日本人は生産手法を確立し、安全で安心に消費者の手元に届けるまでの手法作りが
長けていたのではないか。
農業は特にその手法が長けている。
このような記事を見つけた。
夢実らす日系流農法
ブラジル、混植栽培広がる 焼き畑せずに収入安定
日経新聞 2015年9月14日
記事によると、
「ブラジル北部の日本人移住地、トメアスで森林農業(アグロフォレストリー)と呼ばれる農法が広がっている。
収穫期が異なる様々な作物を植えた森のような農地をつくり、病害による共倒れを防ぐ手法だ。
日系人の農家が先んじて手掛け、現地の農家にも徐々に浸透。収入の安定のほか、環境への負荷が高い焼き畑農業の減少に一役買っているという。」
つまり、日系人の方が日本の農業手法を使って成功し、その手法を他の方にも伝えているという内容。
このようなノウハウは日本で沢山埋もれていて、
後継ぎがいないため、どんどんなくなっていっているのではないだろうか。
輸出もそうだが、このような実学を海外の方を招いて引き継いでもらってはどうか。
日本には宝がたくさんある。
自国には必要なくなってきても、他国では役に立つ。
自分たちの魅力を再発見し、それを提供していくことの重要性に
気付かされる記事でした。