれど、実際のスキー場では全然、思うように滑れません。
僕は雪まみれ。反対にまわりの仲間は優雅に楽しんでいます。
*
夕方になり、打ちひしがれた気持ちを抱えながら初日は終了。
旅館へ戻るには、途中かなり急で長い斜面を歩いて登らなけ
ればなりませんでした。
スキー靴で足が固定されて歩きづらいし、スキー板は重いし、
登れど登れど全然着かなくて、僕は正直へばってました。
そこで僕は前を歩いていた、先ほど書いた相田翔子似の後輩の
女の子に「○○ちゃん、つらくない?」と息も絶え絶えに
聞きました。
そしたら彼女はこう答えました。
「××先輩、つらいときは歌を歌うといいですよ。ドラえもん
なんてオススメです」
僕は試しにドラえもんの歌を歌ってみました。
「あったまてっかてっか、さえてぴっかぴっか そおれが
どうしたー僕ドラえもん・・・♪」
なんか楽しくなってきた。。。
*
正直、彼女とはそんなに親しくはなかったのですが、
その時のやりとりは今でもすごーく憶えています。
「つらいときは歌を歌うといいですよ」
なんか、いい言葉だなーと思います。彼女はその当時、既に
他の大学の彼氏がいて、卒業してしばらくして結婚したと
人づてに聞きました。いいお母さんになってると思います。
So what?
「百年」ボトルキープ!
先日、都内某所のちょい高めなお店でのこと。
もちろん、頻繁には行けませんが贔屓にさせて
もらっています。
こちらは和食のお店で、お刺身とか天ぷらとか、
料理がとても美味しいです。
今回は特にイカのホイル焼きが滅茶苦茶美味くて
肝とのからみが最高でした。すごーく、日本酒に
あいます。
生ビール→久保田(日本酒)→久保田(日本酒)と
飲んで、かなりハッピーな気分になってくると、
調子にのってあれが飲みたくなります。
そう、幻の焼酎「百年の孤独」です。
あのマイルドな味わいはクセになります。
旦那さんにグラスをロックで注文したら、少し安く
してあげるからボトルをいれたほうが絶対いいよと
言われました。
値段はあえて書きませんが、破格です。
ネットとかで買うより全然安いです。
「飲ん兵衛」でよかったなーと思う、
数少ない瞬間です。
ボトルキープの期間は半年くらいOKだそうですが、
それまで、もつわけないです。
アフターダーク
先月、世界的な文学賞であるフランツ・カフカ賞を受賞して、珍しくメディアに登場した我らが村上春樹。その影響か、久し振りに無性に彼の作品が読みたくなりました。
すかさず、わずかに残る未読作品の中で、現在のところ最新の長編である「アフターダーク」(出版は2004年9月)を選んで購入したのですが、あっという間に読んでしまいました。本当は、モンブランの栗のように、もっと後にとって置きたかったのですが、ガマンできなかったのです。
読書後の感想は、やはり「春樹は春樹」。とても面白かったです。賛否両論らしいけど、僕は好きです。個人的な読み方なんですが、難しいことは考えずに、ただただ彼の世界にドップリ身を委ねればいいと思います。文章は相変わらず安定して上手いし、人物はいきいきと描かれていて世界観も磐石なので、その身を任せても大丈夫です。抱かれちゃって下さい。また、「ねじまき鳥クロニクル」のころから顕著になってきた「(僕的に表現すると)悪」という存在、あるいは日常に潜むエアポケット(非日常)についても抜群の現代性をもって描かれています。
ここまで読むと、この小説は今までの作品の延長線上にあると思えるかもしれませんが、明らかに違うところもあります。この小説、三人称で描かれているんです。確かに、「わたしたち」という存在がでてきますが、それは小説を読む僕らの視点のことだと思っています。ある意味、読者は物語を俯瞰する神的な存在であるといえるのではないでしょうか。もちろん、「大いなる存在」とか「宇宙人」とか個々が自由に想像して正解だと思います。
話が少し逸れましたが、それまでの村上春樹の作品は「僕」を主人公とした一人称で描かれていました。ひとつ前の長編である「海辺のカフカ」では「僕」という15歳の少年が主人公の話と、「ナカタさん」が出てくる三人称の文体が交互で話が進んでいきました。そして今回は三人称だけです。これにより、さらなる小説世界の広がりを獲得しています。
村上春樹は、いつかドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」のような総合小説が書きたいと言っていましたが、この作品は、そのための新たなる一歩だと思います。そして、その総合小説が書けた暁には、村上春樹自身は興味ないでしょうが、大江健三郎に続く某賞の受賞も夢ではないでしょう。少し大袈裟ですが、僕は彼と同じに時代に生きれてラッキーだと思っています。
最後に蛇足ですが、よくよくこの小説を思い返してみると、今回は直接的なセックスシーンがひとつも出てこなかったですね。もちろん、ラブホテルとかの舞台設定はありますが、村上春樹としては、これはとても珍しいことです。
(僕も少し文体を変えてみました。Sorry!)
女の子は世界を救う!?
今朝、会社に行く途中。今日もいい天気でした。
僕はバスから降りて駅に向かって歩いていました。
「きのう少し飲みすぎたかなー」というあまり晴れやか
ではない気持ちを抱えて。
そんな僕の横を一人の女子高生が、さーっと爽やかに走り抜けて
いきました。その時、彼女の携帯電話が遠心力に耐え切れず
ポケットからこぼれ落ちて、カタカタっと僕の目の前に
転がってきました。
「これがオヤジ・サラリーマンのだったらオレは拾うのかな?」
と0.05秒くらい考えながら、僕は携帯をさっと拾いました。
「すみませーん」とすぐに女の子が近づいてきました。
僕は視線をアスファルトから彼女の差し出した手にうつして、
その手の平に携帯を載せました。そして、そのまま視線を彼女の
顔まであげました。
「ありがとうございまーす」
彼女は照れながらも、ニコっと笑いながら言いました。
(結構、かわいかった)
僕も軽く微笑み返し、そのまま駅へ向かいました。
*
話はこれでお終いなんですが(ガクッ)、その後僕が思ったのは、
「女の子の笑顔は、ささやかだけど確実に世界をよくする力が
あるな」って。
このやり取りで、けっこう僕はハッピーな気持ちになっちゃい
ました。やっぱり、笑顔が一番!
(首脳会議もキャバクラとかでやればいいのに。誰も争う気には
ならないはずでしょ。)
そして、もうひとつ思ったのが、
「オレもとっくにオヤジだな」
オススメ、ゴッセ!
このシャンパン、とてもお薦めです。
ゴッセ ブリュット エクセレンス
川崎ラゾーナのビックカメラで、2,295円(税込み)
でした。(ハーフボトルで)
5%のポイント還元で、実質は2,180円です。
僕はどちらかといえば、モエやポメリーよりも
ヴーヴ・クリコやロンサンが好みなんです。
(違いをうまく説明できませんが。。。)
今までヴーヴ・クリコに似た感じで、もう少しコスト
パフォーマンスに優れたものを探していたのですが、
ようやく見つけました。
大満足です!
*
あと、少し前になりますが、なぜが近所の酒屋に
「GHマム」が売っていて飲んでみました。
僕的には?モエ・ポメリータイプでしたが、グラスに
鼻を近づけたら、ふわっとバニラの風味が香りました。
とても優雅な感じなので、特に女性は好きかも。
ところで、この「GHマム」。何処かで見かけたことは
ありませんか?
F1の表彰式で、シャンパンのかけっこは、これで
やっています。
会いたい、モンドリアン
行ってみたい国は何処かと聞かれたら、僕はオランダと答えます。
コートジボアールと答える人よりは多いかとは思いますが、
メジャーな答えではないかも。
勘のいい人は、「あれのため?」と思うかもしれません。
オランダでは、マリファナの一定量の個人所持が非刑罰化されていて、
コーヒーショップで買えるらしいです。
しかし、それが理由ではないですよ!
もう一度会いたいものがあるのです。
*
話は1998年の初夏に遡ります。場所は渋谷のBunkamura
ザ・ミュージアム。僕は一人でモンドリアン展を見に行きました。
なんか果物っぽい名前ですが、「モンドリアン」はオランダの画家で、
↑の絵が有名だと思います。
この赤と黄色と黒の絵、一見したら誰でもかけそうな気がしませんか?
けれど、これは始めは風景画を描いていたモンドリアンが後期に
辿り着いた境地であって、まず描けないですね。
それまで、抽象画なんてまったく興味がなかった僕が、渋谷まで足を
運んだのはシンプルな絵の中に力強い美の存在を感じたからかも
しれません。
この素晴らしい展覧会で、僕が一番心を奪われたのがこの絵↓です。
多分、この絵がなぜ素晴らしいのか、よく分からないと思います。
この画像では、この絵の美しさの百万分の一も表わしてはいないです。
しかし、実際に実物を見た僕は運命の恋人に出会ったかのように、
強くこの絵に魅かれました。この絵が本当に美しいと思って、
出来ればこの絵の前に立って、何時間でも見つめていたかったです。
そして、いいかげん帰ろうと出口に向かっては戻って来て、また
この絵を見つめていました。そして、いつかまたこの絵に会いたいと
強く思いました。
あれから数年たちましたが、未だにそう思っています。
*
不思議なことに、あの当時、僕は大学何年生で、何をしていたのか全く
思い出せません。一種のエアポケットのような時期だったのかも
しれませんが、この絵の感動はまだ僕の胸の内にあります。
風景画でも人物画でもないこの絵に、なぜ僕はこんなに魅かれたので
しょう?もう一度見たら答えがわかるのかな?
ネットで調べると、この絵はオランダのハーグ市美術館にあるとのこと
です。(画像は美術館のHPからとりました。)
もし、せっかくオランダにまで行ったのなら、もちろんゴッホ美術館も
行きたいし、足を伸ばしてベルギーでビールも飲みたいし、もっと足を
伸ばしてオーストリアのウィーン美術館でエゴン・シーレを見てみたい
です。
けれど、今までの話をひっくり返すようですが、別れた恋人のように、
二度と会わずに思い出だけにしておいたほうがいい気も、少しするんです。



