共感という言葉がある。
意味は、
共感(きょうかん、英語:empathy)は、他者と喜怒哀楽の感情を共有することを指す。
Wikipediaより
一般には、相手の立場や気持ちを理解することとも言われる。
海外では、日本の常識が通用しないため、相手の立場や、
ある状況における気持ちを想像する時が難しい。
その時に何をするか。
聴くのである。
質問して、どのような気持ちなのか、どのように感じているのかを
実際に聞く以外方法はない。
その話を聞いて、初めて共感する準備ができる。
観光立国を目指す日本。
海外の方がどのような気持ちで日本にくるのか知ることは重要だ。
このような記事がある。
外国人論客が説く観光大国への条件
日経新聞 2015年9月7日
記事では、
「観光大国の条件として「おもてなし」や「治安の良さ」「正確な電車のダイヤ」などをあげる日本人が多い。だがアトキンソン社長はこうした志向はピント外れとばっさり切り捨てる。」
とある。
日本人がいいと思っているモノを海外の人はいいとは思っていないとのこと。
クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン
には、海外の方が驚くのは、1位「洗浄機付き便座」、2位「お花見」、3位「100円ショップ」で日本人の感覚で考えると意外に感じるものが多い。
海外といっても広い。
観光の場合は国別に捉える必要があるかもしれない。
個人レベルであれば、それぞれの人に聞くしか方法がない。
口は一つだが、耳は2つ。
つまり、話すことより聴くことの方が少なくとも二倍は大切だと考えるこの言葉を思い出した記事でした。